土用と言えば、
 
 
『うなぎ』
『夏』
 
 
を連想してしまえへん?
 
 
 
土用は、実は年4回あって

立春・立夏・立秋・立冬前の

季節の約18日間が土用期間と

言われてるねん。

 

 

 

土用期間は土の気が盛んと

考えられてて、この期間に

土に触れるのはNGで

 
 
季節の変わり目であり
体調を崩しやすい時期の土用。
次の季節を心地よく迎えるため
にも土用の養生はホンマ大事。

 

 

 

で、今年の冬の土用は

 

 

1/18~2/3(立春の前日)

までやから、ぼちぼち季節の

変わり目の準備として

養生したほうがええねん。

 

 

 

という事で、今日は

土用期間+αの

おススメの養生に

ついて話すわな♪

 

 

今は白鳥さんが見れる季節。

パンをもらってるせいか、めっちゃ近くにいましたわ~

 

 

漢方養生では

 

 

 

・陰陽

 

・五行(肝木心火脾土肺金腎水)

 

 

という考え方あるんやけど、

土用においては

 

 

 

土用は脾土を司ってて、

脾土の養生が大切!

 

 

 

って言われてるねん。

 

 

 

ちなみに、

 

 

脾土

 

 

っていうのは

消化と循環に関わってるとこで

ここが弱ると

 

 

・気血が作られへん状態

  気虚血虚へ…

・疲れやすくなる

・消化のトラブル

 

 

といった変化が出てくるねん。

 

 

だから土用期間は

 

 

暴飲暴食せず

身体を冷やさんような食べ物を

選んだり

消化のええもん食べて

 

 

消化と吸収に負担をかけないよう

にするとええんよ。

 

 

 

ちなみに、食べ物においては

 

 

・甘くて黄色い食べ物って

いうのも脾土にはええんやで♪

(さつまいも、かぼちゃ、

とうもろこしなど)

 

 

・7時~11時が胃の働きが

 活発と言われてて、胃腸が

 元気なこの時間に食事を

 摂るのがおススメ♪

 
 
 
18日間程度の土用期間。
うなぎを食べるだけじゃなく
こころと身体を労わってあげ
てな♪(笑)
 
 
 
あとは、冬準備として
冬に負担がかかりやすい
五行の
 
 
「腎水」
 
 
のケアも大事にして欲しいねん。
 
 
 

<腎水とは?>

 

働きとしては、簡単に言うと…

 

生命エネルギーの源

 (腎はと~っても大事!)

・水分代謝機能をコントロール

・成長、発育、生殖、免疫、造血

 に関わる

 

 

 

<腎水と関連してるもの>

・膀胱

・耳

・髪

・骨

・恐、驚

・冬

・鹹など

 

 

 

<腎水の不調が起こると…>

・下半身の不調(足、腰、むくみなど)

・身体の冷え

・めまいや耳鳴り

・白髪

・歯や骨がもろくなるなど

 

 

<腎水を労わるために…>

身体を温める

余分なエネルギーを消耗させない!

 

 

<腎水の働きを助ける食材>

・黒い食材(黒ゴマ、黒豆、昆布など)

・固い殻に囲まれたもの

 (くるみ、えび、など)

・栗や牡蠣

 
 
 
 
どんなに世の中が変化しても、
漢方養生は現代でも活用できる
 
「備える生き方」
「今と、次の季節を快適に
 暮らす方法」
 
を教えてくれる。
 

先人の知恵や経験って、

ほんますごいよね…

 

 

 

今は、ほんま頑張り過ぎの
世の中。
漢方養生を利用しながら
四季を楽しみ
 
 
 
ワンコも家族も
 
 
 
自然と調和し、こころと身体を
労わり、次にくる季節を快適に
過ごそうな♪
 
 
 
冬準備で腎臓を温めるため、腹巻を活用してたエルちゃん♪