FishEyeArt blog -12ページ目

パーマリンク化、ペタのこと

パーマリンク化は、その後、この数日で、
岡鹿之助、高橋由一、山口薫、萬鉄五郎、古賀春江のペー

ジを反映させました。



ページの html記述の欠陥に気づき、3ヶ月かけて修正しま~す!
と宣言して作業を進めたものの、パーマリンクも調べることにし
てしまい、はたまた、あれも抜けてた、これも忘れてた、それも
もう一度読んでみよう、、などと、寄り道・脱線ばかりしていたこ

ともあり、結局、当初の予定の 1/3 ほどしか出来ていません。



ということで、あっさり、決めました。


マニュフェスト変更!


無理して焦ることナシに進めることにしたのであります。
あと半年かかるかも、、です。^^;;



さて、3ヶ月ほど、ペタの機能も止めさせていただいておりまし
たが、日々のアクセス数には大差は無かったです。ただ、新し

いブログの発見などが無くなってしまうのは、一番大きなロス

かな、と思いました。


日々ペタは、さすがにしんどいですので、週末ペタで復活してみ
たいと思います。


東京近美の「東都名所」、速水御舟ふたたび、他、あれこれ


大正末に多くの著名な日本画家によって描かれた『 東都名所 』。
寄託作品で、東京近美の今回の所蔵品展に出ています。誰の依

頼によったものか判っていないそうですが、「色紙」の小さいサイズ

の作品の集まりでした。


後期も、めずらしい人の作品が出展されますので楽しみです。



東京近美の常設展には、毎回、シュールリアリズムの北脇昇の

品が必ず展示されています。静かにフューチャーされているという

感じ。今後、まとめてみます。



「日曜美術館」も「美の巨人たち」でも特集が続き、新しくなった
山種美術館も企画展とあって、ちょっとした、速水御舟ブームです
ね。


炎舞 』について再考ですが、先日、東博にて、国宝の 『 地獄

草紙 』(平安~鎌倉時代)を観たことによりますけど、この炎と同

じなんですね。日本古来の炎の描き方といえば同じなのかもしれ

ませんが、ちょっと、ひょっとしたら、これは地獄の火かも? という

感じがしてきました。


また、先日、書きましたように、『 炎舞 』 は、もともと軸装であっ
たことから、結構、怖い作品として描かれたようにも思うんですね。


さらには、御舟は禅宗にも熱心であったとのこと。



とするとですね、飛び交う蝶は地獄に舞う人の魂なのかも


と、優雅というのでは無く、仏教思想を反映した深~い絵画作品

ようにも思えてきました。


五島美術館のHPがリニューアル

五島美術館のHP、コレクションのページも充実されましたね。


『 源氏物語絵巻 』『 紫式部日記絵巻 』等、国宝ものの古美術の
画像が掲載されて豊富になっています。


またしてもや、近代絵画の紹介が無いのが残念なんですけれども。


http://www.gotoh-museum.or.jp/index.html

じっくり見たい『源氏物語絵巻』 (アートセレクション)/佐野 みどり
¥1,995
Amazon.co.jp

2010年美術カレンダー

来年のカレンダーを右のアマゾンくるくるウィジェットに設定しました。

日本のは、やはり、少ないですね。美術館に行って、そこの所蔵品

カレンダーでも買わないと無いのでしょう。


ちなみに、毎年、山種美術館カレンダーは、館へ行って買ってます。



去年、デュフィの2009年カレンダーが買えないものかと、あれこれ

調べてみたのですが、結局、アマゾン・フランスから購入しました。

送料の方が高かったですけど。。


あの頃、vagantisさんも生きておられた。1年前。

重いお病気だと知らず、「王将の餃子の食べ過ぎはいけません」

などと大変失礼なことを言ってしまっておったものです。m(_ _)m


そして、その後、1年間に渡って、しばしば、「デュフィ カレンダー」

で検索して、このブログのページに来ている人がたくさんおられた

のは驚きでした。



今年も、フランスからでしか入手できないようです。

もし、そうだとしたら、手順は去年と同じでしょう。

http://ameblo.jp/fisheye-blog/entry-10168851630.html


ただ、アマゾン・フランスのページに行くと、今年も発売はされるよ

ですが、画像が掲載されていませんでした。後から載るのかな?

こちらが、Amazon.fr そのページ



パーマリンク、その後、小磯良平、長谷川利行、青木繁、児島善三郎

のページを反映させています。


「皇室の名宝―日本美の華」展


第1期は 11/3まで。
http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=6890


混んでました。同じ、宮内庁三の丸尚蔵館所蔵品の展示会なんです
が、東京国立博物館のマーケティングの旨さを感じてしまいます。


いつものように、いくつかピックアップ。



唐獅子図屏風 』 狩野永徳・狩野常信 筆  六曲一双  各223.6*453.5
   右隻:安土桃山時代(16C)、左隻:江戸時代(17C)


目に入ってきて開口一番、


でかっ!


縦2メートル、横4.5メートルの ×2だから、横9メートルの大き
な作品。こんなに大きな作品だったんですねー!


この絵を背にして、

「それで、異論はあるまいな?」
「ははっ、殿。しょ、承知いたしましたにござりまする。。」


といった、駆け引きがたくさん行われてきたような、そんな情景が
目に浮かびます。


NHKの大河ドラマも映画も、実は歴史よりも、ずっと、おとなしす

ぎるのかもしれませんね。



動植綵絵 』 池辺群虫図  伊藤若冲 1761(宝暦11)


若冲の、この作品群の一部を以前鑑賞した際には、絵画というより
は博物図鑑だろうと思ったのですが、ともかく、今回の展示会の目
玉です。


その中で、「池辺群虫図


とのさまガエルを軸に描いた作品は、小茂田青樹が最初だと思っ

ていたのですが、先が居ましたか。


でも、やはり、小茂田青樹の作品は詩情豊かに完成しているで

しょう。

 『 緑雨 』   1926 (T15)  五島美術館
 『 四季花鳥 』 1928 (S03)  講談社野間記念館



花鳥十二ヶ月図 』 酒井抱一  1823(文政6)


抱一は、良いですなぁ。。



保存と手入れが特段に良いでしょう。どの作品も、汚れが少なく、

年月が経ったように見えません。


朝陽霊峰 』 横山大観  1927 (S02)


などは、金具も新品のような金ピカで、「今回の新作」と言われて
も、みんな信じてしまいそうな新しさです。


その他、

 横山大観 『 龍蛟躍四溟 』 1936 (S11)
 西村五雲 『 秋茄子 』 1932 (S07)
 竹内栖鳳 『 虎之図 』 1928 (S03)


などが観られたら良かったのですが、それらは出ていませんでした。


鏑木清方 『 讃春 』 1933 (S08)

が出ていますので、これは、お勧めです。


あと、こちらもお忘れなく。


東山魁夷・高山辰雄 筆
 『 悠紀・主基地方風俗歌屏風(平成度)』 1990 (H02)



そして、今回の、一番の期待は、


上村松園 『 雪月花 』 1937 (S12)


今回の展示会告知があるまで、松園の、こういった作品があるとは
知りませんでした。三の丸尚蔵館からの情報も気づかなかったので
す。


作成に20年かかったとのことですが、松園の作品を見てみると、、
』 が 1918 (T07)で、『 序の舞 』 が 1936 (S11)ですので、
20年の間、描いては消してということでは無くて、松園自身の機が

熟すのを待ってもらっていた、ということでは無いでしょうか。


満足です。

パーマリンク:坂本繁二郎

今日のTV「美の巨人たち」は、坂本繁二郎。


放牧三馬 』 1932 (S07)  石橋美術館蔵

ですか。


個人的には、馬シリーズよりも、能面シリーズの方が、深い精神性
があって、好みです。



坂本繁二郎が居なければ、青木繁は埋もれたままだったかもしれず、
ブリヂストン美術館も実現しなかったかもしれません。


パーマリンク化:安井曽太郎、岡田三郎助、牛島憲之

安井曽太郎と岡田三郎助、牛島憲之のページをパーマリンク化しま
した。


東京国立近代美術館と大原美術館のHPで、安井曽太郎の作品画

像が登録されていません。おかしいなぁ、50年経ているのに。。


おそらくなんですが、3年の間、DBの更新がされていないのかもし

れません。


それと、石橋美術館所蔵品の画像がブリヂストン美術館のHPに掲
載されていたりしました。これも、謎な。。



ちょうど、ブリヂストン美術館で企画展が始まります。


■「安井曾太郎の肖像画」展
  会場: ブリヂストン美術館
  期間: 2009. 10. 31 - 2010. 1. 17
  http://www.bridgestone-museum.gr.jp/exhibit/index.php?id=77


金欠につき、行けないかも。。(泣)


「原三溪と美術-蒐集家三溪の旧蔵品」展


東急の電車吊革広告で知りました。


■「原三溪と美術-蒐集家三溪の旧蔵品」展
  会場: 三溪記念館
  期間: 2009.10.31 - 11.30(11/16休館)
  http://www.sankeien.or.jp/news/news218.html


かつて、原三溪が所蔵していた名品が集結されて展示されるレアな
展示会。


 『 孔雀明王像 』 東京国立博物館  国宝
 『 四季山水図 』 伝雪舟等楊  京都国立博物館  重文
 『 地獄草紙 』  奈良国立博物館  国宝
 『 愛染明王像 』 細見美術館  重文

等々を展示。


東博の国宝室で観る 『 孔雀明王像 』 も良いですが、やはり、三溪
園の地で観てみたい。う~む、これは行かないと!


当時の院展の若き画家たちは、これらの名品に大いに感化されたの
ですね。エキスを「これでもくわっ!」と、どっくどっく と注ぎ込まれた

ような、まるで、そんな感じすらします。


今は東博へ移っている、次のような名作は、すべて、原三溪がパト
ロンとして支援し購入したコレクションでした。


 横山大観 『 五柳先生 』 1912 (M45)
 前田青邨 『 御輿振 』  1912 (T01)
 安田靫彦 『 夢殿 』   1912 (T01)
 今村紫紅 『 熱国之巻 』 1914 (T03)
 小林古径 『 阿弥陀堂 』 1915 (T04)
 下村観山 『 弱法師 』  1915 (T04)
 速水御舟 『 京の舞妓 』 1920 (T09)


ということで、その一人、下村観山のページのパーマリンク化しま
した。安田靫彦も終わってます。


速水御舟も、この時期の作品を含めて把握する必要があります。山
種美術館の所蔵品は旧安宅コレクションなので、後期の作品に偏っ
ていますから。



ところで、岸田劉生も三溪園に行って、原三溪に会っていることが
「劉生日記」の大正11年11月23日の日記にあります。大正11年と

いうと、麗子像をたくさん描いていた時期です。ちょっと意外な感、
ありますね。



展示会パンフのスキャン画像はこちら ↓
http://www.sankeien.or.jp/news/218.pdf


三渓園 明治数寄者の風雅 (日本の庭園美)/岡本 茂男
¥3,675
Amazon.co.jp

藤田嗣治のページをパーマリンク化


藤田嗣治のページをパーマリンク化に改訂するにあたり、随分と、
作品追加の更新をしていなかったことに気づきました。


パリ市立近代美術館やフランスのエソンヌ県議会にポンピドゥー・
センター。平野政吉美術館にポーラ美術館、そして、ベルナール・
ビュフェ美術館等の所蔵作品等々を追加した結果、従来の倍以上、
111点の掲載になりました。



今後、日本に来ることは無い(予定)という、
エソンヌ県議会蔵の 『 闘争 I 』 1928 (S03)


等ですが、所蔵のココは美術館ではないので、HPも無くてネット
上で情報を入手することは不可だろう、と思っていたのですが、

ダメもとで Google.fr で検索してみたら、「フジタ・エソンヌ」なる
サイトが存在していました!
http://www.foujita.essonne.fr/


これが、テンポラリーなサイトで無いことを祈ります。


また、忘れてはいけない、薩摩治郎八が大正末に金を出して造

られた、「パリ国際大学都市 日本館」の情報も併せて反映させ

ました。



さて、ところが、パーマリンク自体の設定可能なサイトは少なく、
東京国立近代美術館も掲載ナシになっていたのは痛かったです。

一方で、europeana に数点、パリ市立近代美術館やリヨン美術

所蔵作品の画像掲載があったのはラッキーでしたが。。


パリ国際大学都市 日本館の
 『 欧人日本へ到来の図 』 1929 (S04)
 『 馬の図 』 1929 (S04)


は、作品の紹介画像というよりは、日本館という建物の内部紹介

写真です。遠くからの撮影なので、あまり、よく解りませんが、情

報が無いよりはマシかと思いまして、リンク設定しておきました。
http://maisondujapon.cool.ne.jp/j_maison_du_japon.htm



以上、結構、盛りだくさんなページになりました。藤田ファンの方々

に、多少なりとも、ご満足いただけたら嬉しいです。^^



藤田嗣治:カフェ AllPosters.co.jp

 『 カフェ 』 1949 (S24)  ポンピドゥー・センター蔵


Google Chromeの広告

今、記事投稿したら、記事公開完了のページに Google Chrome

の広告が出ました。先日、紹介しました、アーティストテーマの訴
求でもあります。


でも、この、アメブロの記事投稿が Chrome 対応してないんです
よね。「標準エディタ」が立ち上がらずに「タグ編集エディタ」だけ

のです。


このエディタ、リンクが死んだりするので、使えませんよ。> Amebaさん