⑤新人雇用・定型業務化(工務店の業務改善) | 工務店業務の仕組は新人がつくる|生産性向上と業務改善の手順

工務店業務の仕組は新人がつくる|生産性向上と業務改善の手順

株式会社デジコムが普及している「工務店業務の仕組は新人がつくる」の理論をもとに、工務店の生産性向上や業務改善に活用できるマネージメントスキルをお伝えしていきます。

①インフラ整備
②業務ツール整備
③情報流通三種の神器
④業務棚卸表・作業標準書

上記が整ってくると新人を雇用してもすぐに活躍できる環境になります。

快適なインフラがあり、
全社的に共通の業務ツールで仕事が進み、
情報を蓄積する器がしっかり用意され、
どの業務に対してどのように情報を蓄積すべきか手順が明確な環境があるなら、
新人を雇用したときに、すぐに業務に参加することができます。

新人が主役の業務といえば定型業務化です。
新人はやったことがない事ばかりですから、
手順書があるとスムーズに仕事を進めることができます。

しかしベテランにとっては手順書など不要です。
新人こそ手順書が必要なわけですから、
新人に手順化をしてもらうのです。

新人は手順を抜け漏れなく記述しないと、
もう一度自分自身が作業する場合にできなくなってしますから、
かなり細やかに手順書を書いてくれます。
非常に質の良い作業標準書ができあがるわけです。

これも①~④までの業務基盤を整えたからできることです。
業務基盤がないのに新人を雇用して、
仕事を覚えて活躍しなさいと言っても、
何も解らないから先輩の手元としていいなりになるほかありません。

先輩の言いなりで仕事をすることに慣れてしまえば、
主体的に行動し意見を述べるような人材に育つことは難しくなるでしょう。

新人が活躍するとは、良い手元になるということではありません。
自分自身で創造したアイデアを実践できるレベルが活躍です。

先輩が時代遅れなことを言っていることが解っているのに素直に言うことを聞いて、
もっと良い方法があるという主張は面倒になるだけだからと内に秘め、
それでいて上司は良い手元を部下に持った。というような調子では、
新人が活躍できるなど奇跡的な環境になってしまいます。

新人が入ってきたときこそ組織が変化し、強くなるチャンスです。
新人たちに慣習化した組織の淀みにメスを入れてもらい、
職場環境を変えていく力になってもらうためには、
組織としても相応の業務基盤を持っていなければなりません。

業務基盤がないのにさあ働けといわれても、
いくらやる気のある新人でも何をして良いのか解りません。

業務基盤があるかないかは、自分自身が携わっている業務について、
業務棚卸表がある、または書けと言われればすぐにでも網羅的に書ける。
という状態なら業務基盤はある程度できているのだと思います。

まずは、業務基盤をしっかりと構築し、
どの分野で新人に活躍してもらいたいのかを明確にすると、
新人には、やるべき事が解りやすく伝わりますから、
すぐに活躍するというステージに上がってくれます。

次は⑥チームワークについて書いていきます。