①インフラ整備
②業務ツール整備
③情報流通三種の神器
④業務棚卸表・作業標準書
上記の順番で業務改善を進めていくと次に
⑥チームワーク が可能になります。
私が思うチームワークの定義とは、
「新人が活躍できること」 だと思っています。
ベテランばかりで構成された組織でチームワークができる環境をつくるのはとても難しいです。
マイペースに自分の仕事をこなせる人は他人に支援してもらおうと考えなくても、
仕事が完結できてしまうからです。
そういったベテランの人たちは、
「他の人間と共有する情報なんてないよ。全て自分が解っているんだから。」
という論調で情報共有を拒みます。
むしろ、自分のペースややり方があるのだから余計なお世話はしないで欲しい。
という感じです。
中小企業の経営者はベテラン社員のこのスタンスを理解しないまま、
新人社員を雇用してOJTで先輩と新人を一緒に仕事をさせ、
新人は先輩のやり方を先輩好みの手法で教わります。
このようにして、チームワークとは無縁の組織になり、
社員が増えるたびにスタンドプレーの人間が増えていくというスパイラルに入ると、
自分に関連しない仕事にはまったく関心がない。という態度の社員が増えていきます。
①~④ までの業務基盤を構築せずに、
新人を雇用してチームワークをやろうと思っても
上手くいかない組織の典型的なパターンです。
そしてほとんどのベテラン社員や経営者は、
上手くいかない理由を新入社員の人格のせいにします。
「最近の若い人間は欲がない」
などと言って、組織の弱さを新人の至らなさのせいにして、
組織自体は変わろうとせず、人を変えようとするのです。
幹部育成とか新人研修など、
会社側で用意した研修制度に参加させて、
モチベーションアップだの理念経営だのと言って、
メンタルをコントロールしようとします。
組織全体のマネージメントや社風の問題なのに、
人のせいにしていてはいつまでたってもチームワークなどできません。
人は人にコントロールされるのを極端に嫌う生き物です。
たとえ親子でもコントロールしようとすれば大嫌いになります。
それを数ヶ月前に会ったばかりの上司と部下でコントロールをしようものなら、
コミュニケーションが上手くいかなくなるのは当然です。
人が唯一、自分自身に対するコントロールを許すのは「環境」です。
環境からの影響に関しては、人は無条件に受け入れます。
心地よい温度で、マイナスイオンが溢れた清流で、
森の音に耳を澄まし、「イライラする」というのはとても難しいのです。
このような環境にいれば、コントロールせずとも人は和みます。
環境からであれば、その影響を自然と受けるのが人ならば、
良い影響を与えられる環境をつくるのも人なのです。
職場の環境について、新人でも改善する権利がある。
勇気を出して改善し、もし失敗だったとしても、
改善しようとした勇気と行動力は尊い。
そのような社風であれば、与えられた環境に文句を言うのではなく、
主体的により良い環境へと改善できる人が増えていきます。
改善してみて、上手くいかないなら戻せば良いだけですから。
①インフラが整っていて、
②共通の業務ツールで仕事が進み
③重要な情報を蓄積され
④業務全体の理解と作業の手順があり、自己完結できる業務内容で、
⑤定型業務化すべく新人が活躍し、
その上で、たとえ新人であっても組織の環境に変化を及ぼすことは、
尊敬に値する。という社風により新人が活躍できるなら、
チームワークできない理由がないのです。
自ずとチームワークができてしまう環境が整います。
人格のせいになどしなくても、
チームワークは体系的につくれるのです。
次は、
について書いていきます。