こんにちは、STTメソッド創始者
晄 尚徳(ひかり ひさのり)です。

60代の女性・Wさんとのセッションで、
こんなテーマを扱いました。
「食事のコントロールができないんです」
本当は腹六分で終わらせたい。
でも満腹まで食べないと気が済まない。
そして、食べたあとに罪悪感。
この繰り返し。
よくある話に聞こえるかもしれません。
でも、少し話を聞いていくと、
こんな背景がありました。
幼少期、家が貧しくて
おかずがなく、
ご飯にマーガリンや醤油をかけて
食べていた時期があったそうです。
ここで普通は
「トラウマですね」
「ビリーフですね」
と、深掘りしていきます。
でも今回は違いました。
僕が聞いたのは、たった一つです。
「いま食べようとしているのは、
今の身体ですか?
それとも、あの頃の自分ですか?」
一瞬、間が空きました。
そして
「あ…違うかも」
と。
そこから起きたのは
“我慢”ではなく、
“分離”でした。
今の身体は、もう満たされている。
でも、
「あの頃の空腹」が
いまも動いていただけ。
それに気づいたとき、
こんな言葉が出てきました。
「もう、あの時の空腹を
満たさなくていいんですね」
そのあと、
食べる量を減らそうともしていないのに
自然に
「もういいかな」
が出てきたんです。
ここで終わりではありません。
Wさんは、もう一つ悩んでいました。
・寝返りが打てないほどの脇腹の痛み
・階段でズキンとくる腰の痛み
・立ち上がるときの臀部の痛み
これも普通なら
「身体の歪み」や
「筋力低下」と考えます。
でも実際に起きていたのは
もっとシンプルでした。
「ちゃんと支え続けている身体」
・ちゃんとやらないといけない
・迷惑をかけてはいけない
・崩れてはいけない
その“支え方”が、
寝ている時も、動く時も、ずっと続いていた。
そこで、こう聞きました。
「ちゃんとを緩めて、少しだけ、雑でも大丈夫だとしたら?」
最初は
「少しなら…」
という反応。
その状態で、
実際に階段を上がってもらいました。
“ちょっとだけ力を抜いて”
すると
さっきまであった腰の痛みが
ほぼゼロに。
Wさん、この変化に本当に驚かれていました。
ここでやったことは
何かを治したわけではありません。
原因を探していない
過去を癒していない
行動を変えさせてもいない
ただ一つ
「ズレていたものを分けただけ」
・今の身体と、過去の身体
・必要な力と、やりすぎの力
これが分かれた瞬間、
自然に戻っていきます。
もし今、
「やめたいのにやめられない」
「分かってるのに変えられない」
そんなものがあるなら
それは意志が弱いのではなく
今と過去の
“時間が混ざっているだけ”
かもしれません
無理に変えなくてもいい。
ただ
「それは今のものですか?」
と、一度だけ聞いてみてください。
それだけで、
何かが静かに変わり始めます。
そして最後に。
「頑張って変わろうとしていた頃の自分、
そろそろ休ませてもいいのかもしれませんね」
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