ずいぶん更新に間が空いちゃいましたが、TMライブレポの続きです。



てっちゃんソロコーナーに続き、「あのテーマ」が奏でられると、会場は一気にボルテージアップ!爆笑


16曲目は最新アレンジの「Get Wild Continual」。

この曲、正直そんないい曲だと思ってないんだけど(笑)、

新しいアレンジになる度にサウンド自体はどんどん進化してる気がする。


新旧のファンを両方取り込むためには、ライブにはやっぱり必要な曲なのかなあ。



ライブ本編も大詰めに差し掛かったところで、なんと飛び出したのは意外にも「ACCIDENT」!びっくりびっくりびっくり


2枚目のアルバム「Childhood's End」の2曲目に入っている曲です。

これもレコードをカセットテープに入れて、ヘビロテしてたなあ。


カセットテープって、CDと違って基本的に1曲ずつの「頭出し」ができないので、

「A面でひとかたまり」「B面でひとかたまり」、という感覚で聴いていて、曲順までワンセットで覚えるのです。


「彼女の裏切りによって終わりかけた恋を、もう一度始めよう」と男性が女性に呼びかける、

蒸せかえるような真夏の情景がありありと湧いてくる、大人な歌詞内容。


TMには今でいうAORの要素もあり、

当時中学生の私が、これまた大人の恋愛世界に憧れた一曲。


39年後に歌うウツさんもまた、変わらずセクシーなのでした照れドキドキ



ここでだったか、もっと違う曲でだったか忘れたけど、


スクリーンに

「人は

優しく

悲しく

弱く

愚かしく

儚く

強く

…」


という風なテロップが流れ、


「今、音楽はこの世から消えようとしています。

そんな時代に、僕たちが一番大切に思うのは、生身の人間が奏でる音。

僕たちはこれからも、「電気じかけの予言者」として、自分たちの信じる音楽を奏で続けたいと思います」


と、更にメンバーからの意志表明が続けて流れると、会場からは拍手が湧き起こります。



そして、本編ラストは「ELECTRIC PROPHET (電気じかけの予言者)」。


当時は珍しい12インチレコードでリリースされ、

貸しレコード屋で借りて、衝撃を受けたミニアルバム。

 

 


音楽を残すには、「物理的」に存在させないとダメだと、私は思っていて。


レコード→CD→配信、と音楽はどんどん「形のないもの」になっていくと、

ジャケットのデザインやレコードの手触り、匂い、歌詞カードについたライターさんの解説文、など、

「聴覚以外の五感」が伴わず、


「体感を伴わないもの」は結局記憶に残らないし、自分の子供や孫、その先の未来の世代に「直接伝える」ことができない。


私たち人間はどこまでも「物理的な存在」なのだから、音楽を「物理的でない存在」にしてはいけないのです。


8分くらいある大曲なんだけど、

ううん、この壮大な曲を歌い上げることができるのは、やっぱりウツさんだけだなあ。


この曲、アニメ「吸血鬼ハンターD」のサントラから逸脱してて、てっちゃんがアーティスト性をフル発揮してるよなあ。




ステージのメンバーは一旦捌け、会場は手拍子でアンコールを求めます。



再びステージにライトが点き、

スクリーンでは今まで登場したメンバー紹介の後に、

謎の「間」が設けられます。


「こ、これはもしかして、スペシャルゲストが…⁉びっくりびっくりびっくり爆笑爆笑爆笑

と、会場の期待が高まる中、表示された名前は

「TAK MATSUMOTO」!!!爆笑爆笑爆笑びっくりびっくりびっくり


なんとB'zの松本孝弘さんが、スペシャルゲストとしてステージに登場!爆笑爆笑爆笑


まっちゃん、ライブで観たの、それこそ「CAROL」ツアー以来かもしれない。

私の中では今でも「TMのサポートメンバー」のまんまなんだよなあ。

89年頃のデビュー当時、B'zがこんなにも売れるとは思わなんだ。


彼はギターで「あの、松本孝弘の音」を出し、

会場は拍手と歓声でヒートアップ!


そして演奏が始まったのは「Be Together」!

めちゃくちゃロックな空間が創造されました。



メンバーがみんな去り、これで終わりかな? と思いきや、

「ONE MORE SONG?」

とロボット音声みたいな男性の声が何回か流れ、


「YEAH!

と会場が答えると、まっちゃん含めたメンバーが再登場!爆笑爆笑爆笑


ワンモアソングは「Get Wild(オリジナルバージョン)」!


このアレンジ聴くのも久しぶりだし、てっちゃん、ウツさん、キネさん、まっちゃんが仲良くワチャワチャしてる姿は

胸熱、激アツ過ぎました。

TMファン冥利に尽きるというか。



ライブ終了後は、特にお知らせはありませんでしたが、

最後に「See You Next Stage」みたいなテロップが出た気がするから、これからもTM NETWORKの動きから、目が離せませんな。



ホールツアーは行けず、プライベート的にも世間の流れ的にも、

無事40周年を祝えるか不安でしたが、こうしてやっとアリーナツアーに参加することができて、ホッとしました照れ


終演後には、グッズ売り場にてパンフレットのみ買いました。

実はパラパラめくっただけでまだ読んでないのですが、メンバー3人のインタビューなどもあり、貴重な1冊になってます。