FishEyeArt blog -25ページ目

中村岳陵の『豊幡雲』 at 東京国立近代美術館

こんにちわ。FishEyeアートです。 くもり


東京国立近代美術館は「ゴーギャン展」が 7.3 から開始。
9.23までの期間、金・土曜は 20:00まで開館しているそうです。
近日、金曜の夜あたり、行ってみようと思ってます。
http://gauguin2009.jp/


所蔵作品展である「近代日本の美術」も観てこないといけません
( 前期:6.13 - 8.9、後期:8.11 - 9.23 )。
http://www.momat.go.jp/Honkan/permanent20090613/list.html


   東京国立近代美術館さん、ニュースレターの紹介URLを間違っ
   てますよ~。2回続けて。リンクエラーです。ちゃんと事前
   チェックしてから発信してくださいね。
   > 出品作品リストはこちら
   > → http://www.momat.go.jp/Honkan/permanent20090613/list21-1.html



さて、今回の展示会には出品されないようですが、


中村岳陵 『豊幡雲』 1936 (S11) 紙本彩色・六曲一隻 155.5*358.0


2005 (H17)年度に購入されていたのですね!
知りませんでした。


あかね雲の、すばらしい作品です。
http://search.artmuseums.go.jp/records.php?sakuhin=160255



雲は、いろんなことを示唆してくれます。
あかね雲も、夏の、風神・雷神が踊っているかのような強い入道雲
も、ひこうき雲などなども。^^



空の名前/高橋 健司

¥2,625
Amazon.co.jp

女性シリーズ ~ クーニング その2

こんばんわ。FishEyeアートです。 わんわん


クーニング その2、
ハーバード美術館、ポンピドゥー・センター、ホイットニー美術館
ストックホルム近代美術館 所蔵作品をアップしました。


女性シリーズが有名です。FishEyeArt HP のクーニングのページの
頭に掲載しています書籍の表紙には、カラフルな曲線の作品があり
ますが、そういった作品に移った後、また、女性シリーズに戻ってい

るので、やはり、それが有名なのです。


このシリーズ、本人も「何もその気は無かった」とは言っていますが、

まぁ、描き殴りの「化けもの」です。^^;


おそらくは、その、ペンキ職の経験が反映しているのは間違いあり
ません。北野恒富や加山又造の場合、緻密な工芸手法の経験が

絵画に反映しているように、クーニングの場合はペンキ塗りの経歴

が、そのベースにあるというわけです。


なるほど、それ以前の絵画には、例えば、マネによる神への冒涜

であろうと、マティスによる色彩の暴力であろうと、絵画自体として

寧に描かれたものには違いありませんでした。


描き殴った絵というのは無かったのです。


しかし、描き殴りとはいえ、わずかに具象性を残して、すごく計算
されたものなのだろうと思います。



さて、この人、抽象表現主義の先駆者として、常に、ジャクソン・
ポロックと対比して評されます。

となると、ポロックと一緒に言わなければならないわけで、、、

う~ん、それは、すごく難儀。。。^^;;


もろもろ、あれこれ

こんばんわ。FishEyeアートです。 クラッカー


あれこれ、忘れないうちに。


・ポンピドゥー・メス

 屋根が出来てきました。完成は来年初頭になるようです。
 当初、今年の初夏、その後、秋って言ってなかったかな? と思
 うんですが。。


 こちらのライブカメラからどうぞ ↓
  http://www.centrepompidou-metz.fr/site/en/nav/1


 ただし、現地が夜だったら、真っ暗で見えないかもしれません ^^;



・守屋多々志

 昨日の日経新聞の「一世風靡の女」は、松井須磨子でした。

 守屋多々志 『 女優 須磨子 』 1981 (S56) 佐久市立近代美術館


 FishEyeArt HP の、守屋多々志のアクセスが急増しました。
 守屋多々志で、こんなにアクセスが多かったのは初めてです。^^


 彼の作品には人物画が多く、

  『 聴聞(北条政子)』     1980 (S55)   愛知県美術館
  『 歌人(与謝野晶子)』   1988 (S63)   高崎市タワー美術館
  『 願わくば(西行法師)』  1998 (H10)   大垣市 守屋多々志美術館


 などがあります。精神性をたたえた人物画、です。


 ただ、これまで鑑賞した中では、次が最もインパクト強いです。

  『 愛縛清浄 』  1985 (S60)  横浜美術館



アメーバピグ

 「自分そっくりにつくろう!」と勧誘の告知が出てますね。


 確かに、本人、もしくは、その人を知る人は、「あ、似てる!」と

 いうことなんでしょう。

 ところが、面会することの方が少ないネットのコミュニティで、
 ペタ画像に使ってあっても、見分けが付きません。


 めがね? 髪型? う~む、しかも、ニックネームも近いと、もう
 どちらがどちらか区別が付きません。

 ブログの中身まで似ているような感じになることもあったり、昨
 日と今日の記事が、たすき掛けに混乱したりと。。。


 アメーバさんとしては、普及させたいんでしょうけど、混乱の方
 が多くなるような気がしますんですわ。



・ボストン美術館の日本画

 やっぱり、気になって、「誰の作品か教えてください」とメール
 しました。返事くるかな?


 いや、こういう時って、名古屋ボストン美術館に聞けば良いのか
 な? 返事がこなかったら、それ、やってみよう。^^



あと、えっーと、、、 う~んと、何だったっけかなぁ。。(笑)

中村岳陵、アンソール、ワズウォース美術館、モネと、ええと。。。


 また、後日!   Good Night !


フリッカー of メトロポリタン美術館

こんばんわ。FishEyeアートです。 カメラ


アメリカの美術館サイトは汎用人気ツールの活用が積極的です。
すごくです。


YouTube, FaceBook, Twitter, Flickr,,,


こちらは、メトロポリタン美術館の専門フリッカー・ページ。
http://www.flickr.com/groups/metmuseum/



Flickr かぁ。使ってみようかな。
うまく分類表示の利用ができるんだろうか。。


気になる日本画 ~ from ボストン美術館

こんにちわ。FishEyeアートです。 手紙


洗練された昭和  1930年代の日本
  会場: ボストン美術館(アメリカ、ボストン)
  期間: 2009. 2.11 - 11. 8
  http://www.mfa.org/exhibitions/sub.asp?key=15&subkey=7510


 ボストン美術館は、最近、17点の日本画を取得したそうで、今回、
 昭和の「モダンガール」などを描いた作品などを展示するとの事。


 気になるのは、今、ボストン美術館のホームページのトップに表
 示されている滝と川の絵です。↓
 http://www.mfa.org/index.asp


 大観? 百穂?
 誰の作品だと思います?


 探してみたのですが、情報が見あたりません。

 う~ん、気になるなぁー。メールして聞いてみようかな?

グッゲンハイム美術館 50周年

こんばんわ。FishEyeアートです。 ワイン


フランク・ロイド・ライト氏設計による、ニューヨークのソロモン・
R・グッゲンハイム美術館の建物が、今年で50年になります。
 http://www.guggenheim.org/new-york/about-us/50th-anniversary


50周年記念の行事が、あれこれ開催されています。
 http://www.guggenheim.org/new-york/exhibitions


7月15日には、フォーシーズン・レストランにて祝賀会が開催さ

れるそうです。
http://www.guggenheim.org/new-york/support-us/individual-support/50th-anniversary-dinner


フォーシーズン・レストランって、ロスコの 『 シーグラム壁画 』
の、あのレストランですよね。そういえば、それ自体のHPって、

見たことないね、ということで、検索してみました。

http://www.fourseasonsrestaurant.com/index2.htm


うぬー、とっても高価そうなレストランだぁ。^^;


巨匠フランク・ロイド・ライト
¥3,360
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ユーディト・レイステル生誕400年展 ~ from ワシントン・ナショナル・ギャラリー

こんにちわ。FishEyeアートです。 えっ


17世紀の画家なのでパスしようかと思ったのですが、スライド
ショーがあるというので、中身まで降りてみました。


ユディト・レイステル生誕400年展
  会場: ワシントン・ナショナル・ギャラリー
  期間: 2009. 6. 21 - 11. 29
  http://www.nga.gov/exhibitions/leysterinfo.shtm


 ユディト・レイステル Judith Leyster 1609-60

 は、中世のオランダの、非常に珍しい、女流画家。


世界の美術館:FishEyeアート-レイステル


 『 自画像 』 1630年頃 ワシントン・ナショナル・ギャラリー蔵


 レンブラント(1606-69)や、フェルメール(1632-75) と同世代で
 すね。


 スライドショーは、こちらから鑑賞できます。右上の "BEGIN"を
 押して開始してください。
 http://www.nga.gov/exhibitions/2009/leyster/leyster.shtm


 最後の作品を観て、ハッ としました。
 眼をひん剥いた赤ら顔の道化のような表情は、アンソールにも引
 き継がれているではないですか。


 ベルギーやオランダには、そういった文化があるんですね、きっと。


 ウィキペディアの記事 ↓
 http://ja.wikipedia.org/wiki/ユディト・レイステル


Merry Company, 1630
Merry Company, 1630
Leyster, Judith
AllPosters で販売中

日経新聞「一世風靡の女」

こんばんわ。FishEyeアートです。 おとめ座


今、日経新聞の裏面で、勅使河原純氏(確か、世田谷美術館の方)
による、「一世風靡の女」という特集があってます。


今日までのところだと、


1. 小倉遊亀 『 コーちゃんの休日 』 1960 (S35) 東京都現代美術館
   ~ 越路吹雪


2. 梅原龍三郎『 高峰秀子像 』 1950 (S25)  世田谷美術館
   ~ 高峰秀子


3. 小磯良平 『 婦人像 』 1960 (S35)  神戸市立小磯記念美術館
   ~ 八千草薫


4. 北澤映月 『 ある日の安英さん 』 1967 (S42)  京都市美術館
   ~ 山本安英


5. 宮本三郎 『 歌手 』 1964 (S39)  世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館
   ~ 雪村いづみ


6. 伊東深水 『 婦人像 』 1957 (S32)  山種美術館
   ~ 木暮実千代



神戸市立小磯記念美術館の『 婦人像 』~ 八千草薫さんは知りませ
んでした。北澤映月が取り上げられることも珍しいですね。


同じ、勅使河原さんで(親戚では無いそうです)、


ウォーホル 『 勅使河原霞 』 1974 草月美術館(に昔はあった。今は不明)


も取り上げられるのかな?


花のピカソと呼ばれ―華道を超えていった宗匠勅使河原蒼風の物語/勅使河原 純
¥2,100
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コローからモネ ~ from ロンドン・ナショナル・ギャラリー

こんにちわ。FishEyeアートです。 地下鉄


■ コローからモネ
  会場: ロンドン・ナショナル・ギャラリー
  期間: 2009. 7. 8 - 9. 20
  http://www.nationalgallery.org.uk/whats-on/exhibitions/corot-to-monet


  風景画特集のようですが、詳細は記載してありません。


 ここで紹介しておきたいのは、この美術館HPの、フロア・レイ
 アウトに割り振られた所蔵品リストページです。


 ココにアクセスすると、↓
 http://www.nationalgallery.org.uk/visiting/floorplans/level-2/

 こんなページが出てきます。


世界の美術館:FishEyeアート-ロンドン・ナショナル・ギャラリー


 部屋ごとに展示作品が割り振られていて、部屋番号にマウスを当
 てると、その紹介画像が出ます。それをクリックすると展示作品一

 覧のページに飛ぶようになっているのです。


 秀逸な作品を豊富に所蔵する美術館のみが実現できる、贅沢なシ
 ステムですが、これ、便利ですよ。^^


デミアン・ハースト ~ from スコットランド国立近代美術館

こんばんわ。FishEyeアートです。 ヒツジ


スコットランド国立美術館の紹介は初めてですね。


ココのHP、デザインがコートールド美術館のHPのと似ていて、
同じWebデザイナーによるものかな? という感じがするのです
が、パステル調の薄い感じで、落ち着きがあって好きです。


FishEyeArt HPのカラーは、セーフカラーの制約から、それに

従っているのですけど、本当は、こんなトーンにしたいです。


さて、展示会情報。


■ アーティスト・ルーム
  会場: スコットランド国立近代美術館
  期間: 2009. 3. 14 - 11. 8


  ヴィーヤ・セルマンズ Vija Celmins
  エレン・ギャラガー Ellen Gallagher
  デミアン・ハースト Damien Hirst
  アレックス・カッツ Alex Katz
  アンディ・ウォーホル Andy Warhol
  フランチェスカ・ウッドマン Francesca Woodman


 確か、展示会開始時には、紹介作品は、デミアン・ハーストの
 羊の作品だけだったと記憶しているのですが、今は、上記6名
 の各作品がWebに掲載されています。
 http://www.nationalgalleries.org/whatson/calendar/5:367/6321/6588


 デミアン・ハーストの羊の作品(標本?)は、綺麗というか、
 かわいそうというか。。。


 鮫の作品の時は、「驕れる者も久しからず」という、観る者が
 人間という動物であることの優越性を感じつつも、そこには悲
 哀さがありましたが、この羊の場合は、何を感じれば良いので
 しょう?
 
 永遠に封じ込められた可憐さ?


以前、「サメ」 の作品の制作過程がニューヨーク・タイムスに載って

いたのですが、まだ、残っているかな? と思って覗いてみたら、

まだ、ありました。^^ 

http://www.nytimes.com/2006/10/01/arts/design/01voge.html?_r=1



現代アート事典 モダンからコンテンポラリーまで……世界と日本の現代美術用語集/美術手帖編集部
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