舞台写真その4~120km/Hで暴走を始めるバス~
みなさま、おはようございます
穏やかな日差しの朝です。
2015-2016の冬は暖冬のようですね。
そういえばまだ積もるほど雪が降っていない…!?
雪道の運転はこわいですし、
雪かきも大変なのであまり降らないといいなと思います
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さてさて、舞台写真の続きをご紹介して行きますね。
(ネタバレ注意!)
の続きです。
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舞台写真その4
時は1987年。
舞台は、東京発大阪行きの最新型高速バス「ドリームエクスプレス1号」。
乗り合わせた8人の乗客と2人の乗務員は、
それぞれが事情や思惑を抱えていました。
「田辺」の指示でダッシュボードカバーを開け、
何か異常がないか調べることになった「安川」。
「安川」がダッシュボードの中をのぞき込み、
ライターを奥へ差し込むと…
「グーン」
突然音がして、バスのスピードが上がり始めました。
50km/Hしか出なかったスピードが、
ついに120km/Hに達しました。
「直った」と喜ぶ「安川」ですが…
「田辺」がアクセルやブレーキを踏んでも
「安川どうしよう止まらないよ」と取り乱す「田辺」。
なんとか現状を打破しようと、「安川」は様々な案を出します。
エアコンスイッチを切っても、全然変化がありません。
いつの間にか「清水」がそばに近づきます。
運転中の「田辺」をカメラでパシャ!
後ろへ追いやられます。
次々に他の車を追い越していきます。
マニュアルを見つけ、報告する「安川」。
「1つ、クルーズコントロールつまり定速自動走行装置の異常。
2つ目はトランスミッション、もしくはトランスミッションとスロットルを結ぶ
リンケージの異常。
3つ燃料噴射装置の欠陥。
4は、アイドル・スピードコントロール装置の欠陥。
5はスロットル・リンケージの故障。
6はドライバーのアクセルとブレーキの踏み間違え。」
田辺「バカ!これでどうやって踏み間違えるんだ!」
安川「それと温度による…」
キレる「田辺」とそれでも先を読み進める「安川」。
「温度による、センサーの素性変質」
…。
…。
…。
…。
「あっ」
急に東京営業所へ連絡を入れてみるという「安川」。
車を規定通り運行が不可能になったこと、
猛スピードで爆進中であることを報告。
「ちゃんと聞けよ」
営業所からの指示に期待する「田辺」ですが…
営業所は、
「原因を作った奴の特徴と人数、状況をそっと教えろ」
「犯人は男か女かどっちだ」
「要求は何だ」
「女子どもから解放するように説得しろ」
「原因は」
「この原因を作っている奴を直接電話に出せ」
「安川」とトンチンカンなやり取りを続けます。
(第三者による「バスジャック」と勘違いしていますね)
「犯人なんかどこにいるよ」
「止め方を教えろって」
「乗客のことを起こすなってことだろ」
「要求は『止めて欲しい』です」
「営業所」と「運転手」、どこまでもかみ合いません。
的確な指示がもらえず、イライラがつのる「田辺」。
「営業所」も「田辺」も「安川」もみんな…真剣なのにズレています。
「運転しているのは田辺さんです」
「犯人をなぜさんづけで呼ぶのかって言ってます」
しまいには営業所から、犯人扱いされる「田辺」。
さっきからミニカーで遊んでいる「清水」以外、
他の乗客はまだ気づかず眠っています。
そこへ…追い抜かれた他のバスがせってきました!
せっている暇などない「田辺」達はクラクションを鳴らし、
相手のバスへよけるようにアピールします。
相手の運転手は怒り、「清水」は後ろの方へ追いやられます。
今度は後ろの車へ「パシャ」!
激しくクラクションを鳴らされ、追っかけられるわ寄せられるわ。
バスだけでなく、「清水」まで手に負えなくなっている「運転手」2人。
「舞台写真その5」へ続きます。
(くまはち)