・我々が 「モノリンガル(単一言語話者)」である限界


ここ数年、私は常に考え続けている。

 

‐『言論マトリックス』におぼれる自称「民主家・人権屋」たち(欧米の報道管制に対する考察)‐

 

多くの日本人が、「日本語」という言語しか扱えず『欧米からの情報』のコピペである国内マスコミを「生まれてから死ぬまで」浴び続け、無意識に「彼らは真実を報道する。ゆえに善である」という刷り込みをされ、それ以外は「すべて偽ないし劣ったもの」として、能動的な情報知を得る行動の放棄をうながす「危険性」について、誰一人として気付くことができないか、またそうした目論見に「積極的に加担している」さまを、たびたび目撃する。

 

もう少しかみ砕くと、よく日本のメディアの「対になる存在」として扱われる欧米メディアは、「商業主義に乗っ取らずジャーナリズムに徹している」という評価を下すが、一体どうしてそんなことが言えるのか。ひとたび英語を扱え、世界中の大手・独立メディアを渉猟されてこられた人ならば、彼らも当然「御多分に漏れない」存在なのだ。

 

つまり、その「確かめ算」ができる方々の話は、私にとって『大いに参考にすべき認識』であり、非常に合理的な判断と言えるのではないかと思う。

 

このような言い方は、非常によろしくないが、ほぼ「大衆レベル」とされる、私たちのようなモノリンガルは、大マスコミの匙加減ひとつで、「つ〇ぼ」「め〇ら」にされ続けている現実がある。

 

‐マスコミは常に大企業の「支配下」である‐

 

その大本を辿れば、大統領権力すら超越する「ワシントン政府(軍産複合体)の意向」によって、各種MSM(メイン・ストリーム・メディア)によって、次いでポール・クレイグ・ロバーツ氏は、紐づきの意味『売女マスコミ』と定義するが、これら『欧米発の情報』だけが流布する意味は、私たちから、ことごとく「客観性」を削いでいることに繋がる。

 

 

・「識者」が言っているから正しい?

 

 

『I am not ABE 安倍政権の倫理規範は「牢屋に入れられなければいい」。普通は恥ずかしい、政治家としてやってはいけないという牢屋に入れられる手前の倫理規範がある。古賀茂明(元内閣審議官)』

 

https://www.youtube.com/watch?v=EZsMctmFuRc

 

この中で、元経産省官僚である古賀氏(動画11分23秒)が、「外交の失敗」の中で安倍政権が「ウイグル族や香港デモを弾圧する中国に擦り寄る」というくだりの話を展開して、いやいや、ちょっと待って欲しいと思った。

 

前述に立ち返り、それらの情報を飛ばしているのは、もっぱらMSM(メイン・ストリーム・メディア)である。

 

-「中国脅威論」「人権問題」「政府崩壊」の醜聞-

 

‐「人権屋」ヒューマンライツウォッチの横暴(北朝鮮の『性暴力』と中国の『ウイグル問題』)‐

 

‐『香港デモ』は複雑すぎっから「素人」は黙っといて‐

 

‐血と暴徒渦巻く『香港デモ』の顛末(みんなちゃんと英語で調べてる?)‐

 

‐混迷極まる『香港デモ』(ウクライナ・ネオナチの参戦)‐

 

‐米国政府の「差し金」によって運営される香港デモ(ポール・クレイグ・ロバーツ氏)‐

 

‐香港デモの「洗脳暴徒」を賛美する『欧米属国』たち‐

 

これだけ見ても、数々の独立系ジャーナリストらが収集された「矛盾」が各所に存在している。

 

しかし大多数の日本人は、実際に「自分で確かめること」よりも「識者の方」信じるだろう。

 

「頭のいい、偉い元官僚さんが言ってるから」とか、はたまた「マスコミが言っているから」という『理由だけ』で、自分たちは「一切何もしないで」、それらの言説を鵜呑みにする。

 

私が危惧しているところは、まさにここである。

 

所謂「独裁の安倍」「独裁の習近平」という、歴史的知識や裏どりもない『物語』によって、人々の認識は強烈に「固定」され、異なる意見については、まったく聞き入れない石頭に成り下がってしまう。

 

‐この国にいると無自覚にバカになっていく‐

 

何度もいうが、「素材」を集めずにして、より普遍的な認識はありえない。

 

それが「世界」という『巨大な主体』になればなおさらだ。

 

さもなくば、自らの「陳腐な妄想」でこしらえた『世界なるもの』という「下手くそなイラスト」を描く羽目になる。

 

‐手に余る「世界情勢」を知る態度

 

ひとりの人間の「意見」を聞くよりも、自らの足で立って、国際語で外国人たちをコミュニケーションをしたり(個人単位の交流/アンケート調査など)世界各国の報道機関のニュースを限りなく集めそれを消化し、地域の歴史や文化的様式を学ぶことが、ある「識者」や「機関」の考えに左右されることなく、より多くの知見を自らに蓄えていく過程で、「海外の人々はどう考えているのか」「生の認識」を得る感覚と研ぎ澄ませてくれるゆえ、日々のニュースに接するにおいても「物事の本質」を見極めることができる。

 

私はモノリンガルだが、少なくとも「そういうスタンス」で物事に接していきたいと、常に意識しています。

 

ひとつ社会問題を語るにしても、学んできた歴史の知識を総動員し、当事者とのコネクション含め、参考書物を紐解いたり、ひたすら「マックスパワー」でやり続けるしかないと考えている。

 

 

<参考資料>

 

・Cluttered talk blab blab blab 『羅針盤のない船で』記事

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12574273940.html

 

・Youtube動画 『I am not ABE 安倍政権の倫理規範は「牢屋に入れられなければいい」。普通は恥ずかしい、政治家としてやってはいけないという牢屋に入れられる手前の倫理規範がある。古賀茂明(元内閣審議官)』

 

https://www.youtube.com/watch?v=EZsMctmFuRc

 

 

<ツイッター>

 

【歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ(ふーくん)】

 

https://twitter.com/XMfD0NhYN3uf6As

 

 

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