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so what(だから何なんだ)

人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、いよいよエディンバラ観光です。


ホテルを出てすぐ隣にある聖マリア大聖堂。



デカいです。

ご覧のように晴れていますが、強風で飛ばされそうになります。

帽子もかぶれず、坊主頭に冷たい風が容赦なく吹き付けます。


トラムで一駅、エディンバラ城が山の上を占領しています。


とにもかくにも先ずはフェルメールに会いにスコットランド国立美術館へ。




ついにご対面。↓

聖書の話でイエスが姉妹にお世話になるシーン。

姉は一生懸命接待してくれますが、イエスの話を聞くだけの妹。

イエスは妹のほうを褒めます。

何かイヤなヤツとぼくは感じるのですが。(-_-;)


レンブラント。

光が反射しちゃってますが、コレもイイ。

亡くなる前年の作です。

もう悟りきった表情が心に染みます。


卵を料理する老婆です。

有名な作品だそうですが、何とベラスケス作です。深い意味がありそうな構図ですね。


エル・グレコ。「祝福するキリスト」


↓ボッティチェリ。「眠る幼子キリストを礼拝する聖母」です。


そして意表を突かれた展示がコレ。

何気なくレオナルド・ダ・ヴィンチの絵みたいだねと呟いて作者名を見ると・・・


ナナ何とレオナルド・ダ・ヴィンチの『糸車の聖母』(バクルーの聖母)だったのです。

あるならあると言えよ!

もっと宣伝しろよ!

さり気なく飾るなよ!

・・・っと言いたい。(^^)

幼子が十字架に似た糸車を見つめて、不吉な予感がするマリア様です。

ラファエロの『聖母子(ブリッジウォーターの聖母)』です。


コレもラファエロで『旅の聖母(聖家族、幼児洗礼者聖ヨハネ)』です。


コレまたラファエロで、『ナツメヤシの木のある聖家族』。


何か変なので目に止まりました。↓

ルーカス・クラナッハ(父)の『メランコリア(憂鬱)』です。



つづく。




・・・・・・・っということで、スコットランド国立美術館にフェルメールが1点だけあります。



初期の作品の中で最大のサイズです。

かつ、聖書を題材とした唯一の作品です。

今回の旅行で見たフェルメールはこれで合計18点になり、これが最後です。

よく見ました。_| ̄|○




・・・・・・・っということで、いまエジンバラに居ます。


ぼくにとって初スコットランドです。


今回の旅行のうち初めての場所は、ボストン、ワシントン、そしてスコットランドです。


このあと訪れる予定のカッパドキアも初めてです。


それ以外は全部再訪問です。


行ったことのある68カ国から一カ国も増えません。


でもイイんです。


いつも一人なのに、今回は二人です。


行ったことある場所でも、一人と二人じゃ大違い・・・ってことになるんですかね? ^^;


スコットランドである証拠に、ショウウインドウにこんなん飾ってありました。(^^)/



プラハから直行便がなく、ブリュッセルで乗り換でした。

それぞれ1時間半程度の飛行時間なのに、その都度食事が出てきました。

↓プラハ/ブリュッセル間。


↓ブリュッセル/エジンバラ間。


頼めばスパークリングワインも飲めるのですが、グッと我慢。(T_T)

ホテルはキッチン付きのクラシックな建物。


ここで3泊しますので、一旦ペースが落ちます。

明日はフェルメールのある国立美術館。

その後はエジンバラ城、および市内観光です。

坂が多い街らしく、ずいぶん疲れそうです。







・・・・・・・っということで、朝食を節約しようとずいぶん早くプラハ空港のラウンジに来てしまいました。




小ぶりな空港なので、ビジネスラウンジは昔の良さを残していて、ゆっくりできます。

暖かいポタージュスープが胃に優しい。

もちろんアルコール類も充実していますので、つい手がでそうになります。

カミさんが居なければ絶対飲んでいたな。

ブリュッセル航空という聞き慣れない飛行機でブリュッセル乗り換え、エジンバラに向かいます。

ようやく世界一周旅行を再開した気分。(^^)/





・・・・・・・っということで、今回の旅行初っ端に泊まったホテルが66000円もして、度肝を抜かれましたが、物価高のアメリカではおおよそ4万円~5万円に泊まりました。


2人分ですから、1人当たりはその半分になります。


それでも高い。


ヨーロッパ側に渡るとぐっと安くなり、3万円前後のホテルに泊まっています。


条件は:


1)駅に近いこと。

カミさんのスーツケースがやたらに大きいからです。


2)ツインベッドであること。

肌の触れ合いを嫌悪されています。


3)朝食付きであること。

1日のスタートを快適に切るため、お金を払う価値あります。


これさえ満たせばカミさんはかなり柔軟です。


以前に比べ湯沸かしポットを置いているところが極端に減りましたね。


ポットで下着を洗う輩がいると聞くと、もう使えませんね。


今回は折りたたみ式ポットが活躍しています。


こういうの。

 折りたためるといっても、かなりかさばりますが。


カミさんが風邪を引いたとき、インスタント食品を作るのに助けてもらいました。


ヨーロッパのホテルで、エッ!?と思わされたのがIBISホテル。


ポットどころか、冷蔵庫も、コップさえ置いていない。


ベルリン駅近のかなり良いホテルでも冷蔵庫が無いのには驚かされました。


タオルを要求しないと交換してくれないホテルもありましたね。


あとイラっとさせられるのがシャワーの水圧。


昨日泊まったホテルが、水圧といい、湯温といい完璧で感動しました。


高い宿泊費を取るくせに、ケチくさい。


アメリカのシャワーは固定式が多く、ヨーロッパは外せるのが多い。


チョボチョボしかお湯がでない固定式のシャワーなど最悪。


その点フランクフルトの東横インは湯船に浸かれたし、シャワートイレで、しかも今回最安値のホテルでした。(^^)/


あと気に食わないのがフロントの効率の悪さ。


後ろに客が並んでいようと、長話をして笑ったりしてやがる。


・・・まっ、そんなところですかね。



・・・・・・・っということで、何の問題もなく順調にプラハに戻ってきました。


ホテルは前回と同じ。


プラハ最後の夜はチェコ料理。(^^)/


駅近の評判の高い店。


ご覧の通り、ビールがウリです。



若い客がどんどん集まってきます。


団体がいて、先に盛り上がっています。

先ずはビール。

400mlと小ぶりなジョッキです。


ぼくのはローストビーフ中心のサラダ・・・といっても、ビールとの相性はバッチリでボリュームあります。


カミさんはチェコ名物のグラーシュ。

こちらは牛肉です。


これまた塩っぱい。

ビールのツマミにしても塩分摂りすぎ。

ドイツにしてもチェコにしても、長時間煮込むので塩分濃度が高くなってしまうのでしょう。

ビール控えめに3杯飲んで、何と7000円台の安さ。

塩分濃度をビールで薄めるってことで、1人だったら8杯は飲んでいたでしょう。^^;

ビール飲みにはチェコがお勧めです。(^^)/



・・・・・・・っということで、明日はプラハからエディンバラに向かうのですが、電子チェックインができません。

 

ANAのホームページで普通にできていたのに、そんな予約は見当たりませんとつれない返事。

 

ANAは実際に影響を受けたらしいけど、現在は復旧していますとのこと。

 

ホンマかいな?

 

印刷されたeチケットは持ってきているので、空港で見せれば(あるいはパスポートスキャンすれば)チェックインできると思うけど、こういう些細なことが上手くいかないと本当に腹が立ちます。

 

・・・・・・・っということで、いまプラハにバスで向かっています。



日曜日の早朝なので、高速道路はガラガラです。


7時間乗車ですが、グーグルマップだと4時間ちょっと。


早く着くことを期待しちゃいます。


さてさて、今日で旅行19日目。


旅程の半分以上過ぎました。


相変わらずトラブル続きですが、何となくその都度きり抜けています。


ボストンからNYへのバスがキャンセルになったのが最大のトラブルだったかな?


いやいや、カミさんが風邪をひいたことです。


もう遠い昔の出来事のようです。


YouTubeに熟年夫婦の世界一周旅行が、いくつかアップされていますね。


退職後の、長年の憧れだった夫婦での世界一周旅行。


退職金をつぎ込むのですから、オヤジは気合が入りますよね。


事前調査も念入りに、細部にわたるスケジュールを組みます。


果たしてそんな旅行のどれほどが上手く行っているのでしょうか?


海外旅行の経験が多少あったとして、その殆どが添乗員任せのパック旅行だったんじゃないですか?


ぼくら夫婦は、海外の個人旅行はそれなりに多い方です。


何たってヨーロッパ新婚旅行が無計画でしたから。^^;


ぼくは1人でほっつき歩くスタイルです。


それでも海外旅行となると予想外の出来事の連続です。


慣れていても容赦ないのです。


果たして経験の浅い夫婦が切り抜けられるのか?


精神的ストレスに耐えられるのか?


語学力のために、ついレストランに入るのが億劫になって、部屋でスーパーで買ってきたサンドウィッチで済ますことが多くなっているのではないか?


オニギリでも何でもある日本のコンビニが恋しくないか?


首までゆっくり湯に浸かりたくないか?


こういうストレスはだいたいオヤジのほうに偏るものです。


カミさんにいいところを見せたい。


頼りになる男と証明したい。


ぼくでさえ、カミさんと一緒のときはそうなる傾向があるのです。


綿密な計画ほどそういう状況に陥るのです。


海外旅行ってそういうもんなのです。


上手くいかないのが当たり前。


逆にそういうトラブルを楽しむまでいけば、旅行の達人でしょう。


いつも自分のツキの無さに不平不満を言っているけれど、本当は自分はドMじゃないかと疑うくらいです。


果たして何組の熟年夫婦が、また世界一周旅行に行きたいと、充実感を持って旅行を終えているのか?


はなはだ疑問に思う次第であります。












・・・・・・・っということで、ついに来ましたブラウンシュバイク。


美術館の正式名称は「アントン・ウルリッヒ公爵美術館」です。


はるばる日本からやって来ました。



この絵を見るためだけに。


証拠写真。


うん、イイ。

とてもイイ。

しかし暗すぎ。

この美術館の他の絵もみんな暗い。

フェルメールは赤いドレスを際立たせたかったに違いない。

奥に行くに従って暗くなっていく、その効果を狙ったに違いない。

照明の暗さで、せっかくの明暗の効果が利いていない。

照明はとても大事だと思います。

これはレンブラント。↓

何か泣けてきました。

彼の子供たちは次々に幼くして亡くなり、最愛の妻さえも失うのです。


そんな彼の人生を知っているから、幸せ溢れる家族の肖像は心を打ちます。

タネを明かせばコレはレンブラントの家族ではありません。

他人の家族です。

妻のサスキアはこの世になく、この時点で生き残った子供は2人です。

しかし自分の家族に対する愛情と、失った切なさをこの絵から感じてしまいます。

↓これはレンブラントの初期の作品。


あの荒いタッチのレンブラントとは別人が描いたようです。

他にも精密に襟を描写した絵に出会ったことがあり、変な言い方ですが、レンブラントって本当に絵が上手かったんだ、なんて感心してしまいます。

以下の2点はルーベンスです。


同じくルーベンスって上手い。


彼の工房は量産していますが、弟子たちの筆によるものが多いのものの、彼が筆を入れた部分には並外れた才能を感じさせます。

この美術館には、名の通った画家は少なく、フェルメールだけが脚光を浴びる結果になっています。

ぼくら夫婦は随分苦労してここまで来ましたが、ある日日本に貸し出されちゃって・・・なんてことになるかもね。^^;

昼抜きだったので、遅いランチを美術館内のレストランで。


コレが大ハズレ。

カミさんのキッシュは汗が出るほど塩っぱく、ぼくのほうはコレをどうやって食べればいいの?という謎の料理でした。

ドイツ人、塩分に対する味覚が変。

そして、洗濯ミッション発動。


今日洗濯できなければ明日着るものがないというギリギリでした。

バスで行かなきゃならないコインランドリーまで洗濯物をかかえていきました。

1ヶ月以上の旅行ともなると、何度もランドリーのお世話になります。

パック旅行では味わえない苦労です。

待っている時間を利用して、市内観光。


このライオン像が有名だそうです。


ずっと曇りで陰気な印象でしたが、夕方にちょっと日が差しました。


ホテルに戻って、地元ビール。


明日はプラハにバスで戻ります。



・・・・・・・っということで、今日はブラウンシュバイクという街に向かい1泊します。


列車で2時間半かかります。


そして次にプラハに戻るのに7時間以上かかります。


なぜブラウンシュバイクなのか?


そこの美術館にフェルメール作品が一点あるからです。


そのためだけに時間と費用と労力をかける価値があるのか?


自分でも納得するのが難しいです。


もし、この絵を残したなら、後悔するでしょう。


そしてまた見に来るとなると、飛行機代だけで十数万円かかるでしょう。


行くしかないのです。


その絵がコレ。↓



『女と二人の紳士』です。