W公演総括②
みなさま、こんにちは
朝から強い雨が降りましたね。
気温が低かったら大雪だったでしょうね
全国的に大雨の予報のようですし、
大きな被害が出ないことを祈ります。
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ではでは、一昨日の稽古場の様子をお伝えしますね。
登米祝祭劇場 地階の練習室2に集合。
ハイチュウどーぞ
(どら焼き味を食べた方達の感想→「ぼんやりとあんこの味」)
第55回公演「ドリームエクスプレスAT」
第56回特別公演「おこんじょうるり」のW総括2回目。
しっかり振り返るどー。
「五木」&「森下」ペア?コンビ?の総括から。
衣裳も「80年代を感じた」とお客様から大好評でした
「今までにない役で最初は恥ずかしかった」
「そのうち『私はムジナ』『化かしてやろう』と開き直った」
とH恵さん。
「ムジナ」だった頃のH恵さん。
(第51回公演「おせきとムジナと戻り橋」より)
今回も助演出としても大活躍!
全体の動きを見たり、フォローしたり心強い存在でした。
「照れ臭かった」
「稽古の段階から、いかに気持ちを入れて演じられるかが難しかった」
とN元さん。
「森下」「五木」はセリフのないシーンでもかけあいをしていて、
ふと聞こえると笑いそうになりました
(「五木」が一途に話しかけ、「森下」が返していたそうです)
私は配役発表でこの2人が組むと聞いた時、とてもうれしかったです。
稽古中もずっと見ていたかった…。
DVD上映会の時、じっくり楽しみたいと思います
そこへM子ちゃんが加わります
続いて「木村」の総括へ。
立ち稽古前の分析期間中、
K則さんやH恵さんからたくさんアドバイスをもらい、
役に近づいていくその作業が楽しかったです。
※初代「木村」はJ子先生で、2代目「木村」はH恵さん。
M子さんが生み出してくれた「博史」!
「本当の子どもに見えた」
「足がリアルだった」
という感想をいただきうれしかったです
劇中、「守らなあかん」と必死な思いで抱っこしていました。
こちらも衣裳小道具にたくさん助けてもらいました
小学校公演という貴重な機会をいただけたこと、
たくさんの親子さんに観ていただけたことが
何よりうれしかったです。
「『川上』とのシーンは前半のポイントとなる場面だった」
「『川上』のセリフを受け、『木村』の内に秘めた悩みや感情を
抑えながらいかに表現するかという難しさがあった」
とK則さん。
M香ちゃんと二人三脚でがんばりました。
続いて「ティム」の総括へ。
まずは周囲の反応を共有しました。
「2時間近くも観ていたのに、あっという間だった」
というご意見をいただいたそうです。
「ティム」としては、
「フィリピンや時代背景などいろいろ調べた」
「いろいろ経験してきた『ティム』に近づくのが大変だった」
「特に後半部分は考える間もなく演技していた」
「衣装やメイクのおかげでさらにスイッチが入ることができた」
とのこと!
「感情を激しく率直に出す『ティム』を今回演じ、一皮むけた」
「ヤクザである『松崎』とのかけあいもおもしろみがあった」
「バスを飛び移ろうとするシーンなど楽しげだった」
とK則さん。
劇中「松崎」をどついたり、カタコトで激しく叫んだり
今までにない表情を見ることができて、私もゾクゾクしました
(詳しくは「舞台写真」でご紹介して行きますネ)
「毎回丁寧に役作りをするのでとても安定している」
「特に後半の『ティム』の表情が生き生きしていた」
「衣装はとことん突き詰め、公演直前で決まったけどとても良かった」
「どんどん昇って行ってください!」
とH恵さん。
そして役者全体の振り返りとして…
「後半部分はテンポやセリフ回しが早く、理詰めや役作りを大切にしつつも
本能や感覚を研ぎ澄ませながら演じなければならない場面が多かった」
とK則さん。
分析期間で丁寧に役作りをし、立ち稽古では自分にない感覚を呼び覚ます…
「理詰めと感覚」の狭間でそれぞれが奮闘しました!
休憩をはさんだお芝居の前半部分は、
「たてまえの自分」「社会的な表情の自分」。
後半部分は「奥にある本来の自分」「人間的な自分」。
…いちキャラクターとして、一人の人間の変化を体感することができました。
そんな後半部分の「舞台写真」は次回からご紹介して行きますね
続いて「照明」の総括へ。
「2階照明席の真正面でみなさんのパワーを感じた」
「今回は100シーン以上作った」
「下に当てるだけでなく、斜めにも入れたり工夫してみた」
「K野さんと話していたのは、『師匠』であるK洋さんの存在の大きさ」
私、この照明が大好きでした
トンネルに入った時のオレンジの照明は「ワクワクした」と一同。
「『おこんじょうるり』は、いつもと違う環境での操作で勉強になった」
とのこと。
(Yさんは、写真の○で囲った放送室で照明操作をしていました)
「舞台が『絵』としてどう見えるかというのは、照明が重要」
照明について熱く語るK則さん。
この他、音響についても話し合いました。
私、公演後もしばらく頭の中に流れていました
(特に転換の時の曲)
何やら手に…
加賀野小公演での衣装の忘れ物が届いたのでした。
(大変失礼しました)
衣装・小道具の総括では
「Y子ちゃんやC子ちゃん、2人の存在が大きい」
「当日ギリギリまであきらめず、いいと思えばどんどん変える!」
「作った小道具に魂を入れてもらえると、小道具冥利に尽きる」
とのこと。
たくさんたくさん助けてもらいました
そして客演してくれたMっちーにお礼の花束贈呈!
ありがとうございました!
みっちーの演じた「清水」、かわいくて大好きでした
Mっちーも出演する夢フェスタは、来年3月5日(土)、6日(日)
登米祝祭劇場大ホールにて上演されます
M香ちゃん&N氏もがんばれー!

加賀野小公演についても振り返ります。
「『せりだした舞台がとてもインパクトあった』と感想をいただいた」
「W公演ということで役者もスタッフも大変だったけど、
あんなに大勢のお客さんに観てもらえて、本当にやれて良かった」
「地域に密着する劇団として、地域に貢献できるいい機会だった」
「親子向けのお芝居ができる場としてとても意義がある」
などなど…。
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以上2回の総括でしたが、とても濃い内容でした!
年内の活動はこれで〆となり、次回の集まりは新年会となります。
ブログの方はまだまだ続きますので、
良かったらお付き合いくださいね~
(くまはち)