① 業務インフラの整備(工務店の業務改善) | 工務店業務の仕組は新人がつくる|生産性向上と業務改善の手順

工務店業務の仕組は新人がつくる|生産性向上と業務改善の手順

株式会社デジコムが普及している「工務店業務の仕組は新人がつくる」の理論をもとに、工務店の生産性向上や業務改善に活用できるマネージメントスキルをお伝えしていきます。

突然ですが、ほとんどの経営者は、
売上で獲得したキャッシュインを
どのような意識でキャッシュアウトする思考になっているのか
考えたことはありますか。

ほとんどの経営者は、
人件費と交際費に使うという思考です。

得た利益のほとんどは、人件費でなくなります。
少しキャッシュインが増えるとすぐに新しい人を入れるので、
売上が増えている割には財務的に楽になりません。

後は経営者が使う交際費です。

 

なので売上で得たキャッシュは、
人件費と夜の街にほとんど消えていきます。

社会保険料(法定福利費)も大きな支出ですが、
これも人件費が増大した結果比例して増えるキャッシュアウトですから、
キャッシュインが一時的にちょっと増えたからといって、
人を増やした代償が後々にまで響きます。

これが売上で増えたキャッシュの使い道です。

それでも黒字決算化して残ったように見える利益にかかる税金に対して、
もったいないとか、払いたくないとか言っている経営者が多いわけです。

要するに会社が良くなるために十分な投資をしていないのに、
税金を取られるのがいやだと言っている訳なので、
まあ、考えて見れば健全な不満なのですが、
自業自得なわけです。

キャッシュが増えたからといって、
安易に人を増やさずに、
まずは人が働きやすいように
働く環境に対して売上で得た利益を投資すべきです。

ベテランが一生懸命稼いできた売上を
新人の給与に投資されて、
ベテランは使い古された環境で、
収入も大して上がるわけでもなく、
新人の教育まで押しつけられて、
モチベーションを上げろ!とか言われる訳です。

ですから、ベテランがせっかく稼いできた売上は、
まずは、既存の社員がもっと働きやすい環境をつくるために
既存の環境に投資すべきです。

それが、①のインフラ整備でやる事です。

・書類だらけの雑多な事務所環境を整然とした事務所にする。
・灰色のブリキの昭和の事務机を綺麗で機能的な机に変える。
・座っていると腰が痛くなるようなボロボロの椅子を座りやすい椅子に変える。
・事務所の断熱をして温熱環境を快適にする。
・電源ボタンを押してからいっぷくしに行ってやっと起動するような遅いパソコンを高速PCに変える。
・古いルーターや遅いWifiでしょっちゅう切れるようなネットワーク環境を再構築する。
・必要な業務ソフトのライセンスは購入する。
・最新式の電動工具を揃えて現場の生産性を上げる
などなど、言いだしたらキリが無い。

色々とインフラとして整備すべきことが沢山あるのに、
既存の環境には投資の目が向かずに、
新しい社員と夜の街にキャッシュは消えていきます。
そして、投資に目が向かずに残った利益は、
文句を言いながら税金支払ってまた1年が終わる。という感じです。

これが、十分に投資して良い環境を手に入れて、
働きやすい環境の中で社員がイキイキと仕事をしてくれて、
来期の利益もある程度見込めると思えるような設備や環境に
しっかりと投資できていて、
そこまでしっかりキャッシュを有効活用した残りを

税金として支払うのに、そんなにもったいないと思いますかね。

世の中から回収したお金を世の中にお返ししているだけです。

自社が強く成長するために投資しないから、
それなのに税金取られるのがもったいないって言っているだけで、
要するに経営者の創造力の欠乏です。

ちょっと話がそれたように思えるかも知れませんが、
売上の使い道を既存環境をより良くすることに使えば、
新しい社員をいれなくても、もっと売上が上がる環境が作れます。

環境が整ってから新人を雇用した方が、
しょーもない環境に新人が入ってくるよりも効率がいいわけです。

環境が悪くてスループットが悪いのに、
人を増やしてなんとかしようと思っても、
悪い環境に人が入ってくるわけですからキャッシュも稼働も火車になります。

経営者の意志決定一つで会社が変わるとはこのことです。

まずは、①インフラ に経営者は投資の目を向けましょう。

 


次は ②業務ツール に関して詳細に書いていこうと思います。