舞台裏 -263ページ目

仕込み風景 その2

みなさま、こんばんは!



連日風の強い日が続いていますくもりDASH!

そして11月も残すところ、あとわずかとなりました。早いですねショック!




さてさて、「仕込み風景 その2」をご紹介しますねヒヨコ


「仕込み風景 その1」 からの続きです。




11月14日(木)。

仕込み2日目です!!




舞台裏

昨日組み立てられた足組みに、パネルが乗りました。




舞台裏

パンチカーペットを貼る前の舞台です。

「ムジナの橋」も見えますね!


(私の第一印象…想像を越えるでっかさだえっ!!)




男性陣が舞台と格闘している間、

女性陣にも様々なミッションが与えられます手裏剣



舞台裏

『雑草植え替え作業クローバー

(N也さんがご自宅から持って来た雑草デス)


舞台を彩る大事な役目があるのです。




舞台裏

『単管パイプに暗幕を巻く作業ペンギン

(一直線になるように黒ガムテープを貼り、

 客席から見えないようにします)



「雑草娘」「単管娘」と名前を変え、地味にせっせと大活躍ですにひひ



舞台裏

ここで会場スタッフの方に「バトン」を降ろしてもらいます。




舞台裏

舞台に合わせて幕の位置を決めて行きます。




舞台裏
照明の位置を調整するK洋さん。





舞台裏

「ムジナ」の橋の微調整を行うN也さん。






舞台裏

続いて「パンチカーペット」を貼って行きます。



舞台裏

強力な両面テープを貼ります。

(会場備え付けの舞台に貼る時は、養生テープからビックリマーク





舞台裏

両面テープを剥がし、たるみのないように

ビシッとパンチを貼って行きます。

(ベタベタを踏まないように注意ですあせる





舞台裏

余ったパンチを調整しています。





舞台裏

舞台の上や下、あちらこちらで作業を進めて行きます。







舞台裏
はるか天井の照明を、下から操作棒で調整して回るK洋さん。

(ブレてしまってすみません汗






舞台裏

袖幕を設置中です。





舞台裏
「単管娘」の功績がここに…キラキラ

(舞台上手側:2階ギャラリーから見たところ)





舞台裏
パンチも貼り終わり、掃除機をかけているところです。




「仕込み風景 その3」へ続きます。





(くまはち)

仕込み風景 その1

みなさま、こんにちは晴れ



今日も朝からいいお天気です。

日がさしているとうれしくなりますネ音譜



今回は「仕込み風景」をご紹介しますねニコニコ





11月13日(水)。


公演会場である、登米祝祭劇場 小ホールにて

仕込みが始まりました。

※ よろしければ11月14日の記事 と併せてご覧ください。




舞台裏

会場に設置されている可動式舞台が姿を現し、

新たにパネルの舞台を設置しています。

(舞台正面:2階ギャラリーから見たところ)



今回は舞台の仕かけの関係上、小ホールの可動式舞台は

下手側(向かって左)と上手側(向かって右)のみ使用しました。




舞台裏

舞台の後ろから足組みを組んで行きます。





舞台裏 舞台裏

舞台の前に向かってどんどん伸びて行きます!!

(舞台下手側:2階ギャラリーから見たところ)



舞台裏
舞台の重要な部分が完成しましたキラキラ

(舞台上手側:2階ギャラリーからみたところ)




舞台裏

同じ長さの釘をそろえつつ、作業を見守るY子さん。





舞台裏

長さを調整するK則さん&サポートするK昭さん。




仕込み風景 その2 」へ続きます。






(くまはち)

芸術銀河2013ミュージカル 常長の祈り

みなさま、おはようございますニコニコ


夜のうちに雨が降ったからか、今朝は暖かかったですね。

とても強い風が吹いています台風




さてさて、観劇レポをお送りしますね。



11月23日(土)、「芸術銀河2013ミュージカル 常長の祈り」を

観て来ましたニコニコ




舞台裏

場所は「東京エレクトロンホール宮城」でした。

(あれれ、東京?宮城?)




舞台裏
大きなポスターがお出迎えビックリマーク




「芸術銀河」は平成9年度から開催している事業とのことです。



今回は支倉常長ら使節団を題材とした“県民参加型のミュージカル”で、

仙台藩の侍役や諸外国の人々の役など一般公募で募集したそうです。

(約100名の方々が出演されたとか!)




400年前、1800名もの犠牲者を出した慶長の大地震。


そのわずか2年後

木造大型帆船を建造し、使節をヨーロッパへと派遣した伊達正宗公。

そして

海外での困難な外交交渉に、粘り強く挑み続けた

“サムライ”支倉常長ら「慶長遣欧使節」。




伊達正宗公ではなく、「支倉常長」という人を描いたということに

感銘を受けました。

(正宗公役の一村正親さんは声のみの出演でした。渋くて重みのある素敵な声でした)





私は初日の18:00開演の回を観て来ました。


席は1階の下手側で11列目。

目の前には生演奏をするバンドの方々がいらっしゃって、

そちらの迫力もすごかったです!!



役者さん達のしなやかでダイナミックな動きに、度々釘づけになりました。

歌もダンスも、衣装も効果も素晴らしかったです。




どんちょうの会の川田清太郎さんは、

物語の最初に出てくる「米州使節団」の「木戸孝允」役と、

「慶長遣欧使節団」に同行する幕府側の役人「向山忠憲」役で

出演されていました。

(幕府と仙台藩の間に立ち、熱い使命感を持つサムライです)



川田さん演じる「真面目なのにお茶目なサムライ」は

独特の存在感があって、何度も笑いを生んでいました。

(もちろん歌も踊りもかっこよかったです)






舞台裏

川田さんの背中です。(左から二番目)

「木戸孝允」と「向山忠憲」の衣装がドッキングしていました目



※会場内は撮影禁止だったので、会場の外からパチリカメラ





東日本大震災からまもなく2年と9カ月。


自分の使命を全うするため奔走したサムライ達の姿は、

復興へ取り組む現代の私たちに、元気と勇気を

与えてくれたのではないかと思います。



とても贅沢な時間でしたキラキラ




川田さん、お疲れ様でした!







(くまはち)

舞台写真その5~おせきと沢ガニが倍返し!?~

みなさま、おはようございますニコニコ



曇り空が広がり、肌寒い朝です。






さてさて、舞台写真を少しずつご紹介していきたいと思います。

(※ネタバレ多数!)


「舞台写真その1~ムジナ解禁~」

「舞台写真その2~殿様も解禁&四角関係勃発~」

「舞台写真その3~幸せから不幸のどん底~」

「舞台写真その4~物語はいよいよ佳境を迎えます~」


からの続きです。




回を追うごとにボリューミーになって行く「舞台写真」あせる

いよいよ今回で完結です。



それではどうぞ~。






舞台裏
「これでは沢吉さんが無事に渡れるはずがない。どうしよう…」


橋は「ムジナ」が化けていたことを知った「おせき」ちゃん。




舞台裏

「心配だから試しに渡ってみよう」


「ムジナ」が「おせき」ちゃんに気付きます。




舞台裏

「沢吉さんのためならどんなことでもします。

沢吉さんがこの橋を無事渡れますように」


弁天様にお祈りします。





舞台裏

「今いうたこと嘘ではないな?

沢吉の命は助けてやるから、わしの嫁さんになれ」


「ムジナ」が「おせき」ちゃんに詰め寄ります。




舞台裏

「ほれ、弁天様もわしのものになれというとる」


弁天様に置いてあった“うるしばち”がコロコロと転がり落ちたのです。





舞台裏
「あれっ、弁天様に槍で突き通したような傷が…」


「おせき」ちゃんが弁天様についた傷に気がつきます。





舞台裏
「弁天様が身代わりになってくださったんじゃ」

どこからか「母ガニ」の声が聞こえました。



またしてもうるしばちが「おせき」ちゃんの元へ転がります。


何事か思いついた「おせき」ちゃん。




舞台裏

「ムジナどんの橋さん。せっかく村の衆やお殿様に

見てもらう晴れの日じゃ。お化粧をした方がええ」




舞台裏

「うるしを塗ってしんぜよう。つるつるとつやが出て

見事な化粧じゃ」





舞台裏

「なんと、もうわしの女房になった気でおる。かわいいのお」


優しく献身的な「おせき」ちゃんに、「ムジナ」はすっかりメロメロです。




あけて翌日。




舞台裏

「好きで通えば千里も一里~♪」


かゆいのも治り、大好きな「おせき」ちゃんをいよいよ嫁にできると

ごきげんの「殿様」が歌いながら登場します。




舞台裏

「どうにもかゆくて一晩中眠れなかった。

早く渡って終わりにするようにいうてくれ。カユイー」



全身にうるしを塗られた「ムジナ」は、頭のてっぺんから

しっぽの先までかゆくてたまりません。




舞台裏

「すぐに渡るのはもったいないというとる」

「もし沢吉さんが無事に渡れなかったら、わしは殿様のところへ

行ってしまうからね。あんたの嫁ごにはならんから」



昨夜とは打って変わってそっけない「おせき」ちゃん。

じわじわと、そしてしっかり釘をさします。




その間…



舞台裏

「殿様」は歌を詠んだり「役人」にちょっかいをかけたり、





舞台裏
「村人」達は「何が始まるのか」とザワザワしています。






舞台裏

「ムジナの奴が無事渡らせるわけがない」




弁天様への恩を忘れて、沢ガニの仲間に

むごいことをしようとしたことを悔やみ、

「おせき」ちゃんは殿様のところで贅沢な暮しができると

自分に言い聞かせる「沢吉」。






舞台裏

「実は橋はムジナの奴じゃ」

「ありったけのうるしできのうの晩に橋を塗ってしもうた」

「どうか渡って下さいな。あんたの命だけはなんとしても助けますから」


「おせき」ちゃんの言動に、「沢吉」はただただ驚くばかりです。





舞台裏

「さあ沢吉。見事にこの橋を渡れ」


「殿様」が命じます。




舞台裏

「おせき」ちゃんが見守り、「村人」が見つめる中、

「沢吉」がおそるおそる橋を渡り始めます。





舞台裏

「早う渡れ早う!カユー」


「おせき」ちゃんを嫁ごにするために、かゆみに耐える「ムジナ」。





舞台裏

「それっ、今だ。どうしたムジナ、今じゃ…それっ!」

「殿様」が叫びます。



一方「ムジナ」はかゆくてそれどころではありません。





舞台裏

「沢吉」はなんだかんだと渡ってしまいました。


喜び合う二人。





舞台裏

「あれっ、話が違うではないか…ムジナ?」


「殿様」は腹を立てて橋の上で暴れます。






舞台裏

「火をつけてみよ。燃えるかどうか火をはなて!」

「これでもかこれでもか!!」


「殿様」ご乱心です。





舞台裏

「殿!殿!殿―!」


役人に止められて、我に変える「殿様」…。





舞台裏

「沢吉とおせき、幸せに暮らせ。さらばじゃ」





舞台裏

高らかに笑いつつも、

次第に泣き声に変わりながら退場する「殿様」。



残された人たちは何のことやら分からず、ポカーン。

「村人」達も散って行きます。




舞台裏

「アッハハハ!おせき、これで約束通り、わしの嫁ごじゃ」




舞台裏

思わずすくみあがる二人。



ところがいくら呪文を唱えても、元の姿に戻れない「ムジナ」。

うるしを塗られて、体が動かなくなったことに気がつきます。



「ムジナを化かすとはどういう女ごじゃ!」


「おせき」ちゃんに向かってわめきます。




舞台裏

「でも、そのおかげで燃えずにすんだ」


にっこり笑う「おせき」ちゃん。





舞台裏
「それなら、それなら。沢吉いいのか。いいのか?」


「沢吉」の正体(沢ガニ)を、「おせき」ちゃんに明かそうとする「ムジナ」。




舞台裏

「実はな、おせき。わしは…わしは・・・・・」


「アッハハハ、ざまあみろ。アッハハハ…」





舞台裏

「沢吉がどうしたと?」

「言うてみよムジナ」

「この川にかかっとるうちはお前さんのいいようにはならんぞ」



「沢ガニ衆」が現れ「ムジナ」に迫ります。
「弁天様」が身代わりになって助けてくれた「母ガニ」の姿もあります。





舞台裏

「沢吉はいい人じゃ」

「いい人で、いいうるし職人で、おせきさんが幸せになるなら

わしは それが一番うれしいに決まっとろうが」





舞台裏
「沢ガニ衆」の迫力に押されてタジタジの「ムジナ」。





舞台裏

「ムジナに戻りたい。戻りてぇよー!」




舞台裏

「ウフフ…おせき戻ってきたぞー」






舞台裏
「沢吉もムジナも馬鹿殿も戻らんでもいい!」



「母ガニ」が強く言い放ちます。





そして「劇中劇」を演じた役者は「ほいと衆」に戻り、

歌いながらそれぞれが喜捨を申し出ます。






舞台裏





舞台裏




舞台裏



舞台裏





舞台裏





舞台裏



舞台裏

「十とや峠を今日も越えてゆく」



歌に始まり歌に終わります。




・・・幕。







大変、大~変、長くなってしまいました。

読んでいただき、ありがとうございましたあせる




仕込み風景なども、おいおいご紹介して行きたいと思いますので

よろしければお付き合いくださいね虹




次回は「芸術銀河2013ミュージカル 常長の祈り」の

観劇レポをお送りしたいと思います。







(くまはち)

舞台写真その4~物語はいよいよ佳境を迎えます~

みなさま、こんにちはニコニコ


いいお天気であたたか~な日です晴れ

まさに「日本一晴れ」!!


今日は11:00から楽天の優勝パレードがありましたねクラッカー

21万人もの人々が集まったそうです。スゴイ!

見に行かれた方いらっしゃいますかはてなマーク

(私はテレビで見ていました)




さてさて、舞台写真を少しずつご紹介していきたいと思います。

(※ネタバレ多数!)


「舞台写真その1~ムジナ解禁~」

「舞台写真その2~殿様も解禁&四角関係勃発~」

「舞台写真その3~幸せから不幸のどん底~」



からの続きです。




舞台裏

「大変だー。沢吉のやつが沢ガニをつかまえにくるぞー」

「つかまえてすりつぶして殿様の薬にするつもりだ」



「沢吉」の行くところ、「ムジナ」が先回りして

大声で叫んで回ります。





舞台裏

「これっぽっちじゃ足りねえ」


「母ガニ」が「沢ガニの薬」を渡してくれましたが

“人”に塗るにはとても足りません。




舞台裏

「沢吉…」


心配する「母ガニ」。





舞台裏

「お願いじゃ、誰ぞ。誰ぞ…」



「おせき」ちゃんを人質に取られ、心配でたまらない「沢吉」。

精も根もつき果ててしまいます。





舞台裏
「沢吉の奴は、自分が助かりたいばっかりに

仲間をすりつぶすそうじゃ…」

「本当に恐ろしい奴じゃ…」



ヒソヒソと話をしている「沢ガニ衆」。



沢ガニの仲間にむごいことをしようとしていることは

「おせき」ちゃんのことを想うあまり、

「沢吉」の頭から飛んでしまったようです。





舞台裏

「幸せから不幸のどん底。ルンルンルルン…」



大喜びの「ムジナ」。

飛んだりはねたり、舞いあがっています。



舞台裏
「おせき、よう、わしの嫁ごにならんか?」



「沢吉」のことを心配する「おせき」ちゃんの前に

突如「ムジナ」が現れ、求婚します。





舞台裏

「こんな時、冗談は顔だけにしておくれ!」


「ムジナ」を張り飛ばし、ねじふせる「おせき」ちゃん。

(ひょっとして一番強いんじゃ…)




しかし

「沢吉の本当のことを知りたかったらこの手を離せ!」

という「ムジナ」の言葉に、おもわず手がゆるんでしまう「おせき」ちゃん。


結局「ムジナ」はそのまま逃げてしまいます。






舞台裏

「どうか私を元の沢ガニの姿に戻してください」


弁天様の元へやってきた「沢吉」。


自分の身をすりつぶして、「おせき」ちゃんの命だけは

助かるようにして欲しいと祈ります。


その頃…



舞台裏

「殿様に頼んでみるか、じきじきに」


何やら取引を持ちかける「ムジナ」。

「母ガニ」も「それはありがたい」と感謝の面持ちです。




舞台裏

「祝言のために今までためた金全部で、沢ガニ一匹世話してやるぞ」


「沢吉」にも取引を持ちかけます。

「沢ガニが手に入るなら喜んで」とすがりつきます。




太鼓の音がして城の中。





舞台裏

「ここに沢ガニが入っておるのだな」


待ちかねていた「殿様」。



舞台裏

「ムジナ」の合図で「母ガニ」の入ったカゴから
ハサミがニョッキリ出ます。




舞台裏

「ムジナ」の申し出により、「沢吉」と「おせき」二人の手で

「沢ガニを殺せ」と「殿様」から命じられてしまいます。




舞台裏

「ギャー」


二人でカゴにヤリを差し込むと悲鳴があがりました。


「ムジナ」がいやがる「沢吉」の手をとって

カゴの中をのぞかせます。



舞台裏

「!・…」


中にいた沢ガニが「母ガニ」だと知り、言葉を失う「沢吉」。

それを見てニヤリと笑う「ムジナ」。


不思議に思った「おせき」ちゃんもカゴをのぞきます。






舞台裏
「おせき」ちゃんを手に入れる方法として、

今度は「殿様」に取引を持ちかける「ムジナ」。



「私が弁天様の川にかかる橋に化けます。その橋を沢吉に

渡るように申し渡すのです。もし落ちたり渡れぬ場合は、

沢吉はおせきを嫁にしてはならぬという弁天様のお言葉じゃと言うのです」


「殿様」もこの方法ならば、「おせき」ちゃんを嫁にできると大喜びです。




舞台裏

「役人」が書状を読みあげ、「沢吉」「おせき」にも

申し渡します。




舞台裏

「沢吉」の耳に、どこかで「ムジナ」の笑った声が聞こえました。





舞台裏
全ての黒幕が「ムジナ」だったということを知り、

がっくりとくずれる「沢吉」。





舞台裏

困った「おせき」ちゃんは家を出て、弁天様の近くまで行きます。





舞台裏

「あっ、ムジナの奴」


そこで見たものは「ムジナ」が橋に化けたり元に戻る様子でした。


全てを悟った「おせき」ちゃん。




ここから「おせき」ちゃんの逆襲が始まります。

いよいよ本領発揮ですビックリマーク





「舞台写真その5」 に続きます。





(くまはち)