公演総括その3
みなさま、こんにちは。
陶片(とうへん)に興味があるくまはちです。
昔は食器が割れた時、海や川に捨てていたそうです。
海岸や川の浅瀬を歩くと、江戸時代や明治時代など
古い時代の食器のかけらを見つけられるとか。
先日とある砂場で陶片を見つけたのですが、
「いつの時代のかな?」と、宝探しのようでワクワクしました。
機会があればじっくり探してみたいと思います♬
* * * * * * *
さてさて、
12月13日(金)の稽古場の様子をご紹介しますね。
公演総括、今回で最終回です。
\ 今年最後の集まりってこと? /
/ ビデオ上映会もあるんだってよ \
「コロス」を務めたH恵さんの振り返りから。
・Cっとちゃん&Mカちゃんという個性豊かな若い力のおかげで、
新しい「コロス」になった気がした。
・長持歌、苦労したけれどチャレンジできてよかった。
・「猿」役は身体への負担が多く、大変だった。
・蓑のシーン、3人がいい声で好きだった。
・H恵さんがいたから、「コロス」は一つのチームとしてまとまった。
・演出以外でプレッシャーをかけられる人がいるのは重要。
・「コロス」の柱として引っ張ってくれた。
・長持歌、全身を使って歌っていてパワフルだった。
・「嫁こ」が来た時の喜び、よく伝わってきた。
・「村人」「猿」、それぞれの表情や動きが生き生きとしていた。
・たくらんだり、ニヤリとしたり、追い詰めたり、
これまで演じてきた役ではあまり見ることのない表情が見られておもしろかった。
・初めて客演してくれたCっとちゃん、「コロス」としてお芝居を盛り上げてくれた。
・稽古場や会場に入ってからも、彼女の適応能力の高さに驚いた。
・楽器を鳴らしたり花を渡す役割も引き受け、楽しんでくれた。
・相手役としっかり目を合わせ、堂々と自分の演技をしてくれ刺激になった。
・演出の要求にもしっかり応えてくれた。
・舞台裏で「長老」役のSさんといいコンビだった。
・稽古風景など、独自の視点で撮影してくれた。
Cっとちゃん、客演して下さりありがとうございました!
これからもご活躍を応援しています
「コロス」としてお芝居を引っ張ってくれたMカちゃん。
・「村を守るぞ」という強い正義感が感じられた。
・「村人」と「猿」、それぞれのキャラクターをしっかり出してくれた。
・物語のキーとなる重要なセリフが多く、役割も大きかった。
・パワフルな演技で盛り上げてくれた。
続いて「お初」を務めたM貴ちゃんの振り返り。
・本当の自分をさらけ出すのが難しく、悩んだ。
・「お初」登場時の歌、キャラクターを出しながらセリフのように歌うのが苦労した。
・「お初」を演じるに当たって、「じさま」達周りの人達に刺激を受け助けられた。
・お芝居の前半と後半の気持ちの在り方が全く違うので、そこの切り替えが葛藤だった。
・2ステージ目の「末子」とのシーン、自然と涙が出た。
・「じさま」とのシーン、演出をニッカニカにさせていた。
・「お初」登場時の歌は耳に残り、まねして歌っている子どもたちがいた。
・公演期間中も、冷静を保っていて頼りになった。
・「お初のキャラクターが好き」と言う声が一番多かった。
・「じさま」「お初」のシーンで笑いを取り、いいバトンを繋いでくれた。
・「じさま」が吹っ飛ばされたり、「ドンッ」が好きだった。
・本番中もさらに進化した。
・「山一」やお芝居全体のサポートをしてくれ、心強かった。
・「お初」として家族を守らねばという想いが伝わった。
・メイクで汚したり、変身するのを楽しんでいた。
・今後、更に進化するのが楽しみ♪いろんなアプローチをしてみてほしい。
「お仲」を務めたマスクマン筆者の振り返り。
(H夢くんが写真を撮ってくれていました。)
・13年前も「お仲」を演じ、今回2回目の挑戦。(3姉妹の実年齢:筆者>M子ちゃん>M貴ちゃん)
・「じさま」や「お初」にたくさん助けてもらい、パワーをもらった。(迷惑もかけた)
そのバトンを「末子」にしっかり回せて良かった。
・「お初」の「ドンッ!」で「じさま」と一緒に跳ねると気合いが入った。(ルーティーンと化した)
・全体や家族の歌以外のシーンでも、のれんの後ろであおった。(そして間違えた)
・「お初」と一緒に「じさま」をコテンパンにできて楽しかった。
(N也さん、ご協力ありがとうございました)
・前回よりパワーアップした、するどく厚みのある「お仲」だった。
・だてに歳を重ねていなかった。いろんな役を経てきたことを感じた。
・3人姉妹で一番ケンカが強そう。
・やり取りが楽しかった。
・ひざで「じさま」を吹っ飛ばすのが好きだった。(by「お初」)
・「姉様」達のシーンからパワーをもらい「よしっ」と臨めた。
・「姉様」達にかんざしを髪にさしてもらい、二幕の「嫁入り」のシーンへ送り出された。(by「末子」)
・「お初」「お仲」のシーンを通して、どんな家族なのかが伝わった。
・「お初」「お仲」という、人間のエゴイスティックな部分を象徴したキャラを通して、
「末子」の素朴で純粋なキャラを際立たせる役割があった。
「末子」を務めたM子ちゃんの振り返り。
・純粋で無邪気な「末子」との距離の縮め方に、最初は悩んだ。
・前回「末子」を演じたK子さんや周囲からアドバイスをもらいながら、
歩き方立ち方や手の仕草、話すスピード、声の高さなど「かたち」からアプローチした。
・もっと掘り下げて行けば、もっと心を動かすことのできる「末子」になれたのかなと思った。
・J子先生からアドバイスをもらいながら、たくさんの歌に取り組んだ。
・ずっとやってみたい作品、役柄だったので、今回演じることができてとてもうれしかった。
・「末子」は「姿かたち立ち居振る舞い」、これらを全く意識する必要のないところにいる。
今回はそこに苦労したのではないか。
・「山一」や「家族」との関係性の中で、役に入り芝居に集中するにつれ
意識せずともそういう「末子」に近づき、表現してくれた。
・劇中、「水飲んでこようっと」というシーンがあるが、楽屋に戻り
「家族」「長老」が見守る中、本当に水をガブガブ飲んでいたいたのが最高だった。
・「家族」として「助けたいのに助けられない」のが、とても切なかった。
・「末子」が去っていくシーン、セリフが無くても仕草や全身から伝わるものがあった。
・「末子」を「村人」として罵る場面が多く、胸が痛んだ。
・M子ちゃんの明るい鈴のような声が好きで、歌もとても良かった。
・大変な役だったが、常に明るく楽しもうとする姿勢が良かった。
「山一」を務めたH夢くんの振り返り。
・まさか自分が「山一」を演じるとは思っていなかった。
・自分の思う「山一」像とのギャップに悩むこともあったが、周囲に支えてもらった。
・M子ちゃんとタッグを組めて心強かった。
・視線を合わせ向き合うシーンが多かったが、M子ちゃんもしっかり向き合ってくれた。
・「末子」の笑顔に、芝居の中でもたくさん助けてもらった。
・ソロで歌ったり、これまで体験したことのないことや苦手としている部分と向き合う役だった。
・歌に苦戦した。
・「木登り」のシーン、M貴ちゃんのサポートがありとても心強かった。
・「じさま」「末子」との関わりの中で、「山一としての強さや優しさ」を
どう表現するかが課題だった。
・ H夢くんでなければ出せない「山一」を作り上げてくれた。
・演出から様々に要求される中で、役に向き合い必死に取り組んでくれた。
・「末子」との関係性を含め、いい「山一」だった。
・純粋でまっすぐな「山一」と「末子」に「コロス」達も引っ張られた。
・衣装チームもがんばってくれる中、「たくましく力強い山一」に見えた。
・最初の登場シーンの時、裏で「竹」を揺らしてあおれば良かった。
・「山一」と他の「猿」との関係性、「末子」が嫁に来たことで変化があった?!「末子効果」?!
・「海が見たい」気持ち、「末子」に対する気持ちなど、H夢くんの「山一」は純粋な気持ちがとても伝わった。
・衣装にしっぽは付いていなかったけれど、しっぽが見えた。(by N也さん)
・「草とり」で跳ね回るシーン、ダンスやお神楽も鍛錬しているだけあって軽やかだった。
・「末子」と顔を見合わせて照れたり、微笑みあうシーン、キュンキュンした。
・歌がたくさん出てくる今回のお芝居。ソロや一緒に歌うシーンも含め、
H夢くんやM子ちゃんの歌は特に聞きごたえがあった。
・楽しみながら、さらに次のステップに進んで行ってほしい。
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みなさまからいただいたアンケートやご意見、
一緒に創り上げてきた演出や仲間からもらったラブレター(激励や課題)を胸に、
来年度もいいお芝居を届けられるようがんばるどー!
総括は今回で最終回ですが、
出席できなかったメンバーや話し足りなかった部分もあり、
ビデオ上映会や新年会での延長戦があるかもです
こちらのブログももう少しだけ?続きます。
それでは今回も長くなりましたが、お付き合い下さり
ありがとうございました!
(くまはち)