「脳から高める免疫力」シリーズ
人間の心と体、そして医師との関係性は、自動車に例えることができます。
車体=肉体
運転手=心
医師=自動車整備士
です。
現代の医学では、人体はロボットのように扱われ、
検査データや患者さんの訴えに応じて薬が処方されたり、手術が行われます。
これは、自動車整備士が車の修理や部品交換をすることに似ています。
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例えば、
どんなに性能の良い車に乗っても、運転手の技術が低い場合は、
すぐに事故をしたり、整備不良だと車は故障していまいます。
一方、
たとえ安い車に乗っていても、その運転手が安全運転を心がけたり、
マメに整備しておけば、事故や故障は最小限に抑えられ、
その車は長持ちすることでしょう。
心と体と医師の関係はこれに似ていて、
いくらいい車に乗っても、運転手(つまり心)が危険な運転をしたり暴走したり、
メンテナンスをおこたったりすると車体(つまり肉体)は事故や故障をしてしまう、つまり肉体は病気になってしまうのです。
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自動車整備士は、自動車の修理や部品交換をするという仕事以外にも、自動車の取り扱い方や日常のケアの仕方を運転手に伝える必要があります。
自動車整備士に運転技術までを教える義務はありませんが、
医師の場合、本来は肉体の治療・投薬以外にも、肉体のケアの仕方・生活習慣・食習慣の指導をする必要があり、自動車(肉体)を操縦する運転手(心)の技術に関しても目を配ることが理想です。
高級車に乗るかどうか、性能の良い肉体を持つかどうかということより大切なのは、
たとえ性能の低い車体(肉体)であっても、しっかりケアすれば故障も少なく長持ちするということです。
車の性能よりも、あくまでも、運転手(心)の判断力、目的地に向かうまでの道順を把握しているかどうか、智慧、問題解決能力が大切になってくるのです。
ですので、親からいただいた肉体が病弱だとか、がん家系だとかを気にするより、
どうケアしていくか、どう生きたいか?(どこに行きたいか?)を明らかにすれば、
事故を起こさずに一生を終えることも可能になるかと思います。
そして医師や医療関係者は、
単なる自動車整備士的な仕事だけをするのではなく、
運転手の運転技術や身体の取り扱い方・・・つまり、患者さんの生活習慣やメンテナンス法、さらには、「心」の部分や「生き方」の部分にまで目を配ってあげると、
より治療成績は高まると考えています。
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・私個人の主観的な意見による記事ですので(当然、偏りがあります)、内容の解釈に関しては各人の判断でお願いいたします。
・メッセージ等による質問はすべてスルーしています(お返事しません)。
・アメンバー申請が何件もきていますが、
申請の際に、メッセージのない方は承認いたしませんのでご了承ください。
簡単な自己紹介と、どういう理由で申請されたかなどを教えていただけるとありがたいです。
お手数ですがよろしくお願いいたします。
Dr.SHUTO
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