「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】 -112ページ目

「スタッフに届いたサンキューレター!」

   「古人の跡をもとめず、古人のもとめたる所をもとめよ」
               空海

水曜定休日の今日、3回目のブログ更新!

先週、娘の卒業式で休みをもらっていた。

会社から携帯に電話があった。スタッフなぐ からだった。
GWにオレや隊員たちが使うニュージーランド航空のフライトが行き帰りとも欠航になったと言う。

こういう状況で日本人から多くのキャンセルがあったらしい。

こういうとき、どんな旅を提供しているのか・・・
地球探検隊が売っているものは何なのかが試されるときだ。

急遽、なぐがキャセイ航空に代替してくれたが、ほぼ一日作業になったようだ。ありがとう、なぐ。
結果的に探検隊で行くGWの旅定員9名満席のまま。一人もキャンセルがでなかった・・・。


どんな商売も同じだと思う。いかにお客様目線になれるか、
隊員(お客様)が求めているものを理解しているかが問われるのだ。

答えは顧客がもっている・・・理解するには対話しかない。
だから、この仕事を始めた28年前、
海外へ旅立ったお客さんから絵葉書をもらうのを目標にした・・・。

いつしかオフィスは、お客様の「ありがとう!」葉書き、サンキューレターでいっぱいになっていた。
モチベーションが下がらなかったのは、そんな隊員からの声のおかげなのだ。

探検隊スタッフ、tommyのブログに、しっかりその思いが引き継がれていることを知って
嬉しくなった。ブログを転載する。
「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】
 「届いた二通のメール」

 たまたま、この二通のメールが
 続いて届いた。

 *

 富永さんへ

 お久しぶりです。3月10日からのWesterner 14日間の旅
 参加したイケダです。

 昨日日本に帰ってきました!!

 英語もしゃべれず,不安いっぱいでしたが,みんなすごく優しくて優しくて、
 本当に充実した楽しい日々が過ごせました。
 旅って本当にいいですね^^

 国籍の違う人々とこんなに深いつながりをもてたのは初めてです。
 この経験は本当に忘れることができません。

 行こうか迷っていた時,背中を押していただきありがとうございました。
 富永さん含め地球探検隊のスタッフの方々,
 このような貴重な経験をありがとうございました。

 *

 冨永様

 こんにちは。
 お世話になっております。

 アフリカでのツアーを終え、無事帰国しました。
 本当に本当に楽しくて、日本では出来ない体験をし、
 かけがえのない仲間を作ることが出来ました。
 アフリカ、行って良かったです。またすぐアフリカ行きます!!笑

 手続き等、いろいろとお世話になりました。
 ありがとうございました。

 *


 この仕事をしていて
 よかったなーと、思う瞬間。
 特に今は、強く強く思います。

 ありがとうを言いたいのは、こちらの方です。

 こんなときだからこそ
 本当に嬉しいメールでした。
 本当に、ありがとう と、お帰りなさい。


 旅に行きたい人は行けばいい。
 「こんな時だから」と思う必要はないんだ、と
 改めてそう思いました。

 旅を通して元気になるなら
 やっぱり、私たちはそのお手伝いをしたいのです。

 一緒に元気になりたいのです。
 トミィ

隊員の喜びはオレの喜び。これからも隊員と一緒に元気になりたい・・・
だから、今日も信頼を勝ち取るために発信する。

仕事にゴールなんてない・・・
ただ揺るがぬ信念をもって、やり続けるだけだ。

オレは旅で日本を元気にする!信頼できるスタッフと一緒に!

探検隊スタッフのブログ

「トミィの花道」
http://hanamichi.seesaa.net/

「ルート79」
http://naoki7979.exblog.jp/

「ふわふわの日々。」
http://iku21620.blog66.fc2.com/

「PhoTraveLife」
http://naokoma76.jugem.jp/

「tancoが行く」


   「世の中」なんて漠然としたモノに
   必要とされるより
   「特定の誰か」に必要とされる事の方が
   ヒトとして幸せなのでは?

   「ハチミツとクローバー 2」 羽海野チカ

夏の「内モンゴル騎馬遠征隊」 募集開始!

   高貴とは、洗練された野蛮性である
  
 
『生くる』 執行草舟(著)講談社


昨日配信したメルマガ に書いたとおり、
今月の3つの国内ツアーの不催行を決定した。
行きたくても集合場所にいけない・・・だから取消料も免除して全額返金

今月末、明日31日の払い戻しは・・・締めて100万円。
国内ツアーといえども、すべて満席になっていたから何十人にもなるのだ。

これから新規事業に乗り出すタイミングで、資金調達に奔走するオレにとって、これは痛い!
でも、四の五の言ってないで、気持ちを切り替えて前に進むしかない。

オレには守らなければならないものがある。
家族、スタッフ、隊員・・・
すべては愛するもののために。

 □■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 大人の修学旅行(海外): 内モンゴル、カナダ自転車、
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
現在発表されている、6月の内モンゴル(新コース)、7月末のカナダバイク(自転車)ツアー。
どちらも、探検隊では初めてのツアーで、内モンゴルは15名、カナダは11名限定です。
ぜひお早めにご検討ください。

「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】
また、7、8月の内モンゴルも本日発表となりました。
夏の他ツアーも企画中ですので、もうしばらくお待ちください。

航空券代金もふくめた旅の費用のお見積もりします。興味のある方は、
お気軽にメール(mailto:mail@expl.co.jp)、またはお電話(03-3353-4455)
お問い合わせ下さい。

【「大人の修学旅行」開催スケジュール】   

「予定」となっている旅に興味のある方は、件名に「先行情報希望!」と書いて
日程・方面 内容を明記の上、メール(mailto:mail@expl.co.jp )ください。

重要 「大人の修学旅行」の定義25カ条

□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
内モンゴル騎馬遠征隊 ~ アルシャーント牧場 ~ (新コース)
2011年6月5日(日)~6月12日(日) 8日間
*日本発着最短日程:同じ

□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
夏のカナディアンロッキー 自転車で旅する300km (新コース)
2011年7月30日(土)~8月6日(土) 8日間
*日本発着最短日程:7月30日(土)~8月7日(日) 9日間
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内モンゴル騎馬遠征隊 ~ ホンゴルアイル 
A)2011年7月24日(日)~7月30日(土) 7日間
B)2011年8月7日(日)~8月13日(土) 7日間
*日本発着最短日程:同じ
「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】
6月と7月の「内モンゴル騎馬遠征隊」は、オレが同行する!
一緒に行こうよ!大草原と爽快な風が待っている・・・。
心が解放されて上機嫌になること間違いなし。オレが毎年楽しみにしている旅なのだ。



   人間である以上、
   好機の希望を見出さなければ気力など出るわけがない

   『生くる』 執行草舟(著)講談社

「隊員からもらった嬉しいコメント・・・」

   <理念>
   車輪は回っても軸は動かない。
        よしだまさき

誰かのブログを見に入っても、
なかなかコメントまで読むことは少ない・・・

だから、敢えて今日もらったコメントを本文に転載する。


昨日のブログ  私たち「地球探検隊にできること」についたコメント!

やっぱり参加隊員(お客さん)にもらったコメントは特に嬉しい。
もともと隊員のために書き始めたブログだから・・・。

コメント
1 ■今日もありがとうございます。

先日は、お忙しいなかにも関わらず、
相手をしていただき、ありがとうございました。
2年ぶりにお会いでき、
とっても嬉しかったです。

一人ひとりを大切にされていること、
先を見据えて舵をきり、
チャレンジしようとされている姿、
本当に見習うことがたくさんあります。

リーダーの理想的な姿の一つを
身をもって、教えていただいているようです。

自分にとって、
東京で探検隊にふらっと寄れること、
そして、そんな場所があることが
本当に有り難いです。

そんなみんなの心の拠り所、
そして、巣立ちの場を
創ってきていただいたことに感謝しています。☆

これからもよろしくお願いします!
match 2011-03-30 02:33:50
>>このコメントに返信


2 ■Re:今日もありがとうございます。

>match
2年ぶりの来社ありがとう!
長期にいたオランダから帰国後、愛知県からの来店、本当に嬉しかったよ。

すぐに月日が縮まる探検隊でありたいと思っています。

感謝は態度、行動で表さないと相手に伝わらない。


伝わらなければ考えていないのと同じで意味がない。だから、伝える努力を怠らない。

この仕事は非効率こそが成果を生むと思ってる。
効率の良さを追求すると、大手量販店みたいになっちゃうから。
地球探検隊らしさをいつも考えて行動してるんです。

でも、一生懸命時間をかければかけるほど、生産性は上がらなくなるから、
そのバランスが難しいんだけどね(笑)。

少なくとも、ここに一人、
しっかりと伝わったリピーター隊員がいたことがわかって嬉しいよ。

match、いつもありがとう!
そして、これからも末永くよろしく!

中村隊長 2011-03-30 08:42:04


   未来よりも大切な過去はひとつもない
   後ろを見ながら進んでいたら転んでしまう

   しっかり前を向いて
   今を見ながら進もう!

           小田真嘉

私たち「地球探検隊」にできること

   「できる人が、できることを、できる限り」
           勝間和代


メルマガ197号 を発行した!


□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 隊長からのメッセージ: 私たち「地球探検隊」にできること
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   ほとんどの人は、人を責めることよりも、
   じぶんと、社会とがよりうまく行くように、
   黙々とできることをできるようにしていると思います。
   その姿勢こそが、すでにはじまっている復興だと、
   ぼくは思っています。
             糸井重里


こんにちは、「地球探検隊」隊長の中村です。


はじめに、
読者の中でも、親族、友人、知人が今回の災害に遭われた方も多くいたと
思います。3月11日(金)に発生した東北地方太平洋沖地震により
亡くなられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。


また、被災された方々が、一日も早く、
心安らかな暮らしを取り戻されることを願っています。


3.11以降、私たちの世界は一変し、
誰もが無関心、無関係ではいられなくなりました。


地球探検隊でも、今月、3つの国内ツアーを不催行にしました。
すべて満席のツアーでしたから苦渋の選択でした。
行きたくても現地に集合できない交通事情が続いたからです。


 「催行しますよね?こんなときだからこそ、自然の中で心癒したいです。
 週末ずっと部屋に篭ったり、出社して電話の嵐で神経磨り減り中・・・
 きっと、そんな人も多いはず。だからこそ、どうしても行きたい!」


そんな大切な隊員(お客様)の声さえにも応えられない日々に
私の中で無力感がうまれました。


でも、自問自答して私たち地球探検隊にできることは何か、考え続けました・・・。


萎縮して自粛するよりも行動こそが探検隊らしさです。
まずは身近な人から元気にして、明るい未来を創り出していきたいのです。


4/1(金)より通常営業に戻し、こんな状況だからこそ、
地球探検隊が提供する非日常な「旅」で笑顔にしたいと思っています。
地球探検隊を設立して15年、目の前のひとり一人を笑顔にしてきたから、今があるのです。


最近、嬉しいことに全国から来客があります。
節電中のため、暗くて寒いオフィスでも、ひとり一人とゆっくりと向き合って、
心が温かくなるような瞬間を生みだしていけるように努めています。


そんな姿勢で目の前のことに真摯に取り組むことが
地球探検隊の考える社会貢献であり、
自分ができることを普段どおりの態度で動くことこそ大切なのだと思っています。


毎朝、自分自身に「持ち場へ戻れ!」と自らを奮い立たせています。


おかげさまで、GWのツアーはいずれも満席、夏のツアーも引き続き募集中です。

「こんな状況だから」とあきらめずに、
自分の気持ちに正直に、自分らしく、自分の人生を生きて欲しいと思います。


【大人の修学旅行】の新たなコース があなたのチャレンジを待っています。


詳しくは次回のメルマガで発表しますが、
5月下旬には15周年のうち、13年もいたオフィスの移転をします。
15周年+今年50歳になる私の新たな挑戦の始まりです!


このオフィス にいるのも、あと2ヵ月しかありません。
是非来店して元気な顔を見せてくださいね。


閉塞感のある日本で、今後も地球探検隊での出会いをきっかけに、
心を開くお手伝いができれば幸せです。


今後とも宜しくお願いします。


                   「地球探検隊」 隊長 中村 伸一



   私たちはだれかが、この仮の場所から抜け出していくところを
   見てみたかったのかもしれない。


   自分にしかできないことをして才能を認められたり、
   うんと好きな人に言い寄られて大恋愛ののち結婚したり、
   宝くじをあてて好きなことしかしない生活をはじめたり、


   …そうした先に本来の自分がいるべき場所が
   あるのかないのかわからなかったけれど、
   でも、とにかく自分の足で、
   今いるところからだれかが歩きだしていくのを、
   見てみたかったのではないか。


   海まであとどのくらい?[女ともだち] 角田光代

「“アフリカ多国籍ツアー24日間”から帰ってきました!」

   ゴールにしてもダンスにしても、
   見に来てくれた人たちが喜んでくれることが一番うれしい。
   いいものを見たなと気分良く帰ってくれて、
   その話題を肴に一杯飲みにいってくれるような
   
『やめないよ』 三浦知良(著)新潮社


mixi地球探検隊コミュ!
多国籍ツアーから「ただいまー」 トピに、久しぶりの書き込みが嬉しかった。
「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】
2011年03月17日 07:11


まるり

自己紹介もしていませんが、
先月末にイントレピッドのアフリカ多国籍ツアー24日間から帰ってきました。


皆様はじめまして

地震、大丈夫でしたでしょうか?
被災者の方々の笑顔が一刻も早く戻るように願います。
昨晩も多国籍ツアー で知り合ったイギリス人の友人とチャットをしていて、
「世界中の人が日本を応援している。
そしてツアーメンバーみんながあなたを心配している。だって家族だから。」
と言われてうるっとしました。


目を背けたくなるニュースと不安から、落ちこみ、鬱ぎがちでしたが、
世界中からたくさんの友人がコメントをしてくれて、心配をしてくれて、勇気づけてくれて、
多国籍ツアーは本当に素晴らしいと再確認しました。


私は今までに多国籍ツアーに10回近く参加し(短いもの長いもの有り)、
アジアオセアニアヨーロッパ、そしてアフリカと31ヵ国旅をしてきました。
(ほとんどが大学生活中です)


でも英語は全然流暢ではないし、いつも不安だけど、物凄く楽しい
この楽しさを伝えたい
と就活で旅行会社に多国籍ツアーを推して撃沈し、来月から普通のOLになります(笑)
隊長、コアラです(笑)


多国籍ツアーはインプットするもの(得るもの)がいつも多すぎて
アウトプットする(伝える)のが難しいのですが、少しでも多くの人と色々語りたいと思います。

長くなってしまいましたが、

今後もちょくちょくオフィスに遊びに行きたいと思うので、宜しくお願いします。

まるり(コアラ)
「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】


コアラ、ありがとう!


「多国籍ツアー参加者を囲む会」 で体験談を話してほしい。
2、3希望日を連絡ください。


また本の原稿 も待ってます!


サポスタとして「旅祭」 も手伝ってもらえると嬉しいな。


明日から2日間、福岡・博多です!


   人生から何をわれわれはまだ期待できるかが問題なのではなくて、
   むしろ人生が何をわれわれから期待しているかが問題


   『夜と霧』 ヴィクトール・E・フランクル(著)みすず書房

「外国人から感動の声続々・・・村上龍の寄稿文」

外国人から感動の声続々、村上龍のニューヨーク・タイムズへの寄稿文を転載する!

危機的状況の中の希望  村上龍


先週の金曜、港町・横浜にある我が家を出て、午後3時前、いつも行く新宿のホテルにチェックインした。普段から私はここに週3~4日滞在し執筆活動やその他の仕事をしている。


部屋に入ってすぐに地震が起きた。瓦礫の下敷きになると判断し、とっさに水とクッキー、ブランデーのボトルをつかんで頑丈な机の下にもぐりこんだ。今にして思えば、高層30階建てのビルの下敷きになったらブランデーを楽しむどころではないのだが。だが、この行動によってパニックに陥らずにすんだ。


すぐに館内放送で地震警報が流れた。「このホテルは最強度の耐震構造で建設されており、建物が損傷することはありません。ホテルを出ないでください」という放送が、何度かにわたって流された。最初は私も多少懐疑的だった。ホテル側がゲストを安心させようとしているだけではないのかと。


だが、このとき私は直感的に、この地震に対する根本的なスタンスを決めた。少なくとも今この時点では、私よりも状況に通じている人々や機関からの情報を信頼すべきだ。だからこの建物も崩壊しないと信じる、と。そして、建物は崩壊しなかった。


日本人は元来“集団”のルールを信頼し、逆境においては、速やかに協力体制を組織することに優れているといわれてきた。それがいま証明されている。勇猛果敢な復興および救助活動は休みなく続けられ、略奪も起きていない。


しかし集団の目の届かないところでは、我々は自己中心になる。まるで体制に反逆するかのように。そしてそれは実際に起こっている。米やパン、水といった必需品がスーパーの棚から消えた。ガソリンスタンドは枯渇状態だ。品薄状態へのパニックが一時的な買いだめを引き起こしている。集団への忠誠心は試練のときを迎えている。


現時点での最大の不安は福島の原発だ。情報は混乱し、相違している。スリーマイル島の事故より悪い状態だがチェルノブイリよりはましだという説もあれば、放射線ヨードを含んだ風が東京に飛んできているので屋内退避してヨウ素を含む海藻を食べれば放射能の吸収度が抑えられるという説もある。そして、アメリカの友人は西へ逃げろと忠告してきた。


東京を離れる人も多いが、残る人も多い。彼らは「仕事があるから」という。「友達もいるし、ペットもいる」、他にも「チェルノブイリのような壊滅的な状態になっても、福島は東京から170マイルも離れているから大丈夫だ」という人もいる。


私の両親は東京より西にある九州にいるが、私はそこに避難するつもりはない。家族や友人、被災した人々とここに残りたい。残って、彼らを勇気づけたい。彼らが私に勇気をくれているように。


今この時点で、私は新宿のホテルの一室で決心したスタンスを守るつもりでいる。私よりも専門知識の高いソースからの発表、特にインターネットで読んだ科学者や医者、技術者の情報を信じる。彼らの意見や分析はニュースではあまり取り上げられないが、情報は冷静かつ客観的で、正確であり、なによりも信じるに値する。


私が10年前に書いた小説には、中学生が国会でスピーチする場面がある。「この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。だが、希望だけがない」と。


今は逆のことが起きている。避難所では食料、水、薬品不足が深刻化している。東京も物や電力が不足している。生活そのものが脅かされており、政府や電力会社は対応が遅れている。


だが、全てを失った日本が得たものは、希望だ。大地震と津波は、私たちの仲間と資源を根こそぎ奪っていった。だが、富に心を奪われていた我々のなかに希望の種を植え付けた。だから私は信じていく。


原文
www.nytimes.com/2011/03/17/opinion/17Murakami.html

編集部注:小説の場面訳は『希望の国のエクソダス』より
翻訳 タイムアウト東京編集部

「やっぱり信じられます。必ず立ち直ると。・・・ガッテン」

   ガッテンから、本日のレポートが届きました。
   深い悲しみにある人も、追い詰められて疲れた人も、
   温かな鍋を囲んでいるほんのひととき、
   笑顔を取り戻してほしいと願うのです。
   http://bit.ly/fDQGjQ @sanae_wakka

冒頭の言葉は、
わっか のガッテンの奥様、さなえさんのツイート。

昨日に引き続き、ガッテンの報告を転載する。

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ガッテンにお世話になった釧路川カヌーの旅 で、
ガッテン・リョータの作るアウトドア料理はいつも美味しくて
毎回楽しみだった。
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北海道で大空を見上げながら深呼吸して、テント張って食卓囲んで、
隊員たちと笑いあう彼らの姿があった・・・。

 ガッテンより 3月23日のレポート
 3月23日

 今朝はいつもより少しはやめの出動です。

 大きな鍋の回りは日に日に楽しくなってきました。
 ちびっ子たちが袋を開けてくれます。
 妹の手を引いたお兄ちゃんも、妹も。
 『俺はちびっ子じゃない』と言い張る5年生も、3年生の女の子も。

 お母さんの出番は頼もしいです。
 味付けを注意してくれました。

 大きなおじさんは、ファミリーレストランの料理長だそうです。
 大きなしゃもじの手返しはさすがです。

 おじいさんも見に来ます。
 気になっているようですね。
 孫を背中にしょって、ゆ~さ~ゆ~さ~嬉しそうです。

 大きな鍋は温かいです。
 いっぱいの笑顔に鍋が囲まれると、
 やっぱり信じられます。
 必ず立ち直ると。

 石巻市だけでも避難所に暮らす人は20,000人を超えます。
 被災地の数を考えると何倍何十倍の避難所暮らしが続いています。
 少しでも穏やかな時を過ごすことが出来るように、
 これからはさらに多くの皆さんの手が必要です。

 私、あなた、きみ、僕、多くの手が必要だと感じます。
 ガッテン


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被災地で鍋を囲んで語り合う笑い声が聞こえた気がした・・・。
そこに見えたのは「希望」。

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働くとは生きること。傍を楽にさせること・・・

仲間の頑張る姿は刺激になる。
オレは自分の仕事、自分の役割を全うしたい。

ありがとう!ガッテン、さなえさん。

   大きな鍋は温かいです。
   いっぱいの笑顔に鍋が囲まれると、
   やっぱり信じられます。
   必ず立ち直ると。
     
        ガッテン

「今、岩手県北部で震災救援活動するガッテンの報告」

   仕事から帰ってきた旦那さんが、「ただいま」と言う。
   それを家族が「お帰りなさい」「おつかれさま」と迎える。
   ・・・これが「本当のやさしさ」なのです
   
「ブッダが教えた本当のやさしさ」 アルボムッレ・スマナサーラ、宝島社

mixi地球探検隊コミュ のトピに新潟でお世話になっているガイドのうめちゃんも書いているが・・・

北海道・釧路川のカヌーガイド 、ガッテンとリョータが
3月14日(月)朝、支援物資をワゴン車いっぱいに積み込み、釧路川の畔を出発し被災地へ向かった・・・。

現地で彼らのアウトドア・スキルが存分に活かされていると思う。

何より自然と共生する彼らのどこまでも真っ直ぐで純粋な心が伝わる現地報告を読んだ。
被災者との会話に心が和んだり、心が痛くなったり・・・
リアルな世界がそこにある。

そこで何を見て、ガッテンが何を感じ、考えているか・・・
彼の心と行動がよくわかる、ガッテンらしいレポート だ。
「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】
是非、このブログの読者にも読んでほしい。

<ガッテンより 3月22日のレポート>

 3月22日
 朝から日差しはとても穏やかでした。

 一日一日と復興に向っている場面と、
 一日一日と飢えと疲れで埋もれて行く場面もあり、
 背中合わせの災害地です。

 泥に埋もれた室内にわずかに作ったスペースに、
 疲れをとれる望みを託し横になる姿に、
 このままでは行けないと言う思いが私たちを動かします。

 校長先生が涙を流して言いました。

 『3日ほどお休みをいただいてしまいました。
 すいませでした。
 この状況で学校を空けるのはダメだと解っております。
 しかし、しかし、家族が津波で行方不明の状態が続いておりました。
 変わり果てた姿で発見していただきました。
 葬式など出来る状態ではない事は解っています。
 しかし真似事でもいい。手を合せてあげたかった。
 葬儀の真似事だけでもしてあげたかった・・・』

 私は今までに経験したことのない事実に向き合っているように思います。
 今まで世の中で常識と思っていた事は通用せず、
 感じるまま、思うまま、信じるまま、自分の感覚だけが頼りです。

 損とはなんですか
 得とはなんですか

 都合とはなんですか
 忙しい事とは誰のためですか

 無関心とはなんですか

 私たちは今、手を差し伸べる事が出来るはずです。
 感じるままに信じるままに。
 ガッテン


「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】

探検隊の周りでは確実に支援活動の輪が広がっている・・・
誰も無関心ではいられないのだ。

今、岩手県北部で震災救援活動するガッテン、リョータの姿に頭が下がる。
が、彼らと同じことを誰もができるわけではない。

うめちゃんがmixiで書いていたように、
現地へ行けない人が、支援している人を支援する方法もある。
夢のない人が夢のある人を応援すると、それが夢になるように。

無力感に陥らないで
あなたにできることをすればいい・・・

   人生とは結局、人生の意味の問題に正しく答えること、
   人生が各人に課する使命を果すこと、
   日々の務めを行うことに対する責任を担うことにほかならない

   『夜と霧』 ヴィクトール・E・フランクル(著)みすず書房

「みんな一つのいのちを生きている・・・山元加津子」

かつて友人が主催した上映会に家族で行ったことがあった。

上映されていたのは
そのときに出演されていた“かっこちゃん”こと
山元加津子さんの講演も聞いて刺激を受けたオレは、
一緒に旅した多くの隊員たちに、この映画を勧めた・・・。

その山元加津子さんが震災について書かれたエッセイがあったので転載する。

<みんな一つのいのちを生きている>

 特別支援学校の卒業生のゆうこちゃんから
 泣きながら電話がかかってきました。

 「どうしたの? 何があったの?」

 泣きじゃくる声からただ事でないと思って尋ねると

 「かっこちゃん、地震のテレビの女の子、お母さんって呼んでたよ、
  ひとりぼっちになったって言ってたよ。
  寒くてお腹が空いたって泣いてたよ」

 と言いました。

 「ゆうこのご飯をあげたい。ゆうこは食べなくてもいいから、
  かっこちゃん、持って行ってあげて。
  かっこちゃんならできるでしょう?
  お願いだからそうして、あの女の子にゆうこのご飯をあげて、
  ごはん食べてほしい」


 ゆうこちゃんはテレビに映っている映像を観て泣いていたのです。
 私はゆうこちゃんをぎゅっと抱きしめたかったです。

 「ゆうこちゃん、私も昨日の夜、
  スーパーで食べ物を買って段ボールに詰めて、
  東北のお友達に送ろうとしたけれど、郵便局もコンビニも、
  今は東北に送れないっていうお話だったの。
  でもね、他に方法を探しているよ。
  ゆうこちゃんには、ちゃんとご飯を食べてほしいの」

 でも、ゆうこちゃんは

 「みんなが食べていないのに、ゆうこだけご飯食べられないよ」

 と言いました。そして

 「日本はどうなるの? 日本はだめになっちゃうの?
  ゆうこには何ができるの? かっこちゃん教えて」

 と言いました。

 
 「日本はだめにならないよ。
  ゆうこちゃんのようにみんながとても優しいから。
  そして強いから、日本はだめにはならないよ」


 知らず知らずのあいだに、私も泣いていました。

 ゆうこちゃんに話しながら、
 きっと私は自分に言い聞かせていたのです。

 「日本は優しい、日本は強い、だからだいじょうぶ。
  日本はだめにはならない。
  きっともっともっと素晴らしい国となって立ち上がるよ。
  今、つらく悲しい中におられる方、
  すべての方がまた、にっこり笑えるようになるよ」

 と私はまた、電話を切ったあとつぶやいています。



 このごろは、眠っているのか起きているのか
 よくわからないような中にいます。
 きっとみなさんもそうだと思うのですが、
 被災されたみなさんのことが頭から離れないのです。

 どうして、つらい方を見たらつらい気持ちになるのでしょうか? 
 きっと私たちはみんな、生まれる前から、
 愛でいっぱいにできているのかなと思うのです。

 「あなたが悲しいと私も悲しい」
 「あなたが嬉しいと私も嬉しい」

 そんなふうにできているのかなと思うのです。
 だって、みんなでひとつの命を生きているから・・・。
 きっとそうだと思います。
 日本中の人が、世界中の人が、みんな思いをひとつにして、
 被災された方のことを思っていると思います。

 (特別支援学校教諭 山元加津子)

『家族と命以外は、なんにもなくなっちゃった…』

   まず「生きる」こと。どんなにみっともなくても、
   「生きつづけ」「存在する」こと
   
『人間の覚悟』 五木寛之(著)新潮社

ずっと心配していた仙台の隊員(お客さん)であり、友人の“ようすけ” からメールがあった。
思わず読んでいて涙が溢れた・・・。


 仙台 隊員ようすけ 無事です☆
 家族・親族皆無事です☆

 一昨日、前の会社で一緒だった
 女川の先輩、ず~っと、連絡とれずにいました…
 待ちに待った
 その人から着信が。。。☆

 『家族と命以外は、
 なんにもなくなっちゃった…』

  …… 

 親しくしていたその人の言葉に、
 思わず涙が溢れて来ちゃいました…
 グッと、こらえて 命があれば大丈夫!! と
 震える声を抑え、応えるのがやっと。

 なんにもなくなっちゃった人、
 いっぱい いっぱい います!!
 寂しい、ひもじい、悲しい思いを
 抱えちゃった人、子供達
 たくさん、たくさん います!!

 命も、家族も、家も
 失わなかった自分たちには、きっと役割がある☆
 ご縁を大切に辿りながら、みんなをみんなで繋ぎ
 物心、両面で復興に貢献したいです。

 『いまある命はみんなの命』

 これまでのご縁を軸に、情報を共有し
 皆で励まし合い、協力し合えるような活動をしていきます。

 命と元気があれば何でも出来ますよね!☆

 隊長、応援よろしくお願いします♪

 ようすけ


ようすけ、
オレもオレにできることを精一杯やるよ。

すでに今月、地震の影響で国内の3つのツアーがキャンセルになった。
すべて満席のツアーだったから払戻し金も半端ない・・・。
でも、仙台で旅行業を営むようすけの比ではないよね。

次のメルマガで発表するつもりだけど・・・
オレは地球探検隊15周年を機に、新規事業に乗り出すつもりだ。

3/5(土)の15周年パーティーに集まった100人を前に宣言した・・・。
またまた莫大な借金を抱えてのスタートだけど、
死ぬまでチャレンジャーでいたい。

その姿勢、行動が誰かの勇気や元気に繋がればと思っている。
「相変わらず、おもろい オッチャンだよね」って。

ようすけも背中でかっこいいパパを見せ続けてください。
きっと、それが未来を担う子供たちの夢になる・・・

オレは自分を信じている。ようすけを信じている。
明るい未来を信じよう!

オレは絶対にあきらめない!
ずっと信じて見守ってくれてる家族のために、スタッフのために、隊員のために!

こういうときに「がんばれ!」って言うのはよくないという人もいるけど
相手によると思う。

自分の役割に気づいたリーダーは頑張らなくっちゃ!

ようすけは、人を束ねたり、巻き込む力を持っているよ。
なんたって探検隊13周年の沖縄の旅で「大人の運動会MVP」を取った男だからね。

「地球探検隊」中村隊長の公式ブログ【ビタミンT】-沖縄
オレはいつも自分にいいきかせている!
「おまえが頑張らないで誰が頑張るんだ。おまえ、経営者だろ!社長だろ!夫だろ!父親だろ!」って!

がんばれ!自分、がんばれ!ようすけ、がんばれ!日本!

   だれでも最後は一人なのです。
   しかし、そのことが分かっている人間同士が身を寄せ合って
   一緒に何かをしていくからこそ共同作業というのは尊い

   『人間の覚悟』 五木寛之(著)新潮社