舞台写真その1~東京発大阪着の夜行特急バス、発車~
みなさま、おはようございます
昨日13:40頃の地震、地鳴りがすごかったですね
震度3だったとのことで、棚の上のものが落ちました。
午前中、縦にのびる雲を見かけましたが
飛行機雲かなと思っていました。
地震雲だったのかもしれません。
なんだか久々にヒヤリとしました
* * * * * * *
(ネタバレ注意!)
『ドリームエクスプレスAT』
時は1987年。
最新型高速バス「ドリームエクスプレス1号」は
まもなく東京を出発して大阪に向かいます。
ジェット機の爆音をバックに、ニュース番組が聞こえてきました。
運転席の電話機が鳴り、新人運転手「安川」が出ます。
ベテラン運転手「田辺」の娘からでした。
実は「田辺」はこれが左遷前最後の乗務。
一方の「安川」は研修最終日。
対照的な二人がハンドルを握ることになったのです。
ベテランとして「安川」にアドバイスする「田辺」。
点検に行った「安川」。
一人運転席に座ったままの「田辺」。哀愁が漂います。
そして下手側の2階ギャラリーを照らすスポットライト。
浜松のヤクザ「松崎」が、公衆電話で「おやっさん」と話しています。
「例のブツ」を「おやっさん」の好きな草加せんべいの
底に入れて、浜名湖のサービスエリアで渡すとのこと。
「おやっさん」からの信頼を取り戻し、「あねさん」と
何もなかったと分かってもらうため、必死な「松崎」。
今度は上手側の舞台を照らす照明。
フィリピンから日本の農家に嫁いだ「ティム」。
公衆電話で若妻会の「タミエ」さんと話しています。
嫁ぎ先に我慢できなくなり、
離婚して大阪の友達のところで働くとのこと。
いつの間にかバス停には行列ができています。
次に下手側の舞台を照らす照明。
ビジネスマンである「森下」が、公衆電話で
「部長」と製品についてやり合っています。
(ドリンク剤のCM曲が頭の中で回るくまはち…)
そこへ現れるは…
「森下」と道ならぬ恋に落ちている「五木」!
(トサカ前髪と自前のスーツ!
「五木」を見て80年代を感じた方も多かったようです)
思いがけない相手の登場にうろたえる「森下」。
お休みを取ったという「五木」は、「森下」について来る気満々です
「新婚さんに見えちゃうかも」
グイグイ来てます。
アメとムチを使い分け、押しまくる「五木」に対し
「妻」のことを気にしつつ、完全に及び腰の「森下」
バスの出発時刻が迫り…
次々にバスへ乗り込んでいきます。
切符を確認する「運転手」。
バスマニヤの「清水」、カメラをかまえると
バスに乗り込んでくる乗客に向かってフラッシュ一発
「松崎」「森下」「五木」「ティム」が一斉にどなりつけます
どこ吹く風の「清水」。
「田辺」によると、
「清水」は保護者に内緒で、度々このバスに乗っているとのこと。
と、とんでもない子だ…。
東京発22:20、大阪着明朝7:40。
エンジン音が上がり、「安川」の運転するバスが動き出しました
運転手席後部の車内電話を使って、
東京営業所へ定刻発車を報告している「安川」にからむ「松崎」。
停車予定のない、浜名湖のサービスエリアに寄れとすごみます
車内公衆電話を使って、再び「部長」とやり合う「森下」。
(この電話は100円玉専用でどこへでもかけらます)
うまく「部長」を言いくるめ、関西への出張にかこつけて、
ここで突然音楽が変わり、一人一人に照明が当たって
高速バスの利用者増加についてその理由が語られます。
「キシュー」という音と共にバスが停まります。
そこへ一人の老婆が近づいてきました。
「川上」登場です。
「舞台写真その2」へ続きます。
(くまはち)