日々除湿の実験で快適な生活を模索中です。
前回の記事(試しに除湿はじめました)の続きを記録します。
湿度が高く、蒸し暑くなってきたところで除湿をはじめたのですが、それから徐々に連続運転するようになりました。
今回はエアコン2台使ってみた日があります。
以下の図でAC1と示されているものが1階のエアコンで、AC2が2階のエアコンです。
夏のエアコンとしては2階のエアコンをメインで運用しています。
1階のエアコンは補助的に用います。
2台あるともしもの時の予備としての安心感もありますし、使い方の工夫もできるので、別に1台であることにこだわらなくてもよいのではないかと思います。
エアコン1台という耳ざわりの良さには惹かれますが
さて、記録です。
今回の期間は6/3~6/10です。
エアコンは除湿運転しています。
【図1 室内の温度変化とエアコン消費電力量】
図に共通することとして、左側の縦軸が温度(℃)または相対湿度(%)、右側の縦軸が消費電力量(kWh)です。
2台稼働させたところで温度が下がっていますが、おそらく温度計が1階にあることも影響しているのでしょう。
2階の1台のみに戻したら温度が戻っています。
基本的に、除湿しているときには温度が下がる傾向があることがわかります。
除湿とはいえ弱冷房みたいなものなので加熱要因がなければ室温は下がりますね。
これをうまくバランスさせることができれば快適になるはずです。
【図2 屋外、室内の温度変化とエアコン消費電力】
図1に室外の温度変化も加えてみました。
それに合わせて温度の軸の目盛も変わっています。
外気の影響をどれだけ受けているのかを考えます。
エアコンを稼働させていないときは外気の上昇に合わせて室温も緩やかに上昇します。
つけっぱなしにすると夜に温度が下がるのが困るところです。
【図3 室内の湿度変化とエアコン消費電力】
相対湿度60以下を目指していますが、エアコンをつけっぱなしにしていないとなかなか達成は難しいです。
さすがに除湿運転しているので、運転の結果はしっかり湿度に反映されていますね。
とはいえ、冬に窓を開けたときのように一気に湿度を下げることができるわけではありません。
【図4 屋外、室内の湿度変化とエアコン消費電力】
相対湿度は室内の方が低くなっています。
ただし、基本的に室内の方が温度が高いので、飽和水蒸気量が多いわけで、相対湿度は低くて当然でもあります。
絶対湿度で比較しないとわかりませんね。
外の湿度が高くなってきたので換気は熱交換モードにしています。
さて、記録期間の最後の方で外気の湿度が100%近くになっています。
つまり、雨が降ったということです。
この後、雨が続いてまた苦戦を強いられたのですが、それについてはまた改めて記すこととします。