今日も、日中は小春日和の気持ちの良い一日でした。
北国では、もう雪かきが必要。 大変お疲れ様です。
こちらも、明日からまた、天気が下り坂で寒くなるとか。
さて、あっという間に一週間。
製作中の6L6アンプですが、
うまく動作しなかったんですが、ようやく、原因がわかりました。
6L6のスクリーングリッド電圧が問題でした。
もともと、下の真空管の特性表に沿った値になるようにして
B電源の各抵抗値を調整していたのですが、
なぜかうまく行かず。
1W出力でもすでに歪みが出ています。(オシロのレンジは無視)
これは、カソード抵抗によるバイアスの問題だと思われ 220Ω、270Ω、300Ω
とやってい見たのですが、うまく行かず、スクリーン電圧を変化を試みると
スクリーン電圧が250V付近になるとこの歪がとれて来ます。
(1W出力時)
そこで、規定のカソード抵抗を220Ωとしてスクリーン電圧を255Vとして
入出力特性を測ると
出力5Wまでは、オシロで見る限りほぼ歪みがなく6W時に歪みが発生。
(6W出力時 少し歪みを感じます。)
6L6の特性表でも6.5W時が11%の歪みとなっていてほぼこれに合致。
そこで、最終的には、
この様になりました。
そうした時に問題は、まずスクリーングリッドの最大電圧270Vを超えないことと
プレート損失が許容量を超えないこと。
このプレート損失が問題で、大きくなりすぎると6L6GAが差替え出来なります。
6L6GC、6L6WGC プレート損失=30W
6L6GA(詳細は不明6L6GBと同じとすれば) プレート損失=19W
となり、このまま差し替えると ほぼ、19Wをオーバー。
とりあず、6L6GAは、無視して3種類のGCとWGCを楽しむことに。