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ASUS本社より

贈られてまいりました。



Japan Cooling Artist


ASUSから来るのは久しぶりです。
Gulf・・?と思って箱の中を見ましたが、
入ってませんでした(笑)


もの言わずいきなり送ってくるあたりは、
『前任の御方』ゆずりですが、
要望はわかっていますので、今更何も言いません。


私も少し前まではXSなど海外巨大掲示板への
私の投稿記事に付いてくる凄まじいヒット数をアテにされ、
ベンダー・・特にASUSの広告塔なこともやってました。


しかし、私も責任を感じてることなのですが・・・


最近では大したことない結果や記事でも、
ベンダー等からの依頼で何でもかんでも投稿する人間が増え、
たまに凄いベンチの報告記事か?と思えば、

やはり次世代のCPUなどを使った記事だったりで、

単純にココはメーカーの広告スペースか?
と思わせるものがあります。


本来のXS(OverClocking)の趣旨である?

誰でも平等に参加出来る純粋な
『驚異的なベンチマーク結果』と『それらを証明する情報提示』

の概念が薄れてしまい、
結果的にXS(OverClocking)の観覧数そのものが

大幅に落ちていると思います。


とはいえ情報は必要ですので、
単純にカテゴリ分けをしっかりすればよいだけですけどね。


そんなこともあり、今回は今までと同じ手は使わないでしょう。






今回のお題は・・


SABERTOOTH 55I



Japan Cooling Artist


Maximus III Formula



Japan Cooling Artist



R.O.Gはわかるのですが、軍事用マザー?はなぁ・・(笑)

なかなか難しいですが、色々考えてみます。

J.C.Aな皆様に手分けしてレビューを手伝ってもらいたいところです。

WB-02(サンプル完成)

寄り道

WB-01  検査中

現在うちに在庫2セット分のWB-01が
検査の為、送られてまいりました。
POT本体やバッファに不良がないか?
試験済み完成品と誤差がないか?など・・
最終確認の作業をやってます。



Japan Cooling Artist


WB-01はその構造の精密さゆえ、
一歩間違うと高価なだけの
『並POT』となってしまいます。
なので必然的にチェックも厳しくなります。


一つ一つが職人の手作りですので、
納品前に必ず職人さん自身の細かいチェックは
はいっているでしょう。
しかし、こればかりはレース本番に
一番近い環境を知っている人間でないと、
最終的なOKは出せません。


実際に今日の試験はバッファ2枚が
『不合格』と判定されました。
後日、作り直していただいて再検査です。


今まで私が見たり体験してきたPOTとは
ケタ違いの性能ですので、
複数個作成しても誤差をなくし、
性能を犠牲にすることなく
多くの人達に使ってもらいたいものです。

The Intel® Core™ i7 Custom Challenge

コチラも知り合いからのお誘いがありましたので、

Project-J.C.Aとして参加する方向で考えています。



Japan Cooling Artist



http://www.intelcorechallenge.com/japanese/



なんか?面白いこと出来ないかなぁ・・とは思ってますが、

まだコンセプトは決めてません。





WEB CREATE SYNDICATE

北関東でカンファレンスが行われます。




Japan Cooling Artist


http://w-syndicate.info/

http://w-syndicate.info/2009_11114.php


このような集まりは都内では
よく行われているようですが、
今回のようにWeb、

ソフト、ハードからOCまでとなると、
なかなか無かったように思います。
とても興味深い内容ですね。


私もkonica さんからお誘いを受けたので、
非力ながら参加したいと思います。

皆さんも是非、ご参加下さい。


まだまだ更新中のようですので、
詳細などはまた後日UPしたいと思います。

WB-03 vs 爆熱i7-975  Part2

引き続きWB-03の耐久試験です。

前回、中途半端なところで燃料切れだったのと、

ある程度、使いこなさないと他人様にはお勧めも出来ない・・

ということで、WB-03の限界までやってみました。


やはり高電圧は銅POTほど耐えることは出来ない為、

限界は銅に比べて0.09v程低いあたりで

頭うちとなります。

最適温度も今回はセッティングが慣れてきて圧着が良かったせいか?

-125℃付近がベストでした。SledgeHammer 最高っす。


ただし常に液体は入れっぱなしです。

ベンチ終わる前のブレーキングが操作の全てで(笑)

ブレーキポイント間違うと即突沸、システムダウンです。

その辺は銅よりシビアで急激です。


ちなみに銅POTだと今回のシステムの最適温度は

POTが空の状態でも-115~-120℃なので、

保冷力の差はそれくらいある・・

ということになりますね。


問題の性能としては・・


まだまだ今後も慣れれば限界は伸びていくでしょう。

アルミPOTの特性上、絵板POTでCPUを冷やしている感覚で、

新鮮で楽しかったです。

でもやはりドライアイス域(-100℃未満)でドラ+液体で満水にし、

時間をかけてじっくり冷やすベンチが燃費も良くて

最適なのでしょうね。

今回のようにLN2だと、ムキになれば対応出来ますが、

LN2一瓶(10L)なんてアッという間です。






システムやセッティング等は前回と同様で練習仕様、

何が死んでも構わない状態です(笑)


M/B: EVGA X58 SLI Classified 760
M/B Bed: SledgeHammer Table 01
CPU: Core i7 975EE
CPU cooling: Water Bear Pot 03
Mem: A-DATA PC3-2133x 1GB x2
VGA: ASUS ENGTX280 TOP
SSD: intel SA2MH080G2C1
PSU: SilverStone ZEUS-1200 (+12v Single rail)
OS: Windows Vista 32-bit

LN2 / Temp: -125℃



Japan Cooling Artist


WB-03 vs 爆熱i7-975 (EVGA X58 Classified)編

ということで、
爆熱975を使っての検証です。



Japan Cooling Artist


レスポンスが優れているのは

アルミなので当たり前ですので、
耐熱と保冷力テストが今回のメインです。

特性が銅POTとは大きく違うので、
ベストセッティングを探っていたら、
そのレスポンスの良さゆえに、
アッという間に一瓶使い切ってしまいました。
燃費は・・予想どおりあまり良くない印象でした(笑)


まぁ・・石が石だけに仕方ないです。

軟式金属バットで硬式ボールを

スタンドインさせるような実験ともいえます。


しかし流石はWB-03、一旦冷えだしたら
面白い程のレスポンスを見せてくれます。
このPOTも一つの素材から繋ぎ目なしで作られていますので、
熱伝導率も最高で全身がバッファ状態です。


燃料が足りなかったこともあり、
アバウトな検証で済ましましたが、
それでも十分な潜在能力を見せてくれました。


電圧は1.75v付近で終始熱を持たせ、
Pi-1Mは5.83Gでも完走しましたが、

直後突沸してしまいました(笑)
06のCPU-Testは最終的には5.35Gで完走しましたが、
保存中燃料切れ。まだ楽勝だったので多分?
5.4Gあたりでも耐えてくれるのでしょう。



Japan Cooling Artist



Japan Cooling Artist


ただパワーバンドが狭い為、一度暴れ出したら
止まりません(笑)それなりの経験値は必要ですね。
テーブルは2本締めが軽量POTの傾きやすい筐体には
ベストな感じでした。


アルミ製であることと、1万円台前半の価格からして
コストパフォーマンスは最高ではないでしょうか。
その優れた応答速度を生かし、ベンチによっては
銅POTを上回る局面もあるでしょう。


ていうか・・その辺の銅POTよか使えます。


これの改良型銅POT、WB-02は恐ろしく強力でしょうね。

今後も色んなプラットフォームや環境で
検証していきたいと思います。



M/B: EVGA X58 SLI Classified 760
M/B Bed: SledgeHammer Table 01
CPU: Core i7 975EE
CPU cooling: Water Bear Pot 03
Mem: A-DATA PC3-2133x 1GB x2
VGA: ASUS ENGTX280 TOP
SSD: intel SA2MH080G2C1
PSU: SilverStone ZEUS-1200 (+12v Single rail)
OS: Windows Vista(XP SP3) 32-bit

LN2 / Temp: -130℃



Japan Cooling Artist


OC Palm

今はすっかり出番がなくなってしまいましたが、
OC Palmです。一時期は私の宝物でした。



Japan Cooling Artist


今年の初め頃、ASUS本社の司令塔からの依頼があり、
どうしても3WAY SLI + VANTAGEのfuturemark最高スコアを
出さなければいけなくなりました。


相手はビンス&ピーターのEVGAワークス、
あとはキンクやコルトレなどのASUS北欧ワークス勢です。


それに対し、こちらはM/Bなどの支援は

台湾から受けてはいたものの、
その他のパーツは予備すら持ってない
完全貧乏プライベーターです。
普通にやったら逆立ちしても勝てません。


燃料も足りません。
彼らの10倍近い日本のバカ高い液体代が

ジワジワと生活にダメージを与えます。
1万円(20L)でも45分で終了です。

それじゃなーんも出来ません。
それでも毎日ブッカケました。


あまりの貧乏に早朝(深夜?)
から液体代を稼ぎにアルバイトに出る始末です(笑)


幸い、石だけは多少良い965EEを持ってましたが、
どうしても追いつけません。
同じCPU-Clockなのに、なぜか大きくスコアが負けてしまいます??
VANTAGE&GTX系はドライバなども素直で、

06とは違い小技裏技など使っても大きな差などつきません。

ぶん廻しの力技が身上です。
力技なら無敗の私がいくら絵描きとはいえ、
こうも簡単に負けている??


絵板のぶん廻しはとっくにWRレベルに到達してます。

あとはCPUのスコアUPです。

かたっぱしから彼らのサイトなど侵入して調べました。
それこそ普段、偵察や相手研究など嫌う私もこの時ばかりは
形振り構わず何でも調べ上げました。
しかし結局、何も掴むことが出来ませんでした。
翻訳失敗してただけかも?だけど(笑)


皆さんご存知のとおり、

3D Mark系のベンチはグラフィックテストと
CPU-Testが混在しています。
絵板をぶっかけられた御方ならご存知でしょうが、
冷静に考える暇などありません。


自分の持ってるCPUの限界を

CPU-Testの完走限界に合わせ、
あとは絵板のぶん廻しに

全神経を集中しなければ何の結果も出ません。


ある時、板をP6T Deluxe(OC Palm付き)に交換して
冷やしてました。
OC Palmは小型の液晶を見ながらリアルタイムに
各設定を変更したり、確認したり出来るツールです。



Japan Cooling Artist


まーた余計なモノに金かけやがって・・

だからEVGAに勝てないんだよ・・
なんて愚痴こぼしながら廻してました。


今考えれば私の965EEは死にかけていた?のでしょうが、
やるたびに限界が下がり、

しまいには5GHzでCPU-Testも厳しい状態でした。
いくら絵板ベンチとはいえども、

これでは勝ち目はありません。


液体も残り少なくなり、諦めモードが漂い

少し雑なプレイが目立ち始めました。
最後の一回かなぁ??と、

VANTAGEを走らせGT-2の大爆発が終わった頃、
ふとOC Palmの液晶に目をやるとBCLKが179×29=5.2G ??
どうやら前回、27倍で遊んでいたので

ターボVの設定をテキト~な値に設定してました。


こりゃまずい!すぐClock下げなければ

次のCPU-Testは間違いなく
即フリーズだ~ということで、

急いでOC Palmを使いClockを落としました。


なんとか無事完走しましたが、スコアを見て呆然となりました。
つか・・そんなことも知らなかった自分に愕然としました(笑)
グラフィックテスト時のCPUのClock-UPは大きくはスコアに反映しないと
思いこんでいた自分に大笑いです。
海外勢はこの手段を使ってたことを初めて気付きました。


おかげで最終的には、
貧乏プライベーターがワークス勢に勝つことが出来ましたが、
時代は流れ、ASUS司令塔は退職し、
EVGAの圧倒的なパワーの前に、OC Palmも封印を余儀なくされました。


R.O.G OC Stationはもちろん、

今となっては他のM/Bメーカーも似たような機能を使って

スコアを操るのは当たり前な時代ですが、
当時はこのように格闘していました。

OC Palmの良いところは、当時のASUS板なら殆ど流用可能な点と、
ターボVで弄れる項目は全てリアルタイムで変更可能な点で、
VANTAGEでも06でもTestの最中、システムの機嫌に合わせ細かく可変させて
スコアアップが出来ます。応答速度も速かったです。



近いうち色んな御方が研究所に遊びに来られる・・ということと、
J.C.Aなパーツの試し斬りもそろそろ始めなければいけないので、
久しぶりに出して遊んでました。

もちろん、975+ASUS板でもやります。



Japan Cooling Artist




先月、ピーター達と徹夜で遊んだ時、
彼がずっと握り締めていたコントローラーをみて、
私はOC Palmを重ね合わせ思い出してました。


ピーターも大事な友人なので、
彼の勤めるベンダーはこれからも最優先で応援します。
でもやっぱりASUSは良いM/Bベンダーですね。
ちなみにプライベートではピーターもASUS大好きクンです。
私は今でもシューマッハというより『シチタカ頑張れ派』です。
見てますか~?(爆)







WB-03 初期ロット