非認知能力を育てる ままごと遊びの保育園内研修 | 知育玩具インストラクター よいおもちゃの与え方のメソッドで、日本中を幸せに

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一般社団法人 日本知育玩具協会 代表理事 藤田篤のブログです。

日本知育玩具協会代表理事 藤田篤です。

社会性、非認知能力を育てるままごと遊び

東京都文京区の保育園で、非認知的能力を育てる、ままごと遊びに関する保育園内研修をしました。

この研修では、ままごと遊びが子どもの非認知能力と社会性の発達にどれほど重要であるかをエビデンスに基づいて、

わかりやすくお話しし、適切な保育環境を整えることの大切さを保育士の皆さんに伝えました。

遊びの重要性

ままごと遊びは、子どもたちの社会性を育むために欠かせない活動です。

特に、ままごと遊びは、子どもが家庭内での役割を再現し、

大人から無条件に愛される経験を通じて自分の価値を知ることができる貴重な機会です。

人生の初めにおいて、何もできない子どもに対する親からの愛情が遊びの原点となります。

良い人形と感受性の育み

良い人形を与えられることにより、子どもは自分がしてもらって嬉しかったことを人形に対して再現する

「お世話遊び」が始まります。人形が与えられることにより、子どもの心には感受性の器が育ち、

その器には親からの愛情や大人からしてもらった、お世話の経験が記憶されます。

これにより、子どもは人形に対してお世話をすることを通じて、感受性が豊かに育まれます。

役割遊びと社会性の発達

お世話遊びは、家庭内での役割を再現する「役割遊び」につながります。

さらに、この豊かな感受性を基に、子どもは大人と一緒に出かけた際に目にする職業や働く人々に憧れ、

それを遊びを通じて再現する「お店屋さんごっこ」が始まります。

これにより、子どもたちは少しずつ勤勉性を獲得し、大人になるための大切な要素を身につけていきます。

遊びの環境と保育士の役割

漫然と作られた環境では、子どもたちは存分に遊ぶことができません。

皆さんが考えているより遥かに、子どもは想像力豊かで完璧主義者なのです。

子どもの発達に沿ったより良い環境作りが必要です。

より良い環境を与えることで、想像力豊かに遊び始めるのです。

愛情豊かな体験を想像力豊かに遊ぶことで、社会性が育ち、非認知能力が育ちます。

これらが育つ過程で、認知的能力や観察力、記憶力、因果関係を理解する力が育ちます。

このため、保育士の役割は非常に重要です。

研修では、これらの観点から保育士の皆さんに子どもたちにとって最適な環境を整える方法をお教えしました。

 

この研修を通じて、保育士の皆さんが子どもたちの成長をより深く理解し、

適切な環境を提供できるようになることを期待しています。

これからも、子どもたちの健全な成長を支えるための取り組みを続けていきます。

このように、ままごと遊び、ごっこ遊びは

子どもの社会性の発達と生きる意欲を育むために欠かせない遊びです。

保育士の皆さんがその重要性を理解し、適切な環境を提供することで、

子どもたちはより豊かに成長していくことができます。

この記事で紹介したおもちゃ

→ピーターキンベビー

→やさしさ育む人形用ロッキングベッド

お医者さんごっこセット

→お医者さんごっこセット