ノルウェーでの確定申告 その2
今日もご訪問ありがとうございます。ノルウェーにお住いの皆さんのもとには、既にメールが届いていると思いますが、やってきました確定申告のシーズン家族全員(といっても、主人と私だけ)の提出が完了しました。うちは自営業者じゃない、サラリーマン世帯なので、別に大したことなくって、ほとんど何もしなくていいんですが…今まで、確定申告書が届いても、さらっと見て、源泉徴収額に比べて、追加の税金があればそれを期限までに払うことだけはやってきました。ただし、今年に関しては、賃貸用アパート購入という一大イベントがあったもので、それもかねて、中身の確認など、少し勉強したという訳。ブログ更新をずっとサボっていたのにもかかわらず、アクセス数がぐぐっと伸びていたため、人気のある記事を見たところ、「ノルウェーの税金について」という2月に書いた記事がトップに来ていました。ということは、「確定申告が来たのと同時に、私のブログを見てくれる人もいるのかしら?」とちょっっぴり嬉しくなった訳ですよ。ということで、確定申告関連についてレポートしま~す。2017年度、3つの変更点について セカンドハウスの時価から算出する課税評価額の割合が80%から90%に。 家の課税評価額は、税務局のウェブサイトにあるBoligkalkulatorでも、住所や、築年、広さなどを入力するだけで確認できます。今回、申告書の築年が間違って記載されていたので、訂正をいれました。それによって、課税評価額が少しだけ減額されました。 固定資産と特定の有価証券の資産評価割引というのが新たに導入。割引率については、2017年度は10%、2018年度は20%。 よくわからないけど、有価証券の評価割引というのがポイントかも。有価証券への投資にうまみをもってこさせることで、不動産市場の高騰を和らげる効果があるのかな?ちなみに、ノルウェーでも日本のNISAに類似する制度でAksjesparekonto(株貯蓄口座)というのが導入されましたね。簡単にいうと株や株系の投資信託の売買利益が非課税になる制度ですが、今まであまりにも国民の投資が不動産に傾いていたので、それを有価証券に向けるという方針なのでしょうか。 ただし、この資産評価割引ですが、債務がある場合は、債務の控除額が減額されるため、資産を減額されても、債務も減額される形でなんとなーく相殺されるんですね。 所得税率が25%から24%に減額。 2018年度は23%に。調べてみると、2013年までは28%で、毎年1%ずつ税率が下がっていたのですね。 まとめとしては、①所得からではなく資産を持っている人から税金を取る、②投資を不動産ではなく有価証券に向けさせるということですね。BSUは若い人には絶対おすすめBSUとは、Bolig sparing for ungdomの略であり、「若者向け不動産購入用貯蓄口座」。恐らく、ノルウェーに住む若い人のほとんどがこの口座を持っているのではないでしょうか?うちも娘が18歳になってから作りましたが、その旨味を今回再認識することに。アルバイトを複数かけ持ちしていたため、ぎりぎり所得の非課税枠を上回る計算だったので、きっと、課税があるだろうと予想していたのです。案の定、社会保険税が課税されているのですが、なんと、BSUのおかげで、まるまる税金が差し引かれて、課税額がゼロになっている。非課税というのは、そういう意味だったのかと改めて知った。BSUについて(DNB銀行のサイトより)(こちらの過去記事も参考にしてください)利点: 33歳以下の人にとっては最良の貯蓄方法である。 高い利率(現在、DNBでは3.2%) 決まった金額を貯蓄する必要はない。 貯蓄額の20%年間最高5000クローネまで、税額が控除される。利用条件: 利用できる年齢の上限は33歳 家の購入あるいは、家のローンの返済にのみ利用 税金の控除を受けるには、課税所得が必要となる(所得がなくても貯蓄は可能) 年間貯蓄額は25,000クローネまで、33歳までの貯蓄額合計は300,000クローネまで。 33歳を過ぎると、利率は他の貯蓄口座と同じになる。*確定申告は、訂正が必要な人、追加で税金を払う必要がある人は、期限がくるまで忘れずに手続しましょうね。税金関連の過去記事「ノルウェーの税金について」「住宅ローンが多すぎて怖ーい」「その10 家賃収入から控除可能な5項目」「ノルウェーにおける確定申告の手順」