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 ドル高が少し緩み、円の価値が少し戻った。

 

 このタイミングで、日本企業が、海外の企業を買収する話が増えているのやね。

 

 日本製鉄にしたって、日本国内だけでは、これからは、売り上げの伸びが見込めない。

 

 せっかく、内部留保が史上最大になっている今だから、有望な投資先があれば、打って出たい。

 

 そんなところなんやろう。

 

 先日も、明治安田生命が、アメリカのリーガル&ジェネラルという、保険会社を買収するといニュースが出ていた。

 

 3500億円が高い買い物かどうかは分からんけど、大企業は生き残りを賭けて、食うか食われるか、弱肉強食の世界で戦っているのやろうね。

 

 この買収というのに、大きく関わるのが、実は、為替相場の世界なんやね。

 

 円の価値が、放っておいたら、じり貧になる。

 

 価値のあるうちに、将来の価値になる企業を確保しておきたい。それがM&Aに企業を向かわせるのやね。

 

 ただ、多くの場合、USスチールがそうであったように、買収する側と、買収される側では、感情論が邪魔をする。

 

 純粋に企業価値だけで、判断されるのなら良いのだけど、日本の企業には、欧米系の人たちから、黄禍論でうまくいかない時がある。

 

 肌の色の黄色い奴らに、何もかも、もっていかれるのではないか。

 

 これが、欧米社会には根強い。

 

 これには、日本であれ、中国であれ、アジアの奴らという括りでは、同じなんやね。

 

 製造業のように、モノが動くのなら、まだ分かりやすいけど、金融や資本という、カネだけが動く世界では、手っ取り早い結論が求められる。

 

 実は日本も、もうすでに、どっぷりと、世界のマネーゲームのど真ん中に、巻き込まれているのやね。