公演総括④その1
みなさま、こんばんはッ
気温がグッと下がり、長袖シャツを着ていたくまはちです。
7月のこの時期に最高気温23℃というのは、かなり低いですよね。
雨が続いているからでしょうか??
小さな地震もこのところ増えている気もします
さてさて、水曜日の公演総括の様子をお伝えしますね。
今回もにぎやかです。
照明の総括から始まりました。
・今回は150メモリーもあって大変だった(照明のきっかけ数)
・照明の仕込みを半日かけることができて、充実していた
・仕込みを経験するたびに「まだまだできることが少ない」と感じる
・必要以上に明るくせず、作品の世界を壊さないようにした
とのことでした
「昔と比べると、役者がきちんと“あかり”の中に入るようになったね」
「舞台が立った後はバトン(照明や幕を昇降させる為の装置)を降ろせないので
照明の調整が大変」
とYさんの“照明の師匠”K洋さん。
長い長い「操作棒」を使って、照明についている4枚の黒い羽のような「板(バンドア)」を
開いたり、閉じたりして光の当たる範囲を調整するとのこと。
ひとつひとつ手作業で行います
首と腕が辛そうです
とH恵さん。
「面(舞台)と役者の動きを見ながら、より伝わりやすい舞台にするため
調整の回数を重ねた」
「今回は装置がない分、照明の役割が大きかった」
「陰影のある立体的な“あかり”が表現できたと思う」
と演出のK則さん。
その後しばし、K則さん、K洋さん、N也さんによる
「操作棒」を持ったマネをするH恵さん。
(あ、1つ上の写真のK則さんも同じポーズでした!)
「K洋君が今回は照明席に張りついていなかったことが
画期的だった」
とM子さん。
今回、K洋さんは、ドライアイス&スモークマシーンの操作で
舞台裏についていたんです☆
稽古中は頭の中でプランを練り、仕込み&実際の舞台での操作など、
全てを3日間でやる…大変なことだと思います。
淡々と目の前のことに取り組むYさんの姿は、とてもかっこよかったです。

ピンスポットをお願いした祝祭劇場スタッフのOさんからも
メッセージをいただきました。ありがとうございました!!
長くなったので、続きは次回にご紹介しますネ
(くまはち)
公演総括③
みなさま、おはようございます
三連休最終日の昨日は雨がふったりやんだりでしたね。
今日は梅雨の晴れ間というか、いいお天気です
また、7月16日は「ナナイロ」ということで「虹の日」だそうです
さてさて、先週土曜日の総括の様子をご紹介しますね。
土曜日も雨でしたが、参加率が良かったです
「おサト」を演じた、C英ちゃんの総括から始まりました。
働くシーンをパントマイムで次々に演じるのはとても大変だったけど、
様々な人にアドバイスをもらいながら取り組んだとのこと。
劇団員からは
◆「おサト」のように生きたいと思った
◆心からの笑顔が良かった
◆「おサト」という役をまっすぐに演じていた
などの意見がありました。
「おらを嫁っこにしてくれる人は、天下一の婿どんですだ。
おらァ、めりめり働いて、きっと大事にするから心配しねえでけれ」
「おサト」のセリフです。「おサト」ちゃーん、えらすぎます!!
C英ちゃん演じる「おサト」ちゃんは
キラキラ笑顔&前向きな姿勢で稽古場を明るくしてくれました
「おこんじょうるり」の「コロス」役も楽しかったそうです。
「おサト」の顔を汚したり(メイクです!)、花嫁衣装をあっという間に着せたりと
舞台袖で大活躍だったM子さんとY子さん。
続いて・・・
「長者様」を演じた、K田さんの総括を行いました。
「ぼうぼうさまの嫁っこ」の“悪役”として、お芝居を引っ張ってくれたK田さん。
アンケートでも「長者様は腹が立つー」「にくたらしい」など好評でした(笑)!
(注:実際のK田さんはいい人ですよー )
)
絵本や文献などでお芝居の背景を調べ、稽古場でも紹介してくれました。
日頃から発声やストレッチなどの鍛錬を続けているそうです。
(舞台上でもパワフルに軽やかに動き回っていましたネ)
劇団員からは
◆芝居に臨む姿勢など勉強することがたくさんある
◆N也さんとのかけ合いがおもしろかった
などの意見がありました。
「K田さんと共演したかったー」と言うのは
「イタコのばばさま」役のK子さん。
「“魅せる芝居”にするためにK田さんは外せなかった」
と演出のK則さん。
K田さんが日頃続けている発声やストレッチ、ぜひ教えて欲しいです。
そしてお知らせです。
11月下旬に東京エレクトロンホール宮城で上演される
宮城県主催の芸術銀河2013ミュージカル「常長の祈り」に
K田さんが出演します。
詳細が分かり次第、こちらでもご紹介しますネ
続いて…
私の総括です。
「コロス」をはじめ、様々な役を演じさせてもらいました。
いろんな役を演じたり、着替えたりと大変でしたが
貴重な体験ができました
「藤太」役ではじけている様子。(一番右側)
アルバムを見ながらK子さんが大ウケしていました
劇団員からは
◆なかなか普通あんな顔できないよね
◆N也くんと張り合っていた
◆一生懸命だった
…なぜか「藤太」の感想が多かったです
N也さんの「藤太のかか」の破壊力がすごくて
(胸の詰め物、裏声、物腰もろもろ!)
私も自然に「藤太」を演じることができました。
K子さんが
「ブログのおかげで気持ちが1つになれた」と言ってくれたのが
なによりうれしかったです!!
続いて…
「イタコのばばさま」を演じたK子さんの総括を行いました。
「イタコのばばさま」を演じるのは今回で2度目のK子さん。
「おこん」と共に元気に舞台を駆け回りました。
今回は演じるというより“憑依”された気がするとのこと。
背中を曲げた演技も、意識せず自然にそうなったとか。
公演を観に来てくれた方にも「え?あのばばさま?」と驚かれるそうです。
カツラをかぶっていたとはいえ、確かにK子さんではない人がそこにいたんですね。
「おこん」役のM子ちゃん。
「おこんがさ、うーんとめんこかった 」とK子さん。
」とK子さん。
「『ばばさますごかった』という感想をたくさんもらいました」
と照明のYさん。
劇団員からは
◆お客様の前に立って更に進化する役者
◆ひきつけられた
◆身体がよく動いていた
などの意見がありました。
また、お客さんから
「特殊メイクがすごかった」と言われたそうですが
「ノーメイク」とのことです!!
 
 
「前回のばばさまをたぐり寄せず、1つ1つ新たに積み上げていったのが良かった」
「感情を抑えながら、自然に出る表情の中で演じることができていた」
「ばばさまが振り返るラストシーンは、様々意見が分かれるところだが、
今回のテーマである『また始まる物語』を表現することができた」
と演出のK則さん。
次回の総括は水曜日です。
(くまはち)
「劇団三カ年計画」さん「異へ 其の二」観劇してきました
みなさま、こんにちは!!
今日はほどよく日がさして、風も吹いていて
過ごしやすいな~と思うくまはちです。
さてさて、昨日は「劇団三カ年計画」さんの本公演
「異へ 其の二」を観劇してきました
ステキなチラシです
(裏側も線路の写真で趣があります)
字体など、こだわりを感じられて見入ってしまいました。
「キレイな空の色だな~」
「撮影場所は栗原市のどこかかな?」
「日傘の女性はどなたかしら?」
とかあれこれ考えました。
ん??
小さくて目立ちませんが、日傘のところを見ると・・・
な ん だ こ れ ??
チラシとチケットに小さくタコのイラスト…
なんなんだろうと気になっていました。
いや、ちょっと違う・・・。
なんで?なんでタコ?
疑問を抱えたまま、14:00からの回を観劇すべく
公演会場の栗原市の一迫ふれあいホールへ向かいます
今回はN也さん、N氏、ITOさん、K子さん、H恵さん、私の6名で観劇しました。
以下、ネタバレです!!
会場はすでにお客さんでいっぱいでした。
舞台の上には一本の木、水道、そしてベンチがありました。
どこかの公園でしょうか。
◆ミスターマウンテンさん&ミスターリバーさん
◆ジューリエットを演じたい演劇おばさん
◆歩道を走るランナー
など、朗読会にも登場したキャラクターが再び登場していて、
とてもうれしくなりました。
公園を舞台にして、最初はオムニバスで展開していたのですが
次第に会話の組み合わせが変わり始めます。
まさに「異」へとストーリーが走り始め、
「え?そうだったの?」「あなたも?」ということの連続でした。
俳優さん達の演技はナチュラルで、おもしろくて、たくさん笑いました。
女優さん達はパワフルで個性豊かで、やっぱりたくさん笑いました。
(隣のK子さんはツボにハマったのか笑いっぱなしでした)
私は皆さんのファンなのですが、
中でも春日春香さんの凛としたたたずまい、演じるお姿は素晴らしかったです。
そして、なかじょうのぶさんの演技は静かで穏やかなのに
心の中はとてつもなくテンションをあげておられるのがビシビシ伝わってきて、
とても勉強になりました
そしてあのタコの正体が分かりました!!
タコではなく、「火 星 人」だったようです!!
地球人に乗り移って、度々会合していたとのこと。
そうだったのか・・・。まさか、そんな重要なキャラだったとは思いもしませんでした。
チラシの女性は、お芝居にも出てくる「すでに乗り移られた誰か」なのかもしれませんね。
たくさん刺激をもらって家路についたのでした~
(くまはち)
公演総括②
みなさま、こんにちは
昨日の14:22頃、久々に強い揺れがありましたネ。
最近は地震が少なくなっていたので、びっくりしました。
今日は東日本大震災から2年と4カ月ですね。
「ガソリン」「食料の備蓄」など、もう一度見直したいと思います。
朝晴れていても夕方以降に降りだしたり…東北はいまだ梅雨です
テレビを見ていると、梅雨明けした地域の暑~い様子が紹介されていて、
「なぬ?39℃?」と目を疑うこともしばしばです
地震や熱中症などに気をつけて過ごして行きたいと思いますっ。
さて、昨夜の総括の様子をご紹介しますね
アルバム、できました!!
参加率がとても良かったです。
アンケートを読むK子さん。
「第50回公演はぜひ“親子劇”をやりたい」と
脚本を決める時から言っていたN氏。
担当する役の分、衣装や小道具も多かったN氏。
稽古に臨む姿勢もまっすぐでした。
特に「殿様」の「パラリ」のシーンは
演出との特訓の成果もあって本番はバッチリ決まりました
劇団員からは
◆セリフを覚えるのが早い
◆表現の引き出しが増えた
◆セリフが聞きやすい
◆一緒にやっていて楽しい(←これってスゴイことですね)
などの意見が出ました。
そしてH恵さんの総括も行われました。
「ぼうぼうさまの嫁っこ」では“ストーリーテーラー”の役割を務めたH恵さん。
「話をひっぱるという感覚が楽しかった」そうです。
「おこんじょうるり」では助演出を務めました。
「他の役者がステップアップしていく姿を見るのが楽しく、
今までにない参加の仕方ができた」そうです。
「H恵ちゃんの今回果たしてくれた役割は、お芝居的にも劇団的にも大きかった」
と演出のK則さん。
演出との信頼関係はもちろん
(K則さんに意見をズバズバ言えるのはH恵さんだからこそ?!)、
これまでの役者としての経験を生かした役者やスタッフへのフォローなど、
皆にとって心強い存在でした。
K子さんとH恵さん。
「劇団どんちょうの会」を引っ張って来た女優さん同士が
稽古中遠慮なく意見を言い合い、高め合う姿はそばで見ていて刺激になりました
次回の総括は土曜日です。
そして今週の土曜日は、楽しみにしていた「劇団三カ年計画」さんの本公演 があります。
ご都合の付く方はぜひ!!
(くまはち)
いただいたアンケートのご紹介
みなさま、おはようございます
なんとも暑い週末でしたね。
アイスのおいしい季節になりました
さて、今回は「公演アンケート」についてご紹介したいと思います!
A4アンケートとハガキのアンケートの2種類あります。
公演後、お客様に書いていただいたA4アンケートの方で
『Q あなたが好きな昔話はなんですか?』
という質問をさせていただきましたところ、
多くの方からご回答をいただきました。
こちらでご紹介させていただきたいと思います。
◆一休さん◆一寸法師◆うりこ姫◆かぐや姫◆竹取物語◆金太郎◆桃太郎◆浦島太郎
◆ごんぎつね◆つるの恩返し◆夕鶴◆うさぎとかめ◆花さかじいさん◆さるかに合戦
◆こぶとりじいいさん◆遠野の昔話◆手袋を買いに◆雪女◆かさ地蔵◆ベッカンコおに
◆三枚のお札◆川流れ童子◆日本昔話◆おむすびころりん◆安寿と厨子王◆泣いた赤おに
◆龍の子太郎◆地獄のそうべえ◆へっこきよめご◆はちかづき姫◆三年寝太郎◆かちかち山
◆おいてけぼり◆地べたっこさまやぁ~い◆ぼうぼう様の嫁っこ◆おこんじょうるり
◆雉も鳴かずば撃たれまい◆いっぱいあって分からない◆手話でする昔話◆ギリシャ神話
◆グリム童話◆三銃士◆ロミオとジュリエット◆うしおととら(漫画!?)←好きです
わーこんなにたくさん
「かぐや姫」と「桃太郎」の人気が特に高かったように思います。
「竹」や「桃」から生まれたり、二人とも成長のスピードが速かったりと
共通点がありますね。どこかSFチックな気がします
今回の上演作品を挙げてくださる方もいらっしゃいました。
挙げて下さった昔話には、誰かにお話ししてもらった思い出など宝物のような
想いが詰まっていることと思います。教えて下さってありがとうございました!!
みなさまは上記の昔話、全部ご存知でしたか?
いただいたご意見・ご感想の一部も、ご紹介させていただきます。
◆舞台の竹と幕が効果的だった
◆音、照明、美術がすばらしかった
◆心があたたかくなり泣けた
◆民話劇で泣いたのは初めて
◆笑いの中に感動があった
◆分かりやすかった
◆もやもやした気持ちがふっとんだ
◆のれんから顔を出すのがおもしろかった
◆「ぼうぼうさま」がサルっぽくて怖かった
◆「ばばさま」の「ハイ、こんちは」がおもしろかった
◆コレステロール値を下げるじょうるりを教えて
◆純粋な心の絆を感じることができた
◆「ばばさま」と「おこん」がバカップルに見えた
◆「ばばさま」と「おこん」のかけあいがおもしろかった
◆うちのおばあちゃんとかぶりました
◆「イタコのばばさま」の“感情をこめずに気持ちを込めた演技”に驚いた
◆「おこん」にひとめぼれしました
◆「おこん」を「ハンドパペット」を使って演じたのが良かった
◆「侍」がカツラを取るところがウケた
◆親子で楽しめた
◆子ども達が笑っていて良かった
◆子どもが帰り道で劇中歌を歌っていた
◆子どもが「ばばさま」のマネをして歩いていた
◆ペープサートや照明など子ども達が楽しんでいた
◆方言を使っていて優しい印象を受けた
◆一人で何役もこなしてすごい
◆絶対に疲れるようなことを笑顔でやっているのがすごい
◆幕や衣装はもう少し汚した方がいいと思った
◆「ぼうぼうさま」の声は客席の後ろから聞こえると良かった
◆1話目と2話目の間が短くて、拍手して良いのか分からなかった
◆100回公演目指して頑張って下さい
◆これからもこの地に根ざしてがんばれ
◆どんちょうの会の力強さを再認識した
◆前回の「父と暮せば」と打って変わったお芝居だった
たくさんの「声」をお寄せいただきありがとうございました
皆様からのメッセージが私たちの何よりのエネルギー源です
いただいた様々なご意見を糧にして、今後も1人でも多くの方が笑顔になれるよう、
今ここで「どんちょうの会」として、できること(=お芝居)をやっていきます!
登米中3年生とPTAの皆さまから、お花をいただきました
ありがとうございました。
最後に、舞台写真展用パンフレット『舞台裏』に掲載した
演出のメッセージを引用します。
「10人足らずの仲間といっしょに劇団を旗揚げしたのが27年前。
この地に親子で楽しめる・感動できる芝居づくりを根付かせたい。
そんな想いで『どんちょうの会』を旗揚げしましたが、これまで続けてこられたのも、
愛すべき多くのすばらしい仲間たちとの出会いと、
そして何よりもこれまで私たちを
支え続けていただいた観客の皆さんのおかげであります。
劇団どんちょうの会はこれまでもそうでしたが、
これからも『命』や『平和の尊さ』・『人間の生きざま』について
深く考えて行く芝居を作り続けていきたいと考えております。
30周年に向け再び歩み始めた『劇団どんちょうの会』の今後にもご期待ください」
ほぼ連日更新してまいりましたが、次回から通常更新に戻ります。
(総括の様子は今後もご紹介しますね)
「地べたっこさまやぁ~い」の上演決定 から総括の様子まで、
60回をこえる更新となりました。
お付き合い下さりありがとうございました。
のんびり更新となりますが、今後もよろしくお願いします
(くまはち)




































