主語になれるもの、もしくは「動詞の名詞化」について。
いい歳をして英文法の学び直しをしているのですが、学び直しが進むにつれて「英文法っていうほど複雑ではないのではないか?」などと考え始めています。というか、品詞に対する理解を日本語の国文法と照らし合わせて差異なり何なりを認識するべきではないか、と考え始めています。で、今朝なんとなく気づいたのですが、「主語になれる言葉」について一つ見落としがあるなぁ、と。それは「動詞の名詞化」です。動作を名詞化したもの、これが名詞としてワークするわけですよね。つまり不定詞の名詞的用法と動名詞をきちんと「名詞」としてみること。まぁいわゆる「準動詞」などと言われるもの全体の説明の仕方が今ひとつ捌けてないということでもあるのですが。動作を表すいわゆる一般動詞(日本語の品詞区分では動詞なのでことさらに「一般」とつけるべきではないのではないか、むしろBe動詞が特殊動詞なのではないかと最近は考え始めてる)の文章では「名詞化された動詞」は主語にはなり得ませんが、日本語の用言的に見て動詞以外の品詞が述語になっている文章についてはこの「名詞化された動詞」が主語になりうるわけで(目的後や補語はどちらの文でも使える)、ここを整理すると一段見えやすくなるかな、と。
以上、備忘録として。