外語とは、外語の発音を外語の順番に並べたものを言います。
ある状況を言うのに、日本語の発音を日本語の順番に並べてアウトプットするのは、楽だし長い文を話すことができます。
しかし同じ状況を、慣れない外語の発音を慣れない順番で出力するのは大変疲れます。
なので、たとえ短い文でも脳がより疲弊しやすいのです。
これが、私が言った神経が細く長い状態です。
だから、母語と比べると出力するのに時間と労力がかかるのです。
ある文を楽に言えても、それにほんのちょっとの短い単語を付け加えるだけで、とたんにどもったりつっかえたり、うまく言えなくなったりします。
それは「ちゃんと外語脳で考えている証拠」です。
運動で、日頃使わない筋肉を使うと疲労するのと同じなのです。
翻訳文の暗記は半分日本語で補助していて、外語だけで考えていないのでたいして疲れません。
対して外語は、歩き始めた子供のようにまだ持久力がないので、単独で動かすと非常に疲れるわけです。
しかもそれは「聞く」「読む」「書く」では起こらないことです。
ずっと外語を聞いてても書いてても読んでても、別に疲れません。
聞くという行為は相手が出力しているのを受けているだけなので、人が走っているのを見ているのと同じで疲れないのです。そして読み書きは速度が遅いので、持久力が切れて脳が混乱してどもったりすることがないのです。
これは外語で「話す」という行為でのみ起こる現象ですが、逆に言えば「神経を太く短く鍛えることは『話す』という行為の繰り返しでしかできない」ということです。
「言語構造図」で見てみましょう。
*画像はクリックで拡大します
「疲れない」ということは、読んだり書いたりしても、神経回路Bは太くならないということです。
「話す」ことでしか、神経回路Bを太くすることはできないのです。そして、以前言ったように、神経回路Bを太くしないと資料庫も大きく育たないのです。
「話し続ける練習」は、これほど大事です。
ずっと外語のみで思考し即アウトプットすることを、私は「外語で考え続けるスタミナ」と言います。いわば、「脳の持久力」です。母語は、小さい頃からずっとやっているのでスタミナがあります。
その力が弱い外語は、何度も練習して「脳の持久力」をつける必要があります。
これを鍛えるためには「楽に言える文よりも、ほんのちょっと長い文を練習する」のが有効な練習法です。
*Aの楽に走れる距離よりも、少しだけ長くBを付け足して走る感じ。
これをすることで脳持久力が鍛えられ、少しずつ長い文が言えるようになります。
体に無理のない負荷をかけて鍛えていく運動のように、言語も無理のない範囲で脳負荷をかけて鍛えていくことで、強く育つのです。
脳負荷をかけて鍛えないと「練習」でなく「学習」になり、実用には耐えません。
「外語を話す」ことは、楽器演奏と同じ「練習」なのです。
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参考:
「絵と音で、遊ぶ中国語。」ホームページ
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「ナンバーシステム・カンフー」ホームページ
ナンバーシステムカンフー | 遊ぶように学ぶ新しいカンフー教室 (kungfu-ex.com)
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