フットサル大会
今日は皆集まって久しぶりにフットサル大会をしました!
サッカーやっている留学生と、フットサルやっている留学生の混合チームでやったのですが、見ている以上にフットサルの動きは難しいし、フィジカルも全く違う部分があるので改めて勉強になりました。
勿論僕も参加しました
まだまだ若い者達には負けていられませんよ!
いやー久しぶりに熱くなった1日でした
タラベラ(フットサル)1部昇格戦
今日留学生がトップの選手と練習している(フットサル)タラベラ(2部)の昇格戦応援に行ってきました!
タラベラはサッカーと、フットサルが盛んで、グランドや体育館がそこらじゅうにあります。
とにかく10数年ぶりの1部昇格という事で、街は大騒ぎ!
ホーム&アウェイで南のグループ1位のマナコルと対戦するのですが、第1戦はホームタラベラで戦います。
立ち見の人も入れれば3000人以上が応援に駆け付け、とても興奮した熱い戦いでした。
スペインのフットサルはとにかく観客がフットサルを知り尽くしているので、監督の采配初め、選手のプレー、審判などミスをする度に激しくブーイングします。
ただ「ブ~」っというのではなく、本当にピーーーーっと放送禁止用語が続くくらいの凄さです。
訳す事ができないくらいの卑猥な言葉が飛び交うも、それが良い意味でプレッシャーとなり監督、選手、審判のレベルが向上していくと思います。
それが見方によっては良いのか悪いのかは賛否両論ですが、選手たちの向上という面ではかなり刺激を受けているのではないでしょうかね?
一つ言える事は、ほんとタラベラはこんな熱いサポーター達に囲まれて幸せです。
つい試合は見入ってしまい撮るのを忘れてしまいましたが、観客の雰囲気だけでもご覧ください。
注意)とても音量が激しいく、うるさいので夜中に見ないでくださいね
http://www.youtube.com/watch?v=P517ywLjPNM
http://www.youtube.com/watch?v=eEgmofxRUac
っで、試合はなんとPK戦でタラベラが勝利しました!
来週はアウェイで試合です。
是非勝って1部昇格して欲しいですね!
スペインの七不思議~その①
最近のスペインの気候は暖かくなったり、寒くなったりで温度調節が難しいですね
先週まで30度くらいあって夏日和でしたが、今週からは気温が下がり、雨が降ったり、風が強かったり・・・
でも、もう少ししたら気候も落ち着き夏に向けて暑くなってきます。
スペインのカラッとした夏がもうすぐです!
話は変わりますが、スペインに来た人であれば一度は感じた事ある「何で?」。
日本にはない色々な「何で?」がここにはあります。
追々紹介していきますが、まずは僕が最初来た時に思った適当な場所にある「ベンチ」。
写真がないのが残念ですが、人が歩く大通りにいきなり設置してあるベンチや、村では家の前にベンチがあったり、路駐している何でもない所にベンチがあったり、一人掛けのベンチが3~4メートル置きに設置してあったり・・・。
一体誰が、いつ、何の為に座るのであろうかベンチがそこらじゅうにあるのです。
っで、日本では街のど真ん中にそんなのあっても邪魔だし、恥ずかしいから決して座らないけれど、スペインの人達はちょこんと座ってボ~っと歩いている人を見ているのです。
まるで反射的に鳥が電線にとまっているかのごとく。
椅子があればどこであろうと、とにかく座る。
当たり前のようにベンチに座るスペイン人は、人間観察をするのが好きなのでした。
バルサ敗退!?
バルサが負けてしもうたー
基本的にはレアルファンですが、やはりスペインの唯一のクラブが決勝をかけて戦うので絶対に勝ってほしかった。
実際に生で試合見たし、あれだったら間違いなく二冠達成するだろうと思っていた。
やはりサッカーは何が起こるか分からない・・・
来季はまた大型補強と共にレアルが爆発して、リーグ制覇、国王杯、チャンピオンズリーグ制覇と、3冠を勝ち取るでしょう
チャンピオンズリーグの終わりが、シーズンの終了を告げる合図でもあります。
今季も1部リーグ以外でも2部、3部、4部、5部、ユースリーグと、様々な試合を見れてまた色々と勉強になりました。
残り数試合、気を抜かず怪我無く終わってほしいですね。
タラベラ・フットサル・リーグ優勝
いやー今日はついにタラベラ(フットサル)が北リーグ優勝を果たしました!
今までに何人もの日本人がこのチームで練習参加し、貴重な経験を得たと思います。
5月7日は南の1位と対戦し、ホーム&アウェイで勝てば念願の1部昇格になります。
ホームでは絶対に勝つように応援に行きます!!
とにかくサッカーや、フットサルの応援は熱い!
日本のようにひたすら応援歌ではなしに、観客は審判はじめ、相手選手はたまた気の抜けたプレーには自分のチームにも容赦なくブーイングを浴びせる。
試合よりもおっちゃんや、おばちゃんの反応を見る方が面白い時もある。
いきなり立ち上がって最前列席まで行ってどなり散らすおっちゃん、さらにおばちゃんの迫力は凄まじい・・・
でもこういう環境がリーグを支えているんだなあと羨ましく思う。
5月7日は是非勝ってほしい
レアルマドリッド・サマーキャンプ案内
毎年恒例のレアルマドリッドサマーキャンプの募集が始まりました。
過去に8歳の子が親元を離れレアルマドリッドキャンプに参加しました
去年のキャンプ参加生達は、クリスティアーノ・ロナウド選手や、ラウール選手はじめ多数のレアル選手が、練習後にキャンプを視察しに来てくれ、幸運にもレアルマドリッドの練習場で会う事ができたのです。
さて今年の夏はレアルの選手に会えるのでしょうか!?
募集要項
対象年齢:8歳~17歳
キャンプ期間:7月18日~7月31日
レベル:上級者から、技術に自信が無い子達も自信を持って参加してください!
内容:個人の技術練習始め、団体での攻撃戦術、ディフェンス戦術、そして2~3試合を予定しています。
宿泊:宿泊は大学寮を貸し切り、スペイン国内だけに留まらず、世界各国から集まった子供と共同生活します。
食事は3食付です
募集締め切り:5月31日まで
案内詳細:下記の連絡先から詳しい詳細をお尋ねください。
:06-6206-4778
ハンドボールの要素
今日は宮崎選手の試合を見に行きました。
ハンドボールは素人の僕ですが、見慣れてくるうちにパワー、スピード、スタミナと全ての要素が他のスポーツに比べてハイレベルである事を改めて実感しました。
特にディフェンスをかわすステップの動きや、速い動きの中での瞬時の判断など、フットサルや、サッカーのゴール前など勉強になる事ばかりでした。
サッカー、フットサル、バスケットの選手なども、ハンドボールという競技を是非見て欲しいです。
そこには沢山のヒントが隠されているので、きっと伸び悩んでいる人にはもってこいですよ
この日も宮崎選手は絶好調で、僕の地元トレドに対し6点も決めてました
試合後は、宮崎選手の家族と、マドリッドに住む日本人の方々(アトレティコでプレーしているルイ君、4部でプレーするマサシ君も)と「La Vega」というレストランで食事しました。
La vegaはレアルのペレス会長や、ベッカム、ジダンなどといった超一流の選手が訪れるレストランで、写真も所狭しと飾ってありました。
赤身の焼き肉がとても美味しく、また食べに行きたいですね。
選手=経営者
今日は久しぶりに日本人が所属しているユース2部の試合と、地元トレドの2部の試合を観戦してきました。
毎試合違った角度から試合を見る事によって、色々なドラマが垣間見えて面白いです。
ただ単に戦術的にみる時もあれば、選手一人ひとりを追っかけて技を見て「すげー」と思ったり、監督の指示を見たりなど様々です。
昨日はレアルマドリッド対バルセロナのクラシコを、選手全員が死に物狂いでプレーしている姿が印象的でした。
そして、今日の試合はユースと、プロの選手を比較して見てみました。
もちろん単純にスピードや、身体の違いはありましたが、技術的には止めて蹴る、の基本はあまり変わらないような気がしました。
プロの選手の中には20歳もいますし、身長も160センチ代~180センチ代と、とにかく色んな選手がいて面白かったです。
っで、ユースの選手は今年9月から社会人リーグに移行するのですが、トレドのユースは来季1部に昇格し、何人かプロ契約を結ぶようです。
ユースからプロの選手になった時、技術や、フィジカルに極端な違いは見受けられません。
しかし、一つだけ違いを感じる部分があります。
それは経営者のような風格とでもいいましょうか、どこかユースの選手にはない大人びた雰囲気を漂わせるのです。
サッカーに限らず、一流のプロの選手はよく経営者としても優れてると言われます。
僕の知り合いにもビジネスのノウハウを持っていないにも拘らず、大小ありますがレストランや会社など起こして、成功する選手が多いです。
別に地元で有名だからとか権力があるといった類ではなく、一流の選手は人を動かす魅力と言いましょうか、能力があり、その周りには協力者が自然と集まり手となり足となり助けてくれるのです。
その他に試合で培われた素早い判断と鋭い洞察力も優れ、日常から一般の経営者ではなかなか気付かない部分まで見えています。
そして、一流の選手が政治家や大企業の社長さん達と一緒に、パーティに参加しても全く違和感なく溶け込む事ができます。
またそういう選手には自然といろんな分野で成功した人や、政治家・社長さんなどプラス思考を持った人達の人脈が多いのです。
つまりプロの選手にはこうした技術やフィジカル以外のメンタル面(社交性)も身に付いているんだなと思います。
技術やフィジカルのトレーニングには限界がありますが、メンタルの部分は限界が無いので無限に鍛えられます。
一流の選手のクリニックや講習会は皆受けに行きますが、ビジネスで成功した人や一流企業の社長さんの講演などを聞きに行くひとはなかなかいませんよね。
こういう成功した方々のお話を聞きに行くだけでもプレーの質が180度変わると思います。
技術では長い年月がかかりますが、意識は明日にでも変える事ができ、きっとプレーにも影響するでしょう。
メールから・・・
先日ある方からメールを頂きました。
最初は、「んんっ??誰でしたっけ?」
っと思いましたが、メールを読んでいるうちに段々と記憶が蘇ってきました。
それは毎年恒例で行われている、レアルマドリッド・キャンプに、4年前に参加した当時小学生だった子のお母さんからでした。
レアルのキャンプはたった2週間とはいえ、言葉が通じない日本の小学生にとってはある意味苦行だといえます。
キャンプ期間中は差し入れや両親の面会など緊急事態以外は一切を禁じる寮生活で、他のスペイン人は友達と話せたりできますが、彼は純粋にサッカーの為にスペインに来たのであって、練習以外は大変な孤独と精神的な苦痛だったと思います。
過去にやはりこの精神的苦痛に耐えられず、途中で断念した日本人を何人も見てきました。
その中で、当時弱冠10歳余りの少年は、一言も弱音・愚痴を漏らさずにこのキャンプを乗り切ったのです。
あれから4年余りが経ち、先日お母さんから成長した彼が所属しているクラブで、イタリア遠征で活躍しているという嬉しい報告を頂きました。
勿論サッカーだけではなく文武両道、勉強の方も頑張っているみたいです!
最近は中学年代の留学生が増え先日も数名帰国しましたが、後にこうして成長している姿を知ると、スペインでの経験が少しでも糧となって活かしていてくれる事が、本当に嬉しく思います。
海外の方が良いとは一概には言えませんが、一つ言える事は決して一人の力で留学・遠征できるものではありません。
それには本人が夢に向かって頑張っている姿を見て、両親など周りの協力者がいて初めて実現するのです。
海外留学・遠征とは皆が協力して実現できる一つの行事なので、そういう意味では本人は周りの有難味が分かり、非常に精神的な面で伸びる事は間違いないと思います。
一人でも多くの少年がこのスペインの経験を活かしてくれればと思います。
一流は歴史を知る
1週間前は「心」も「体」も、本当に小さな少年達が、わずか1週間で見違えるように成長して帰ったのは嬉しかったですね。
でも別れる時は本当に寂しいかったなあ。
しかし、今日はまた新しい来客がトレドに来ます。
実は昨日からですがハンドボールの宮崎選手が、ご家族を連れてトレドに遊びに来てくれました。
今日はお昼からカリスマガイド「サコさん」にお願いして、半日ガイドをしてもらいました。
僕も知らなかった事など詳しく聞く事ができて、トレドという街の見方がかなり変わりましたね。
不思議といつも同じ角度からしか見ないトレドを散策した場合1時間もあれば観切れてしまいますが、今日は初めて来た場所のように何時間でも観光する事ができました。
正直今まで歴史も絵も全く興味が無かったです。
しかし、歴史を知った後に見る絵の一つが凄く重々しく、まるで表情があり何か訴えかけてくるようでした。
歴史を知る事、それは見えなかった物事を見るという力が備わります。
建物や、絵にかかわらず、スペイン人とのかかわり方や、サッカーなどスポーツをするうえで絶対的に大切な知識だと思います。
その国の歴史を知らない者は、その国で決して成功はできないでしょうね。
つまり極端な話、日本でプロになりたいと思う人も、日本の歴史を知らなければ本物の一流選手には成れないという事です。
スポーツだけでなく、一流企業の社長やトップの人は大体歴史に興味を持っていると思います。
観光の後、宮崎選手と夜遅くまで食事して話をしましたが、やはり歴史に対して興味があり、ある一人の歴史上の人物が好きだという話です。
2人ともかなり顔がむくんでいます・・・
http://blog.pakila.jp/daisuke7//?url_name=daisuke7&start=2&SESSID=b6c97efad441e5eca513768ae6a04c4f
ブログに紹介していただきました
その人物に魅せられ、今の自分にも取り入れているということです。
実際会った事はないですが、宮崎選手には「侍」を感じることができました。
外見もメチャカッコいいですが、生き方も男も惚れるほどカッコいいんです
対峙した時の威圧感は侍のオーラであり、偉大な歴史上の人物の思想を取り入れた魅力的な考え方も人を惹きつけます。
人を惹き付ける能力はプロにとって大切な心です。
心無くして人は惹き付けられないし、人を動かすこともできない、同時に大きな事も出来ない。
サッカーにも何でも、この「心」こそが実は一番重要だと思います。
日本人はよく「働き者」だと世界からは認知されています。
練習は毎日朝練をやって、夜も遅くまで練習をしています。
土日は必ず試合で、1日2試合以上なんて当たり前でした。
僕も休むのも惜しんで毎日朝晩サッカーの練習に明け暮れていましたが、結局プロに成れずにもっと練習の工夫が足りなかったのかなあとか、更に限界を超える練習をしなければいけなかったのかなあ、など思っていました。
しかし、スペインのプロの選手に話を聞いてみると、ユース年代は週は3~4回の練習で試合は1試合、しかも午後の練習のみという事を聞いて愕然とした覚えがあります。
その練習方法などを解明すべく、昨年スペインのサッカーライセンス1級を取得したのですが、正直日本の方が沢山練習しているし細かいメニューが沢山あると思いました。
でも、決定的に違うのが、子供の指導方法についてでした。
簡単に説明すると指導者は知識を与えるのではなく、それ以上に子供達が自然に楽しく学べる環境、そして心を育む環境を作る事が大切だという指導方法です。
あまり肥料を与えないけれど、しっかり成長をみるという「自然農法」ですね。
つまり、サッカーは個人競技ではない故に、一人で何十時間練習しても基本的な心が育たなければ一流選手には成れないという理論です。
まずプロは人一倍練習した者が成るのは当然ですが、そのような選手はゴマンといます。
じゃあ、どうすればプロになるか?
それは自分がプロになるのではなく、周りがプロに押し上げてくれるという考えです。
僕もつい数年前までは、自分自身が努力するだけで一流になれるとばかり思い込んでいました。
例えば、俺はドリブルが誰よりも練習して上手いという自信があり、監督や周りの味方の選手を見下したプレーをするとしたら、味方の10人+相手11人が敵となり誰も助けてくれません。
よってパスも回らず、ゴールも決められない。
それどころかチームの邪魔者となってしまいます。
そして、私生活でもクラブの関係者やお世話してくれる人に挨拶もできない、感謝の気持ちを持てない者は、多少下手でも感謝の気持ちを持った選手を使うし、チームに一人でもそんな選手がいたら周りに影響されるのでまずは使わないでしょう。
選手の移籍やプロ契約とは、自分以外の人間同士が決める事です。
それも小さい町クラブであれば会長や、監督が気に入れば即入団できますが、2部以上のバルセロナやレアルなどビッククラブは、会長、監督、GM、代理人・・・サポーターを合わせると何万人もの人に認められなければそのクラブに入る事はできません。
当然サポーターの心を掴むのには、まず言葉を勉強し、スペイン人という人種を知ることであり、それを知るには地理を知り、それに纏わる歴史を知る事が大切です。
ボールを壁に向かって何十時間も蹴ったり、走ったり、体を鍛えるのは、その次にやることです。
海外にプロを目指して来て、やらなければいけない事を人に言われて素直に受け入れるのはまだいいですが、それを流して意固地になった場合もはやその先は閉ざされています。
チームには一人くらい要慮の良い奴はいて、下手なうえ怒られていても試合に使ってもらったりすることがあると思います。
彼はいつも監督から注意を受けて、しっかりと自分を見てもらっている感謝と、試合に使ってもらっている感謝で、素直になれることで監督からも好かれるのです。
後は、その監督が名門校の監督に紹介して、その名門校からJリーグへというサクセスストーリーが自然とできます。
宮崎選手いわく日本人で自分よりも良い選手は他に数人いるようですが、今の彼が一流と認められテレビに出るくらい有名になったのは、常に努力し、謙虚にサポーターや少しでもお世話になった方に感謝の気持ちを持った結果、周りの人が彼を今の地位に押し上げてくれた結果だと思います。
歴史を知る事は事実を知る事であり、歴史の背景には必ず良くしていこうとするヒューマンドラマがあります。
歴史的な成功を成し遂げた一人の人物にスポットをあてると、あたかもその人物一人で成し遂げたかのようですが、影にはそれに魅せられた多くの有力な支持者がいたからこそだと思います。
一流になるには多くの有力な支持者が必要です。
その思想は今も昔も日常的に利用されています。
天下統一を目指した、豊臣秀吉、織田信長、徳川家康、それぞれ違った思考持つ3人の文献を読んでみると、きっとプレーにも影響するのでは