仕込みの様子~神出鬼没のカメムシとの戦い~ | 舞台裏

仕込みの様子~神出鬼没のカメムシとの戦い~

 みなさま、こんにちは。


朝は6時を過ぎても薄暗いものの、

12月と思えないようなポカポカ陽気ですね。


明日も最高気温が12℃とのことで、過ごしやすそうです音譜




* * * * * * *




さてさて、時はさかのぼり、

仕込みの様子をお伝えしますね。





11月20日(水)、

登米祝祭劇場小ホールにて始まった仕込み1日目の様子は、

11月21日(木)のブログ にてご紹介しています。




  

今回は、11月21日(木)、

仕込み2日目の様子をご紹介していきます。




小ホールに生木登場!

(N也さん、早朝の伐採作業お疲れ様です)




高さを見てみます。




照明バトンが降りて来ました。




  

高さのある木やパイプを固定する前に…



  
灯体を調整したり…

(Yさんの雄姿に惚れる女子多数キラキラ





袖幕を設置します。



ジャッキベースに木を固定します。




後ほど、ここからさらに一工夫音譜




パンチカーペットをきれいに貼って行きます。




  
わずかにできた隙間を埋めるY子さん&C子さん。




  

木を舞台上に固定します。




  
作業の合間、度々聞こえる「くさっ!」「どこだ?」の声。

(「じさま」のオナラではありません。)




匂いの正体は「カメムシ」叫び

(一応モザイク処理)




  

床、木だけでなく、時には肩にもいる人懐っこい?「カメムシ」。

ガムテープで静かに捕獲され、ホッとしたのもつかの間、次々と発見。

今回の仕込みは、カメムシとの攻防戦でもありました。




  
この矢印はカメムシではありません。

木の角度は良いものの、矢印の枝の位置がうまくない…。

この後、S・N也さんが移植します!




木の高さも調整します。




いったんお昼休憩。

仕込み中の楽しみ、「大番」さんへ!




  

レトロな店内に惚れ惚れ音譜




  

  
早い、安い、美味しいのでオススメです。

しっかりエネルギーチャージができました。




小ホールに戻り、あったかい飲み物を飲んで一息。




  
よく見ると、舞台上で誰かが横になっています。

あの布団は…ッッ!まさか…ッッ!!



  

N也さんでした。

作業再開の時、M貴ちゃんが優しく起こしてくれましたにひひ




  

のれんを設置する作業に入ります。




舞台上とギャラリー、連携して行います。




けこみも設置されました。





木の根元を横から見たところ。

ジャッキが見えないよう、木の皮で隠してありました。




後ろから見たところ。

このようになっていたのでした。




反対側の木の根元も、同様に処理されていました。



先ほどの枝が切られ…

(絆創膏みたい)




  

反対側に移植されていました!

S・N也さんの技に感動キラキラ



差し入れでいただいたマヌカハニーの飴が大人気。

喉に優しくてうれしいです。

Mちゃん、ありがとうございましたキラキラ




暗幕で覆われ、蓄光テープを貼られた脚立。

なんだかアート作品のようです。


「山一」が「木登り」をするときに使用されます。




メイク室の準備も開始。




  

上手側ののれんが設置完了。

親子劇ではおなじみののれんです音譜




ギャラリーから見たパイプ。

暗幕がまかれているので、背景幕に溶け込み目立ちません。




下手側も設置されていきます。




  

高いところでの作業、私はとてもできそうにないですガーン




下手側ののれんも設置完了キラキラ


音楽担当のJ子先生、調整に入ります。




2階ギャラリーの音響席&照明席。




  

高枝切りばさみで枝葉をカット。




  
前面けこみも取り付けられていきます。




  

照明のシュート作業(当たり合わせとも呼ばれ、照射範囲を合わせる作業)が始まり、

Y子さん&C子さんが「やってみるべキラキラ」と調光卓へ。




  

Y子さん&C子さん…シュートしたい灯体が点灯するよう、調光卓を操作

Yさん…実際に灯体を触って、向きや照射範囲を調整




 
Y子さん達が照明席にいるのは新鮮でした。

尻込みせず、なんでもやってみようという姿勢がかっこいいです。




  
とはいえ、戸惑うことも多く断念。

頃合いを見て、祝祭スタッフのHさんが交代で入って下さいました。




  

「もうちょっとここで見ていたい」と

2階ギャラリーから舞台を見ている2人。

拍手を送りたいです。




Hさんが調光卓、Yさんがシュート棒を操るのも

いつもとは反対の光景です。




  

全てのシュート作業をやり切ったYさんも、今回はチャレンジだったのでした。

Yさんにも拍手を送りたいです。




舞台の端など、危険な場所に蓄光テープを貼って行きます。




メイク室では折り込み作業中。





21日の作業はここまで。



  
Mカちゃん&K花ちゃんからの、甘い差し入れがうれしいです!




そして11月22日(金)、公演初日です。




朝から、仕込みや音響照明の調整が続きます。




  

メイク室もメイク道具などがズラリ。




ドライアイスもどーん。




J子先生の特等席。




  


  
竹や雑草が搬入されました。

(N也さん、連日早朝の伐採作業お疲れ様です!)



  

「雑草娘」が出動!




  
フードパックに雑草を詰めていきます。




  

  

竹を設置して行きます。

(ホースはドライアイスマシーンのもの)

 



  

「こちらの方が高さがある」ということで、

脚立を暗幕で巻き直しています。




H夢くんが安心して登れるよう、しっかり巻き付けます。




  
ゲネプロに向けて、急ピッチで調整するYさん。

(役者も兼務ですあせる




  
そして音響の調整も行われます。


演出のK則さんの指示を元に

音響のAくんがレベルを調整し、記録して行きます。




  

仕込みの疲れを甘いもので癒します。




  

  

  
メイクをしたり衣装を着てゲネプロに備えます。

今回はかなりドーランが活躍しています。



  

  

  

ゲネプロ前に、きっかけ確認を行いました。

(衣装無しでの「猿」役は、やはりスイッチが入らないとのこと)





15:30から本番さながらのゲネプロ、

そして19:00からの1公演目へと続くのでした。





以上、仕込みの様子でした。


写真数が今回もすごいことになっていますが、

お付き合い下さりありがとうございました!



(くまはち)