2020年のゴールデンウィーク。
稀にみる状況により、旅行をキャンセルし、日本におります。
ここ数年、ずっとどこかしらに出ていたので、久々の日本やけど、外出も控えているので、鬱々としてしまう。。。。。
中国の武漢で発生した新型コロナウィルスは、瞬く間に世界中に蔓延し、WHOのパンデミック宣言から、世界各地でのロックダウン、日本国内の緊急事態宣言へと続き、今だ収束は見えず。
その影響で、旅をキャンセルすること3回。
折角なので、ブログに残しておこうかな、と思う。
いつか、こんな時もあったなー、と、どこかの国の空の下で笑える日が来ることを信じて。
2020年のGW旅の計画を始めたのは2019年の11月。
GWの休みは4月29日から5月6日の8連休で、前後に2日間の平日を挟んで土日。
だったら、どっちかに2日間休めば、更に12連休の大型休暇に出来る!!
それなら、少し遠いところにじっくり行こう!!
ってことで、前に候補に挙がって諦めたモロッコに狙いを定める。
11月末:スカイスキャナーで航空券のリサーチ開始。
15万円前後で、24時間以上かかり、思った以上に遠いことに今更気づく。ww
12月:別の旅行でバタバタで手が回らず。
1月:再度、スカイスキャナーでリサーチ。
お気に入り登録しても、翌日にはその路線が消えてなくなる、という摩訶不思議な神隠しに戸惑う日々。
中旬から後半は、ほぼ毎日チェックして本気リサーチ。
1月31日:航空券予約完了。
翌日からの海外出張を控え、このままだと予約できない!と、会社でのランチ中にポチる。
スカイスキャナーで見つけた、驚きの10万円以内。
旅行会社は「Gotogate」
以前、別ブログにも書いたけど、航空券購入の際は、最安値に飛びつくのではなく、出来るだけ問題のない旅行会社(サイト)からの購入を優先する。
でも、今回は、そもそものオプションがGotogateのみで、他の会社がリストされていない。
(なんか怖いけど。)
なので、Gotogateにて購入を決定。
ちなみに、Gotogateでのチケット予約には色々なオプション選択があり、それに引っかかると、スカイスキャナーでの提示金額より高くなる場合があるので要注意。
予約ページをしっかり読んで確認すればハマることはない。
(Gotogateに対する口コミで「提示金額より高くなった」という人はここでハマってるのでは?と思う。)
ちなみに、上の画像では、ノーマルが「フレキシブル」になってるけど、「標準」を選択しないと最低価格には辿り着けない。
経験談ブログを検索すると分かるように、このサイトはとにかくオプション選択が多い。
他にも;
・手荷物サービス
・サポートパッケージ
・キャンセル保証
・チェックイン
・SMS連絡
・食事
・座席指定
など、選択するたびに料金が追加となる。
なんとか、選択の穴に飲み込まれず、最低価格の91,559円で購入完了~~☆
ルートは、関空から北京&ヨーロッパ経由のモロッコ・カサブランカ行き。
敢えて、ヨーロッパでの乗り継ぎ時間が長いものにして、折角なので、経由地で半日程度遊べるようにしてみた。
行きはイタリア・ミラノで、帰りはフランス・パリで。
日本⇔ヨーロッパの利用航空会社はスタアラ系の中国国際航空。
なので、もし外に出る元気がなければ、空港ラウンジでまったり出来る。(SFC修行の賜物!)
夢が膨らむ!!
購入後、すぐにGotogateから予約確認メールが届いたものの、中国国際航空のサイトで予約確認が出来ない。
そういえば、Gotogateの予約ページでパスポート番号を入れていない気がする。
予約時にいるんじゃなかった??と不安になる。
2月1日@日本:予約確認。
久しぶりの海外出張。成田で時間があったので、中国国際航空のカスタマーセンターに電話で予約状況を確認してみた。
今回は繋がるまで10分くらいかかったかな??
この時は何も考えていなかったんやけど、この頃からコロナの影響が出始めていて、渦中にいる中国国際航空はおそらく様々な対応に迫られていたはず。
新型コロナウィルスが武漢で発生したのが11月、1月には日本で初の感染者が出て、世界中で少数ながらも症例が発生し始めていた。
なので、10分で繋がってラッキーだったかも。
電話で、日本⇔北京⇔ヨーロッパの予約がきちんと出来ていることを確認し、ついでに座席指定もした。
なんだ、Gotogate大丈夫やん。
2月1日@アメリカ:フライトキャンセル連絡。
出張中のアメリカで、フライトキャンセルのメールを受領する。
キャンセルは北京⇒ミラノの一区間。
いやいやいや!
数時間前に電話で予約確認したばっかやし??
ってか、ここだけキャンセルされても、他の区間だけじゃ旅が成立せんし??
(この段階ではキャンセルの理由は不明)
と、慌ててGotogateのサイトを確認。
メールでも問い合わせ出来るけど、すぐに確認したいので、電話することに。
日本時間はまだ夕方、「日本語対応」も可能なようだったけど、繋がらず、英語でかけてみる。
オペレータに繋がり、予約していた一部区間のフライトがキャンセルになり、そこだけでもなくなるとルートが確立しない旨を説明、
「では、どうしますか?」
と聞かれ、
「代替のルートを提示してもらうか、一旦全ルートキャンセルするか、したい」
と回答すると、
「変更とキャンセルはそれぞれ窓口が違う」
とのこと。
ルート変更には時間がかかりそうだったので、一旦キャンセルを選択すると、担当者に変わる、と一旦ホールド。
で、別の担当者にまた一から説明、一旦全便キャンセルしたい旨を伝えると、
「一部の区間がキャンセルとなった中国国際空港は無料キャンセル出来るかもしれないけれど、ヨーロッパ⇔モロッコは違う航空会社(ロイヤル・エア・モロッコ)なので、そこはキャンセル出来ない(返金がない)可能性がある」
と言われる。
でも、全ルートを一括予約しているんだし、キャンセル出来ないのはおかしい。
そもそも、何の理由もなく、一部区間だけキャンセルされても困る。
理由は書いてなかったけど『コロナ』の影響なのか?
と、『コロナ』の言葉が出た瞬間、
「コロナに関連するキャンセルについては、窓口が違う」
と、またしても別の担当者に回される。
所謂、「たらい・まわしの刑」。
次の担当者にもまた一から説明、フライトキャンセルがコロナの影響の可能性もあると説明すると、
「コロナ関連については、各航空会社もまだ混乱していて、方針が定まっていない。数日の間には決定すると思うので、少し待ってからかけ直して欲しい」
とのこと。
そういえば、私がアメリカに入国した2/1のまさにその日から、中国からの入国が禁止となっていた。
中国からのフライトは全便キャンセル、入国審査でも「過去2週間以内に中国に行ったか?」と聞かれた。
そうか、、、、、そりゃあ仕方ないわな、とその夜は諦めて就寝。
2月2日@アメリカ:フライトキャンセル手続き。
中国国際航空のサイトで状況を確認してみる。
と!
コロナの影響により、イタリア政府が中国からの飛行機の乗り入れを制限したとのこと。
しかも、まだまだ先の4/29まで。
私の旅程と丸被り!
やっぱりか。
でも、ここで注目すべきは、「無料払い戻し」!やった!!
すぐさま、Gotogateに電話連絡。
またしても3回くらいたらい回しにされ、最後に繋がった担当者に、航空会社側は無料で払い戻しする方針であるの旨を伝えた。
「では、キャンセル手続きをします。ロイヤル・エア・モロッコの分は無料キャンセルを保証出来ないけれど、先方にメールでコンタクトしてみる」とのこと。
一旦ホールドされ、待たされること5分くらい??
しかも、Gotogateの保留とか転送って無音だったりするので、切れたのか?と勘違いしてしまうーーーー。
「両航空会社にキャンセルの連絡を入れました。払い戻しについては、追ってメール連絡をします。」
とのことで、無事に(?)キャンセル完了。
2月5日@日本:返金連絡。
思ったより早く、Gotogateからメールを受領。
若干疑っていたけれど、ちゃんと返金されるとの連絡が来た!!
金額は記載されてないけど、全ルートっぽい!やったね!!
2月7日@日本:全額返金連絡。
晴れて、全額91,559円返金~~~~☆
ビバ~~~~~~
2月9日@日本:全額返金完了。
上記メール受領から数日で、クレカの返金処置が完了した。
想像以上の対応の早さに、ちょっとびっくりした。ww
なんか、色々とあったけど、取り敢えず無料でキャンセルできたので良かった!!
Gotogateの口コミは結構悪いけど、安いにはそれなりに理由があるので、覚悟の上で購入するべきかな、と思った。
・英語が出来ればある程度の問い合わせも交渉も可能だし
・無料キャンセルも出来たし
・返金連絡も速かったし
・返金自体も早かった!!
今回の私の体験では、Gotogateの対応はとても満足できるものだった。
コロナで旅行会社も航空会社も大変な時期だったにも関わらず、10日間以内で全額返金されたのは本当に有難かった。
友達にも旅行会社に勤めてる子がいて、キャンセルの嵐で辛い。。。。って聞いてたので、一顧客としては感謝しかない。
この時は、仕切り直しでGWにどこかに飛ぶ気満々だったな。。。。。(遠い目)