舞台裏 -204ページ目

舞台写真その6~浜名湖SAでUターン~

みなさま、こんばんは平和交通


フィギュアスケートGPファイナル、ご覧になっていますか?

男子も女子もすばらしいですねスケート。スケート。

男子フリーは13日(日)午前5時から…


うーん、起きられる自信がないですあせる


が、がんばれー!!



* * * * * *



さてさて、舞台写真の続きをご紹介して行きますね。

(ネタバレ注意!)



舞台写真その1~東京発大阪着の夜行特急バス、発車~

舞台写真その2~東京料金所→駒門パーキング~

舞台写真その3~駒門パーキング→東名高速~

舞台写真その4~120km/Hで暴走を始めるバス~

舞台写真その5~日本坂トンネル→たらい回し~




の続きです。

 


* * * * * * *



舞台写真その6



1987年、東京発大阪行きの最新型高速バス「ドリームエクスプレス1号」は、

さまざまな事情と思惑を抱えた8人の乗客と乗務員2人を乗せ、

深夜の東名高速を軽快に走っていました。


ところが、突如原因不明の暴走を始めたのです…。



揺れのせいか、悪夢を見て目が覚めた「松崎」。




「ああー。なんや気持ち悪うなってきた」




さっそく「ティム」にからみます。

(…が、相手にされず)



「浜名湖のサービスエリアへ寄ってもらおか」

と「安川」に念押しします。





「静岡県、パス!」



「運転手」達の代わりに「清水」が答えます。




なんでここで、静岡が出てくるのかと詰め寄る「松崎」。




「客の言う事聞けへんのか」




「田辺」の胸ぐらをつかんで「松崎」がゆすります。



「危ないからやめて」


必死に止める「安川」。そこへ車内電話が鳴ります。


東京営業所からです。



中央道の長野、山梨…

そして再び東京にも受け入れ拒否をされたとのこと。


最終的に、浜名湖SA駐車場内の上下連絡道路、

緊急車専用道路のフェンスを開けてくれることになりました。




「浜名湖SA」に反応する「松崎」。




「分かった分かった、ご苦労さん」



そのまま電話を切ってしまいました。



「冗談じゃないよあせる




再び電話が鳴りますハッ




競うように受話器を取りに行き…





「安川」、弾き飛ばされました汗



勝者、「松崎」ビックリマーク




「分かっとるわい、ゴチャゴチャぬかすな!アホンダラ!」





ガチャッ電話




きちんと前を向いて運転しろと「松崎」。




「おやっさん」に草加せんべい(箱にヤクを隠しています)を届け

「あねさん」との間に何もなかったことを証明するべく、

何が何でも浜名湖SAへ向かわせるつもりです。



ついに浜名湖の看板が見えました浜名湖




「おやっさん、今この松崎がいきまっせ♪




『潮来(いたこ)の伊太郎』を唄い出します。



「浜名湖SAに入るので座って安全ベルトして下さい!」

必死に乗客に呼びかける「田辺」。



一方まだ状況が把握できていない乗客は

「コーヒーでも飲もう」

「じいさんにうなぎ食わしたれや」

「ウナギってなんですそれ?」

のんびりムードです。





「そうや行け!」松崎のかけ声。



そして全員ストップ。




ここで突然音楽が変わり、一人一人に照明が当たります。




  



  



  
チャフや各種の妨害電波…

ECM(電子対策エレクトリック・カウンター・メジャー)について語ります。




ウキウキの「松崎」です。




浜名湖SAに入ります。

若い衆3人が「松崎」を待っているのが見えました。





すさまじい勢いで浜名湖SAを通り抜けるバス。




「止めいちゅうに、アホ!ああー」


「松崎」に気づかない若い衆3人。見る見る遠ざかって行きます。


「しっかりつかまってて下さい」




「ほりゃー。」




「そりゃー。」



ブレーキ音、そしてタイヤのきしむ音と乗客の悲鳴。




「カミカゼ カミカゼ」

「運転手さん、止めて、危ないー」

「ナンマイダブ ナンマイダブ…」




「止めろ止めろ!」




「上り車線へ入ります!しっかりつかまって下さい!」


他の車のクラクションの中、合流して行きます。




「下り車線から上りへ誰が入れって言うたんや!」

「止めい、止め!」


わめく「松崎」。




「止められません」

「どこか故障らしいんですよ。止まらなくなってしまったんです」


ついに真実を語る「運転手」2人。





「清水」以外の乗客に動揺が広がります。



「そこのインテリ」

「さっさと直したれや。エリート!」



横文字がしゃべれるならコンピューターだってわかるはずと

「森下」に無茶ぶりする「松崎」。

「五木」が一蹴します!




ほめているのかけなしているのか…

何とかしろとせまられタジタジ。




「どうなってんですか」「どこへ行くんですか」




「孫に写真届けるのよ」


思わず運転席にかけよる乗客達。


「今、営業所と連絡とりあってますので」と

なだめようとしますが…




「連絡とってどうすんのよ」


かみつく「五木」。




「ダレがわるいんですか?ナニがゲンインなんですか?」


「ティム」も怒りをあらわにします。



「転換」の中、何かに導かれるかのようにさまよう「川上」。





「ああー、おじいさんが迎えに来てくれたんですね」




「善治さーん」




「舞台写真その7」に続きます。




(くまはち)

W公演総括②

みなさま、こんにちは相鉄バス


朝から強い雨が降りましたね。

気温が低かったら大雪だったでしょうねあせる


全国的に大雨の予報のようですし、

大きな被害が出ないことを祈ります。



* * * * * * *




ではでは、一昨日の稽古場の様子をお伝えしますね。




登米祝祭劇場 地階の練習室2に集合。




ハイチュウどーぞハイチュウ/gn

(どら焼き味を食べた方達の感想→「ぼんやりとあんこの味」)




第55回公演「ドリームエクスプレスAT」

第56回特別公演「おこんじょうるり」のW総括2回目。

しっかり振り返るどー。




「五木」&「森下」ペア?コンビ?の総括から。



衣裳も「80年代を感じた」とお客様から大好評でした音譜



「今までにない役で最初は恥ずかしかったあせる

「そのうち『私はムジナ』『化かしてやろう』と開き直った」

とH恵さん。



「ムジナ」だった頃のH恵さん。

(第51回公演「おせきとムジナと戻り橋」より)




今回も助演出としても大活躍!

全体の動きを見たり、フォローしたり心強い存在でした。




「照れ臭かったキャッ

「稽古の段階から、いかに気持ちを入れて演じられるかが難しかった」

とN元さん。





「森下」「五木」はセリフのないシーンでもかけあいをしていて、

ふと聞こえると笑いそうになりましたあせる

(「五木」が一途に話しかけ、「森下」が返していたそうです)




私は配役発表でこの2人が組むと聞いた時、とてもうれしかったです。

稽古中もずっと見ていたかった…。

DVD上映会の時、じっくり楽しみたいと思います音譜




そこへM子ちゃんが加わりますラブラブ




続いて「木村」の総括へ。




立ち稽古前の分析期間中、

K則さんやH恵さんからたくさんアドバイスをもらい、

役に近づいていくその作業が楽しかったです。


※初代「木村」はJ子先生で、2代目「木村」はH恵さん。



M子さんが生み出してくれた「博史」!


「本当の子どもに見えた」

「足がリアルだった」

という感想をいただきうれしかったですキラキラ


劇中、「守らなあかん」と必死な思いで抱っこしていました。





並行して稽古していた「おこんじょうるり」、

こちらも衣裳小道具にたくさん助けてもらいましたアップ


小学校公演という貴重な機会をいただけたこと、

たくさんの親子さんに観ていただけたことが

何よりうれしかったです。




「『川上』とのシーンは前半のポイントとなる場面だった」

「『川上』のセリフを受け、『木村』の内に秘めた悩みや感情を

 抑えながらいかに表現するかという難しさがあった」


とK則さん。


M香ちゃんと二人三脚でがんばりました。



続いて「ティム」の総括へ。

まずは周囲の反応を共有しました。




「2時間近くも観ていたのに、あっという間だった」

というご意見をいただいたそうです。




「ティム」としては、


「フィリピンや時代背景などいろいろ調べた」

「いろいろ経験してきた『ティム』に近づくのが大変だった」

「特に後半部分は考える間もなく演技していた」

「衣装やメイクのおかげでさらにスイッチが入ることができた」


とのこと!




「感情を激しく率直に出す『ティム』を今回演じ、一皮むけた」

「ヤクザである『松崎』とのかけあいもおもしろみがあった」

「バスを飛び移ろうとするシーンなど楽しげだった」


とK則さん。



劇中「松崎」をどついたり、カタコトで激しく叫んだり

今までにない表情を見ることができて、私もゾクゾクしましたわぁ

(詳しくは「舞台写真」でご紹介して行きますネ)




「毎回丁寧に役作りをするのでとても安定している」

「特に後半の『ティム』の表情が生き生きしていた」

「衣装はとことん突き詰め、公演直前で決まったけどとても良かった」

「どんどん昇って行ってください!」


とH恵さん。




そして役者全体の振り返りとして…



「後半部分はテンポやセリフ回しが早く、理詰めや役作りを大切にしつつも

本能や感覚を研ぎ澄ませながら演じなければならない場面が多かった」


とK則さん。


分析期間で丁寧に役作りをし、立ち稽古では自分にない感覚を呼び覚ます…

「理詰めと感覚」の狭間でそれぞれが奮闘しました!



休憩をはさんだお芝居の前半部分は、

「たてまえの自分」「社会的な表情の自分」。

後半部分は「奥にある本来の自分」「人間的な自分」。


…いちキャラクターとして、一人の人間の変化を体感することができました。


そんな後半部分の「舞台写真」は次回からご紹介して行きますね音譜




続いて「照明」の総括へ。




「2階照明席の真正面でみなさんのパワーを感じた」

「今回は100シーン以上作った」

「下に当てるだけでなく、斜めにも入れたり工夫してみた」




「K野さんと話していたのは、『師匠』であるK洋さんの存在の大きさ」




  

私、この照明が大好きでしたキラキラ





トンネルに入った時のオレンジの照明は「ワクワクした」と一同。





「『おこんじょうるり』は、いつもと違う環境での操作で勉強になった」


とのこと。

(Yさんは、写真の○で囲った放送室で照明操作をしていました)




「壁や床…役者以外に当てる照明の大切さ」

「舞台が『絵』としてどう見えるかというのは、照明が重要」


照明について熱く語るK則さん。



この他、音響についても話し合いました。

私、公演後もしばらく頭の中に流れていました♪。

(特に転換の時の曲)




そこへN也さんが加わります音譜




何やら手に…!?

加賀野小公演での衣装の忘れ物が届いたのでした。


(大変失礼しましたあせる



衣装・小道具の総括では

「Y子ちゃんやC子ちゃん、2人の存在が大きい」

「当日ギリギリまであきらめず、いいと思えばどんどん変える!」

「作った小道具に魂を入れてもらえると、小道具冥利に尽きる」


とのこと。




たくさんたくさん助けてもらいましたクローバー




そして客演してくれたMっちーにお礼の花束贈呈!



ありがとうございました!




みっちーの演じた「清水」、かわいくて大好きでしたラブラブ





Mっちーも出演する夢フェスタは、来年3月5日(土)、6日(日)

登米祝祭劇場大ホールにて上演されます虹


M香ちゃん&N氏もがんばれー!



加賀野小公演についても振り返ります。




「『せりだした舞台がとてもインパクトあった』と感想をいただいた」

「W公演ということで役者もスタッフも大変だったけど、

 あんなに大勢のお客さんに観てもらえて、本当にやれて良かった」

「地域に密着する劇団として、地域に貢献できるいい機会だった」

「親子向けのお芝居ができる場としてとても意義がある」


などなど…。




* * * * * * *




以上2回の総括でしたが、とても濃い内容でした!



年内の活動はこれで〆となり、次回の集まりは新年会となります。



ブログの方はまだまだ続きますので、

良かったらお付き合いくださいね~aya


(くまはち)

舞台写真その5~日本坂トンネル→たらい回し~

みなさま、こんにちはあすか交通


今日も朝からいいお天気です。

とはいえ、霜が降りたり車の窓が凍ったり

かなり冷え込みますねあせる




 * * * * * *



さてさて、舞台写真の続きをご紹介して行きますね。

(ネタバレ注意!)



舞台写真その1~東京発大阪着の夜行特急バス、発車~

舞台写真その2~東京料金所→駒門パーキング~

舞台写真その3~駒門パーキング→東名高速~

舞台写真その4~120km/Hで暴走を始めるバス~


の続きです。




* * * * * * *



舞台写真その5




1987年、東京発大阪行きの最新型高速バス「ドリームエクスプレス1号」は、

さまざまな事情と思惑を抱えた8人の乗客と乗務員2人を乗せ、

深夜の東名高速を軽快に走っていました。


ところが、突如原因不明の暴走を始めたのです…。




この状況に加え、他のバスに追いかけられるわ寄せられるわで

極限状態に陥いりつつある「運転手」2人。


他のバス会社になめられてたまるかと、寄せ返します。




「ようし、やった」喜ぶ2人(…と「清水」)。




あまりの揺れに「五木」「森下」「ティム」が目を覚ましました。


「森下さん、あまり飛ばさないように言ってよ」

「いいよ、少し眠ってれば着くから」

「どうかしたんですか?」




「回復運転中です」と説明する「安川」。


「いい旅、いい夢、いい気分。ゆっくりお休み下さい」




安心して再び眠る乗客達。


…そこへさっきのバスが追いかけてきました!




「追いつかれた!幅寄せ!植え込み!中央分離帯!」




思わずブレーキを踏む「田辺」。

まもなく日本坂トンネルです。




そこへ電話が鳴りました。

東京営業所からの指示が入ります。




「ブレーキ踏んでサイドブレーキをかけてみろ」

「パッシングしてクラクション鳴らしてつっ切れ」

「電柱に接触させて止められないかやってみろ」


混乱する営業所の様子が目に浮かぶようですあせる

(ちなみに、電柱は高速道路にありません)




「信号が赤だったらどうする?」


※トンネル内の事故などで通行できない時に

  手前で停めるための信号のこと



「信号?信号!」




「信号…信号は。」「信号はだ!」




パッシングをくり返し、日本坂トンネルに入りました


車内電話はトンネル内で使用できなくなるため、

「安川」はいったん電話を切ります。




追い越し車線をゆっくり走る軽自動車にヤジを飛ばす「安川」。

「早くいかないとおっぺしちゃうぞ」

※【おっぺす】押し圧すこと。茨城など北関東の方言だそうです。



「左の方に寄ってくれ」




必死にブレーキを踏んで、サイドブレーキを引く「田辺」。




エアータンクが空になってしまいました。



しばし軽自動車とレース?をくり広げます。




ひどい言葉を叫ぶ「安川」。





2.5キロもの日本坂トンネルを出ると、電話が鳴りました。




東京営業所からです。「次の手は?どこへ向かうんだ?」


営業所も、なんとか手を打とうとしているようですが


静岡も愛知も神奈川も東京もそれぞれが抱える事情を理由に、

持ち込まれることを拒否しているとのこと。


ひとまず燃料がなくなるまで、中央道に入り

長野の諏訪を目指せということになりました。





「はい、ええ乗っております」

「あんちゃん、おっ母さんから又捜索願が出てるってよ」


「安川」にげんなりと言われ、ピースでお返事する「清水」ピース



またも保護者に内緒でバスに乗っていたのでした。




「舞台写真その6」に続きます。




(くまはち)

舞台写真その4~120km/Hで暴走を始めるバス~

みなさま、おはようございます西東京バス



穏やかな日差しの朝です。


2015-2016の冬は暖冬のようですね。

そういえばまだ積もるほど雪が降っていない…!?


雪道の運転はこわいですし、

雪かきも大変なのであまり降らないといいなと思います雪だるま


* * * * * * *



さてさて、舞台写真の続きをご紹介して行きますね。

(ネタバレ注意!)



舞台写真その1~東京発大阪着の夜行特急バス、発車~

舞台写真その2~東京料金所→駒門パーキング~

舞台写真その3~駒門パーキング→東名高速~


の続きです。



* * * * * * *



舞台写真その4



時は1987年。
舞台は、東京発大阪行きの最新型高速バス「ドリームエクスプレス1号」。



乗り合わせた8人の乗客と2人の乗務員は、

それぞれが事情や思惑を抱えていました。




「田辺」の指示でダッシュボードカバーを開け、

何か異常がないか調べることになった「安川」。




「安川」がダッシュボードの中をのぞき込み、

ライターを奥へ差し込むと…

「グーン」



突然音がして、バスのスピードが上がり始めました。





50km/Hしか出なかったスピードが、

ついに120km/Hに達しました。



「直った」と喜ぶ「安川」ですが…

「田辺」がアクセルやブレーキを踏んでも

スカスカで反応がありません。



「安川どうしよう止まらないよ」と取り乱す「田辺」。

なんとか現状を打破しようと、「安川」は様々な案を出します。





キースイッチを切っても、シフトダウンしても、

エアコンスイッチを切っても、全然変化がありません。




いつの間にか「清水」がそばに近づきます。



運転中の「田辺」をカメラでパシャ!



後ろへ追いやられます。



次々に他の車を追い越していきます。




「ほりゃー!」



マニュアルを見つけ、報告する「安川」。


「1つ、クルーズコントロールつまり定速自動走行装置の異常。

2つ目はトランスミッション、もしくはトランスミッションとスロットルを結ぶ

リンケージの異常。

3つ燃料噴射装置の欠陥。

4は、アイドル・スピードコントロール装置の欠陥。

5はスロットル・リンケージの故障。


6はドライバーのアクセルとブレーキの踏み間違え。」



田辺「バカ!これでどうやって踏み間違えるんだ!」

安川「それと温度による…」


キレる「田辺」とそれでも先を読み進める「安川」。





「温度による、センサーの素性変質」


…。


ライター


…。


上昇


…。


JRバスダッシュ


…。



「あっ」




急に東京営業所へ連絡を入れてみるという「安川」。



車を規定通り運行が不可能になったこと、

猛スピードで爆進中であることを報告。




「ちゃんと聞けよ」

営業所からの指示に期待する「田辺」ですが…




営業所は、


「原因を作った奴の特徴と人数、状況をそっと教えろ」
「犯人は男か女かどっちだ」

「要求は何だ」

「女子どもから解放するように説得しろ」

「原因は」

「この原因を作っている奴を直接電話に出せ」



「安川」とトンチンカンなやり取りを続けます。

(第三者による「バスジャック」と勘違いしていますね)




「犯人なんかどこにいるよ」

「止め方を教えろって」

「乗客のことを起こすなってことだろ」

「要求は『止めて欲しい』です」



「営業所」と「運転手」、どこまでもかみ合いません。




的確な指示がもらえず、イライラがつのる「田辺」。




「営業所」も「田辺」も「安川」もみんな…真剣なのにズレています。




「運転しているのは田辺さんです」




「犯人をなぜさんづけで呼ぶのかって言ってます」




しまいには営業所から、犯人扱いされる「田辺」。


さっきからミニカーで遊んでいる「清水」以外、

他の乗客はまだ気づかず眠っています。




そこへ…追い抜かれた他のバスがせってきました!




せっている暇などない「田辺」達はクラクションを鳴らし、

相手のバスへよけるようにアピールします。





「清水」が動く!





追い抜く瞬間、相手の運転手に向かって「パシャ」!

相手の運転手は怒り、「清水」は後ろの方へ追いやられます。




今度は後ろの車へ「パシャ」!

激しくクラクションを鳴らされ、追っかけられるわ寄せられるわ。


バスだけでなく、「清水」まで手に負えなくなっている「運転手」2人。




「舞台写真その5」へ続きます。




(くまはち)


W公演総括①

みなさま、こんにちは西東京バス


第55回公演から2週間、

第56回公演から1週間が経ちました!早い…。



そして昨夜から始まりました、公演総括。


※ 公演総括とは、いただいたアンケートやご意見を元に、

   稽古から公演に至るまでの 役者・スタッフそれぞれの

   役割などを振り返る作業のことです



両公演の「舞台写真」のご紹介はまだまだこれから!

よろしくお付き合いくださいませ音譜




* * * * * * *




というわけで、昨夜の稽古場の様子をお伝えします。




登米祝祭劇場2階の練習室3に集合。

夢フェスタ の稽古も行われていました。観に行きます!)




クッキーどーん。

第55回公演の際、「劇団三カ年計画 」さんからいただきました!

ありがとうございましたキラキラ



キットカット ショコラトリ―どーん。



ブログを見てくれている東京在住の友人が

「5日総括だよね。みなさんでどうぞ女の子ラブラブ」と送って来てくれました!

(yoneさんありがとうキラキラ




ストロベリーメープル、抹茶&きなこ、ピスタチオ&ラズベリー、

サブリムビターなどなど、どれを選ぶか迷います。




いつもお世話になっている登米祝祭劇場のスタッフHさん登場。

領収書を届けに来て下さいました。ナイスタイミング!





どうぞどうぞ~。



アンケートが新たに届いていて感激!




A4用紙4枚にびっしりと書いて下さった方もいらっしゃり、

ありがたくて泣きそうになりました泣く




みなさまからの声が何よりの糧です。

一同大切に読ませていただきます!



第55回公演「ドリームエクスプレスAT」&

第56回公演「おこんじょうるり」のW総括1回目。

しっかり振り返るど―!




周囲からいただいた感想など、情報交換を行いました。



「ドリームエクスプレスAT」ゲネプロでの

「前髪カーラー事件」について話題になりました。

(詳しくは後日!)




バス暴走の原因について、周囲でも

「決定的な原因は安川のあの行動だよね」

「家族は、勤務のことで悩んでいたという『田辺』だと思っていたようだ」

様々なご意見があったようです。


(詳しくは「舞台写真その4」でご紹介します!)




小学校で上演させていただいた「おこんじょうるり」について

先生方や保護者の方々からいただいた感想などを共有しました。




『子ども達が笑ったりまねしたりしつつ集中して観ていました』

『昔話だけど現代の要素もあり、子ども達は喜んでいました』

『(お子さんが)始まりは楽しくて最後は悲しかったと言っていました』





うれしい感想をたくさんいただきました。

楽しんでいただけて本当にうれしかったです虹




続いてそれぞれの総括です。




「安川」役について振り返るN也さん。





「田辺」役のITOさんと二人、嵐のようなセリフ量と格闘しました。

いや、「安川」は物語を通してずっとしゃべっていたので

本当に大変だったと思いますあせる




… とそこへ、

夢フェスの稽古を終えたM香ちゃん&Mっちーが参加。

たくさんのお菓子に「ヤッター!」。




アンケートを読む2人。なんだか場が華やぎますブーケ2



「田辺」役について振り返るITOさん。



劇中、話のかみ合わない「安川」や、からんで来る「五木」に挑発され

心底腹が立ったとかケンシロウメラメラ




お芝居の前半部分の終盤、休憩に入る直前の

「運転手」2人だけのシーンは脚本19ページに及びます。




「田辺」と「安川」、対照的な2人のかけあいは

アンケートでもご好評をいただきました!




M香ちゃん&Mっちーからも周囲の反応を聞かせてもらいました。




「川上」役について振り返るM香ちゃん。




愛嬌のある元気なおばあちゃんとして、

お芝居の中でも重要な役割を果たしました!


私も「木村」役として、劇中大変お世話になりました大福ちゃんラブラブ




「清水」役について振り返るMっちー。




公演1ヶ月前に「清水」役を引き受けてくれ

決起集会でのカラオケデビュー


その明るさで稽古場に飛び込み、積極的に役作りをしたり

「松崎」とのやり取りや歌も楽しんでいました。


私も「清水」がかわいくて仕方がなかったです帽子ラブラブ




「清水」は空気を読んでいないように見えて

実は知識や洞察力があり、全体を見ていること。


「清水」がいることでこのお芝居の厚みが増し、

全体像が見えてくること。


独特のセリフ回しやカメラのフラッシュのタイミングなど

難しい役どころを果たしてくれました!





シアタープロ塾人 」さんに所属するMっちー。

これからも応援しています!



次回の公演総括は12月9日(水)。

年内最後の集まりとなる予定です。




(くまはち)