平塚の町から見ると西の方にこんもり盛り上がっているのが見える、高麗山(こまやま)。
相模丘陵の南東の端にそびえていて西への尾根続きには桜で有名な湘南平(泡垂山)がありテレビ塔が立っている。その昔、朝鮮半島からの渡来人が上陸する時に格好の目印になっていたのだとか。
高麗山城は、この高麗山の山頂一帯に曲輪や堀切などを並べている。永享の乱で上杉持房が陣を敷いた場所だったとか。時代下って永正六年(1509年)には北条早雲こと伊勢宗瑞が、権現山城に蜂起した上田政盛を支援する際に北隣の住吉要害とともに拠点にしたという。ただこの時宗瑞は敗れ、住吉要害を三浦義同に攻め落とされて小田原城までも危険にさらされる事態となった。
麓に高麗神社があり、江戸時代までは高麗寺という寺院で、創建は古代らしいが城のあった中世には何度か戦火に巻き込まれて由来などが分からなくなったとか。また江戸時代には山中に堂塔を複数建てていたようで、いま残る土木の跡は寺院のもので城郭ではないという考えもあるのだとか。
5年ほど前に登ったことがあったが、その時は城のつくりをろくに理解出来なかった😅車を車検に出したこの日、すぐ隣の王城山城に登ったあとに訪問した😅
登り口は複数あるが、今回は生涯学習学センターから登ることにした。
駐車場に、コンクリ階段で始まる登り口がある。
登り口からはつづら折れに登って尾根へ。
標高は低いとはいえ斜面はかなり急で、高麗神社から登ってきた道との合流点付近には、ちょっとした岩場歩きもあったりする。
途中に、南の方がよく見える見晴台。
麓を走る東海道線を、なんと相模線を走ってるはずのE131系が通りかかった😮
所属が国府津だから、そっからの回送だんべな…
この先は、尾根先端の急斜面を幅いっぱいに使うつづら折れで少しずつ登ってゆく。
急坂は無いが、なかなか高度が上がっていかない😂
この道は地形図に描かれている「女坂」とは別の道で、城のある高麗山の東に続く「東天照」なるピークに登ってゆく。
その東側で急坂は終わり、北から入って来た道と合流して西へ向かう。
そして、標高135メートルという東天照。
説明板によれば東の展望台の役目を果たしていたとのことで、物見台そのものだったか😮
鎌倉時代には白山社が祀られていたとのことで、アパート一室ぐらいの平場になっていた。
東天照を過ぎると幅広の尾根になり、わずかに下って鞍部。
道は尾根線の若干北を通っているが、尾根に堀切が刻まれている?😮
そして、その先はやや急な登り。
上に曲輪みたいなのがありそう…
登ってゆくと、ちょっとした平場の向こうに土塁の切れ目に開口した虎口っぽいのが見える😮
真ん中に土橋みたいなのが見える…ってことは、両側は堀切か🙌
堀切は、浅くはなっているがシッカリ掘られている。
左側
右側
ちゃんと尾根を横断している。
こんな側面まで竪堀を垂らすような堀切は、城や戦う寺院じゃなきゃ必要ないよなぁ…🤔
さて、尾根線上で土橋が渡っている。
この土橋は、郭内側から眺めるとスバラシイ✨
で、虎口が通過する土塁はこんなん😂
だいぶ削られちゃってる?
この虎口を抜ければ、テニスコートぐらい取れそうな曲輪が広がっている。
小ピークを加工した曲輪のようだ。
曲輪を通り過ぎると、かなり下って鞍部。
この鞍部で北側へ降りてゆく道を分けて、再び登り始める。
主郭のある高麗山への登りにかかるところで高麗神社方面へのトラバース道が左に分かれ、ここから階段道。
登ってゆくと山頂の南側へ回り込んでいき、高麗神社方面から登ってきた石段の真ん中にぶつかる。
ラストはこの階段❗️
登りきれば、高麗山頂。城の主郭。
野球の内野ぐらいの広さがある😮
かつては、ここに高麗神社の上宮があったという。
いまは、ちっこい祠。
石段とか石垣とか、上宮時代のものがそのままか😂
この主郭、北のほうにえらく高い土塁のようなものが這っている。ただこれは上宮を建てるときに地山を削った残りで、土塁ではないのだとか。
東の端、土塁チックが始まるところ。
少し入ってゆくと、だんだんと高さが増してくる😮
外側の斜面。
これだと、切岸加工されているだろう😨
そして、最高所は六畳一間より狭い平場になっていた。
そのすぐ向こう側を通り抜けてゆく道…
少し広さのある曲輪のようにも見える。
主郭から西へ出てゆく道は、土塁の西側の端っこからいったん上へ登って↑のところを通り抜ける。
その脇の壁…
石積まれてた?😮
主郭からは、西に尾根が一本伸びている。
この尾根上にある遺構のほうが、馴染み深いかも…
(湘南 大磯 高麗山城 その2に続く)
(2026年3月10日 記)






















































































































