最近、ライブにも行かず、ドラマの考察もせず、
何をやっているのかというと。
オランダのアザラシ保護施設
「ピーテルブーレンアザラシ保護センター」
が行う24時間ライブ配信、通称
「アザラシ幼稚園」
を連日観ているのでした。
元々アザラシ幼稚園を知ったきっかけは、ツイッター(現X)の「おすすめ」に最近やたら「アザラシ幼稚園」関連のつぶやきやファンアートが上がってきてて、
更に爆発的人気の発端となった「ほかほか通信」さんの投稿内容もそこに出てきて。
ツイッターの情報まとめとして有名な「滝沢ガレソ」さんが
「オランダのアザラシ幼稚園ライブ配信に、仕事に疲れた日本の社畜たちが殺到、保護施設には今までの半月分の寄付額がたった1日で集まった」
という内容を書いて投稿し、
それが拡散され、有名になったそうです。
動物が大好きな私は、気になってYouTubeで検索してみたのです。
すると、大きなプールで泳ぐ、ちっちゃなたくさんのアザラシたちの姿が。
↓こちらが通称「表千家」、元々の画角のライブ配信。
↓そしてこちらが通称「裏千家」、4Kカメラの高画質ライブ配信。
最初は、定点カメラの映像など、ずっと観ていて何が楽しいのか、よく分かりませんでしたが。
どうやら、この保護センターのアザラシたちを愛でる人々のことを「茶道部員」と呼ぶらしく。
彼ら、彼女らは、プールの水面に浮かび上がるアザラシの子供を「茶柱」と呼んでいるのです。
お茶を飲む時、「茶柱が立った」と幸運の兆しとして喜ぶ日本人が、茶道になぞらえて、
以降、アザラシの色んな姿を独特な呼び名で呼んでいることも知り。
↓真ん中の縦に浮かぶアザラシの姿が「茶柱」。
↓センターの獣医・レナートさん作成、
通称「タコニキ」で遊ぶ茶柱ちゃんたち。
(「タコニキ」、消防ホースでできたタコのおもちゃはエンリッチメント、知育玩具の一種だそう)
↓左上の、プールサイドに寄りかかって休んでいる姿は
「バーカウンター」。
↓お腹を見せて泳ぐ姿は「へそ天」。
↓「へそ天」が得意な、おへその周りが白く丸いので、「へそ丸」と茶道部員から慕われている「フリン」ちゃん。
↓深夜に、バーカウンター組とタコニキ組に分かれる子供たち(笑)。
オランダは日本時間からマイナス7時間で、閉園後の現地深夜時間は通称「深淵」と呼ばれ、
その時間にアザラシをお題にした俳句や短歌を詠む人々を「深淵部」と呼びます。
いつもは本当に真っ暗で何も見えませんが、
月明かりがあれば、このようにアザラシの姿も見えます。
私は主に俳句を詠んでます(笑)。
↓夜明け前には、「深淵」画面が若干明るくなり、
「水墨画」と呼ばれるモノクロ画像に切り替わります。
↓雨が降った時には雨粒がカメラに付き、アザラシの姿がモザイクがかかったように見えるので「モザラシ」(笑)。
続く。