打ち上げ&ホタルツアー
みなさま、こんばんは
今日はずっと雨でしたねぇ。
昨日は雨が降る前に竹を切りに行けたくまはちです。
公演から早2週間が経ちました。
明日の夜は久々に集まって、「公演総括」を行います!!
※ 公演総括とは、いただいたアンケートやご意見を元に、 稽古から公演に至るまでの
役者・スタッフそれぞれの役割などを振り返る作業のことです
今回は「打ち上げ」と「ホタルツアー」の様子をご紹介しますネ
千秋楽を迎えた後…
役者は着がえ、スタッフは座布団やパイプ椅子を片付け、
打ち上げ会場の準備組は、一足先に会場へ!!
グラスに飲み物を注いで~
皆様、準備はいいですか??
座布団は机の下にしまって下さいね。
第50回記念公演、お疲れ様でした。かんぱ~い
H恵さん、お疲れ様で~す
K子さん、お疲れ様で~す
グラスを持ってグルグルとしばらく回ります。
受付スタッフが、ご来場下さったお客様の人数をあらためて発表!!
なんと441名ものお客さまがご来場くださいました
ありがとうございました!!
しばらくは近くの人同士で歓談します。
そうそう、H紀さんの奥様K代さんから
煮物と手作りのプリンの差し入れをいただきました
とってもおいしかったです!!ごちそうさまでした。
そして全員が一言挨拶をします。
「親子劇ができて良かった」
「毎公演、お客様の笑って下さるところが違うのが、興味深かった」
「それぞれが自分の役割をがんばることができた」
「まさに一斉演劇だった」
晴れ晴れとした笑顔の人、うっすら涙ぐむ人…
いろんな想いが駆け巡ります。
K子さんの挨拶の中で
「今回のお芝居のテーマは
『生命の始まりと終わりの そしてまた始まる物語』
ということだったけど、どんちょうにとっても『始まり』だったんだなぁと思う」
という言葉が、とても印象に残りました。
23:30頃…一言挨拶が終わり、やおら立ち上がる人達。
次々に部屋を出て、玄関へ向かいます。
なぜかほとんどの人が屋外へゾロゾロ。
(肌寒くて長袖をはおりました)
N也さんによる「ホタルツアー」の決行です!!
打ち上げ会場の周辺には、
国の天然記念物である「ゲンジボタル」の集団生息地があるのだとか
地域住民の方々の保護活動により、
幻想的な光を観賞する事ができるそうです!!
N也さんの言う「ホタルを見るための約束事」
普段の声の大きさが10ならば、今からは3くらいに抑えること!!
ハイ!守りますっ(小声)
ほぼ満月の光が明るく道を照らしますが、基本的に辺りは真っ暗でした。
ホタル、ホタル、ホタルはどこだ~??
あいましたぁ
(小声)
写真におさめようと必死にカメラを構える私でした。
(ホタルが驚くので、もちろんフラッシュなんてたきません!!)
見頃は6月25日頃から7月5日頃までだそうです。
(あ、今晩ですね)
私たちが見たのは6月22日(土)の深夜でしたが、
それでもあちこちでホタルを鑑賞することができました
ホタルを見て、空いっぱいのキレイな星も見て、
N也さんのホタル&星座の説明もあって、大満足の一行。
打ち上げ会場へ戻ります。
何人かは帰宅し、
私は電池が切れて「オヤスミナサイ」。
明け方まで起きていたつわものも数名…。
H恵さんプロデュース&若者作成の朝食をいただき
再び登米祝祭劇場へ向かいます。
次回は「バラシ」についてご紹介します
(くまはち)
公演後の様子
みなさま、こんにちは
梅雨らしいお天気が続きますね!!
今日の午後、職場の行事で使う「竹」を切りに行くので
できれば雨は降らないで欲しい…
雷なんてもってのほかと思うくまはちです。
連日長々~とした記事が続いております。
お付き合い下さってありがとうございます
今回は「公演後の様子」をご紹介しまーす
「本日はありがとうございました!!」
お客さまにご挨拶をして役者は舞台から退場します。
小ホールは照明がついて明るくなります。
お客さまが帰る支度をされたり
アンケートを書いて下さっている間に…
お客さまをお見送りします。
小さいお子さんに大人気の「おこん」ちゃん。
頭をなでて行ってくれるので、とってもうれしそう
「アンケートにご協力お願いしまーす」
たくさんの方々にご協力をいただきました。
ありがとうございました
お客様をお見送りした後は…
受付スタッフから、ご来場下さったお客様の人数を発表!!
劇団員は大喜びです。
(N氏もバンザイして喜んでいます)
その後は、公演ごとにやることが変わります。
1公演目の場合…帰る支度をします
2公演目の場合…休憩の後食事、役者は小道具やきっかけチェック
各スタッフはそれぞれの調整
3公演目の場合…クッションやパイプ椅子の片付け
バラシ(解体作業)途中まで
打ち上げへ!
次回は「打ち上げ」の様子をご紹介したいと思います
(くまはち)
公演を支えてくれるスタッフ
みなさま、おはようございます
今日は雲が広がっています
気温が上がったり下がったりで、体調を崩す方も多いようです。
皆様は大丈夫ですか?
さてさて今回は「縁の下の力持ち」、
公演を支えるスタッフをご紹介します。
少しの時間も惜しんで、照明や音響の調整をする演出のK則さん。
お客様に最高の舞台をお届けするため、細部にまでこだわります。
裏方のプロフェッショナルである舞台監督のK洋さん。
困ったことがあるとすぐに飛んできて、
いつもなんとかしてくれます。とても頼りになる方です。
今回は助演出も務めたH恵さん。
「ここのセリフの後にこう動くとメリハリがつくと思うよ」
など、演技のアドバイスを丁寧にしてくれる心強い存在です。
冒頭の歌のシーンの動きも、H恵さんが考えてくれました。
2階ギャラリーの、音響K野さんと照明のYさん。
ギャラリーから生演奏するJ子先生。
今回の劇中歌の作曲はもちろん、
「ベッカンコおに」「うたよみざる」「かっぱのめだま」など
これまでの「親子劇」の歌に、ふと口ずさみたくなるような、
どこか懐かしくて優しいメロディーをつけてきてくれました。
シーンごとに、きっかけや音の大きさなど
演出の指示にあわせて調整するK野さん。
Yさんも、演出の指示にあわせて
目で確認しながら調整して行きます。
照明も音響も、同じ「舞台」で演じる役者の一人だと思います。
M子さんを始めとする衣裳・小道具チームも大忙しです。
公演中は舞台袖に張りついて、着がえなどを手伝ったり
お弁当の調達、ドライアイスの受け取り…多方面に渡るサポートを行います。
何やら練習中のN也さんと、
空気が乾燥しないように霧吹きをかけるH紀さん。
N也さんが何を練習していたかと言いますと…
開演のベルが鳴った後、
お客様に前説(公演前のご挨拶&説明)を行ったのでした。
お客様から笑っていただけて、
出番を待っていた役者(私)も緊張がほぐれた気がします。
新しいこの試み…今後も続くのか乞うご期待です
H紀さんは「気遣い」と「優しさ」と「場を盛り上げる天才」です。
(胸の名札…21日「パシリ番長」、22日「ぼうぼうさまの息子」と書いてありました!!)
今回はペープサート担当として、上手側で大活躍でした!!
「ナツヤスミ語辞典」や「かっぱのめだま」などの過去の作品にも
コミカルな役柄で登場しています
チラシの折り込みをする受付スタッフの若者たち。
「劇団の顔」として、受付に立ってくれました!!
明るいし、しっかりしているし、頼りになります
すごいな~。
(男性陣はすぐ終わったようです)
衣裳・メイクのY子さんはハンドマッサージが上手。
K子さんもほぐされています
そして今回の公演は、登米文化振興財団との共催ということで、
祝祭劇場スタッフのOさん、そしてサポーターズクラブのAさんのお二人からも
多大なるご協力をいただきました!
2階のギャラリーから「ピンスポット」で役者を照らすOさんとAさん
仕込みから公演までお世話になりました。
ちなみに「てかてか月の照るばんには」と歌う時、
役者は上手(かみて)側のピンスポットを見上げていました
ギャラリーから舞台の様子を見守る祝祭劇場の方々と、スタッフ。
なんだかかっこいいです
衣裳・小道具作り、仕込みやバラシに力を発揮する劇団員、
制作や宣伝、記録に力を発揮する劇団員など、
今回ご紹介しきれなかったスタッフ、
そしてたくさんの人達に支えていただいて、今回もお芝居を上演することができました。
あらためて、「役者だけでは公演できない」ということを実感しました。
もしこれを見て「一緒に自分もやりたい」「力を発揮したい」と
思って下さった方がいれば、ご連絡をお待ちしておりま~す
(くまはち)
小道具などの紹介
みなさま、こんにちは
もう7月ですね!!
今日は一年の「ちょうど真ん中」という日なんだそうです。
今年ももう後半に入っていくのですね。
さてさて、今回は「小道具」などの写真を
ご紹介して行きたいと思います。
それではどうぞ~。
メイク室にたたずむ?「ドライアイスマシン」。
ホースがのびて…
「ドライアイスマシン」のスモークが舞台裏からもくもく~
(舞台監督のK洋さんが張りついていました)
…いきなり小道具ではないものからになってしまいました
これは「効果」ですね。
お芝居のところどころで使用しました。
(特に「ぼうぼうさまの嫁っこ」)
舞台上手側(向かって右側)の小道具置き場。
上手側は、N也さん製作のペープサート保管場所もあります。
舞台下手側(向かって左側)の小道具置き場。
何やら衣装や小道具が所狭しと並んでいますね
~「ぼうぼうさまの嫁っこ」の小道具~
山伏の「仙一坊」の占い道具
「殿様」の肘置き(?)
「長者様」のちょうちん。
(本物のように灯りがゆらめく“電子ローソク”が設置されていました)
花嫁行列で「下男」達が持った“お神酒”の樽。
「花嫁行列」のペープサート。
「お月さま」。
「行列①」
「行列②」(「長者様」と「おサト」ちゃん)
幕の裏で、ペープサートを操る人達。
(H紀さん&K子さん&M子ちゃん)
「どんがら、めりめり、ずしん!」
「ぼうぼうさま」に米蔵をやぶられて中の米俵が出てきました。
この仕組みは…
舞台監督のK洋さん、よろしくお願いしまーす。
一人で操作していたのでした。
(これを見た時、私は感動しました)
「ぼうぼうさま」と米俵を積んだ馬の列。
村の遠見のパネル。
~「おこんじょうるり」の小道具~
イタコの「ばばさま」のまじない道具。
お城の「医者」の帽子と、「べこっこのこっこ」(かぶりものです)
ネズミちゃんの大群。
ネズミのかぶりものをしたN也さんが飛び出します。
おそろしい…。
「ばばさま」の家の鍋。
「藤太」のひげとほくろ×2(予備)。
「侍」の刀。
「馬方」と「馬」と千両箱などのお宝。
…などなど
過去にも使用した小道具、生まれ変わった小道具、新たに作った小道具、
様々ありますが、ご紹介しきれないほどの量でした
衣裳・小道具のスタッフは、連日準備や製作に奔走していました
自分が使用する衣装と小道具は、各役者が持ち帰ることになっているので
毎回どんどん増えて行く様子は圧巻でした。
(持ちきれない役者の分は、他の役者も協力してくれました)
一番多かったのは…N也さん、そしてN氏でしょうか。
アンケートでも「これだけの人数で演じていたんですか?!」という
うれしいお言葉をいただくくらい、たくさんのキャラクターが登場しました。
早着替えや、めまぐるしく様々な小道具を使ったりなど
今回のお芝居はいろんな経験ができました
(くまはち)
仕込み風景&舞台全景
みなさま、こんばんは
連日お付き合い下さりありがとうございます。
公演後の様々なネタバレ&写真紹介、まだしばらく続きます
さて、今回は「仕込み風景」と「舞台全景」をご紹介したいと思います。
※ 6月20日の記事 の続きからご紹介しますね。
~仕込み風景~
舞台にパンチ(分厚いカーペット)が貼られたところ。
グレーの部分は少し高さがあり、
青やベージュの部分は傾斜舞台になっています。
照明の調節をする舞台監督のK洋さん。
ホンモノの竹が搬入されます
そこで「コレ」の出番なのでした!!
(見覚えありますか?!)
「塩水娘」のH恵さんとK子さんが配合した塩水を入れ
竹を差し込んでしっかりと固定します!!
ひもも使ってしっかり固定します。
竹がみるみる増えて行きます!!
にぎやかに竹が「生え」そろいました!!
今度はパイプを設置します。
かなりの高さでの作業です。
「THE仕込みの要」ダブルN也さん。
客席から見える部分のパイプは、目立たないように
黒布を巻いて行きます。
(カメラマンのK昭さん&K子さん)
幕が張られました!!
ギャラリー(2階部分)から見た仕込み風景。
~舞台全景~
照明によって「表情」が変わります
第48回公演「煙が目にしみる」の舞台装置は「斎場」、
そして第49回公演「父と暮せば」の舞台装置はまさに「家」でした。
リアルな舞台装置も感動しっぱなしでしたが
今回のような幻想的な舞台装置も好きでした
みなさまはいかがですか?
(くまはち)