業務改善の具体的な手順(工務店の業務改善) | 工務店業務の仕組は新人がつくる|生産性向上と業務改善の手順

工務店業務の仕組は新人がつくる|生産性向上と業務改善の手順

株式会社デジコムが普及している「工務店業務の仕組は新人がつくる」の理論をもとに、工務店の生産性向上や業務改善に活用できるマネージメントスキルをお伝えしていきます。

ロジカルな仕組、手順、システム化と
メンタリティーとしての失敗、教育、忙しさ、ヒマ、充実、規律、価値観などは
相互に関係し合いバランスを取っています。

 

ロジカルな側面に重心を置くと、

メンタリティーとしての側面がバランスを崩すというように、

歩行と同じように前進するイメージです。

 

具体的には、ロジカルに改善していくと、

今までやってきた慣れている方法に変化を加えるので、

失敗が増えたり、学ぶという仕事が増えて忙しくなったりメンタルのバランスを崩します。

 

しかし、改善された状態が普通になると余裕が生まれ、
ヒマができたり、充実した時間を過ごすことができるようになり

メンタリティーも安定します。

 

逆にルールや価値観というようなメンタリティ-に変化を加えると、

これまでのロジックを改善しないと価値観を体現できなくなり、

業務の仕組にも変化を加えたり、手順を変えたりという具合で、

ロジックのバランスも崩れたりします。

 

これも改善された状態が普通になれば、

今まで以上に柔軟姓のある高効率な業務ロジックに生まれ変わるわけです。

 
このように、物事には対比構造があり、
片方に重心を置くと、もう片方がバランスを崩す、ということが起こるのです。
 
例えば、売上増加をさせたければ会社の外の活動に重心を置くし、
利益増加をさせたければ会社の中の生産性を上げる活動に重心を置くことになり、
両方に重心を置くという意志決定をした経営者は前に進めなくなります。
 
他にも、拡散と蓄積、才能とチームワーク、共有と集中
などの対比構造がマネージメントとして存在し、
バランスを崩しながら前進していくことを意志決定することは、
経営者にとって最重要な仕事になります。

 

鍵は、狙ってバランスを崩しに行くという事です。

 
中小企業が業務改善をするためには以下の標準化を徹底的に行なうことです。

着手しはじめると混乱するため、はじめた当初は、

「こんな事になるならやらなければ良かった」と思うことばかりでしょう。

だから、バランスが崩れるのを全社員が理解した上で、狙って崩しに行くのです。

 

①インフラ 

パソコンが遅い、ネットがつながらない、メールが送れない、などのインフラレベルでつまずかない環境をつくる。

 

②業務ツール

業務を遂行するために使うアプリやファイリングツールなど、全員が同じものを使い、

ID・パスワードなどの管理を会社がしっかりと行なう。

 

③情報流通三種の神器

情報の蓄積 (ドキュメント、出来事、知識)の入れ物をつくる

情報の抽出 (会社にとっての重要データを定義する)

情報の共有 (社内や社外への共有方法を標準化する)

 

④業務棚卸・作業標準書

業務の全貌を明らかにする

各業務別の作業手順を作成し新人でもできる業務を増やす

 

⑤新人雇用・定型業務の構築

新人に定型業務の標準化を任せる

 

⑥チームビルディング

新人が即戦力で活躍できるチームをつくる

 

⑦プロダクト開発・商品化

ベーシックな業務につまずかない環境が出来上がり、

人間的でクリエイティブな業務に複数の人間が参加できるようになる。

 

⑧ブランディング・マーケティング

①~⑦までのプロセスが一貫性があり自信を持って仕事をするスタッフに、

社外からの評価も上がるためブランド(信頼)が社内外ともに積み上がる。

ブランド力の付いた組織がマーケティング活動を行なうことで、

自然と顧客が発生していく仕組が出来上がる。

 
以上が業務改善の具体的な手順と最終的なビジョンです。

 

業務改善はチームワークを加速することであり、

そのチームを見て社内外の人たちが良い影響を受ける。

ということが目指すところなのです。

 

①~⑧までのプロセスを構築するポイントを連載していきます。

お楽しみに。