パーマリンク化、ペタのこと
パーマリンク化は、その後、この数日で、
岡鹿之助、高橋由一、山口薫、萬鉄五郎、古賀春江のペー
ジを反映させました。
ページの html記述の欠陥に気づき、3ヶ月かけて修正しま~す!
と宣言して作業を進めたものの、パーマリンクも調べることにし
てしまい、はたまた、あれも抜けてた、これも忘れてた、それも
もう一度読んでみよう、、などと、寄り道・脱線ばかりしていたこ
ともあり、結局、当初の予定の 1/3 ほどしか出来ていません。
ということで、あっさり、決めました。
マニュフェスト変更!
無理して焦ることナシに進めることにしたのであります。
あと半年かかるかも、、です。^^;;
さて、3ヶ月ほど、ペタの機能も止めさせていただいておりまし
たが、日々のアクセス数には大差は無かったです。ただ、新し
いブログの発見などが無くなってしまうのは、一番大きなロス
かな、と思いました。
日々ペタは、さすがにしんどいですので、週末ペタで復活してみ
たいと思います。
東京近美の「東都名所」、速水御舟ふたたび、他、あれこれ
大正末に多くの著名な日本画家によって描かれた『 東都名所 』。
寄託作品で、東京近美の今回の所蔵品展に出ています。誰の依
頼によったものか判っていないそうですが、「色紙」の小さいサイズ
の作品の集まりでした。
後期も、めずらしい人の作品が出展されますので楽しみです。
東京近美の常設展には、毎回、シュールリアリズムの北脇昇の作
品が必ず展示されています。静かにフューチャーされているという
感じ。今後、まとめてみます。
「日曜美術館」も「美の巨人たち」でも特集が続き、新しくなった
山種美術館も企画展とあって、ちょっとした、速水御舟ブームです
ね。
『 炎舞 』について再考ですが、先日、東博にて、国宝の 『 地獄
草紙 』(平安~鎌倉時代)を観たことによりますけど、この炎と同
じなんですね。日本古来の炎の描き方といえば同じなのかもしれ
ませんが、ちょっと、ひょっとしたら、これは地獄の火かも? という
感じがしてきました。
また、先日、書きましたように、『 炎舞 』 は、もともと軸装であっ
たことから、結構、怖い作品として描かれたようにも思うんですね。
さらには、御舟は禅宗にも熱心であったとのこと。
とするとですね、飛び交う蝶は地獄に舞う人の魂なのかも?
と、優雅というのでは無く、仏教思想を反映した深~い絵画作品
のようにも思えてきました。
五島美術館のHPがリニューアル
五島美術館のHP、コレクションのページも充実されましたね。
『 源氏物語絵巻 』『 紫式部日記絵巻 』等、国宝ものの古美術の
画像が掲載されて豊富になっています。
またしてもや、近代絵画の紹介が無いのが残念なんですけれども。
http://www.gotoh-museum.or.jp/index.html
- じっくり見たい『源氏物語絵巻』 (アートセレクション)/佐野 みどり
- ¥1,995
- Amazon.co.jp
2010年美術カレンダー
来年のカレンダーを右のアマゾンくるくるウィジェットに設定しました。
日本のは、やはり、少ないですね。美術館に行って、そこの所蔵品
カレンダーでも買わないと無いのでしょう。
ちなみに、毎年、山種美術館カレンダーは、館へ行って買ってます。
去年、デュフィの2009年カレンダーが買えないものかと、あれこれ
調べてみたのですが、結局、アマゾン・フランスから購入しました。
送料の方が高かったですけど。。
あの頃、vagantisさんも生きておられた。1年前。
重いお病気だと知らず、「王将の餃子の食べ過ぎはいけません」
などと大変失礼なことを言ってしまっておったものです。m(_ _)m
そして、その後、1年間に渡って、しばしば、「デュフィ カレンダー」
で検索して、このブログのページに来ている人がたくさんおられた
のは驚きでした。
今年も、フランスからでしか入手できないようです。
もし、そうだとしたら、手順は去年と同じでしょう。
http://ameblo.jp/fisheye-blog/entry-10168851630.html
ただ、アマゾン・フランスのページに行くと、今年も発売はされるよ
うですが、画像が掲載されていませんでした。後から載るのかな?
パーマリンク、その後、小磯良平、長谷川利行、青木繁、児島善三郎
のページを反映させています。
「皇室の名宝―日本美の華」展
第1期は 11/3まで。
http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=6890
混んでました。同じ、宮内庁三の丸尚蔵館所蔵品の展示会なんです
が、東京国立博物館のマーケティングの旨さを感じてしまいます。
いつものように、いくつかピックアップ。
『 唐獅子図屏風 』 狩野永徳・狩野常信 筆 六曲一双 各223.6*453.5
右隻:安土桃山時代(16C)、左隻:江戸時代(17C)
目に入ってきて開口一番、
でかっ!
縦2メートル、横4.5メートルの ×2だから、横9メートルの大き
な作品。こんなに大きな作品だったんですねー!
この絵を背にして、
「それで、異論はあるまいな?」
「ははっ、殿。しょ、承知いたしましたにござりまする。。」
といった、駆け引きがたくさん行われてきたような、そんな情景が
目に浮かびます。
NHKの大河ドラマも映画も、実は歴史よりも、ずっと、おとなしす
ぎるのかもしれませんね。
『 動植綵絵 』 池辺群虫図 伊藤若冲 1761(宝暦11)
若冲の、この作品群の一部を以前鑑賞した際には、絵画というより
は博物図鑑だろうと思ったのですが、ともかく、今回の展示会の目
玉です。
その中で、「池辺群虫図」
とのさまガエルを軸に描いた作品は、小茂田青樹が最初だと思っ
ていたのですが、先が居ましたか。
でも、やはり、小茂田青樹の作品は詩情豊かに完成しているで
しょう。
『 緑雨 』 1926 (T15) 五島美術館
『 四季花鳥 』 1928 (S03) 講談社野間記念館
『 花鳥十二ヶ月図 』 酒井抱一 1823(文政6)
抱一は、良いですなぁ。。
保存と手入れが特段に良いでしょう。どの作品も、汚れが少なく、
年月が経ったように見えません。
『 朝陽霊峰 』 横山大観 1927 (S02)
などは、金具も新品のような金ピカで、「今回の新作」と言われて
も、みんな信じてしまいそうな新しさです。
その他、
横山大観 『 龍蛟躍四溟 』 1936 (S11)
西村五雲 『 秋茄子 』 1932 (S07)
竹内栖鳳 『 虎之図 』 1928 (S03)
などが観られたら良かったのですが、それらは出ていませんでした。
鏑木清方 『 讃春 』 1933 (S08)
が出ていますので、これは、お勧めです。
あと、こちらもお忘れなく。
東山魁夷・高山辰雄 筆
『 悠紀・主基地方風俗歌屏風(平成度)』 1990 (H02)
そして、今回の、一番の期待は、
上村松園 『 雪月花 』 1937 (S12)
今回の展示会告知があるまで、松園の、こういった作品があるとは
知りませんでした。三の丸尚蔵館からの情報も気づかなかったので
す。
作成に20年かかったとのことですが、松園の作品を見てみると、、
『 焔 』 が 1918 (T07)で、『 序の舞 』 が 1936 (S11)ですので、
20年の間、描いては消してということでは無くて、松園自身の機が
熟すのを待ってもらっていた、ということでは無いでしょうか。
満足です。
パーマリンク:坂本繁二郎
今日のTV「美の巨人たち」は、坂本繁二郎。
『 放牧三馬 』 1932 (S07) 石橋美術館蔵
ですか。
個人的には、馬シリーズよりも、能面シリーズの方が、深い精神性
があって、好みです。
坂本繁二郎が居なければ、青木繁は埋もれたままだったかもしれず、
ブリヂストン美術館も実現しなかったかもしれません。
パーマリンク化:安井曽太郎、岡田三郎助、牛島憲之
安井曽太郎と岡田三郎助、牛島憲之のページをパーマリンク化しま
した。
東京国立近代美術館と大原美術館のHPで、安井曽太郎の作品画
像が登録されていません。おかしいなぁ、50年経ているのに。。
おそらくなんですが、3年の間、DBの更新がされていないのかもし
れません。
それと、石橋美術館所蔵品の画像がブリヂストン美術館のHPに掲
載されていたりしました。これも、謎な。。
ちょうど、ブリヂストン美術館で企画展が始まります。
■「安井曾太郎の肖像画」展
会場: ブリヂストン美術館
期間: 2009. 10. 31 - 2010. 1. 17
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/exhibit/index.php?id=77
金欠につき、行けないかも。。(泣)
「原三溪と美術-蒐集家三溪の旧蔵品」展
東急の電車吊革広告で知りました。
■「原三溪と美術-蒐集家三溪の旧蔵品」展
会場: 三溪記念館
期間: 2009.10.31 - 11.30(11/16休館)
http://www.sankeien.or.jp/news/news218.html
かつて、原三溪が所蔵していた名品が集結されて展示されるレアな
展示会。
『 孔雀明王像 』 東京国立博物館 国宝
『 四季山水図 』 伝雪舟等楊 京都国立博物館 重文
『 地獄草紙 』 奈良国立博物館 国宝
『 愛染明王像 』 細見美術館 重文
等々を展示。
東博の国宝室で観る 『 孔雀明王像 』 も良いですが、やはり、三溪
園の地で観てみたい。う~む、これは行かないと!
当時の院展の若き画家たちは、これらの名品に大いに感化されたの
ですね。エキスを「これでもくわっ!」と、どっくどっく と注ぎ込まれた
ような、まるで、そんな感じすらします。
今は東博へ移っている、次のような名作は、すべて、原三溪がパト
ロンとして支援し購入したコレクションでした。
横山大観 『 五柳先生 』 1912 (M45)
前田青邨 『 御輿振 』 1912 (T01)
安田靫彦 『 夢殿 』 1912 (T01)
今村紫紅 『 熱国之巻 』 1914 (T03)
小林古径 『 阿弥陀堂 』 1915 (T04)
下村観山 『 弱法師 』 1915 (T04)
速水御舟 『 京の舞妓 』 1920 (T09)
ということで、その一人、下村観山のページのパーマリンク化しま
した。安田靫彦も終わってます。
速水御舟も、この時期の作品を含めて把握する必要があります。山
種美術館の所蔵品は旧安宅コレクションなので、後期の作品に偏っ
ていますから。
ところで、岸田劉生も三溪園に行って、原三溪に会っていることが
「劉生日記」の大正11年11月23日の日記にあります。大正11年と
いうと、麗子像をたくさん描いていた時期です。ちょっと意外な感、
ありますね。
展示会パンフのスキャン画像はこちら ↓
http://www.sankeien.or.jp/news/218.pdf
- 三渓園 明治数寄者の風雅 (日本の庭園美)/岡本 茂男
- ¥3,675
- Amazon.co.jp
藤田嗣治のページをパーマリンク化
藤田嗣治のページをパーマリンク化に改訂するにあたり、随分と、
作品追加の更新をしていなかったことに気づきました。
パリ市立近代美術館やフランスのエソンヌ県議会にポンピドゥー・
センター。平野政吉美術館にポーラ美術館、そして、ベルナール・
ビュフェ美術館等の所蔵作品等々を追加した結果、従来の倍以上、
111点の掲載になりました。
今後、日本に来ることは無い(予定)という、
エソンヌ県議会蔵の 『 闘争 I 』 1928 (S03)
等ですが、所蔵のココは美術館ではないので、HPも無くてネット
上で情報を入手することは不可だろう、と思っていたのですが、
ダメもとで Google.fr で検索してみたら、「フジタ・エソンヌ」なる
サイトが存在していました!
http://www.foujita.essonne.fr/
これが、テンポラリーなサイトで無いことを祈ります。
また、忘れてはいけない、薩摩治郎八が大正末に金を出して造
られた、「パリ国際大学都市 日本館」の情報も併せて反映させ
ました。
さて、ところが、パーマリンク自体の設定可能なサイトは少なく、
東京国立近代美術館も掲載ナシになっていたのは痛かったです。
一方で、europeana に数点、パリ市立近代美術館やリヨン美術
館所蔵作品の画像掲載があったのはラッキーでしたが。。
パリ国際大学都市 日本館の
『 欧人日本へ到来の図 』 1929 (S04)
『 馬の図 』 1929 (S04)
は、作品の紹介画像というよりは、日本館という建物の内部紹介
写真です。遠くからの撮影なので、あまり、よく解りませんが、情
報が無いよりはマシかと思いまして、リンク設定しておきました。
http://maisondujapon.cool.ne.jp/j_maison_du_japon.htm
以上、結構、盛りだくさんなページになりました。藤田ファンの方々
に、多少なりとも、ご満足いただけたら嬉しいです。^^
『 カフェ 』 1949 (S24) ポンピドゥー・センター蔵
Google Chromeの広告
今、記事投稿したら、記事公開完了のページに Google Chrome
の広告が出ました。先日、紹介しました、アーティストテーマの訴
求でもあります。
でも、この、アメブロの記事投稿が Chrome 対応してないんです
よね。「標準エディタ」が立ち上がらずに「タグ編集エディタ」だけな
のです。
このエディタ、リンクが死んだりするので、使えませんよ。> Amebaさん