・「自分たちの人権にしか」興味がない アメリカ人

 

 

2020年6月10日(水曜日) 『夕刊フジ』記事より

 

手前勝手な願望を垂れ流す『5流偏向タブロイド紙』が、今頃になってアンティファなど「極左暴力」をやり玉に挙げて喚いているが、ある種リベラルを「勘違い」させるために、今回の『アンチ黒人差別デモ』“反対する人々”「ネトウヨ認定」させる構図となっているが、少なくとも私たちは2017年段階『シャーロッツビル事件』を通じて、激化する米国のアイデンティティ・ポリティクスについて、関係する英語ブロガー諸氏のソース(情報源)を通じ、継続的に批判を加えてきました。


アメリカ国内で「人権の大切さ」を誰よりも唱える連中が、自国による『国外』の有色人種を含むステートに対する「虐殺・破壊行為」について、まさに「世界規模の人権侵害」なのだが、それについては不思議と“誰一人として異を唱えない”時点で、もはや一連のアクション「偽善的」であると言わざる得ないのだ。

 

あまつさえ、私たちのような事情をよく知らない外国人まで、まるで「多動症」を引き起こしたように、よく考えもせず、彼らのデモ(一部暴動にまで発展)に「軽率な賛意」を示し、各種追従の動きを見せているところから、人間そう都合よくできた生き物でないことを痛感させられる。

 

-大西つねき「静観せよ。コントロールされないために」(ミネアポリス問題とアメリカ暴動)-

 

‐【追記】アイデンティティ・ポリティクスとミネアポリス事件(白人至上主義の正体に迫る)‐

 

‐『アメリカ黒人差別』よりも 大切なニュース‐

 

先に大西つねき氏(れいわ新選組)が、自分たちにとって「(物事を)静観する重要性」を述べていたが、『複雑な物事』について「複雑である」と認識できないためか、個々人の能力とかに関係なく、彼らの「事実に対する不誠実さ」本質的な理由であると考える。

 

つまり、“より確からしい真実を追い求める姿勢”が少しでもあるのなら、一方的な「わかりやすいストーリー」に物事を落とし込んで満足するという姿勢は絶対に取れないわけです。

 

私自身も、そんなに頭が良くないため、時々こんがらがって深く悩む時があります。

 

しかし、現実世界がカオスに満ちている以上、そこから背を向けて逃げ出すことの方が“罪である”と感じるせいか、理解することや、覚えることが多くても、そちらの方にすべての力を振り向ける心がけをしています。

 

 

・こんなにも「従順な」トランプ氏が なぜ嫌われるのか

 

 

CNN 『トランプ米大統領、人種問題で週内にも国民向け演説か』記事

 

https://www.cnn.co.jp/usa/35154945.html

 

アメリカの「複雑怪奇」な政治情勢、その筆頭たる米マスコミ『トランプ大統領』に関する評価は、当選初期からずーっとネガティブなものです。

 

‐トランプ大統領に関する記事まとめ‐

 

かつては、『ロシア講和』を公約に、世界の駐留米軍撤退を掲げた「平和主義の大統領」が、今やアンチ中国の急先鋒となって、むちゃくちゃな外交を展開する“軍産複合体の犬”と化してしまったわけですが、3年前のシャーロッツビル事件においても、左右両者の落ち度を咎めたにも関わらず「ネトウヨ大統領」のレッテルを貼られ、『アイデンティティ・ポリティクス』を振りかざす米民主党MSM(メイン・ストリーム・メディア)から散々こき下ろされてきました。

 

思慮の浅い日本リベラルは、アメリカのマスコミが「自由だから」、権力に忖度せず批判していると『お花畑な脳内妄想』を展開中だが、現実はそう単純なものではない。

 

ケイトリン・ジョンストン
2020年6月4日

 

(中略)

 

今のアメリカ大統領が推進している実に多くの悪質な支配層の狙いを私が指摘すると、トランプ支援者は常に私に「彼が支配層に奉仕しているのなら、一体なぜ支配層メディアや政治家がそれほどヒステリックに彼を攻撃するのだ?」と問うてくる。

 

理由は、こうだ。一見、トランプに対して、民主党や、お仲間マスコミが、このような未曾有の辛らつな批判で金切り声を上げるのは奇妙に思われるかもしれないが、国内や外交政策に関して、トランプが何らかの本格的な形で支配層に抵抗しているから、彼らがそうしているわけではない。支配層の悪辣な狙いに対して、彼は何ら本格的抵抗をしていない。この大統領に対し、支配層の言説管理者が、このような激しい、ヒステリックな言説をする理由は、前任者と違って、トランプが帝国の醜い顔を見せるためだ。

 

寡頭政治帝国の権益を推進することに人生を捧げている連中は、トランプを、まぬけで不器用な大統領職が、帝国がしている不快なことに注意を引きつけかねない無能なマネージャーと見ているのだ。例えば、アメリカ警察は、トランプが大統領になってから、一層残忍になったり、人種差別的になったりしたわけではなく、彼は、小作農が目を覚まして、反抗するのを阻止すべく、事件と言説をうまく管理できなっただけなのだ。

 

支配層の言説管理者は、見え透いた形ではなく、どのように巧妙に、大衆の認識を操作すべきか分かっているし、帝国の無能な執事が、どれほど容易に彼らのプロパガンダ昏睡状態から人々を我に返らせられるかも理解している。それで彼らは、なりたての母親が騒々しい隣人が嫌いなのと同じ理由で、トランプを嫌っているのだ。彼らは赤ん坊を起こすのだ。彼らは、トランプが良いことをするから、彼を嫌いなわけではなく、彼が良くないことをするから、トランプが嫌いなわけでもない。トランプが、人々をハッとして目を覚まさせるという形で良くないことをしているので、彼らはトランプが嫌いなのだ。

 

それが、これまで4年間、政治/メディア支配層が、それほど奇妙に振る舞ってきた本当の理由なのだ。トランプが帝国の忠実な従僕(彼はそうだ)でないからではなく、彼がロシア諜報工作員(彼はそうではない)だからではなく、彼が特別に下劣な大統領(彼はそうではない)だからではない。彼が、地球上に不規則に広がる殺人帝国の病んだ悪事の不条理な仕組みを国民に見せてしまうからだ。それ以上の何ものでもない。

 

マスコミに載らない海外記事 

『帝国の醜い顔を見せるので、支配層はトランプを嫌うのだ』記事より

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2020/06/post-388958.html

 

一度トランプ氏は、ロシア講和を掲げて『支配者層』によって叩き潰された。

 

‐「トランプの死」は、バノン氏解任によってもたらされた‐

 

イスラエルに阿り、中国を敵視し、あらゆる侮辱や危険な火遊びを行なう「極右大統領」としての姿や、あまり多くを語らない喋りのためか、大いなる誤解をはらむ場合もあるが、あれほどまで大企業を作り上げた氏が「真正のバカ」なはずがない。

 

おそらく、彼を批判している連中よりも、はるかに頭脳は優れているし、ロシア講和という「正面からの改革」は難しいと分かったから、ある種「間抜け」「不器用さ」でもって、アメリカ政府として『やりたい放題』の限りをつくせば、いくら属国のあいだでも、信頼の棄損は不可避であると見る。

 

‐軍産複合体(大企業)=既成政党=戦争‐

 

中東ではじめて「ドローンによる民間人虐殺」を考案したオバマ前大統領も、それは悪辣非道な人間であったが、見かけ上においては『リベラル大統領』としての「気品」を保ちつつ、慰安婦問題に気にかけてみたり、銃規制問題では涙を流したりと、「人は見かけで騙される生き物」だから、彼を操る『支配者層』にしても「優秀な雇われ店長」として満足していた。

 

※唯一その「本性」がバレた瞬間(原爆映像にガムを噛み拍手するオバマ大統領)

 

『戦争と原爆とプーチン氏とオバマ氏』

 

https://www.youtube.com/watch?v=RPvP1iin5fc

 

‐戦争国家・アメリカの「政治改革」は前途多難‐

 

今のトランプ大統領が、その「傍若無人さ(逆張り手法)」を武器に、そうしたものを打ち壊して『アメリカの政治改革』ができるのかについては、大衆の「自己中」性もあって難しいものもあるが、少なくとも大マスコミ連中が、トランプ氏を『攻撃する理由』についてはハッキリとしたわけです。

 

‐【再追記】ほらね、MSM(メイン・ストリーム・メディア)は「嘘つき機関」ってわかったでしょ?‐

 

嘘吐きCNNや、アイデンティティ・ポリティクスを掲げて偽善者ヅラする「真の白人至上主義者(軍産複合体の奉仕者)」等の米民主党議員(バイデン氏)など、彼らに「リベラル」や「左翼」というレッテルは本来正しいものではなく、本当に人権を気にしていれば、すぐさまアメリカの戦争行動や干渉政策に「NO!」を表明するわけですが、実際のところは『グローバル企業』の「利益誘導」に努める家臣に過ぎず、世界を「独占」せんと欲する封建体制(GAFAM)の「一構成員」として(人々のプライバシーや権利を売り払う)、自国民(大金持ちでないアメリカ人)であろうと関係なく、それらの『用心棒』役の米軍基地に苦しむ外国の人々のことなど「取るに足らない存在」であると考えているのです。

 

‐『日朝関係の視角』のまとめ その5(『韓国人の日本人観』シリーズ)‐

 

ゆえに、私は彼国の「民主主義」を素晴らしいとも思わないし(その現実が悲惨だから)、あまつさえ、それを自己正当化の『イデオロギー』として、異なる政体の国々を蔑視・攻撃し、本来の「邪な目的(侵略による制圧)」を隠して、『文明の優越者』を気取る姿に反吐がでるわけです。

 

 

<参考資料>

 

・Cluttered blab blab blab 『アメリカの不思議~反戦デモはきないのに~』記事

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12603000519.html

 

・マスコミに載らない海外記事 『帝国の醜い顔を見せるので、支配層はトランプを嫌うのだ』記事

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2020/06/post-388958.html

 

・Youtube動画 『戦争と原爆とプーチン氏とオバマ氏』

 

https://www.youtube.com/watch?v=RPvP1iin5fc

 

 

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