視点を変えれば世界はカラフルにキラキラ
 
今回もサーモカメラの世界へ誘いますよニヤリ
 
 
 

 
 
 
 
今回は解説なしでしたが、いかがでしょうか。
どれも我が家の室内です。
 
あれれはてなマーク
室内の温度差はあまりないんじゃなかったのはてなマークはてなマーク
こんなに温度差があるなんてどういうことはてなマークはてなマークはてなマーク
これじゃあ不快じゃないのはてなマークはてなマークはてなマークはてなマーク
 
なんて疑問が浮かびましたかはてなマークはてなマークはてなマークはてなマークはてなマークニヤリ
実はこれはある実験をしているからなのですが、意外に快適でした。
確かに上下の温度差はありますし、場所による温度のムラもあるので、すべてが快適というわけではありませんがあせる
それでも、悪くはない感じでした。
 
では、ここでもう2枚サーモ画像をご覧ください。
 
 
 
この2つがレインボーな世界を作った原因です。
2枚目の画像は特にきれいにレインボーになっていますね。
(冒頭の4枚目のきれいなグラデーションと双璧です。)
この2枚、何が写っているのか少しわかりにくいですがわかる人にはわかるのではないでしょうか。
青い横棒と赤い横棒がヒントです。
タイトルも絡めてみれば思い浮かぶものはあれしかないでしょう。
もはやヒントというかほぼ答えになってきました汗
 
答えはそう、エアコンです。
2階で除湿運転をしているのはいつもどおりなのですが、1階では暖房運転しました。
除湿で寒くなる分を温めているということです。
そうです、これはつまり再熱除湿を2台のエアコンで実現してみたという実験です。
実は少し前からたまに試していました。
それについては近いうちにデータを出す予定ですが、消費電力が跳ね上がりますw
今回サーモカメラで見てみたら思いのほかレインボーな感じで気に入ったので記事にしてみましたてへぺろ
 
ちなみに、我が家のエアコンはダイキン製のため、再熱除湿機能はついておりません。
どちらも「さらら除湿」なのですが、若干異なっており、2階のFXシリーズが新・ハイブリッド方式、1階のSXシリーズ(リソラ)がハイブリッド方式です。
なんとなくFXシリーズの方が性能が良さそうですが、実感としてもよく冷えている気がします。
ちなみに、ダイキンのサイトには
(当社条件)室内温度28℃、室内湿度60%、外気温度28℃の恒温室で連続運転。吹き出し温度26℃、除湿量1030cc/h 、消費電力290W(S40XTFXP)
とありますが、我が家での消費電力の実測結果を基にした私の感覚でも消費電力はだいたいそれくらいな印象です。
で、暖房については24℃設定で運転すると700Wくらいかかります。合計すると1000Wくらいになってしまいます。
除湿だけなら300Wくらいでいいのに、それが3倍以上に跳ね上がりますガーン
まったくエコでも低燃費でもありませんね。(これではブログタイトル変えないといけない!?w)
実験ということでエコでないことはわかりきっていましたが、なかなかの消費量でした。
日中に関しては売電できずに垂れ流している太陽光発電分を使えば問題ないのですが、使いたいのは夕方から夜だというのが困ったところです。
 
さて、再熱除湿ですが、簡単に調べて見つけた4社の情報をまとめると以下のとおりとなります。
条件は一般社団法人 日本冷凍空調工業会基準(室外温度24℃・湿度80%、室内温度24℃・湿度60%、吹き出し温度24℃)
・三菱(MSZ-X2819:10畳用)消費電力600W、除湿量1,200ml/h
・日立(RAS-X40J2:14畳用)消費電力795W、除湿量1,460ml/h
・富士通(AS-X40K2:14畳用)消費電力760W、除湿量1,270ml/h
・コロナ(CSH-W2820R:10畳用)消費電力280W、除湿量450ml/h
 
数字だけ見るとダイキンの再熱じゃない除湿よりも電力を使う割にさほど除湿量が増えるわけでもないですね。
もっとも、再熱除湿の魅力は実際にどうなのかはさておき、寒くならなずにしっかり除湿されることにあると思うので同列に比較できません。
ここで挙げたなかでは三菱が消費電力と除湿量のバランスが良く優秀な印象です。
その三菱でも再熱除湿にすると現在のダイキンでの除湿の消費電力と比べて2倍になります。
やはり再熱除湿では電気代が高くなる、という結論は変わりません。
エコでないことは確かです。
しかし、快適性が増しているので、その分の価値があると思えるかどうかということになりますね。
もちろん私はあると思います。
だからこんな実験までしているのです。
快適な生活を、なるべくエコに。それゆえの断熱です。
 
エアコン2台での再熱除湿についてはまだ試行錯誤中ですが、24℃設定だと少し暖房が勝るようなので除湿とパワーバランスをうまく均衡させることができれば現状よりは消費電力を抑えた運用ができると思います。
冬のエアコンは21℃設定くらいで150W前後の消費電力だったような気がしますが、瞬間的に温めたいときは24℃くらいにしており、一時的に消費電力が跳ね上がっていた覚えがあります。
そう思えば消費電力を抑えた運用もできそうな気がしてきますが、果たして室温25~26℃くらいの中でうまく動いてくれるのか、引き続き実験を続けます。