舞台裏 -92ページ目

公演総括その3

みなさま、こんにちは。

 

陶片(とうへん)に興味があるくまはちです。


昔は食器が割れた時、海や川に捨てていたそうです。

 

海岸や川の浅瀬を歩くと、江戸時代や明治時代など

古い時代の食器のかけらを見つけられるとか。


先日とある砂場で陶片を見つけたのですが、

「いつの時代のかな?」と、宝探しのようでワクワクしました。


機会があればじっくり探してみたいと思います♬




* * * * * * *



さてさて、  


12月13日(金)の稽古場の様子をご紹介しますね。




公演総括、今回で最終回です。




       \ 今年最後の集まりってこと? /

 / ビデオ上映会もあるんだってよ \




「コロス」を務めたH恵さんの振り返りから。



・Cっとちゃん&Mカちゃんという個性豊かな若い力のおかげで、

 新しい「コロス」になった気がした。

・長持歌、苦労したけれどチャレンジできてよかった。

・「猿」役は身体への負担が多く、大変だった。

・蓑のシーン、3人がいい声で好きだった。




  


  


  
・H恵さんがいたから、「コロス」は一つのチームとしてまとまった。

・演出以外でプレッシャーをかけられる人がいるのは重要。

・「コロス」の柱として引っ張ってくれた。
・長持歌、全身を使って歌っていてパワフルだった。

・「嫁こ」が来た時の喜び、よく伝わってきた。

・「村人」「猿」、それぞれの表情や動きが生き生きとしていた。

・たくらんだり、ニヤリとしたり、追い詰めたり、

 これまで演じてきた役ではあまり見ることのない表情が見られておもしろかった。




  
他の「コロス」のメンバーについても、振り返りました。




・初めて客演してくれたCっとちゃん、「コロス」としてお芝居を盛り上げてくれた。

・稽古場や会場に入ってからも、彼女の適応能力の高さに驚いた。

・楽器を鳴らしたり花を渡す役割も引き受け、楽しんでくれた。

・相手役としっかり目を合わせ、堂々と自分の演技をしてくれ刺激になった。

・演出の要求にもしっかり応えてくれた。

・舞台裏で「長老」役のSさんといいコンビだった。

・稽古風景など、独自の視点で撮影してくれた。


Cっとちゃん、客演して下さりありがとうございました!

これからもご活躍を応援していますキラキラ




「コロス」としてお芝居を引っ張ってくれたMカちゃん。

 

・「村を守るぞ」という強い正義感が感じられた。

・「村人」と「猿」、それぞれのキャラクターをしっかり出してくれた。

・物語のキーとなる重要なセリフが多く、役割も大きかった。

・パワフルな演技で盛り上げてくれた。

 



続いて「お初」を務めたM貴ちゃんの振り返り。



・本当の自分をさらけ出すのが難しく、悩んだ。

・「お初」登場時の歌、キャラクターを出しながらセリフのように歌うのが苦労した。

・「お初」を演じるに当たって、「じさま」達周りの人達に刺激を受け助けられた。

・お芝居の前半と後半の気持ちの在り方が全く違うので、そこの切り替えが葛藤だった。

・2ステージ目の「末子」とのシーン、自然と涙が出た。




  


  

  

  
・「お初」のいいところがたくさん伝わった。

・「じさま」とのシーン、演出をニッカニカにさせていた。

・「お初」登場時の歌は耳に残り、まねして歌っている子どもたちがいた。

・公演期間中も、冷静を保っていて頼りになった。

・「お初のキャラクターが好き」と言う声が一番多かった。

・「じさま」「お初」のシーンで笑いを取り、いいバトンを繋いでくれた。

・「じさま」が吹っ飛ばされたり、「ドンッ」が好きだった。

・本番中もさらに進化した。

・「山一」やお芝居全体のサポートをしてくれ、心強かった。

・「お初」として家族を守らねばという想いが伝わった。

・メイクで汚したり、変身するのを楽しんでいた。

・今後、更に進化するのが楽しみ♪いろんなアプローチをしてみてほしい。




「お仲」を務めたマスクマン筆者の振り返り。

(H夢くんが写真を撮ってくれていました。)



・13年前も「お仲」を演じ、今回2回目の挑戦。(3姉妹の実年齢:筆者>M子ちゃん>M貴ちゃん)

・「じさま」や「お初」にたくさん助けてもらい、パワーをもらった。(迷惑もかけた)

 そのバトンを「末子」にしっかり回せて良かった。

・「お初」の「ドンッ!」で「じさま」と一緒に跳ねると気合いが入った。(ルーティーンと化した)

・全体や家族の歌以外のシーンでも、のれんの後ろであおった。(そして間違えた)




・「お初」と一緒に「じさま」をコテンパンにできて楽しかった。

 (N也さん、ご協力ありがとうございました)




  
・前回よりパワーアップした、するどく厚みのある「お仲」だった。

・だてに歳を重ねていなかった。いろんな役を経てきたことを感じた。

・3人姉妹で一番ケンカが強そう。

・やり取りが楽しかった。

・ひざで「じさま」を吹っ飛ばすのが好きだった。(by「お初」)



・「姉様」達のシーンからパワーをもらい「よしっ」と臨めた。

・「姉様」達にかんざしを髪にさしてもらい、二幕の「嫁入り」のシーンへ送り出された。(by「末子」)

・「お初」「お仲」のシーンを通して、どんな家族なのかが伝わった。

・「お初」「お仲」という、人間のエゴイスティックな部分を象徴したキャラを通して、

 「末子」の素朴で純粋なキャラを際立たせる役割があった。




「末子」を務めたM子ちゃんの振り返り。



・純粋で無邪気な「末子」との距離の縮め方に、最初は悩んだ。

・前回「末子」を演じたK子さんや周囲からアドバイスをもらいながら、

 歩き方立ち方や手の仕草、話すスピード、声の高さなど「かたち」からアプローチした。

・もっと掘り下げて行けば、もっと心を動かすことのできる「末子」になれたのかなと思った。

・J子先生からアドバイスをもらいながら、たくさんの歌に取り組んだ。

・ずっとやってみたい作品、役柄だったので、今回演じることができてとてもうれしかった。




  

  


  

  

  
・「末子」は「姿かたち立ち居振る舞い」、これらを全く意識する必要のないところにいる。

 今回はそこに苦労したのではないか。

・「山一」や「家族」との関係性の中で、役に入り芝居に集中するにつれ

 意識せずともそういう「末子」に近づき、表現してくれた。

・劇中、「水飲んでこようっと」というシーンがあるが、楽屋に戻り

 「家族」「長老」が見守る中、本当に水をガブガブ飲んでいたいたのが最高だった。

・「家族」として「助けたいのに助けられない」のが、とても切なかった。

・「末子」が去っていくシーン、セリフが無くても仕草や全身から伝わるものがあった。

・「末子」を「村人」として罵る場面が多く、胸が痛んだ。

・M子ちゃんの明るい鈴のような声が好きで、歌もとても良かった。

・大変な役だったが、常に明るく楽しもうとする姿勢が良かった。




「山一」を務めたH夢くんの振り返り。



・まさか自分が「山一」を演じるとは思っていなかった。

・自分の思う「山一」像とのギャップに悩むこともあったが、周囲に支えてもらった。

・M子ちゃんとタッグを組めて心強かった。

・視線を合わせ向き合うシーンが多かったが、M子ちゃんもしっかり向き合ってくれた。

・「末子」の笑顔に、芝居の中でもたくさん助けてもらった。

・ソロで歌ったり、これまで体験したことのないことや苦手としている部分と向き合う役だった。

・歌に苦戦した。

・「木登り」のシーン、M貴ちゃんのサポートがありとても心強かった。

・「じさま」「末子」との関わりの中で、「山一としての強さや優しさ」を

 どう表現するかが課題だった。




  

  

  

  

  

・ H夢くんでなければ出せない「山一」を作り上げてくれた。

・演出から様々に要求される中で、役に向き合い必死に取り組んでくれた。
・「末子」との関係性を含め、いい「山一」だった。

・純粋でまっすぐな「山一」と「末子」に「コロス」達も引っ張られた。
・衣装チームもがんばってくれる中、「たくましく力強い山一」に見えた。

・最初の登場シーンの時、裏で「竹」を揺らしてあおれば良かった。

・「山一」と他の「猿」との関係性、「末子」が嫁に来たことで変化があった?!「末子効果」?!

・「海が見たい」気持ち、「末子」に対する気持ちなど、H夢くんの「山一」は純粋な気持ちがとても伝わった。

・衣装にしっぽは付いていなかったけれど、しっぽが見えた。(by N也さん)

・「草とり」で跳ね回るシーン、ダンスやお神楽も鍛錬しているだけあって軽やかだった。

・「末子」と顔を見合わせて照れたり、微笑みあうシーン、キュンキュンした。

・歌がたくさん出てくる今回のお芝居。ソロや一緒に歌うシーンも含め、

 H夢くんやM子ちゃんの歌は特に聞きごたえがあった。

・楽しみながら、さらに次のステップに進んで行ってほしい。




* * * * * * *




みなさまからいただいたアンケートやご意見、

一緒に創り上げてきた演出や仲間からもらったラブレター(激励や課題)を胸に、

来年度もいいお芝居を届けられるようがんばるどー!


総括は今回で最終回ですが、

出席できなかったメンバーや話し足りなかった部分もあり、

ビデオ上映会や新年会での延長戦があるかもですニコニコ



こちらのブログももう少しだけ?続きます。



それでは今回も長くなりましたが、お付き合い下さり

ありがとうございました!




(くまはち)

公演総括その2

みなさま、こんにちは。


焼き芋のおいしい季節ですね。


先日、職場の方から和菓子屋さんで購入したという

焼き芋をいただいたのですが、 

今まで食べた中で一番の美味しさでした。


「シルクスイート」という品種らしく、

こんがりと焼けた黄色い断面を見るだけで幸せ…。


自分でも購入しに行こうと思います!




* * * * * * *




さてさて、 


12月11日(水)の稽古場の様子をご紹介しますね。




  
とってもステキなイラストをいただきましたラブラブ

「山一」と「末子」と貝がら、そして二人が憧れた海…キラキラ




郵送でのアンケートもさらにいただきました!

とてもうれしいです。ありがとうございます。




  

  

大切に読ませていただいていますキラキラ

後日、一部をご紹介させていただきますね。





公演総括の前に…



  


  
先週末に上演された、

劇都仙台ミュージカルシアターさん公演

「おかえり、ケヤキ食堂」の感想も共有しました音譜


「言葉にできないくらい感動した。」

「主役の方が素朴で良かった。」

「歌やダンスが圧巻だった。」

「主演の2人はもちろん、周りを固める役者の方々もすごかった。」

「斜幕の使い方がおもしろかった。」

「2時間があっという間だった。」


などなど…。


H夢くんは会場に向かう途中、なぜか山で遭難しかけたとかえっ

(台原森林公園かな?)




音楽担当のJ子先生が、総括に参戦!


親子劇と言えばJ子先生の存在は欠かせません。

約30曲全ての歌を作曲し、

生演奏でもお芝居に彩りを与えてくれました♪




  


  
・久々の「うたよみざる」で感慨深かった。

・どんちょうに来ると安心する。

・歌の練習をもっとしたかった。

・薄暗い中、役者のタイミングに合わせて伴奏するのは難しかった。

・伴奏の他、拍子木や合いの手も入れて息つく間もなかった。

・泣くと弾けなくなるので泣かないようがんばった。

・参加できて良かった。




続いて、「コロス」を務めたN氏の振り返り。

(久々に見た「空中でメモを取るN氏」)


・「猿」の姿勢が大変で、体力作りの重要さを感じた。

・「村人」と「猿」のギャップに難しさを感じた。

・R馬くん、そしてMカちゃんも男性パートとして奮闘した。

・6人のチームワークが大切で、勉強になることも多かった。

・ポスター掲示依頼などの広報活動中、温かい声をいただき励みになった。




同じく「コロス」を務めたR馬くんの振り返り。


・みなさんとにぎやかにやれて楽しかった。

・姿勢が大変でもっと筋力をつけねばと思った。

・長持を「猿」の姿勢で背負いつつ、笑顔を心がけた。

 その後、のれんの向こうでゼーゼー言っていた。




  


  

  

・H恵さんがまとめ役としてがんばってくれた。

・女性4名、男性2名のバランスが取れていた。

・「花嫁行列」のシーン、みんな笑顔でかわいかった。

・1つのチームとして機能し、まとまった場面作りができた。
・場面場面の表情、セリフの言い回しなどでシーンを盛り上げてくれた。

・「猿」と「人」の切り替えが大変そうだと思った。

・「猿」のパーツが増えるたびにパワーアップして行った。



そして、「長老」を務めたSさんの振り返りです。


・今年は2作品とも参加。「アオタ先生」も大変だったが今回もしんどかった。

・セリフのCDを聞きながら、夜な夜なセリフ覚えに励んだ。
・「長老」のいやらしさを伝えるため、表情やセリフの言い回しなど意識した。




  

  

  

・味のある、いいキャラクターで好きだった。

・お芝居のテーマを語る、キーマンでもあった。

・全てをコントロールし、シナリオ通り事を進めたにもかかわらず、

 最後は自分がどんでん返しをされるところに、メッセージがあった。

・感情をストレートにぶつけるというより、奥に潜む人間性(本性)の

 出し入れが必要であり、難しい役だった。

・分かりやすい演技で「あの人悪そう~」と、子ども達に人気だった。

・声が良かった。



 

「じさま」を務めたN也さんの振り返りです。


・今回2回目の「じさま」役。前回より年齢を重ね、

 家族に「ピタッとはまっていた」と言われた。

・「猿」役の人達と同様、腰をかがめた同じ姿勢でいるのが大変だった。

・志村けんさんをリスペクトしているので、「娘」たちとのシーンの際参考にした。

・2ステージ目、「末子」が猿になり去って行くところは涙が止まらなかった。

・「娘」達とのやり取りで、飛んだり受け身の位置取りなどこだわった。




  


  

  
・笑いを引っ張り出してくれた。

・ブログを見て「あんなに飛んでいるんだ」とビックリした。

・「もっと攻めてきていいよ」などアドバイスをもらった。(by「お初」)

・ひょうひょうとしながらも、いい味が出ていた。

・「はらりはなびら」の歌声が良かった。

・「末子」とのやり取り、一幕と二幕の対比の中でラストの悲劇がより引き立った。

・草とりのシーン、ちょうどいい草が目の前にあっておもしろかった。

・嘘のない段取りや、間の使い方が丁寧だった。

・役者としても装置チームとしても、お客さんや演者に対する思いやりが随所にあった。
・布団の置き場所、のれんから出しても良かったと後から気が付いた。
・「じさま」の気持ちがとても伝わって来たからこそ、「末子」は去って行けた。





公演総括もいよいよ今夜がラスト。

しっかり振り返って来ますニコニコ




(くまはち)

仕込みの様子~神出鬼没のカメムシとの戦い~

 みなさま、こんにちは。


朝は6時を過ぎても薄暗いものの、

12月と思えないようなポカポカ陽気ですね。


明日も最高気温が12℃とのことで、過ごしやすそうです音譜




* * * * * * *




さてさて、時はさかのぼり、

仕込みの様子をお伝えしますね。





11月20日(水)、

登米祝祭劇場小ホールにて始まった仕込み1日目の様子は、

11月21日(木)のブログ にてご紹介しています。




  

今回は、11月21日(木)、

仕込み2日目の様子をご紹介していきます。




小ホールに生木登場!

(N也さん、早朝の伐採作業お疲れ様です)




高さを見てみます。




照明バトンが降りて来ました。




  

高さのある木やパイプを固定する前に…



  
灯体を調整したり…

(Yさんの雄姿に惚れる女子多数キラキラ





袖幕を設置します。



ジャッキベースに木を固定します。




後ほど、ここからさらに一工夫音譜




パンチカーペットをきれいに貼って行きます。




  
わずかにできた隙間を埋めるY子さん&C子さん。




  

木を舞台上に固定します。




  
作業の合間、度々聞こえる「くさっ!」「どこだ?」の声。

(「じさま」のオナラではありません。)




匂いの正体は「カメムシ」叫び

(一応モザイク処理)




  

床、木だけでなく、時には肩にもいる人懐っこい?「カメムシ」。

ガムテープで静かに捕獲され、ホッとしたのもつかの間、次々と発見。

今回の仕込みは、カメムシとの攻防戦でもありました。




  
この矢印はカメムシではありません。

木の角度は良いものの、矢印の枝の位置がうまくない…。

この後、S・N也さんが移植します!




木の高さも調整します。




いったんお昼休憩。

仕込み中の楽しみ、「大番」さんへ!




  

レトロな店内に惚れ惚れ音譜




  

  
早い、安い、美味しいのでオススメです。

しっかりエネルギーチャージができました。




小ホールに戻り、あったかい飲み物を飲んで一息。




  
よく見ると、舞台上で誰かが横になっています。

あの布団は…ッッ!まさか…ッッ!!



  

N也さんでした。

作業再開の時、M貴ちゃんが優しく起こしてくれましたにひひ




  

のれんを設置する作業に入ります。




舞台上とギャラリー、連携して行います。




けこみも設置されました。





木の根元を横から見たところ。

ジャッキが見えないよう、木の皮で隠してありました。




後ろから見たところ。

このようになっていたのでした。




反対側の木の根元も、同様に処理されていました。



先ほどの枝が切られ…

(絆創膏みたい)




  

反対側に移植されていました!

S・N也さんの技に感動キラキラ



差し入れでいただいたマヌカハニーの飴が大人気。

喉に優しくてうれしいです。

Mちゃん、ありがとうございましたキラキラ




暗幕で覆われ、蓄光テープを貼られた脚立。

なんだかアート作品のようです。


「山一」が「木登り」をするときに使用されます。




メイク室の準備も開始。




  

上手側ののれんが設置完了。

親子劇ではおなじみののれんです音譜




ギャラリーから見たパイプ。

暗幕がまかれているので、背景幕に溶け込み目立ちません。




下手側も設置されていきます。




  

高いところでの作業、私はとてもできそうにないですガーン




下手側ののれんも設置完了キラキラ


音楽担当のJ子先生、調整に入ります。




2階ギャラリーの音響席&照明席。




  

高枝切りばさみで枝葉をカット。




  
前面けこみも取り付けられていきます。




  

照明のシュート作業(当たり合わせとも呼ばれ、照射範囲を合わせる作業)が始まり、

Y子さん&C子さんが「やってみるべキラキラ」と調光卓へ。




  

Y子さん&C子さん…シュートしたい灯体が点灯するよう、調光卓を操作

Yさん…実際に灯体を触って、向きや照射範囲を調整




 
Y子さん達が照明席にいるのは新鮮でした。

尻込みせず、なんでもやってみようという姿勢がかっこいいです。




  
とはいえ、戸惑うことも多く断念。

頃合いを見て、祝祭スタッフのHさんが交代で入って下さいました。




  

「もうちょっとここで見ていたい」と

2階ギャラリーから舞台を見ている2人。

拍手を送りたいです。




Hさんが調光卓、Yさんがシュート棒を操るのも

いつもとは反対の光景です。




  

全てのシュート作業をやり切ったYさんも、今回はチャレンジだったのでした。

Yさんにも拍手を送りたいです。




舞台の端など、危険な場所に蓄光テープを貼って行きます。




メイク室では折り込み作業中。





21日の作業はここまで。



  
Mカちゃん&K花ちゃんからの、甘い差し入れがうれしいです!




そして11月22日(金)、公演初日です。




朝から、仕込みや音響照明の調整が続きます。




  

メイク室もメイク道具などがズラリ。




ドライアイスもどーん。




J子先生の特等席。




  


  
竹や雑草が搬入されました。

(N也さん、連日早朝の伐採作業お疲れ様です!)



  

「雑草娘」が出動!




  
フードパックに雑草を詰めていきます。




  

  

竹を設置して行きます。

(ホースはドライアイスマシーンのもの)

 



  

「こちらの方が高さがある」ということで、

脚立を暗幕で巻き直しています。




H夢くんが安心して登れるよう、しっかり巻き付けます。




  
ゲネプロに向けて、急ピッチで調整するYさん。

(役者も兼務ですあせる




  
そして音響の調整も行われます。


演出のK則さんの指示を元に

音響のAくんがレベルを調整し、記録して行きます。




  

仕込みの疲れを甘いもので癒します。




  

  

  
メイクをしたり衣装を着てゲネプロに備えます。

今回はかなりドーランが活躍しています。



  

  

  

ゲネプロ前に、きっかけ確認を行いました。

(衣装無しでの「猿」役は、やはりスイッチが入らないとのこと)





15:30から本番さながらのゲネプロ、

そして19:00からの1公演目へと続くのでした。





以上、仕込みの様子でした。


写真数が今回もすごいことになっていますが、

お付き合い下さりありがとうございました!



(くまはち)

「おかえり、ケヤキ食堂」を観て来ました!

みなさま、こんにちは。


パンの漫画を読んで気になっていたドイツパンの「ブレッツェル」、

仙台で発見しました!


パン屋さん巡りをしても見つけられなかったのですが、

パルコ1階の催事に出店していたパン屋さん にて発見し、購入しました。


外側はパリパリ、内側はもっちりでおいしかったです。

憧れていたパンなのでことさらでした。


また仙台に出店したら、他のパンも購入してみようと思いますキラキラ




* * * * * * *




さてさて、12月8日(日)、

「日立システムズホール仙台」にて


劇都仙台ミュージカルシアターさん

「おかえり、ケヤキ食堂」を観劇して来ました音譜




千秋楽を観て来ました。


開場時間前に到着したのですが、ロビーまで長蛇の列。

会場整理の方も「ここまで並ぶ公演はなかなかない」とおっしゃっていました。


どんちょうメンバーや、お世話になった方々にも会場で会うことができましたニコニコ




お芝居は休憩なしの2時間。


タイトルからして好きですキラキラ


オープニングで、スクリーンに映し出された映像や懐かしい音楽と共に

過去から現代まで駆け抜けるのですが、これが圧巻でした。


舞台装置の転換も楽しかったです。

スクリーンに映しだされる「ケヤキ食堂」や「市電」も

まるで自分もその場にいるかのような臨場感がありました。


戦後の昭和、平成、令和と時代を追いながら

「ケヤキ食堂」に集まる様々な人達のドラマを、

歌やダンス、映像を通して描かれており、とても見応えがありました。


演者さんは50人以上!

お一人お一人がその時代その場所で「生きて」いました。

セリフのないところでのやり取りも楽しくて、あちこち見るのに忙しかったです。


「オーバーズ」のお姉様達の歌声が、ささやくようでセクシーでした♪


どんちょうでもお世話になったA花ちゃん、Mちゃんも

舞台上で生き生きと輝いていました!

ダンスのキレっぷりはさすが!


カーテンコールで、

現代の「キヨシ」「さっちゃん」が手をつないで去っていくのがステキでした。


観終わった後、会場のほぼ全員が

「お皿に山盛りのから揚げが食べたくなったに違いないデス。

おにぎりも…!


心に残る、ステキな時間をありがとうございましたキラキラ



また次回があると信じて。

楽しみにしています。




(くまはち)

公演総括その1

みなさま、こんばんは。


健康診断を終えたくまはちです。


身長が数ミリ伸びていました。

体重も順調に増えていました!


歳を重ねると「ゲッ」というところが増えますが、

身体と向き合う時間も大切だなと痛感しましたあせる




* * * * * * *




さてさて、 


12月4日(水)の稽古場の様子をご紹介しますね。


私は途中で退席したので、

後半はYさんノートを元にお届けします♬




中田生涯学習センターがライトアップされていましたキラキラ

よく見ると、外壁にオリンピックマークが?!




事務室の窓口もクリスマス仕様クリスマスツリー




久々に集結しました。

公演総括、しっかりやって締めくくるど―!

 

※公演総括とは…


いただいた感想やご意見を報告し合ったり、

キャストスタッフそれぞれの振り返りを

共有する時間です。次回公演に活かして行きます。




郵送でのアンケートもたくさんいただきました!

ありがとうございます。

私たちの何よりの糧ですキラキラ




  


  
A4アンケートと共に、1枚1枚大切に読ませていただいていますキラキラ




  
稽古のお供は、私の友人が送ってくれたサブレ。

(遠くからどんちょうを応援してくれているyoneakoさん、ありがとー!)




  

サクサクでした♪




  

そして公演総括スタート。




  

衣装小道具チームの総括から行いました。




  


  
・稽古部屋と別に作業部屋があって、とても良かった。

・着物に関する反省点がいくつかあった。

・NちゃんやK花ちゃん達、若いパワーにたくさん助けてもらった。

・いつもの公演以上の衣装の数だった。
・役者が身に付けて初めて見えてくることもあり、勉強になった。
・役者として、衣装小道具1つ1つに背中を押してもらった。




  


  

各自がいただいた感想やご意見などを共有しました音譜




  


  

・歌、衣装、小道具が良かった。

・舞台装置がキレイだった。

・手作りの猿のお面が良かった。

・ラストが印象的で考えさせられた。

・どんちょう公演が年間行事の一つになっている。

・若い世代は「方言が良く分からなかった」というご意見があった。

・年配の世代からは、「なまりがきれいすぎる」というご意見もあった。




  


  

・「長老」の衣装について。

・凝った舞台ではないのに、「里山」と「山奥の猿山」に見えた。

・「蓑」が効果的だった。

・自分の事を顧みるきっかけになった。

・キャラクターが際立っていた。

・生演奏に感動した。

・これからもいろんな題材を取り上げて行って欲しい。




  


  

・悲しいシーンも含めて、感情を揺さぶられ楽しめた。

・「いじめ」「パワハラ」など、現代社会の抱える問題にも通じるものがあった。

・誰とでも分け隔てなく向き合える、優しさと強さの大切さを感じた。

・猿がおもしろかった。

・男の人をぶん投げたのがおもしろかった。

・エンディングにいい意味で裏切られた。




続いて、照明の総括です。




  

  

・今回は36回路、約95シーンで、様々な方にお世話になった。

・「うたよみざる」を祝祭劇場で上演するのは初めて。

 新鮮な気持ちで仕込み図を作った。

・仕込みもバラシも誰かしら入ってくれるようになり、うれしかった。

・最小限のあかりの数であれだけできた。

・「シュート」の作業を今回自分でできたのがうれしかった。

・「影」をいかに効果的に使い、シンプルな舞台を立体的に見せるかをこだわった。
・役者は自分の出ているシーンがどんな照明なのか分からないので、

 DVDで見るのが楽しみ。

・ブログで見て、葉っぱの影などがとてもキレイだった。

・里山の狭い空間、山の奥深い感じが出ていた。





装置の総括です。




斜面の木を伐採する様子を再現するN也さん。

(N也さんの私有地の木なのです)




  

・傾斜舞台は仕込みの手間はかかるけれど、やはり良い。

・のれんがあって奥行きが出た。

・想定より早く舞台を組み立てられた。(自前の山台の使用が多かったからかも)

・きしみの原因の検証。

・けこみの草を垂らしたのは初めてだが、効果的だった。

・竹を活かす仕掛け。

・とあることに対する演出の心の痛み。

・カメムシ駆除対策。

・今後の課題。

・安定感のある舞台で、「じさま」「山一」も飛びやすかった。




  
音楽の総括も行いました。


・自然な流れの中で唄へ。

・セリフの中で唄えるような、セリフの流れが唄になるような作り方だった。
・「きれいに歌わなくていい」という演出の意向で、「大きく届ける」を意識した。

・感情が入ると速くなりがちなので注意した。

・シンプルなメロディーで覚えやすく、「うちでも歌った」というご意見をいただいた。

・J子先生がそれぞれの歌いやすいキーに合わせてくれ、

 細かい音程の違いにも気が付き指導してくれた。

・生演奏で唄えるのは、とてもぜいたくな経験だった。
・演出がキャストごとに音源のCDを作成してくれ、とてもありがたかった。

などなど…。



次回の公演総括は来週水曜日です。

あと2回、しっかり振り返るど―!



それではみなさま、よい週末をお過ごしください。




(くまはち)