京都発、言いたい放題!~毎日更新~ -37ページ目

医療に松竹梅

 日本の医療保険の制度は、世界に誇れるものと、厚労省の人たちは胸を張る。

 

 裕福な人も、貧しい人も、世界最高レベルの高度な医療を受けられ、その個人負担は極めて低い。

 

 ただ、この高額医療費の制度が実は、曲がり角に来ているのやね。

 

 その原因は、増え続ける医療費。

 

 日本は、その患者さんの所得に応じて、高度で高価な医療費の負担を軽減している。

 

 これって、極めて社会主義的な部分の良いところなんやけど、これがあまりにも増えすぎていて、財政的に厳しくなって来ているのやね。

 

 他の多くの国では、医療にも、ランク付けがされていて、松竹梅がある。

 

 ところが、日本は、どんな人でも、松コースのバカ高い治療費を、もれなく国庫負担しているのやね。

 

 昔の国家予算はインフラ整備なとが、支出の一位やったけど、今はダントツに医療などの福祉予算が一位。

 

 高齢化も相まって、団塊の世代は今年全員が後期高齢者になる。

 

 この人たちが使う湯水のような治療費が、重く国民負担を増やしていて、このまま放置できないレベルになっているのやね。

 

 私ね。世界の多くの国がやっているように、少しづつ、個人負担の比率を引き上げていくしか、手はないと思うのやね。

 

 今回の高額医療の個人負担増加も、その一環やと思うのやね。

 

 全部の患者に月に数百万もかかる高度な医療を施す必要があるか。

 

 患者個人が選んでいくしかないと思うのや。

 

 月に100万も払えないから、その治療を止める。

 

 医療の制限は、当然必要になってくる。

 

 これをやりたくない医師たちが、これに反対し続ける。

 

 親方日の丸で食えている医療関係者にも、これからは、選択の時代が迫られてくるのやないのかな。

 

 治療費の安い病院と高い病院を、患者自身が選んでいく時代になっていくような気がするわ。

 

 

トランプ提案を蹴れ

 日本製鉄は、USスチールを買収出来ない。

 

 過半数以上の株は日本の会社には買わせない。

 

 買収ではなく、投資。

 

 こんな、禅問答のようなこと言われて、はい、そうですかは、あかんて。

 

 子会社化しないと助けられないって。

 

 会社の株を過半数持つという意味は、その企業の経営権を掌握するってこと。

 

 これが出来ずに、金だけ出させて、口は挟むな。

 

 なんて、こんな理不尽な要求は蹴るべきやて。

 

 ええように、され過ぎやて。

 

 USスチールは、これから、坂を転げるように実績が下がってリストラの嵐になる。

 

 日本製鉄が救済的なニュアンスで、買収を申し出ているのに、不平不満があるのやったら、助けないって、最後通告をすべきやて。

 

 何を甘い事を言っているのやて。

 

 ただでさえ、米国の鉄鋼労連は、極めて政治的な圧力団体の側面がある。

 

 企業価値を最大化するより、自分たちの賃金を上げたり、雇用改善にしか興味が無い組織に、魅力があるか。

 

 旧態然としたまま、会社の存続を目指すのは、もう難しくなっている。

 

 米国のような賃金のバカ高い国で、鉄鋼のような、価格競争が激しい業界で生き残りを模索するのは難しいって。

 

 人件費が高い分、高付加価値な製品を作るしかないのに、その技術は日本製鉄しかない。

 

 文句を言っている状況ではないって。

 

 それに政治家が、民間企業のやることに口を出し過ぎることは、良くない。

 

 Not your Bissines.  大統領が日本製鉄のトップと交渉するトランプ流は、筋が違うと思うで。

 

 米国第二位の製鉄会社が合併を打診しているそうやないの。

あっちの人たち

 世の中の人は、みんな税金が安くなる減税を喜ぶものやと思っていた。

 

 ところが、どうも、日本の社会の中の構成員が、増税を喜ぶ人たちも、少しづつ増えてきているのが分かった。

 

 これって、言い換えたら、他の人たちが頑張って、税をたくさん納めてくれた方が、自分たちの生活が良くなったり、より安定したりする人たち。

 

 今の日本は、この人たちの比率が上がって来ているのかも知れないね。

 

 税金で生活している公務員の人たち、学校の先生たち、そして、大きな補助金をもらっている大企業に勤める人たち。

 

 政府から大きなお金が出せている医療やお薬に関わる人たち。

 

 公的な機関にお勤めの人たち。

 

 主に公共工事や公的な資金によって生活が成り立っている人たち。

 

 労働組合や、企業の同業組合に勤めている方たち。

 

 広い意味で、交付金やら助成金、補助金をたくさん貰っている組織にお勤めの人たち。

 

 ひょっとしたら、公的な保証により守られている金融機関にお勤めの人たち。

 

 こう考えると、小さな政府になれば、困ってしまうお仕事に就いている人たちって意外と多いのやね。

 

 国民民主党が手取りを増やすと言って、票を集めているけど、手取りが増えてうれしい反面、税や公的な資金が減ると、自分たちの生活の安定が確保されなくなる可能性もある人たちも多いのやね。

 

 この方たちは、基本的には、自らは、富を生産しないお仕事が多い。

 

 逆にしっかり稼いで、どんどん税金を納める人たちからしたら、こっちの人たちが大半やと思っていたのに、意外と、あっちの人たちの比率が上がっていることに驚く。

 

 こっちの人たちの比率が少なくなり過ぎると、国のバランスが取れなくなって、経済は悪くなってしまうのやね。

 

投資マネー

 ドル高が少し緩み、円の価値が少し戻った。

 

 このタイミングで、日本企業が、海外の企業を買収する話が増えているのやね。

 

 日本製鉄にしたって、日本国内だけでは、これからは、売り上げの伸びが見込めない。

 

 せっかく、内部留保が史上最大になっている今だから、有望な投資先があれば、打って出たい。

 

 そんなところなんやろう。

 

 先日も、明治安田生命が、アメリカのリーガル&ジェネラルという、保険会社を買収するといニュースが出ていた。

 

 3500億円が高い買い物かどうかは分からんけど、大企業は生き残りを賭けて、食うか食われるか、弱肉強食の世界で戦っているのやろうね。

 

 この買収というのに、大きく関わるのが、実は、為替相場の世界なんやね。

 

 円の価値が、放っておいたら、じり貧になる。

 

 価値のあるうちに、将来の価値になる企業を確保しておきたい。それがM&Aに企業を向かわせるのやね。

 

 ただ、多くの場合、USスチールがそうであったように、買収する側と、買収される側では、感情論が邪魔をする。

 

 純粋に企業価値だけで、判断されるのなら良いのだけど、日本の企業には、欧米系の人たちから、黄禍論でうまくいかない時がある。

 

 肌の色の黄色い奴らに、何もかも、もっていかれるのではないか。

 

 これが、欧米社会には根強い。

 

 これには、日本であれ、中国であれ、アジアの奴らという括りでは、同じなんやね。

 

 製造業のように、モノが動くのなら、まだ分かりやすいけど、金融や資本という、カネだけが動く世界では、手っ取り早い結論が求められる。

 

 実は日本も、もうすでに、どっぷりと、世界のマネーゲームのど真ん中に、巻き込まれているのやね。

 

 

米騒動は終わらない

 昨年の夏過ぎ。日本では、コメ不足騒動が起きた。

 

 令和の米騒動とまで言われたのは、日本に流通するお米が、一時的に枯渇して、品薄になり、新米が流通しだすまでの間に、スーパーなどのお米売り場から、お米が消えてしまったのやね。

 

 まぁ、お米が不足すれば、値段が上がるだろうから、それまで、買い占めてやろうという、不届きな奴らも多く居てたのやろうけどね。

 

 この現象は、当初、新米が大量に出回る時期になると解消されるやろうと言われていたのやね。

 

 ところが、投機的に上がったお米の価格は、なかなか下がらない。

 

 日本産のお米は、どこもそこそこうまい上級の品質のものしかなく、標準米と呼ばれる、業務先や、お米を加工して製品にする産業米まで、ひどく値が上がった。

 

 あられや、米味噌まで、値が上がったね。

 

 農水省というところの、食糧庁は、お米の飢饉に備えて、備蓄米というのを一定数確保している。

 

 これらのお米は、2年ほどして、廃棄され、飼料などにされる。

 

 政府保存米は、けっして、市場に出回らないはずのものやったんやね。

 

 ところが、このコメ不足で、備蓄米を放出しろという声が大きくなっている。

 

 市場を冷やすという意味で、米価格が落ち着くことが期待されているのやけど、これ、もう、コメ相場は織り込み済みやからね。

 

 そんなに、急激にバカ高くなったお米が安くなることは考えにくい。

 

 この備蓄米は政府米とも言って、実はJA全農に丸投げしている。

 

 全農御用達の倉庫会社に山積みになっているお米が入札によって、所有者の名義が変わるだけの場合も多い。

 

 農業の世界では、集荷業者がほぼ、全国農業協同組合連合会に限られていて、ここに、1年以内に同じ品質のお米を同じ量、買い戻すことを義務付けている。

 

 よそ者に、美味しいとこを抜かれないように、がっちりガードしている。

 

 ただ、今回もし実施されたら、米の流通円滑化を目的にした初めての備蓄米の放出ということになるのやね。

 

 大凶作になった1993年以来始まった備蓄米制度。100万トンという規模が、どう、市況に影響するか。

 

 興味深い話ではある。

LNG争奪戦

 日米首脳会談で、石破総理がトランプ大統領に約束したLNGの輸入の案件。

 

 日本はLNG(液化天然ガス)をオーストラリアから37.2%、マレーシアから13.7%、カタールから11.9%輸入している。

 

 このLNGは、主に火力発電やら、都市ガスの原料として使われている。

 

 石油や石炭より、扱いやすいLNGは比較的新しいエネルギーやけど、実はこのLNGは、いま、大きな市況の変化が起きているのやね。

 

 というのも、日本のLNG輸入先の第四位がロシア。

 

 これがウクライナ侵攻のおかげで、ロシアからの輸入を締め出すが起きているのやね。

 

 そして、LNGの争奪戦になって、オーストラリアなどは、輸出制限をかけだしている。

 

 日本のLNG輸入価格は2倍になって、それでも、供給先不足になっている。

 

 日本にとって、LNGが入らなくなるのは、困るから、どこ産でも欲しい。

 

 もしアラスカ産のLNGが日本に入れば、日本に近いし、メリットは十分ある。

 

 石破総理の米国産LNGを輸入する発言にはこんな背景があるのやね。

 

 そもそも、このお話、米国の日本への貿易赤字が拡大していた際に、安倍総理が表明していたこと。

 

 なのに、米国は、エネルギー安全保障政策もあって、海外にLNGを売ることを拒んでいた経緯がある。

 

 米国からの赤字解消要求にとって、輸入先を米国にすることは、日本には「渡りに船」の状態になる。

 

 ただ、価格は割高に吹っ掛けられるかも知れないけどね。

 

 まぁ、そうなりゃ、高い電気代を負担させられる日本側からしたら、たまった事やないのやけれどね。

 

 国同士のディール(取引)を、トランプのご機嫌取りに、使われちゃ、たまらん話なんやけどね。

台湾台北

 今日から、3日ほど、台湾に行ってきます。

 

 京都の倉庫業を営む企業の社長・会長さんたちと、組合の視察旅行です。

 

 日本台湾交流協会の台北事務所を表敬訪問、台北港の物流施設である港湾施設を視察する予定です。

 

 観光のほとんどない、弾丸スケジュールですけど、少しは愉しんでみたいと思います。

 

 そういえば、コロナのおかげで、ここ5年、海外はお預けでした。

 

 5年前、ドバイで、日本人だけ、マスク着けていて、気味悪く思われていたことを思い出しました。

 

 今度も、要らないウィルスをお土産にしないように、気を付けて行ってきます。

 

我が世の春

 先日、京都の高島屋に行った。

 

 2月4日で、中国の春節休みが終わったから、少しは混雑も解消されたのかもと思っていたけど、そうではなかった。

 

 百貨店の高級ブランドのお店から出てきたお若い中国人カップルは、両手にシャネルのショッピングバッグを持って、いかにも楽しそうに、お買い物を楽しんでおられた。

 

 知り合いの店員さんに、まだ中国の人、多いの?って聞いたら、結構、来ていただいているとのこと。

 

 本当のお金持ちは、中国人だらけの春節時期を外して、日本に来られるのやそうな。

 

 この話を聞いて、昔に海外に旅行に出かけて、ルイヴィトンの店に、日本人観光客が、集っているのを、当の日本人観光客自身が嫌っているという話を思い出した。

 

 あの頃のデューティフリーショップは、日本人観光客であふれていたし、海外に来てまで日本人を見たくないって感覚。一緒やね。

 

 ちょうど今は、中国の人たちが、我が世の春を謳歌している時代。

 

 成長の止まった日本人は、肩身が狭くなってしまっている現状を、実感してしもたね。

 

 なんで、こんなことになってしまったのやろうね。

 

 政府が、インフレを抑えようと、過度な緊縮財政やら、増税政策を続け過ぎて、日本にお金があまり回らないようにしてしまった。

 

 財政は健全化するのかも知れないけど、肝心の日本人が税負担や社会保険料の負担が重くなり過ぎたおかげで、貧しくなってしまった。

 

 金の卵を産んでくれる国民を、イジメすぎて、卵も産めなくしてしまうぐらい、締め付け過ぎた。

 

 それが、今の体たらくを招いてしまったのやろうね。

 

 経済政策を大失敗してしまった日本に、また、我が世の春が戻ってくる時代が来るのやろうかね。

 

 

 

 

買収と投資

 石破総理がアメリカへ行って、トランプ大統領と会見した。

 

 ちょっと、お尻がこそばゆくなるぐらいの、おだて会い、ヨイショだらけの会談だったけど、無事終わった感じなのかな。

 

 石破さんにしてはと、但し書きが付くのは仕方ないけどね。

 

 きっと、外務省の官僚たちが、精一杯、しっかりお膳立てしていたのが、功を奏した感じなのやろうね。

 

 まぁ、アメリカに世界一投資している日本を、アピールしたら、そうそう、心証を害することも出来ないわな。

 

 そのうえ、大盤振る舞いの投資話を、上乗せしているのやから、トランプさんからしたら、ケチのつけようがない。

 

 ただ、その中でも、日本製鉄のUSスチールへの買収話を、投資と巧妙に言い換えているのが、気にはなったね。

 

 これって、カネだけは出させて、主導権は米国側にあるという、とても、都合の良すぎる話。

 

 日本側に巨額の投資をさせて、日本側の最新の製鉄技術だけ頂こうという、魂胆が透けて見える。

 

 そもそも、企業間の民民の話を首脳会議で決めることの違和感ったらない。

 

 資本主義は、資金を多く出す方の意見が強くなるのが鉄則。

 

 カネは出すけど、口は出せないでは、フェアではないわな。

 

 日本企業は米国で、多くの米国人を雇用している。

 

 今後は、これが逆にカードになりうること。考えていかないとね。

 

 そうやないと、わざわざ、高い人件費を支払って、米国の会社を維持するだけっていうのは、ただの良い人になっちゃう。

 

 日本側に、戦略と、強かさが、本当にあるのか、見極める必要があるのやけれどね。

 

 

目くらまし

 今の政府のやっていることって、実は、官僚たちにとって、都合の悪い改革をさせないための、目くらましだと思わないか。

 

 フジテレビと中居氏の問題にしたって、夫婦別姓問題にしたって、事の本質からしたら、どうでもいいこと。

 

 本当に大事なのは、負担が重すぎて、取り過ぎになっている税金問題であったりするはずなんやね。

 

 他にも、無駄な天下りを禁止させる法案であったり、強すぎる財務省を何とかすることであったりやないのかな。

 

 官僚たちの数を減らさせたり、不法滞在の外国人問題、外国人への生活保護費の問題や、健康保険の優遇、運転免許の規制強化とか、やらんならんこと、山積やのにね。

 

 トランプ流を、今のご時世と考えるなら、日本政府も、ジャパン・ファーストやないかったらあかん。

 

 アメリカだけ、自国の国益重視されて、日本は何もしないと、ええようにされる。

 

 景気を上げたいのに、増税したら、逆に下がる。

 

 当たり前の、逆の政策をだらだと30年間も見逃して来たら、そら、世界の成長の流れに置いておかれるって。

 

 財政均衡化なんて言っている国はない。

 

 積極財政をしている国だけがGDPが上がっているのが、世界の現実。

 

 道路に穴が開いてトラックが転落する。

 

 これって、国や自治体が、下水道などのインフラのメンテナンスに、カネを使ってこなかったってことやて。

 

 必要な工事はどんどんやって、市中にお金を回せば、景気も上がるって。

 

 企業に交付金と言う、餌を与えて、賃上げさせるのは、やらせ。

 

 本当に市中に回る資金を増やしたら、景気は上がるし、無理のない賃上げは進む。

 

 インチキの景気対策をしているから、息が切れて、また駄目になる。

 

 せめて、食料品の消費税非課税化ぐらい、出来ひんのか。

 

 これなら、輸出企業への税の払い戻しもほとんどない。

 

 物価対策にもなるから、一石二鳥やと思うけどな。