公演総括①
みなさま、こんばんは。
今日の暑さは格別でしたね。
明日はさらに気温が上がるようです。
水分や塩分補給をしっかり行い、
熱中症などにお気をつけてお過ごしください![]()
* * * * * * *
さてさて、
7月5日(水)の公演総括の様子をご紹介しますね。
久々に集結![]()
「通常に戻るまで1週間かかった」という人もいたようです…![]()
公演総括、しっかりやって締めくくるど―!
※公演総括とは…
いただいた感想やご意見を報告し合ったり、
キャストスタッフそれぞれの振り返りを
共有する時間です。次回公演に活かして行きます。
まずは、各自がいただいたご感想などを共有しました![]()
初めて観に来てくださった方、ずっと観に来てくださっている方、
遠方から来てくださった方…ありがとうございました!
・キャストが多く、個性的な人間模様がはっきりしていた。
・自分や誰かと重ねて共感したり、「そうなんだよな~」と思える場面が多かった。
・翌日ふとシーンを思い出すようなお芝居だった。
・お金で買えない大切なものが何か、知っている人の人生は豊かだと思った。
・泣けるシーンの中にもクスっと笑えるところがあった。
・舞台装置と小道具に圧倒された。
・もやしが本物かと思った。(綿棒でできています!)
・ゆるやかで懐かしい、昭和の時代の雰囲気が良かった。
・音楽が良かった。選曲が懐かしかった。
・どんちょうのブログを今後チェックしていきます。(ありがとうございます!)
・登場人物一人一人に焦点を当て、何回でも観たいお芝居だった。
・一彦と十子のかけあいがツボにはまり好きだった。
・「めだかの学校」のギターがとても良かった。
・あの舞台装置がたった2日間で解体されたのは忍びない。
・2時間のお芝居、まったく飽きなかった。
十子役を務めたH恵さんの総括。
・どんな風に演じればいいのか最初悩んだが、楽しく演じることができた。
・周囲からの客観的なアドバイスで、キャラの筋が次第に通って行った。
・本番は3ステージごとにテンションが上がった。
・体力が持つかなーと思った。
・みんなのことを引っ張り、お芝居のテンポを作る軸としていてくれた
・相手役がH恵さんで、安心して背中を任せられた。
・十子という役を通して幅が広がった。
・きちんと作りこんでくれるので、こちらも自然に反応しやすかった。
・周りを見て、役割を意識して演技していたのでさすがだった。
・ツッコミタイプのH恵さんの演技が大好きなので、十子のシーンはたくさん笑った。
・芝居の中のスパイス的な存在で、H恵さんにしかできない!と思った。
・酸素吸入をしながらがんばってくれた。
一彦を演じたY也君の総括。
・仕事やプライベートなど大変な時期だったが、家族の協力の元参加できた。
・心残りも多々あり悔しい気持ちもあったが、皆さんに支えてもらい本番に臨めた。
・舞台装置や小道具など素晴らしく、安心して信じることができた。
・また役者をやりたいと思った。
・立ち位置など苦労していた。
・根が素直で、周囲の意見を受け止め進んでいく力があった。
・みんなと創っていくことのおもしろさを知っている人。
・もっと一緒にやってみたい。いろんな役にチャンレンジしてほしい。
・喜助への思いを話すシーンは気持ちが伝わってきて泣けた。
・自然体で一彦という人そのものに見えた。
・「楽しい!」という気持ちが伝わった。
・喜助への思いを吐き出すシーンの必然性を持たせるために、
それまでのシーンで喜助と一彦との関係性を見せることが大切だった。
シーン単体だけでなく、そこに至るまでのプロセスをどう作っていくのかを大事にした。
・喜助への思いの深さをどう表現すれば、真実性が出せるかが大事なポイントだった。
(喜助への最初の一言や表情)
・セリフとセリフの間で素になることがあったが、反応を繋げることが意識できてくると
一彦としての演技に厚みが出て劇的に良くなった。
・稽古の最初は点と点だったところが、通し稽古が進むにつれ線でつなぐ作業ができていた。
・役や芝居への熱量を感じた。
スタッフの振り返りも行いました。
公演期間中、家庭の都合でやむなく参加できなかったメンバーもいましたが
その人のがんばりをM子さんが教えてくれました。
・どの役者よりも脚本に転換用の付箋を貼っている。
・上手下手(かみてしもて)の転換を理解し、支えられるよう頑張ってくれていた。
・誰よりも装置作りなどを真剣に楽しみ、モチベーションが高かった。
・自分ができることがないか、常にアンテナを張っていた。
そこから
・若手育成公演の振り返りや組織作りについて
・劇団におけるスタッフや支える裏側の大切さについて
・裏側は決して陰ではなく、みんな楽しんで取り組んでいる。
お芝居創りの醍醐味は、スポットを浴びる役者だけのものではないこと
なども熱く語り合いました。
また次回からは、仕込みの様子などを振り返ります![]()
(くまはち)
公演アンケートのご紹介
みなさま、おはようございます。
今回のブログを書きながら、猛烈におなかがすいてきたくまはちです。
理由はすぐにお分かりになるかと思います![]()
それではどうぞ~![]()
* * * * * * *
今回は「公演アンケート」について、ご紹介したいと思います。
公演後、お客様に書いていただいたA4アンケートで
『あなたが好きな、またはおすすめしたい「もやし料理」は何ですか?』
…というご質問をさせていただいたところ、
多くの方からご回答をいただきました。
こちらでご紹介させていただきますね
(順不同)
・もやしごはん
(炊きたてご飯にプリプリに茹でたもやしをのせて、バター醤油で食べる)
・もやし炒め(バター醤油、焼き肉のたれなど)
・キクラゲ&ニラ&もやし炒め
・中華炒め
・レバニラ炒め
・肉野菜炒め
・豚バラもやし炒め
・もやしと豚バラのすき焼き風炒め
・豚もやし炒め
・ひき肉ともやしの坦々炒め
・塩炒め
・カレー味のもやし炒め
・もやしとキムチ炒め
・スパイスでサッと炒める
・黒コショウ炒め
・煮つけ
・もやしのナムル(豆もやしで贅沢に)
・ナムル風にごま油をからめる
・豚しゃぶと一緒に食べる
・ゆがいて食べる(ごまだれ、ポン酢、味噌だれ)
・ツナともやしのサラダ
・中華サラダ
・わさび和えのお浸し
・ワカメともやしとツナのお浸し
・やまなかやで出る一品のもやし
・北浦の丸福のもやしラーメン
・もやしラーメン
・もやしましましラーメン(チャーシュー大きめ)
・味噌ラーメン
・ピリ辛和え
・もやしの味噌汁
・甘酢あんかけ
・もやし鍋
・焼きそば
・炒めても良し、和えても良しの万能な野菜
・バインミー(ベトナムのサンドイッチ)
・ない
・分からない
こんなにたくさんのもやしメニューを寄せていただけて、感激です。
ラーメン、ナムル、炒め物くらいしか思いつかなかったので、
ぜひ参考にさせていただきます![]()
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(十子にも教えてあげたいです!)
そして…
お芝居の感想やご意見の一部も
ご紹介させていただきますね。
・人のやさしさが人を成長させていくのかなと考えさせられた
・変わっていくもの、変わらないもの、全部大事にしていきたい
・人の温かさを感じることができる公演だった
・むかしのもやし作りがこんなに大変ということが分かった
・もやしの音を聞いてみたいと思った
・もやしの成長する音が聞きたかった
・作るのに手間がかかることを知り、味わって食べようと思った
・身近にある食材で、興味深かった
・家に帰ったらもやしをお浸しにして食べます
・もやしを食べたくなった
・もやしを買う時の気持ちが変わりそう
・もやしを調理せず、そのまま食べたいと思うぐらい、もやしに情がわきました
・コーンラーメンも好き
・懐かしい様子が思い出される舞台だった
・お金で買えないものを大切にしていきたい
・昭和の古き良き時代、ステキだった
・昭和の時代の面影、家族のだんらんの様子そのもので懐かしかった
・昭和の時間の流れ、人間関係を楽しめた
・近所付き合いも多く、人情味ある時代がとても暖かく感じた
・昭和の時代は会話が多かったと思う
・ノスタルジックな雰囲気に癒された
大切なことを思い出し、思う時間となった
・日常が坦々と流れていくのが良かった
・黒電話うちにもあります
・まるでテレビを観ているかのような臨場感だった
・ホームドラマのようだった
・「変わらなくてよかったのに」、今の時代の変化にもついていくのがやっと。
どんどん移り変わっていくのを楽しみながら、小さな変化を大切にしていきたいと思う
・懐かしさの中に感動する場面があり、みなさんの気持ちがあふれているようだった
・とてもやさしい気持ちになれた
・観る人それぞれがそれぞれの立場でメッセージを受け取れたと思う
・配役がぴったりだった
・十子と一彦のかけあいがキレキレで楽しかった
・大学6年は長すぎ。早く卒業しなさい
・「村松」→「〇〇」の流れ、楽しかった。セリフとして間違えないよう大変だったと思う
・自分ももやし屋さんの家族になったように入り込んで観た
・セットに胸が躍りました
・大道具小道具が素晴らしかった
・時代を感じる美しいセットだった
・時系列ごとに少しずつ変化するセット、間違い探しみたいで楽しかった
・シーンが変わり壁に「村松」の習字。笑いました
・シャッターを切るときのフラッシュの演出、すごく良かった
・音楽が効果的で懐かしさを感じた
・コロナ禍以来、久しぶりの観劇だった
・70回公演→100回公演と続いてほしい
などなど…。
いただいたメッセージの1つ1つが
私たちの何よりのエネルギー源です![]()
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たくさんの「声」をお寄せいただき、本当にありがとうございました!
それではみなさま、よい一日をお過ごしください。
(くまはち)
舞台写真その9
みなさま、こんばんは![]()
今日、今年初めてセミの鳴き声を聞きました。
昼間は帽子や日傘がないと辛いほどの日差しです。
熱中症などにお気をつけてお過ごしください![]()
* * * * * * *
さてさて、舞台写真をご紹介しますね。
みなさまと一緒に振り返って行きたいと思います。
よろしければお付き合いください。
それではどうぞ!
【舞台写真その9】
ーーー幕ーーー
* * * * * * *
【振り返り】
・演出チームにも
「役者やスタッフの裏話などあれば教えてください!」
とお願いしたところ、たくさん寄せてくれたのでご紹介させていただきます。
(↓ ピンクの文字)
・今回の舞台は私の知らない時代の物語だったので、諸先輩方に助言をいただきながら
積み重ねてきたお芝居となりました。
全員の芝居に共通して演出したことは、とにかく柔らかくということ。
(この芝居は悪い人が一人もいないので)
・10数年後の夏の泉家。このシーンでのとみさんの老眼鏡は、K則さんのアドバイスの元、
Y子さんが一生懸命ネットで探し出した代物です。
(せっかく見つけた商品ページが一度行方不明になりました。ネットって難しいですね)
・ラストシーンにて、初めて幹太…の声が登場!
実は4回候補が変わっています。最終的には、みんなが思い描く「幹太」像を
演出チームのM香さんが生声で入れてくれました。
幹太について、これまでのシーンでは「感想文」、「赤ちゃん」で間接的に登場。
喜助が遊びに来た時も、学校へ行っていたり、表で地面にお絵描きしていたり、
友達の家に行ったり、表でおばちゃんに飴細工を買ってもらったり、
話題には出るけれど姿が見えませんでした。
成長した幹太は、一彦の影響を色濃く受けていそうです。
・恵五郎と九里子、十子、一彦、とみ、そして村松。
成長したり、家を出たり、家族になったり、それぞれに変化がありました。
そして室も…。
とみがつぶやいた「変わらないでも、よかったのにねぇ…」に対し、
「…そうかもね」と一彦が返したのがとてもいいなぁと思いました。
* * * * * * *
舞台写真、今回が最終回です。
ボリュームたっぷりになりましたが、お付き合いいただきありがとうございます![]()
今後は
アンケートのご紹介、
公演総括の様子、
仕込みの様子、
舞台装置、
小道具アレコレ、
公演前後アレコレ、
などご紹介していきたいと思います。
もうしばらくお付き合いいただけると嬉しいです![]()
(くまはち)
舞台写真その8
みなさま、こんばんは。
今朝テレビを観ていて、ビックリ。
ダ〇ソーから「黒電話型扇風機(USB式)」なるものが
発売されていることを知りました![]()
風が出てくるのはダイヤルの中央部分で、
受話器もちゃんと持ち上げることができるそうです。
しかもスマホスタンド機能付き…。おもしろい!
お値段は少しお高めですが、
気になる方はぜひチェックしてみてください![]()
![]()
* * * * * * *
さてさて、舞台写真をご紹介しますね。
みなさまと一緒に振り返って行きたいと思います。
よろしければお付き合いください。
それではどうぞ!
【舞台写真その8】
* * * * * * *
【振り返り】
・演出チームにも
「役者やスタッフの裏話などあれば教えてください!」
とお願いしたところ、たくさん寄せてくれたのでご紹介させていただきます。
(↓ ピンクの文字)
・恵五郎さんは寝るタイミングに苦戦…立ち稽古開始の頃は
セリフのプロンプではなく、「今寝ています」という
珍しいプロンプが入ることもありました![]()
恵五郎、お芝居の終盤でもブレずに居眠りしていました。
おそるべし「お父さんのおしりのスイッチ」です。
(↑ 息子の幹太くん、命名。
「お父さんがすわるとスイッチがおされるので、ねむってしまう」と原稿用紙に書いていました)
・村松の本名や素性がわかり、どよめく一同です。
ネタバレになるので、ここでは詳細に触れずにおきます![]()
村松の名刺の見本をY子さんが作ってくれたのですが、経歴など本格的でした!
見本を基に制作チームが印刷する際、苗字をうっかり間違えてしまったのはここだけの話。
・一彦が空気の読めない発言をした後、全員がジッと真顔で一彦を見つめる間が好きです。
あの優しいとみまで真顔です・・・でも懲りない&めげないのが一彦。
・一彦が手にしている写真は、手札版サイズで白黒印刷です。
1960年代までは手札版(10.8×8.25)が主流だったようです。
1枚1枚が貴重だったのだろうなと思います。
自分と九里子が写る写真を眺め、村松は何を考えているのか気になります![]()
舞台写真その9へ続きます。
(くまはち)
舞台写真その7
みなさま、こんばんは![]()
7月最初の日曜日、いかがお過ごしでしたか?
残りの半年もみなさまにとって、素敵な日々となりますように![]()
* * * * * * *
さてさて、舞台写真をご紹介しますね。
みなさまと一緒に振り返って行きたいと思います。
よろしければお付き合いください。
それではどうぞ!
【舞台写真その7】
* * * * * * *
【振り返り】
・演出チームにも
「役者やスタッフの裏話などあれば教えてください!」
とお願いしたところ、たくさん寄せてくれたのでご紹介させていただきます。
(↓ ピンクの文字)
・室のシーンに始まり、室のシーンに終わる7場。
「一生懸命育ててくれるから、嬉しくてもやしが歌っているんだよ」
喜助が大事なことを教えてくれました。
短い回想シーンですが、演出チームが特にこだわりを持っていたシーンの一つです。
・間(ま)を大切にしました。急いでもいけないしたっぷりやりすぎてもいけないし、
役者さんたちは大変だったと思います。
このシーンだけで、2回「間」とト書きに書かれています。
・室(むろ)の中のシーンはとっても大事にしました。
村松と九里子は自ら音に気付いた。
恵五郎も同じように喜助さんにきっかけをもらって
自分で気づいた…というところがポイント。
(シーン作りの中でK則さんからアドバイスをいただきました)
・「親しい人との別れ」「就職内定」など、人生における大きな変化がいっぺんに起こり
戸惑う一彦。お兄ちゃんには変わらずにいて欲しかったようです。
甘ったれで寂しがりやでいじられキャラ。
私の知り合いは「一彦のキャラに救われた」「かわいかった」とお気に入りでした![]()
・室の中で、もやしの唄を一緒に聞く恵五郎と九里子。
アンケートでも「もやしの唄を聞いてみたい」という感想を多くいただきました。
恵五郎や村松&小道具チームが愛をこめてつくったもやし達。
きっとうれしくて歌っていたことでしょう。
舞台写真その8へ続きます。
(くまはち)






























































































































