こんにちは
獣医師の原口です
今日は乳歯のお話
実は、
病院犬のクーヘンちゃんが歯の生え変わり真っ只中なのです
今は、こんな風に永久歯の後ろに乳歯が残っています
このあと乳歯が抜ければいいのですが、
残ってしまうと乳歯遺残となり、歯並びが悪くなったり、永久歯と乳歯の間に歯垢が溜まったりと歯周病へと発展してしまいます。
乳歯遺残は小型犬でよく見られます。
これは顎の小ささが影響しているのではと考えられています。
歯の生え変わりは、生後5ヶ月~10ヶ月の間に完了するのが一般的です。そのため、この時期を過ぎても乳歯が残っている場合は乳歯遺残の可能性が高くなります。、
小さいうちから、乳歯の確認としてお口を触る習慣をつけておきましょう生え変わった後にお口のケアをさせてくれるようになりますよ
さて、
乳歯遺残となってしまった場合、どうするか....
そのままにしていてもいい事はありません。
麻酔をかけて抜歯しましょう
当院では、避妊・去勢手術の時に抜歯を勧めています
大人になってからの乳歯抜歯の場合は、一緒に超音波スケーリングも勧めています
うちの子の歯はどうなの?など疑問があれば、
一度健診に来院してください
お待ちしております