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公演総括①
みなさま、おはようございます![]()
木曜金曜の朝、起きて外を見たら雪景色でした。
月曜までは暖かさが戻るようですが、気温差が大きいので
体調に気をつけてお過ごしください。
* * * * * * *
さてさて、
12月3日(水)の公演総括の様子をご紹介しますね![]()
N也さんが作ったサバのかぶり物こと「サバオ」がお出迎え![]()
![]()
小道具ではありません。
実は後日ご紹介する「打ち上げ」にて登場します!
なんでサバオ?かと言いますと・・・
『晴れの日』の「娘」の婚約者が「サダオ」というお名前。
学歴詐称をしていたサダオに対し、
「父」が皮肉って「サバオ」とあだ名をつけていたのでした。
(サダオは劇中で名前のみの登場でした。
堤泰之さんの脚本はそんなキャラクターが必ずいて楽しいです!)
内側もリアルに加工されていました![]()
K昭さん、サバオ化!
こちらの鮭のつるし飾りはH恵さんの私物。
「娘」の名前は「幸子」というのですが
鮭のことを勝手に「サケコ」と命名![]()
サバオとサケコが吊るされました。
落ち着いたところで、公演総括スタート!
↓
↓
まずは、それぞれがいただいた感想などを共有しました。
・会場に入ってすぐベランダがありワクワクした
・舞台転換を見て元気をもらった
・『晴れの日』→転換→『ザ・シェルター』の流れがとても良かった
・センジュ―ローとセンタの対比など自分なりの考察して楽しんだ
・センタの演技が印象に残った
・階段客席のおかげで役者の表情などがよく見えた
・ラジオで知って観に行った
・どちらも家族の話で考えさせられた
などなど。
N也さんの背後に映り込むサバオ達の存在感たるや…![]()
\ サバオ・・・と誰?? /
稽古場に現れたM子ちゃんもギョギョギョッ![]()
「これからも心に残る作品を作ってください」
素敵なお手紙もいただきました!
H恵さんが代読させていただきました![]()
続いて、『晴れの日』娘役を演じた私の総括です。
・素敵なベランダで演じられて幸せだった
・ベランダに出た時に感じた照明のまぶしさが、夏の朝の陽ざしと重なり良かった
・稽古の初めの頃は「怒り」「苛立ち」を軸にしてしまい、なかなか「娘」がつかめず悩んだ。
・「父」の反応を受け取ることを意識した
・H恵さんからたくさんアドバイスをもらい、感情表現や動きを整えて行くことができた
・リモート稽古が新鮮だった
などなど。
・『晴れの日』は笑いあり涙ありで会場を温めてくれた
・『ザ・シェルター』の役者の心を乱していた(M子ちゃんは3公演とも袖で涙涙涙)
・稽古前半は力が入っていて心配だったけれど、後半は父と娘のいい関係が築けていた
・父と娘が言い争う中にもお互いを思いやる気持ちが見えたのが良かった
・15分のお芝居であのくらいの密で稽古できるのも良いなと思った
・リモート稽古はお互い俯瞰して関わることができて良かった
・やり取りの日常性、親子の関係性をどう出すかがポイントだった
・手紙のシーンは「何これ!?」と言いながらも父に対する愛情や微妙な揺れを表現できていた
・悩みながらも「H恵演出」がしっかりまとめてくれていた
・父と娘に対し、「お互いを気に掛けること」「一人でセリフをしゃべらないこと」を意識してもらった。
その辺りから稽古場が「楽しい!」となり、コミュニケーションが密になって行った
・H恵さんも3公演とも袖で涙ぐんでいた
などなど。
続いて、衣装・小道具を務めたM子さんの総括です。
・本物の火を使えないので、それに代わるろうそくや花火などを探し何とか見つけることができた
・洗濯物干し、衣装、ロウソクや花火など、集める方法が様々で面白かった
・10年前の小道具などそのまま取っていたので使えた
・10年前にY子さんが作ってくれたセンジュ―ローのなんでも入れがとても優秀だった
・公演当日の朝、座布団事件勃発
などなど。
音響効果も務めたK則さんの総括です。
オペはM香ちゃんでした!
・前回上演した際の効果をベースにしつつ、少し変更した。
・「ラジオ」から流れる歌謡曲はわざと音が悪く聞こえるように調整した
・手持ちの機材を多く持ち込んだ
・パソコン2台を駆使してのオペだったので、M香ちゃんは大変だったと思う
(①大きなスピーカー②ちゃぶ台に仕込んだスピーカー)
・コーヒーを飲むシーンが一番のこだわりだった(音楽と動きがシンクロ)
・H恵さん「曲選びは難しい」、K則さん「日頃から意識して聴いてストックしていないと難しい」
などなど。
記録係のK昭さんも公演を振り返りました。
・ビデオ撮影は階段客席の一番後ろでいいポジションだった
・『晴れの日』の代役を何度か務めたが変な気分になった(娘を持つ父だからこそ?!)
・言葉のやり取りだけでもおもしろいお芝居
・演者によって芝居の印象やおもしろみが変わりそう
・『ザ・シェルター』は会場も演者も一部変わり、新鮮だった
・演者それぞれキャラが立っていた
・N也さんならではのセンジュ―ロー、おもしろみがあった
などなど
装置も務めたN也さんの総括です。
・9月頃から図面を描き始めた
・未知のものが多く、とにかくたくさん描いてみた
・予算を考慮しながら満足度の高いものを作れるよう苦戦した
・パーツ部分が多くて切るのが大変だったと思う
・サンドイエローがいい色だった
・ベランダの側面の寸法についてはケガの功名だった!
・排気ダクトがいい味を出していた(植木鉢の台を加工)
・仕込みは焦ったり大変だったけど満足度の高い作業だった
・2つの芝居をやるということで装置は大変だったと思うし、
N也さんはキャストも兼ねつつ一生懸命やってくれた
・15分のお芝居であろうと尺の長さは関係ない。
どちらもどんちょうの芝居。簡易的、前座的に『晴れの日』を上演するのではなく、
きちんと舞台装置を作りたかった!
・客席作りもなかなか大変だったけど大好評だった
などなど。
N也さんの設計図やラフ画![]()
![]()
稽古場で見た時はワクワクしました!
稽古ブログではモザイク加工していた画像達もご紹介。
ラフ画を元にN也さんが模型も作成してくれ、よりイメージしやすかったです![]()
「まだ語りたいことが残っているので【装置総括 後半】へつづく!」とのこと![]()
M子ちゃんからのおいしいお土産![]()
![]()
ごちそうさまです![]()
それではみなさま、良い週末をお過ごしください。
(くまはち)
公演アンケートのご紹介
みなさま、こんにちは。
『晴れの日』の劇中、洗濯洗剤や柔軟剤の名前が出てくるところがあるのですが
普段もドラッグストアやCMで反応するようになりました。
洗濯物にティッシュがついてしまった場合、柔軟剤を入れてもう一度洗濯して、
さらに乾燥してから粘着ローラーや掃除機で取るといいそうです。
洗濯機や排水ホースの点検も必須ですね。
(「父」と「娘」にも教えてあげたい)
* * * * * * *
今回は「公演アンケート」について、ご紹介したいと思います。
公演後、お客様に書いていただいたA4アンケートで
『あなたなら、生活必需品以外でシェルターに何を持って行きますか?』
…というご質問をさせていただいたところ、様々なご回答をいただきました。
こちらでご紹介させていただきますね
(順不同)
・飲み物、食べ物、おやつ、チョコ、お茶とお菓子、水、酒
・野菜の種
・壺焼き芋用の壺と七輪
・観葉植物
・話し相手、人間、兄ちゃんたち、主人
・犬と猫
・ぬいぐるみ
・しゃべる人形
・写真、両親の写真、家族の写真、昔の写真、アルバム、思い出のビデオ
・位牌
・推しグッズ
・日記帳、手帳、大量の紙とペン、お絵かき道具、絵の具、スケッチブック、色鉛筆
・編み物グッズ、手芸
・裁縫用具
・音楽
・歌の楽譜
・ギター
・中島みゆきのポスター
・アロマオイル
・ハンドマッサージ用品
・スマホ、携帯電話
・充電器
・懐中電灯
・ラジオ
・プロジェクター
・本、絵本、世界文学全集、まんが、三国志全60巻、愛読書を一冊、ヨシタケシンスケさんの本
・バケツとマッチと花火
・おもちゃ、トランプ、花札、ナンクロ、パズル、ボードゲーム、プレステ、スイッチ
・パターとゴルフボール
・みんなで楽しめるもの
・ティッシュ
・爪切り
・毛布
・枕
・髪ゴム、ヘアピン
・心の温かさ
・ユーモアと希望
・薬
・思いつかない
・特にない
・何を持って行くか考えておくことが大事
・信頼する気持ち(いつ何が起きるか分からないため)
どれも共感できるものばかりでした。
なかでも「心のよりどころ」や「没頭できる趣味」について、
お寄せくださった方が多い印象でした![]()
そして…
お芝居の感想やご意見の一部も
ご紹介させていただきますね。
・ベランダの日常からシェルターという非日常への転換がすごかった
・二つの内容が全然違っていておもしろかった
・二本立てで良かった。いい組み合わせで、家族のつながりや温かさでいっぱいだった
・家族の思い出や絆を感じる作品だった
・父のメモや傘に風呂敷と、人の心を動かす瞬間が印象的だった
・人とつながることの大切さを感じた
・心がほっこりした。あっという間の2時間だった
・スタッフの配慮や声がけに優しさを感じ、舞台を集中して観られた
・毎回芝居だけでなくセットや音響、照明などのこだわりを楽しみにしている
・役者が間近で新鮮な印象を受けた
・演者から「人を楽しませよう」「演じることが好き」という思いを感じた
・『晴れの日』、あたたかな気持ちになった
・ウルウルした。ハートフルだった
・開始1分で泣いた
・親子の愛を感じた。まさかあの短時間で泣くことになるとは
・好きな内容だった
・夫婦って「地獄」なんだ。私もがんばろうと思えました
・父の手紙がやばかった
・父の不器用さが愛おしい
・お父さんの最後の切ない表情が良かった
・私の父も偏屈というか頑固というか劇中の「父」のようなきらいがあるが、私が結婚するとき
どんなリアクションを取るのか、わたしはどんなことを父に伝えるのか考えながら観ていた
・たった一人の父にもっと感謝して生きたい
・『ザ・シェルター』、中学生の時に観て以来。薄暗がりで懐メロが流れるシュールさに笑えるようになった
・なんとなく話を覚えていたけれど、装置や雰囲気が違い新鮮な気持ちで楽しめた
・我が家ではどんな話をするかなと思いを馳せました
・家族の会話の大切さを感じ、家に帰ったら今日の話をしてみようと思います
・私はシェルターにプラネタリウムが欲しいです
・照明の明るさや色で場面や状況が自然と伝わるのが面白かった
・シェルターの必要のない世界になってほしい
・この地域も水害などが多いので生存バイアスには気をつけなければと改めて思った
・シェルターを使うことのない平和な日々を
・最近の各国の情勢を見ていると核ミサイルの脅威をヒシヒシと感じる
・戦争に限らず天災などもあり、シェルターは架空の話ではないと思う
・センタが少しパニックになった時にセンジュ―ローがなだめるところが好き
・ジュ―ローが粋だった
・二つの作品を見て、人と人が共にいることで生まれる心のつながり、
長く生きてきた人の確かな知恵に教えられること、
心のままに語る・動くことが生きていく中で大切ということを感じ胸が熱くなった
・コンピューターやAIが発達しても、人の不安を和らげたり癒してくれるのは思い出や家族の存在ですね
・生き方を考えさせられる素敵な作品だった
・普段当たり前のように過ごしている日常は色々な人や環境から恩恵を受けていること、
言葉で表現されない人々の想いがあることを痛感した。
目には見えないけれど大切にしていきたい部分ですね。
・線香花火のシーンが良かった
・まさかの煙が電源を復活させるきっかになったとは!
・毎回舞台装置がすごい
・幕間がスムーズでビックリした
・舞台が近くて新鮮だった
・客席と舞台がいつもと逆で、客席に段差があり後ろの席でも観やすかった
・客席が段になっていてストレスなく鑑賞できた
・舞台転換の様子を見ることができて貴重な経験だった
・座布団は合ったもののお尻が少し痛かった(座布団を増やしてほしい)
・来年40周年を迎えるのですね。これからも第100回公演に向けて頑張ってください
・また来年の公演も観に行きたい
いただいたメッセージの1つ1つが
私たちの何よりのエネルギー源です![]()
![]()
たくさんの「声」をお寄せいただき、本当にありがとうございました!
それではみなさま、よい一日をお過ごしください。
(くまはち)
演劇ワークショップ P-eggさん公演のお知らせ♪
みなさま、こんばんは![]()
今日は公演の振り返りはお休みして、
OH夢来’Sさんのミュージカル公演のお知らせです。
(画像お借りしています)
OH夢来’Sさん 結成35周年記念事業
演劇ワークショップ「P-egg」
演劇公演シーズン9
OH夢来’Sミュージカル『めるへん★ばいきんぐシリーズ』
①「風が教えてくれた物語」
②「アイ・ラブ・ピノッキオ!」
(脚本/演出:渡部三妙子)
◆公演日程 : 2025年
12月26日(金)
①風が教えてくれた物語 16:30~
②アイ・ラブ・ピノッキオ! 19:00~
12月27日(土)
③風が教えてくれた物語11:00~
④ アイ・ラブ・ピノッキオ!13:30~
⑤風が教えてくれた物語 16:00~
※日時指定・自由席・未就学児不可・開場20分前
◆会 場 : エル・パーク仙台 : ギャラリーホール
(仙台市青葉区一番町4-11-1 : 141ビル 仙台三越定禅寺通り館 6階)
◆チケット ・1作品 前売り2,500円 当日2,800円
・2作品(1000円お得!)
ダブル観劇 4,000円(限定数100)
※観劇する回を番号でお申し込みください
※同一作品を2回見る場合には適応しません
チケットのお申し込みや詳細はこちらをご覧ください。 → ★
「演劇であそぼ!」を合言葉に、
これまでも思いっきり楽しい舞台を作ってこられたP-eggさん![]()
今回はほっこりハートフルな2作品を上演されるそうです。
「どっちを観ようか?どっちも観ようか?」迷っちゃいますね![]()
ご都合のつく方はぜひ![]()
それではみなさま、あたたかくしてお過ごしください。
(くまはち)
舞台写真【ザ・シェルター⑥】
みなさま、こんばんは![]()
12月がスタートしましたね。
今週の木曜日からグッと冷え込み、雪マークのところもあるようです。
私も先日、雪に備えて冬タイヤに交換しました。
運転にお気をつけて温かくしてお過ごしください![]()
* * * * * * *
さてさて、舞台写真の続きをご紹介しますね。
(※写真はゲネプロ時に撮影したものです)
劇団どんちょうの会 第72回公演
『ザ・シェルター』
作 /北村想
演出/三浦勝則
【舞台写真⑥】
-----幕------
* * * * * * *
【振り返り】
・暗くなったシェルターの中、センジュ―ローはセンタに
「シェルターの天井にプラネタリウムの装置を付けたらどうか」
「星の見えないところに、人間は住むべきじゃないよ」と静かに語りかけます。
そして優しく明るく「今度、トンボ捕りに行かないか」と誘います。
まるで子どもの頃のセンタに話しかけているかのように。
N也さん自身もここの台詞は思い入れが強かったようです。
・サトコも横になったセンタに語りかけます。
「核戦争があったとして、人々がシェルターの中に入って戦争が終わるのを待つ間、
家族は一体どんな話をするんでしょうね」
「やっぱり台風の話でしょうか」
・シェルターの中で過ごし生き残るとはどういうことなのか?
自然を感じて家族とそれを語り合って…そういうことが生きるということなのではないか?
この作品のテーマが語られる大事なシーンでした。
・みんなが眠った後、誰かの夢のシーンになります。
センタとカノが夜空を見上げ、センタは優しく星座を教えてくれます。
そこへセンジュ―ローがやって来てみんなで線香花火を楽しみます。
幻想的で穏やかな場面でした。
線香花火の仕掛けはまた後日ご紹介いたします!
・そしてまた闇。煙の臭いで目が覚めたセンタは線香花火の燃えかすを見つけます。
みんなが眠っている間にカノが内緒で花火に火をつけてしまったようです。
・カノを叱りつけるセンタ、異変に気が付くサトコ。
なぜかこのタイミングで電気が復旧し、コンピューターが作動、
入り口のドアが開きます。外はすっかり夕焼けです。
・センジュ―ローは「もう、ちょっと御免だな」とカノと外へ出ていきます。
・センジュ―ローの置いていった荷物が目に留まるサトコ。
中から出てきたのは風呂敷と、赤い傘。まさかあの時の…?
・カノとセンジュ―ローがトンボを追ってまた入ってきました。
たもを振り回すもなかなか捕まりません。
器用に捕まえたセンタは、宙に放してドアの方向へ飛び去る赤とんぼを見送ります。
・カノとセンジュ―ロー、そしてセンタとサトコが夕焼けに目を奪われ
やがてシェルターを後にします。
ラストシーンは10年前に上演させていただいた時と、照明や演技が少し異なり
写真を撮りながら新鮮な気持ちで楽しんでいました。
・夕焼けがますます赤く、誰もいなくなったシェルターの差し込んでいます。
* * * * * * *
舞台写真、今回が最終回です。
たくさんの写真と長い文章にお付き合いいただきありがとうございます![]()
今後は
アンケートのご紹介、
仕込みの様子、
公演総括の様子、
舞台装置、
小道具アレコレ、
公演前後アレコレ、
などご紹介していきたいと思います。
よろしければお付き合いください。
それではみなさま、明日も良い一日をお過ごしください![]()
![]()
(くまはち)
舞台写真【ザ・シェルター⑤】
みなさま、こんばんは。
午前中シンクやコンロ掃除だけ・・・と思ったのに、
芋づる式にあちこち掃除してしまったくまはちです。
「もう飽きた」「もう止めたい」そう思っても、途中でやめられずでした![]()
掃除や整理はやるとスッキリするので割と好きです。
* * * * * * *
さてさて、舞台写真の続きをご紹介しますね。
(※写真はゲネプロ時に撮影したものです)
劇団どんちょうの会 第72回公演
『ザ・シェルター』
作 /北村想
演出/三浦勝則
【舞台写真⑤】
* * * * * * *
【振り返り】
・35年も前に、台風の中乗っていた船が沈んで海に飛び込み、なんとか助かった話を
センジュ―ローはまさに今体験しているかのごとく語ります。
聞いている家族もどんどん引き込まれその世界に入り込んでいます。
・続いてセンタも「エス湾台風」について語ります。
屋根まで逃げたこと、しばらく二階に住んでイカダを作ったり釣りをしたこと、
炊き出しのカレーライスのこと、音が聞こえてきそうな青空のこと、
倒れたバックネットをジャングルジムにして遊んだこと、
神社の大きな松の木が重なるように倒れてターザンごっこをしたこと…。
・「台風の話」を通して家族は一つになっていました。
・それぞれの長台詞は、話す人だけでなく聞く人の反応も含めて
とても丁寧に稽古を重ねていました。
「長台詞の語り手がその時の状況を体感しながら
ゆっくりと間をとって顔を上げたり視線を遠くに向けたり緩急を付けることで
自然と周りも同調してさらに一つになっていくのが面白かったです」とM子ちゃん。
・台風がうまく通り過ぎてくれるか心配する大人たちに対し、
「今は台風なの?」とカノ。そうです、この状況は台風に閉じ込められたわけではなかったのでした。
(10年前に私もサトコを演じた時、すっかり台風のせいだと錯覚していました)
・作品の背景を考察して共有していたことは
◎センタたちが住んでいるのは郊外(千葉、茨城、栃木、埼玉辺り)。
◎センタは若くして4、5年前に家を建てた。
◎エス湾台風(伊勢湾台風)の経験から、センタの実家は名古屋、大阪、横浜辺り?
◎センジュ―ローは数年前に今の家に迎えられた。
(漬物の取り合いでもこの関係性が垣間見える)
・コップに水を汲むため台所へ行ったサトコ。
天井から水が漏っているのを発見して悲鳴をあげます。
・そんな中、カノは疲れたのかお昼寝します。
(表情が次第にぼんやりとして行くM子ちゃんの変化もかわいらしいです)
・様子を見に行ったセンタはずぶ濡れで戻ってきます。
「近所の子どもがイタズラしたせい」「水はすっかり流れ出ていた」
「よい子はここで遊ばないと紙に書いて貼り付ける」とすっかりパニック。
コップに残った貴重な水を4分の1だけ飲みます。
(すかさず残量を確認するセンジュ―ロー!)
・少しでも節約するため、ローソクの灯りを消します。
シェルターの中は再び暗くなってしまいました。
【ザ・シェルター 舞台写真⑥】へ続きます。
それではみなさま、良い一週間をお過ごしください![]()
(くまはち)
































































































































































