去年は暖冬+建物性能のおかげで暖房は年末までほとんど使っていません。

今年の冷房期が終わったので1年の冷暖房にかかるエネルギー消費量をまとめました。

 

 

AC1=1階のエアコン(暖房で使用)

AC2=2階のエアコン(冷房で使用)

今年の11月は気温次第ではありますが、おそらく無暖房でいけるのではないかと思うので、予測で待機電力分のみの計上としました。

そもそも待機電力は関係ないのでは?という疑問もなくはないですが、データをいじるのがめんどうなのでそのままにしますw

 

 

 

月ごとの使用電力量

 

暖房よりも冷房にエネルギーがかかっています。

比率はおよそ3:7です。

確かに、エネパスでも暖房負荷よりも冷房負荷のほうが高くなっていました。

暖房負荷が13.3kWh/m2年、冷房負荷が29.2kWh/m2年なので、比率的にはそんなもんなのかもしれません。

1年目は湿度ボーナスもあるため潜熱負荷が高くなったのではないかとも思うのですが、そうでもないのかも。よくわかりませんもやもや

梅雨時からは湿度に困らされた日々が続き、8月中旬まではエアコン2台での再熱除湿を行っていました。

6~9月のエアコン使用状況は以下のとおりです。

 

単位はWhです。

1階で暖房、2階で冷房することで「再熱除湿」してました。

このあたりの試行錯誤はいくつか記事にしているので興味があれば参照されたし。

メモ試しに除湿はじめました

メモ除湿のやりかたを模索中~6月上旬

メモレインボーな世界と除湿の実験

メモ6か月点検と雑感

メモ除湿実験の途中経過

メモ湿度を気にして試行錯誤~6月中下旬

この後の結果のまとめを書いてなかったですねタラー

運用方法を試しながら行っていたので初期は変動が大きいですが、7月には安定していました。

その後徐々に設定温度では暖房が動かなくなったので、8月中旬からは冷房だけにしました。

温度設定は冷房21℃、暖房20℃くらいで微調整していました。

 

さて、我が家で使用しているエアコンはダイキンのSXシリーズ(リソラ)とFXシリーズで、どちらも2.8kW、すなわち10畳用です。

カタログスペック的には

SXシリーズが暖房COP=暖房能力3.6kW/消費電力0.83kW=4.3、同じく冷房COP=2.8/0.73=3.8

FXシリーズが暖房COP=3.6/0.82=4.4、冷房COP=2.8/0.73=3.8となっています。

ほぼ同じですが若干暖房COPはFXシリーズのほうが良いようです。

 

仮に、全期間定格運転だったとしたら、暖房に使用した388.5kWhで4.3倍の熱を作れるということなので1670.55kWhのエネルギーを暖房に用いたということになる・・・はず。

エアコン2台分の待機電力も含まれていますがそれくらいは誤差の範囲に収まる・・・かな??

 

ここで、エネパスを確認してみると、我が家の暖房に必要なエネルギーは年間1632kWhでした。

エネパスについては以下を参照。

メモ我が家の燃費は90.3kWh/m2・年

メモ我が家の予想年間光熱費は?【エネパス】

メモ環境性能と建物性能【エネパス】

 

 

・・・1670≒1632ポーン

かなーりいい線いってる!?

エネパスが冬季20℃を維持するレベルのものなので、平均すれば想定の暮らし方をしていたということなのかもしれません。

しかし、記憶によればさらなる快適を求めだしてもう少し高い温度を維持していたように思います。

暖冬の影響もあってエアコンの使用期間が短くなった分の相殺もあってたまたま近い数字になっただけ、のほうが実態と合っていそうです汗

 

冷房は除湿の扱いがややこしそうなので計算しませんが、期せずして使用電力量の冷暖房比とエネパスの冷暖房負荷の比率が近いものになっていたので、単純に見れば冷房COPが落ちる分差が開きそうですもやもや

ここでエネパスの消費エネルギーまで見るとさらに謎が深まるので、ここまでにします。

 

よくわからないのでなんともなところですが、温度差からのアプローチもしてみたいなと思っています。

いつかそのうち。たぶんおそらくきっとw

 

 

 

エアコンや家電の消費電力量の分析してみたい方におすすめ。

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