湿度が高くなってきたので除湿をはじめました。
まだまだ手探りです。
寒くなりすぎないように日射を取り込めばいいと思ったのですが、暑さと寒さの共存する不快な環境になったので即やめました
ガンガン除湿するには温度の低下を許容しなければなりません。
寒くならない快適さを求めるとあまり除湿できません。
あっちを取ればこっちが取れず・・・。悩ましいトレードオフですね。
これから梅雨を迎えるにあたり、温湿度コントロールが難しくなりそうです
温度と湿度もデカップリングしてもらいたいです
さて、ここ一週間くらいのデータをまとめてみました。
グラフに共通することとして、温度を実線、湿度を点線で表しています。
【図1:温度変化と湿度変化】
左の目盛は温度(℃)
右の目盛は湿度(%)
室内の安定ぶりがよくわかります。
屋外と比べ、グラフの振れ幅が狭い=変化が少ない一目瞭然です
しかし、湿度がやや高めになってきました。
結露のリスクを低減させるためにも湿度をもう少し下げておきたいところです。
湿度60%を下回る状態の維持を管理目標とします
【図2:温度変化とエアコンの消費電力量】
左の目盛は温度(℃)
右の目盛は消費電力量Wh
2階のエアコン1台(8畳用)で除湿しています。
ちなみに今回用いている屋内の温湿度は1階のものです。
温度変化と消費電力量からも、除湿で少し涼しくなる効果が見えます。若干室温の上昇を抑えているようです。
5/31は実験的に、除湿の設定を一時的にマイナス3℃(普段はプラスマイナスゼロ)にしてみました。
がっつり除湿してみようという試みです。
しかし、途中で寒く感じるようになったのでゼロに戻して、その後再度マイナス3℃を試してまたやめました。
なかなかうまくいきません
足元が冷えるからか温度以上に寒く感じるときがあります。
妻は寒さを嫌いますし、もちろん私も足が冷えるのは嫌です。
裸足で快適な室内にしたいと思っています。
現実には寒くしないで除湿するのは難しそうではありますが
そんな難点も逆に言えばエアコン1台で除湿できちゃうどころか少し寒くなってしまうくらい効きが良いということになります。
これもすべては断熱、気密の躯体性能の高さ故のことですね。
「新しい生活スタイル」がここに
【図3:湿度変化とエアコンの消費電力量】
左の目盛は湿度(%)
右の目盛は消費電力量Wh
除湿しているところではしっかり湿度が下がるか低めに保たれ、目標とする60%未満となっています。
5/31のマイナス3℃の除湿実験では湿度が良く下がっています。
しかし、冷気が一階に降りてきて足元が冷えるのが難点です。
この点はファンやサーキュレーターでどうにかならないか対策を検討中です。
【表:時間ごと温度、湿度、消費電力量】
数字で見ても室内は温度も湿度も変化が緩やかですね。
エアコンは使っていなくても待機電力で少し電気を消費しています。
待機電力は1日あたり14~15Whです。
0.615×24=14.76なので概ねこれくらいでしょう。
除湿した日では朝から夕方まで使って1.5kWhくらいでした。
今後、つけっぱなし運用も検討しています。
実施は案外すぐなのかもしれません。
それまでに寒さか湿度かの選択とならないような策を用意できるでしょうか。
試行錯誤の日々は続きます。