心優しき人々の命
震災というものは多くの心優しき人々の命をも奪い取っていった。
津波で流された自宅の中で遺体で見つかったおじいちゃん。
家族のアルバムを取りに自宅に戻り、そのまま逃げ遅れたという。
大切そうに胸に抱きしめていたアルバムには、ベビー服姿の孫をうれしそうに抱き上げるスナップ写真などが貼り付けられていたという。
地元の駐在所史上、最高の駐在さんと呼ばれていた警察官の方。
毎日のように町内をバイクで回り、「困ったことはないですか」とパトロール。
地元の神社の行事では、お清めとして海に入る住民に交じり自らも海に入り地元住民に溶け込んでいた。
地震発生時、海岸近くに人がいるのを発見し、パトカーを出動。
直後、津波にのまれて流され、津波が引いた後にはがれきの中からヘルメットだけが見つかったという。
自分のことより街の人の避難を優先して、最後まで津波の避難勧告のアナウンスしていて逃げ遅れてしまった防災センターの女性。
こういう方々の勇敢な死が絶対に無駄なものにならないよう、何としても復興をとげ、今まで以上に素晴らしい日本に生まれ変わらなければいけない。
みんなで力を合わせてがんばっていこうじゃないか!
がんばろう東北!
がんばろうニッポン!
渋谷も暗かった
仕事が終わり、水曜のBRAVE三郷へ。
ショーン先生の打撃と、宮田先生のフリースパーの日。
駐車場に車が入れられないくらいの大盛況。
自分は、選手のマウスピースの型をとり、9時であがって打ち合わせがある渋谷へ。
HIP HOPの師匠、LEEさんとHAYATOさんとの打ち合わせに。
今後の支援活動の一環で、ラップやヒップホップを踊りながら自分が歌を歌うという流れに。
はたしてラッパー甲斐拓也は誕生するのだろうか(笑)??
渋谷は、節電のためか、いつもと比べて街の明かりが少なく、暗い。
こういうご時世だからしょうがないのだが、明かりが暗い状況というのは気持ちまで暗くなる。
飲食店にはお客さんも少ないからかメニューもディスカウントされていた。
なんと30分単位で300円で何でも飲み放題というシステムだった。
しかし周りに誰もいないテーブルで飲み放題といわれても気が乗らないものだ。
先日、九州でもこの夏は計画停電が起きるかもとの報道が。
佐賀の原発が現在点検のために休止しているが、再起動の時には住民の同意が得られないのではという理由らしい。
そういう報道にともない、もうすでに九州で買い占めが始まったという。
今の状態で、大阪や九州の経済がさらに冷え込んだら日本は一体どうなってしまうのだろう?
なんとして負の連鎖に歯止めをかけ、復興に向けて自分も最大限力を発揮してきたい。
がんばろう東北!
がんばろうニッポン!
ガンバレ小山央選手!
ファイティングエイドの盟友、小山央選手が重度のヘルニアで現在病床にいる。
自分が体調を崩した頃とほぼ時期を同じくして小山選手の身体にも異変が起こり、以来、入院生活を送っているのだ。
人並み外れたアスリート魂の持ち主なので、今、病床で動けないことで非常につらい思いをしていることと思う。
小山選手は大学時代、慶応大学のレスリング部で活躍、同期に早稲田大学にケンドーカシン選手がいたようだ。
現在も高校のレスリングの指導もされておられるバリバリのレスラーだ。
新日本プロレスの道場での練習も、その身体能力の高さは群を抜いていた。
三澤先生が、この会を催してくださらなかったら、自分と小山選手は出会っていなかった。
三澤先生を中心に、小山選手、藤本さん、青柳さん、遠藤ちゃん、自分、と、絆が深まっていった。
東京に出てくると、いつも、小山選手は新橋の山しなさんを訪れていた。
対戦相手が、試合前にタバコを吸っていたから、試合ではボコボコにして、最後ジャーマンで決めたと言っていた。
自分とふたりで、アウトサイダーに出たいねと調べたら、年齢制限が25歳だった。
小山選手が17歳オーバー、自分が18歳オーバー(笑)。
でも二人ともあきらめたわけではなく、会うたびにどうしようかといつも思案。
またみんなで裸祭りもしたいね。
自分が小山選手のいる苫小牧を訪れた時、自分の思い描いていたファイティングエイド構想を話したのがファイティングエイドのそもそもの始まり。
「ファイティングエイド」という名前は、小山選手が名付け親。
それから半年後、ファイティングエイドが実現した。
新宿FACEの“小山シート”は完売。
ファイティングエイドがおこなわれた去年の5月8日まで、不安な夜はいつも電話で励ましあっていた。
お互い、電話で話すと、うそのように元気になれたから不思議だった。
今は大変な状態かもしれないが、絶対に復活してファイティングエイドのリングでみんなに勇姿を見せてほしい。
それを待ち望んでいる人がたくさんいるのだから。
こういう状況でたとえ一度は倒されても。
また強い精神力で立ち上がってきたじゃないか。
そしてまたあの黒いマットに上がろう。
ファイティングエイド1では、自分と小山選手は切り込み隊長的な1.2番コンビ。
あるいは、1番福本、2番蓑田のスーパーカーコンビといったところか。
しかし勢いよく切り込むはずのその1.2番コンビは、2人とも討ち落とされてしまったのだが。。。(笑)
だからこそ。その忘れ物を取りに行こう。
ファイティングエイド2に。
何とか持ち前のド根性で、復活を果たして。
あの時流した涙は絶対に無駄にはならない。
現在、選手生命うんぬんが頭をよぎっているとのこと。
まだまだ救わなくてはいけない人たち、勝ち取らなければいけない勝利、倒さなければいけない相手、など、残しているものはたくさんあるじゃないか。
これからが始まりだよ。
ガンバレ小山央選手。
選手生命は絶対に終わりではない。
だから今日のブログの敬称にすべてあえて“選手”をつけさせていただいた。
一日も早く元気になって、また一緒に闘おう!
コスプレファイター?
前回、マウスピースの件で、BRAVE北千住に白衣で訪れた時に、宮田先生に「コスプレみたい!」と写真を撮っていただき宮田先生のブログに掲載していただいたことがあった。
歯型をとるために、職場からそのまま車で北千住に直行したのだ。
帰りに、その格好で車をとめた所まで戻る途中、人から道を尋ねられた。
普段、私服で歩いている時は、まず道を聞かれることなんかない。
なんか、いい気分だった(笑)。
六本木とかを歩いてても、呼び込みの人が、自分の前の前を歩いている人に声をかけ、自分の前の人に声をかけ、自分を飛ばして自分の後ろの人に声をかけるのが定番なくらい。
ましてや、外見から、歯医者と言っても相手はなかなかしっくりこないようだ。
以前、スピード違反で捕まりキップを切られた時に職業を聞かれ、「歯科医です」と答えたら、おまわりさんは「司会」と書き、平然とした顔で「結婚式とかなんかの?」と聞き返されたこともあった(笑)。
その時の写真。
こうして写真を見返すと、確かに“本日はコスプレデー”ばり。。。(笑)。
さしずめ、甲斐☆自演乙☆拓也、か(笑)。
でもそろそろ、「闘う歯科医」ではなく、「歯科治療もこなせる格闘家」と呼ばれるようがんばろう。
得意技を作りたい
仕事が終わり、BRAVEへ。
震災後、やっとガソリンを入れることができたので、バイクで出撃。
橋を渡り埼玉県に入ると計画停電中で辺りは真っ暗。
信号も消えていて交差点はかなりの無法地帯。
大型トラックが譲り合いせずにクラクションを大きく鳴らしながら交差点にガンガン突っ込んでくる状況というのは結構脅威だ。
ここは日本なのか?と思ってしまった。
(そんな自分も、何気にひとり暴走族状態だったが。。。。笑)
今日は、
差し合い
タックルの打ち込み
スパーリング
自由練習
自由練習では、宮田先生がスパーリングで多用されていたバックからの胴締め式のフェイスロックを教えていただいた。
スパーリングの宮田先生の動きは強烈に速い。
目に見えないくらいのスピードで動き、最後にその技に持ち込み一瞬にして次々と相手からギブアップを取っておられた。
これは凄い!と思い、早速ご指導いただいた。
胴締めだけでもガッチリと極まるとそれだけでも十分タップしたくなる。
それに加えてフェイスロック。
通常の、顔面を絞るタイプではなく、上にねじりあげるような極め方で、自分も受けさせていただいたが強烈に効く。
昔、UWFでチキンウィングフェイスロックがよく決まり手になっていたが、それを彷彿させるような熱い技だった。
胴締め自体は、自分の場合は、胴回りも脚も太いので、なかな自分でもかけにくいし、相手からもかけられくいとのこと。
それは、喜んでいいのだろうか悲しんでいいのだろうか。。。(笑)
宮田先生から、人それぞれの体型によって技のタイプというものがあり、自分の場合は前腕と上腕で相手の首をフロントから絞める「ギロチン」が適しているのではないかとアドバイスいただいた。
よし!これからはギロチンを究めよう。
家に帰って、YOU TUBEでギロチンチョークの類を調べると、何種類ものギロチンのタイプやいろんな状態からの入り方がたくさんアップされていた。
選手としてのパーソナルブランディングにおいても、何かひとつ、「コレ」という武器を持ちたかった。
元ジャイアンツの川合さんがバントを究めたように、自分はギロチンを突き詰めていこう。
自分がこの体勢に入ったら、ああもう終わりだとお客さんが席を立つくらい(笑)に、きわめたい。
復興に向けて
やっと待望のガソリンが入れられた。
災害発生以来初めての給油。
自分の地域は停電しなくて助かるのだが、ガソリンを買うのが困難だった。
もう底をついてきており大変困っていたが、今日で車もバイクも満タン。
ガソリンが満タンなことがこんなにうれしいのは生涯初。
これであらゆる出撃が可能だ!
あとは、食。
卵、牛乳、野菜などの食品が流通して、水が安心になってくれれば。
満タンにした車で早速大きいスーパーまで買い物に行った。
牛乳はやはり無いので他の店をあたることに。
卵は普通の卵は全然無く6個で600円もする名古屋コーチンの卵を購入。
肉はある一部の産地のものはテレビの影響かたくさん売れ残っていた。
ひき肉の合挽きを見ると、かつては「牛50%豚50%」とか記載があったのに、「豪州 米国 ブラジル 国産の肉を使用」、との記載が。それ合挽きの意味ちゃうやろと突っ込みたくなる。
水は自宅は井戸水だが気にせず毎日ガブガブ飲んでいる。
野菜は、今話題に上がっているホウレンソウを近所の農家の方から大量にいただき、毎日毎日食べている。
出荷制限してるのに健康に影響ないという報道も不可解ではあるが。
大槻教授が盛んに大丈夫大丈夫と声を大にして言っているのを信じよう。
しかし、電力の供給不足は非常に気がかりだ。
このままでは日本の経済を崩壊させてしまうのではと。
街は、夜の計画停電が始まると一斉に灯りが落ちる。
都心部でも、節電のため深夜の営業は自粛。
繁華街から客足は遠のき、空車のタクシーばかりが目立っているようだ。
九州でも、九州電力が定期検査で運転を停止している玄海原子力発電所の運転再開を延期すると発表した。
東京電力の福島第一原発の事故を踏まえ、運転再開には地元の理解を得にくいと判断したそうだ。
夏まで続けば、電力需要がまかないきれなくなり長引けば計画停電の可能性も否定できないとのこと。
東北と関東が苦しい時に、こういう状況が日本全国で起こり、各地で自粛傾向がさらに高まったら、日本の経済は潰れてしまうではないだろうか。
日本の経済がさらに低迷したら、被災地の復興にも支障が出てきてしまう。
各々が自粛傾向に入り殻にこもるのではなく、ドンドンまわすことで経済は活性化するものと自分は考えている。
どこかがダメなら、そこが大丈夫になるまで他のどこかが頑張る。
昔、ケンカ入門で、「手をやられても足がある、足をやられても頭突きがある、だから途中であきらめてはいけない。」というくだりがあったのを今でも覚えているが、この考えは今の日本に通ずるのではないだろうか。
あしたのジョーのテーマでも、「足をくじけば膝で這い~、膝をくじけば肘で這い~」というフレーズがあった。
今こそその精神でみんなで頑張る時だ!
がんばろう東北!
がんばろうニッポン!
陸前高田市の津波で一本だけ生き延びた松の木。
これが復興の象徴になるといいな。
ワクチン寄付活動の講演会
先月、JCVのオフィスでおこなったワクチン寄付に関する講演会。
その時の様子を、HPでご紹介いただいた。
https://www.jcv-jp.org/volunteer/volunteerday/201103/11_133045.html
当日は、その催しのメインイベンターだった。
自分に与えられた講演時間1時間20分という重責に屈することなくエンジン全開。
こういうことなら一晩中でも語りますよバリに、引き出しの多さを見せノリノリだった自分(笑)。
自己紹介においても、講演者のバックボーンというものは講演に関する興味をより引き立てるであろうと思い、20分くらいかけて今の甲斐拓也誕生までの秘話を。
これだけでも十分一席設けられるくらいだ。
そして話は本題に。
(ワクチン寄付活動を始めたきっかけ)
「小医 病を治す 中医 心を治す 大医 世界を治す」
を座右の銘に掲げて毎日の診療に励んでいた自分。
大医世界を治すと言ってはみたものの、何をしたら世界を治せるのかという答えが見つからず。
しかし、ある時、ソフトバンクの和田投手が1球投げることに世界の病気の子供たちにワクチンを何本という寄付活動をしていることを知り、これだ!とその答えに気づき、インプラントを1本行うごとにワクチンを100本寄付する活動を始めたという話。
それには、歯科医師として何か特殊なワザを持ちたいと思い、インプラントを学びにアメリカのハーバード大学へ渡った話にさかのぼる。
性格上、常に最高を追求、言い換えると自分の実力はそっちのけで何でもボリュームを最高にしないと気がすまない。
だからインプラントなら最高学府ハーバード大学のウェーバー教授の元へ。
そして、同じ理論から、
プロレス式トレーニングなら新日本の三澤先生の元へ。
ヒップホップを学ぶのには何もツテがなかったので最初いきなり巨匠TRFのサムさんの元を訪れてみた(笑)。
戦うならサイパンのチャンピオンのケルビンザビッグヒットの元へ、果たし状持参で。
総合格闘技教えていただくのは宮田先生の元。
などの例をあげ、それぞれマニアックに解説。
単に、こう思ったからこう始めました、では終わらない話にみなさんを引き込む。
一瞬、居酒屋でみんなで飲みながら自分の話をみんなにしているのではないかと自分も錯覚してしまうような楽しい一体感が室内に充満していた。
(寄付活動について)
「どんな形であれ、寄付やボランティアの活動はできる」という話。
「人から人へ感染するのは悪いウィルスだけではない、人の気持ちというものも人から人に波及するのだ」という話。
「この活動をしていてぶつかる壁」の話。
「ボランティアという言葉」についての話。
以上を、ファイティングエイド構想時から実現までの実体験を交えて語った。
そして最後に自分の心の熱い思いを。
講演後のアンケートでは、ほとんど全員が「熱い!」「大変良かった!」と書いてくれていた。
(話し方に抑揚が無いという意見もあったけどそれは茨城弁なので勘弁して(笑)。)
今回の講演は自分自身も勉強になる本当にいい経験をさせていただいた。
自分の思いが参加者を通じてまたいろいろな方向へ波及してくれれば幸いだ。
ブラックベルト
ブラックベルト。
あのブルースリーも表紙を飾ってハリウッドデビューしたアメリカのその雑誌に、八巻師範が表紙を飾り、全米から大変な反響を受けている。
百人組手を完逐し、世界タイトルをとった後、「ロスで道場を開き、ブラックベルトという全米ナンバーワンの格闘技雑誌の表紙を飾り、第二のブルースリーになる」と語られた夢。
16年がかりで、ロス道場の開設、ブラックベルト表紙、まで実現させた。
自分は、
「夢はみるものじゃない、それは実現させるもの。」
「奇跡は起きるものじゃない、それは自分で起こすもの。」
という生き方を座右の銘にかかげ、たとえ非現実的なことであっても、突拍子のないことであっても、無謀なことでも、真剣に取り組んできた。
八巻師範の3つ目の夢の実現も、自分にとっても相当な励みになるであろう。
がんばってほしい。
先日、自分が体調不良のときに、針生社長と八巻師範からお電話をいただきパワーを注入していただいた。
現在は、東北が、ニッポンが、パワーを必要としている状態。
どんな事態になっても、絶対にあきらめてはいけない。
ニッポンは、他のどの国も持ちえない奇跡“カミカゼ”というものが吹く。
最後の最後でカミカゼが吹いて、数々の逆境をカウント2.99で跳ね返してきた。
奇跡を起こすのも起こさないのもそれは自分たち次第。
みんなで力を合わせよう!
がんばろう東北!
がんばろうニッポン!





















