一行は、砂漠に入る前に、村か街を探すことにしました。東へ東へ歩いていくと、南東の方角に山に囲まれた、小さな村を見つけました。
ぺぺたちは、無事を祈りながら近付いていきました。幸いにも、村は無事でした。
一行は、水と食料を買い込み、いざ砂漠へと挑みました。
ぺぺ「行くよ。」
アロク「覚悟して、行くか。」
一行は、砂漠を進み始めました。しばらくすると、急に砂が盛り上がり、何かが出てきました。
ぺぺ「危ない!」
サソリのようなかたちの、邪悪なものが姿を現しました。
邪悪なもの「クックック、そう簡単には、砂漠を越させないぞ。」
ぺぺ「お前たちをこのまま、放ってはおけない。」
邪悪なものは、尻尾をおもいっきり地面に叩き付けると、空高く飛びあがり、太陽を背にし、襲いかかってきました。
ぺぺたちは、間一髪で反射し、攻撃をよけました。
しかし、邪悪なものは、再び同じ攻撃を仕掛けてきました。
ぺぺたちは、次も何とか間一髪で、かわしました。
ぺぺ「太陽を巧みに利用した攻撃を…。手強いな。」
ゼルベルグ「俺にまかせろ。」
邪悪なものは、また同じ攻撃を仕掛けてきました。しかし、ゼルベルグはすでにその攻撃の、弱点を見つけました。
ゼルベルグ「バカだろ!お前!」
そういいながら、腰元の剣を素早く抜くと、邪悪なものの顔を目がけて、剣を突きたてようとしました。
しかし、剣は弾き飛ばされました。
ゼルベルグ「なに!?」
邪悪なもの「甘いな。俺の体は硬いんだ。そうじゃないと、こんな攻撃をするか!」
ゼルベルグ「くっ、どうしたらいいんだ。」
ぺぺ「僕にやらせて。」
そういうなり、ぺぺは何やら思いを込めながら、ゆっくりと勇士の剣を抜き始めました。
剣は、より一層、輝きを増し始めました。
邪悪なものは、回転しながらぺぺを目がけて、攻撃を仕掛けてきました。
しかし、ぺぺはその場から動きもせず、さらに思いを込めてました。
さらに、剣は輝きを増してきました。
そして、邪悪なもの目がけて、剣を振り上げました。
「ドスッ!」
鈍い音をたてて、剣がゆっくりと邪悪なものに、突き刺さっていきました。
アロク「やった!」
邪悪なもの「な、なぜだ…。」
ぺぺ「勇士の剣は、こころの剣。思いを強く込めれば込めるほど、剣に反映される。硬く、硬くと、剣に思いを込めたんだ。」
邪悪なもの「…………な…るほど……。」
アロク「すげぇな、ぺぺ。その剣、お前の精神力、どちらもすげぇよ。」
ぺぺ「少し、水をくれないか。」
ぺぺは、少し水を飲み、一行はまた砂漠を進み始めました。
しかし、しばらくすると、また邪悪なものが、襲ってきました。しかも、上から大群で襲ってきました。
ゼルベルグ「くそっ!」
しかし、ぺぺは、その場に立ったまま、邪悪なものたちの動きをみながら、勇士の剣を抜きました。
そして、一振り二振り三振り、剣を振りました。
次々と、邪悪なものが落ちてきました。
アロク「俺たちも、続くぞ。」
アロクたちも、ぺぺに加勢しました。
しかし、その時です。
サーラ「きゃー!」
サーラの背後を邪悪なものが、回りこんでおさえていました。そして、サーラの羽根をむしりとろうとしていました。
ぺぺ「サーラ!」
ぺぺは、とっさにサーラの方に剣を向け、呪文を唱えました。
ぺぺ「光の力を司るものよ。我にその力を与えたまえ。」
そう唱えると、剣の先に光が集まり始めました。
そして、剣を一振りしました。
光は、サーラを目がけて一直線に飛んでいきました。
邪悪なもの「ぎゃあ~~。」
邪悪なものの体から、煙が出てきました。
邪悪なもの「な、なぜ、その小娘は平気なんだ。」
ぺぺ「僕が放ったのは、聖なる光。天使であるサーラには、単なる光でしかない。しかし、お前には、とてつもなく熱い光に…、そう、光線に感じたはずだ。」
邪悪なもの「な、なるほど、○◇※◎…。」
最後は、言葉になりませんでした。
ぺぺ「サーラ、大丈夫か。」
サーラ「ありがとう、ぺぺ。」
一行は、邪悪なものを倒しながら進み、ようやく砂漠を抜けました。
※この物語はフィクションです。登場人物は架空であり、出来事は実際とは関係ありません。
ぺぺは、一人でいろいろと考えていました。
自分のトラウマに勝てることが出来るだろうか、旅を続けられるだろうか、国は無事だろうか。
頭の中で、思いがグルグル回っていました。
「でも、旅を続けるしかない。」
ぺぺは、そう思うようになりました。
次の日、ぺぺはみんなのところに行きました。
サーラ「………ぺぺ。」
ぺぺ「うん、まだ不安はたくさんあるけど、もう逃げない。
みんな、支えてくれますか?」
アロク「もちろん!お前が嫌だって言っても、支えるさ。」
ぺぺ「ありがとう、アロク。
ありがとう。」
ゼルベルグ「さあ、旅を続けるぞ。」
ぺぺ「うん、みんな…ありがとう。」
ゼルベルグ「ぺぺ、1つ俺は、気になってるところがあるんだ。」
ぺぺ「気になってるところ?」
ゼルベルグ「ああ、黒山って聞いたことないか。」
アロク「俺、あるぞ。あの不気味な山だろ。」
ゼルベルグ「なぜかそこの岩肌は真っ黒で、木々も育たない岩山のことなんだ。」
アロク「そこは、黒い雨が降るとか降らないとか。」
ゼルベルグ「ああ、それは、あくまでも噂だけどな。とにかく、そこが怪しいとにらんでるんだ。」
ぺぺ「だったら、一度行ってみようよ。確かめないと分からないし。」
ゼルベルグ「ああ、そうだな。ただし、その前に準備をしないとな。」
ぺぺ「?」
ゼルベルグ「そこへ行く前に、広大な砂漠があるんだ。そう簡単には、越えられない。だから、水や食糧を持っていかないとな。
どこか、近くに街か村があればいいが。」
アロク「もしかしたら、俺たちのことを察知して……。」
ぺぺ「可能性はあるね。急ごう。」
一行は、黒山を目指して、旅を再開しました。
※この物語はフィクションです。登場人物は架空であり、出来事は実際とは関係ありません。
自分のトラウマに勝てることが出来るだろうか、旅を続けられるだろうか、国は無事だろうか。
頭の中で、思いがグルグル回っていました。
「でも、旅を続けるしかない。」
ぺぺは、そう思うようになりました。
次の日、ぺぺはみんなのところに行きました。
サーラ「………ぺぺ。」
ぺぺ「うん、まだ不安はたくさんあるけど、もう逃げない。
みんな、支えてくれますか?」
アロク「もちろん!お前が嫌だって言っても、支えるさ。」
ぺぺ「ありがとう、アロク。
ありがとう。」
ゼルベルグ「さあ、旅を続けるぞ。」
ぺぺ「うん、みんな…ありがとう。」
ゼルベルグ「ぺぺ、1つ俺は、気になってるところがあるんだ。」
ぺぺ「気になってるところ?」
ゼルベルグ「ああ、黒山って聞いたことないか。」
アロク「俺、あるぞ。あの不気味な山だろ。」
ゼルベルグ「なぜかそこの岩肌は真っ黒で、木々も育たない岩山のことなんだ。」
アロク「そこは、黒い雨が降るとか降らないとか。」
ゼルベルグ「ああ、それは、あくまでも噂だけどな。とにかく、そこが怪しいとにらんでるんだ。」
ぺぺ「だったら、一度行ってみようよ。確かめないと分からないし。」
ゼルベルグ「ああ、そうだな。ただし、その前に準備をしないとな。」
ぺぺ「?」
ゼルベルグ「そこへ行く前に、広大な砂漠があるんだ。そう簡単には、越えられない。だから、水や食糧を持っていかないとな。
どこか、近くに街か村があればいいが。」
アロク「もしかしたら、俺たちのことを察知して……。」
ぺぺ「可能性はあるね。急ごう。」
一行は、黒山を目指して、旅を再開しました。
※この物語はフィクションです。登場人物は架空であり、出来事は実際とは関係ありません。
「こんなもの…、こんなものがあるから、いけないんだ…。」
虚ろな目で、ぺぺは予言書と勇士の剣を、力なく落とすように捨てました。そして、ふらふらと歩いていきました。
一方では、一行はぺぺを必死で捜していました。
サーラ「ぺぺー、ぺぺー、どこなの~。」
アロク「ぺぺー、いたら返事しろー。」
ゼルベルグ「どこだー、ぺぺー。」
辺りに見渡しながら、少しずつ歩を進めました。岩や木の陰、木の上にも、注意しながら捜していました。
ゼルベルグ「あ、あれは…。」
ゼルベルグは、何かを見つけました。
アロク「こ、これは、ぺぺの予言書と勇士の剣じゃないか。
何者かに、襲われたのか。」
ゼルベルグ「いや、争った形跡がない。おそらく、捨てたんだろう。」
サーラ「えぇ、ではどこに。」
ゼルベルグ「分からない、いつぐらいにここを通ったのか、どこへ行ったかも。
とにかく、捜そう。」
さらにさらに、捜していきました。気付いたら、もう日はかなり傾いていました。
ゼルベルグ「まずいな、もうすぐしたら日が暮れる。早く、見つけないと。」
その時でした。
サーラ「みんな、あそこの岩陰を見て。」
そこには、虚ろな目で空を見ている、ぺぺがいました。
ゼルベルグ「ぺぺ、ぺぺ!おい、しっかりしろ!」
ぺぺ「あぁ…、みんな…。僕に何か用。
僕はもう、戦うのを止めたんだ…。」
ゼルベルグ「何言ってんだ、お前は選ばれしものなんだぞ。
しっかりしろ!」
「パァーーン!」
ゼルベルグは、ぺぺの頬をおもいっきり、はたきました。
ぺぺ「無駄だよ…、そんなことしたって…。」
完全にうわのそらでした。
アロク「お前、どうしちまったんだよ。今まで、あんなに必死に戦ったのに。かげをやっつけて人が死んだのは、誰だってショックなんだ。お前だけじゃない。」
すると、急にぺぺが怒りを露にしました。
ぺぺ「お前らに、何が分かるってんだ!勝手なことばかり、言いやがって!」
ゼルベルグ「ぺぺ、お前…。」
ぺぺ「…………、教えてあげるよ、僕の過去を。」
サーラ「え?」
ぺぺ「僕は……、僕は、王の息子じゃないんだ。僕は、僕がいた城の正当な継承者では、ないんだ。」
アロク「どういうことだ?」
ぺぺ「もう、今から12年も前のことなんだ。僕は、ある村に産まれたんだ。
でも、僕が4歳の時だった。今はもう、滅んだと言われている城のものたちが、僕の村に襲ってきたんだ。」
サーラ「ひどい…。」
ぺぺ「理由は、その城の管轄に入らなかったからで。
それだけの理由で、村は襲われたんだ。そこの城は、領地を次々と支配し、国を大きくするのが目的だった。
自分達の欲のために、僕たちの村は壊滅したんだ!
しかし、運よく、僕と他の3人は生き残ったんだ。その時に、僕と3人が拾われた城の王、今のぼくの義父が無茶をしていた国を、周りの国と同盟を結んで滅ぼしたんだ。」
アロク「そんなことが。」
ゼルベルグ「だからか、燃えていた人たちを見て、逃げ出したのか。」
ぺぺ「あなたたちには分からないだろうけど、僕は平気でかげを……。」
ゼルベルグ「バカヤロー!
平気なもんか。かげを倒したら、人も死ぬなんて、平気なやつがいるか!」
ぺぺ「じゃあ、何であのとき、かげを倒したんだ!必死で逃げて振り切ったら……。」
ゼルベルグ「あの状況で、それが出来たか。
結局、あのときはああするしかなかったんだ。」
ぺぺ「だけど、僕は……。
ごめん、1人にしてほしいんだ。」
3人は、ぺぺが何らかの反応をするまで、待つことにしました。
※この物語はフィクションです。登場人物は架空であり、出来事は実際とは関係ありません。
虚ろな目で、ぺぺは予言書と勇士の剣を、力なく落とすように捨てました。そして、ふらふらと歩いていきました。
一方では、一行はぺぺを必死で捜していました。
サーラ「ぺぺー、ぺぺー、どこなの~。」
アロク「ぺぺー、いたら返事しろー。」
ゼルベルグ「どこだー、ぺぺー。」
辺りに見渡しながら、少しずつ歩を進めました。岩や木の陰、木の上にも、注意しながら捜していました。
ゼルベルグ「あ、あれは…。」
ゼルベルグは、何かを見つけました。
アロク「こ、これは、ぺぺの予言書と勇士の剣じゃないか。
何者かに、襲われたのか。」
ゼルベルグ「いや、争った形跡がない。おそらく、捨てたんだろう。」
サーラ「えぇ、ではどこに。」
ゼルベルグ「分からない、いつぐらいにここを通ったのか、どこへ行ったかも。
とにかく、捜そう。」
さらにさらに、捜していきました。気付いたら、もう日はかなり傾いていました。
ゼルベルグ「まずいな、もうすぐしたら日が暮れる。早く、見つけないと。」
その時でした。
サーラ「みんな、あそこの岩陰を見て。」
そこには、虚ろな目で空を見ている、ぺぺがいました。
ゼルベルグ「ぺぺ、ぺぺ!おい、しっかりしろ!」
ぺぺ「あぁ…、みんな…。僕に何か用。
僕はもう、戦うのを止めたんだ…。」
ゼルベルグ「何言ってんだ、お前は選ばれしものなんだぞ。
しっかりしろ!」
「パァーーン!」
ゼルベルグは、ぺぺの頬をおもいっきり、はたきました。
ぺぺ「無駄だよ…、そんなことしたって…。」
完全にうわのそらでした。
アロク「お前、どうしちまったんだよ。今まで、あんなに必死に戦ったのに。かげをやっつけて人が死んだのは、誰だってショックなんだ。お前だけじゃない。」
すると、急にぺぺが怒りを露にしました。
ぺぺ「お前らに、何が分かるってんだ!勝手なことばかり、言いやがって!」
ゼルベルグ「ぺぺ、お前…。」
ぺぺ「…………、教えてあげるよ、僕の過去を。」
サーラ「え?」
ぺぺ「僕は……、僕は、王の息子じゃないんだ。僕は、僕がいた城の正当な継承者では、ないんだ。」
アロク「どういうことだ?」
ぺぺ「もう、今から12年も前のことなんだ。僕は、ある村に産まれたんだ。
でも、僕が4歳の時だった。今はもう、滅んだと言われている城のものたちが、僕の村に襲ってきたんだ。」
サーラ「ひどい…。」
ぺぺ「理由は、その城の管轄に入らなかったからで。
それだけの理由で、村は襲われたんだ。そこの城は、領地を次々と支配し、国を大きくするのが目的だった。
自分達の欲のために、僕たちの村は壊滅したんだ!
しかし、運よく、僕と他の3人は生き残ったんだ。その時に、僕と3人が拾われた城の王、今のぼくの義父が無茶をしていた国を、周りの国と同盟を結んで滅ぼしたんだ。」
アロク「そんなことが。」
ゼルベルグ「だからか、燃えていた人たちを見て、逃げ出したのか。」
ぺぺ「あなたたちには分からないだろうけど、僕は平気でかげを……。」
ゼルベルグ「バカヤロー!
平気なもんか。かげを倒したら、人も死ぬなんて、平気なやつがいるか!」
ぺぺ「じゃあ、何であのとき、かげを倒したんだ!必死で逃げて振り切ったら……。」
ゼルベルグ「あの状況で、それが出来たか。
結局、あのときはああするしかなかったんだ。」
ぺぺ「だけど、僕は……。
ごめん、1人にしてほしいんだ。」
3人は、ぺぺが何らかの反応をするまで、待つことにしました。
※この物語はフィクションです。登場人物は架空であり、出来事は実際とは関係ありません。
砂漠を越え、しばらく進むと、新たな街が見えてきました。
アロク「や、やっと、休める~。」
サーラ「でも、何だか静かじゃない。」
アロク「そんなんどうでもいいよ。早く休もう。」
ぺぺ「うん、宿を探すか。」
一行は、宿を探し歩き始めました。
しかし、人の気配が感じられません。
宿を見つけ、中に入りました。
ぺぺ「すみませ~ん。」
カウンターに、人が座っていました。
ぺぺ「すみません、泊まり……、あっ!」
宿の人「…………。」
ぺぺ「大変だ!座ったまま、白眼をむいている。」
ゼルベルグ「脈はある。まだ、死んでないぞ!とりあえず、街の診療所を見つけて連れていかないと。」
サーラ「私、見てくる。」
サーラは、街の診療所を探しに行きました。
しかし、すぐに帰ってきました。
サーラ「た、大変よ!街の人みんな、ここの人と同じ状態よ。」
ぺぺ「え?」
街の家や店の中を覗いてみると、みんな宿の人と同じ状態でした。
しかし、ある家に子供が2人いました。
ぺぺ「君達、何があったの?」
子供1「分からない、分からないよぉ~~
うぇ~~~ん。」
子供2「とうちゃん、かあちゃん、どうしたの?眠たいの?」
小さい子供は、ずっと父母の体を揺すっていました。
ゼルベルグ「どうなってんだ?」
一行は、外へ出てみました。そして、周囲へ気を張り巡らせました。
「ジリッ。」
何か、物音が聞こえました。
一行は、そちらへ走っていきました。
ゼルベルグ「な、なんだ?
ん?人もいるではないか。
しかし、何かおかしい。
何だ、その黒いやつは。邪悪なものと人が一緒に、いるのか?」
かげ「それは、違うな。私は、かげの中でも上級なんだよ。だから、人間そっくりになれるんだよ。」
言い終わるのと同時に、ゼルベルグに襲いかかりました。
ゼルベルグは、とっさに腰元の剣を抜きました。
上級かげ「やるじゃないか。
おい、やっちまうぞ!」
ぺぺ「気合い、入れるか。」
かげたちは、見渡す限り、20体はいるでしょうか。
アロク「数には、呪文で対抗するしかないな。」
ぺぺ「いくか。」
アロク&ぺぺ「火の力を司るものよ。我にその力を与えたまえ。」
二人は、そう呪文を唱えると、巨大な火の玉を作り出し、かげたちに投げつけました。
下級のかげたちは逃げ切れず、燃えてしまいました。しかし、それと同時に街の方から、音が聞こえてきました。
サーラ「な、なに?さっきの音。
いっぱい、何かが倒れるような音が…。」
上級かげ「クックック、なんだと思う?
クックック、見てきてみろ。悲鳴あげるぞ。」
ゼルベルグ「ま、まさか。」
一行は、いくつかの建物の中を見てみました。
ぺぺ「あ、あぁ、こ、これは、どういうことなんだ?」
街のいくつかの人は、燃えていました。まるで、かげたちが燃えたのと同じように。
上級かげ「クックック、理解できたか。
かげを殺せば、かげを抜かれた人間も死ぬ。しかも、おなじように傷つく。
クックック、手も足も出まい。俺たちのやりたい放題だよ。
俺たちの完全なる勝利だーー!
ぐ、ぐうぅ、何でこんなこと……出来る………お、お前、
非情な……にんげん………か。」
ゼルベルグは、自分が手にしてた剣をとっさに、上級かげに投げました。そして、その剣が上級かげの胸を貫きました。
しかし、街の誰にもそんな傷を負った人は、いませんでした。
ゼルベルグ「あいつが、この街の人たちから、かげを引き出したんだ。」
ぺぺ「………。」
アロク「他のも、倒すしかないのか。」
アロクは、下級かげに囲まれていました。
ぺぺ「い、い、嫌だーーー!」
ぺぺは、その場から走って去っていきました。
ゼルベルグ「まて、ぺぺ。」
サーラ「………。」
ゼルベルグ「アロク。迷うな!倒せ!殺らなきゃ、俺たちが殺られる。
俺たちがいなくなると、誰も世界を救うやつがいなくなる。そうなると、みんなかげを抜かれて、“人”がいなくなるぞ!」
アロク「うおあああぁ~、火の力を司るものよ。我にその力を与えたまえ。」
四方八方に、火の玉を散らしました。
アロク「ああああぁ~、チキショーーーー!
こんなこと……
絶対許さん!」
ゼルベルグ「もちろんだ。
それより、ぺぺを探さないと。
勇士の剣を持つのは、あいつだ。あいつがいないと……。」
アロク「…あんた、何をしってるんだ?」
ゼルベルグ「いや、何も知らない。ただ、伝説を聞いたことがあるだけで、勇士の剣を抜くときは、世界が混乱に陥ったときだって。そして、その剣で世界を救うものが現れると。」
アロク「それが、ぺぺだと。」
ゼルベルグ「そうだ。この街の人たちみたいな犠牲者を出さないためにも、急ぐ必要がある。」
アロク「しかし、手掛りが…。それに、ぺぺも。」
ゼルベルグ「1つのある場所に俺は、目をつけているだがな。邪悪なものたちが、そこにいるのではないかとな。」
サーラ「え?」
ぺぺは、どこへ行ったのか?ゼルベルグが、目星を付けた場所とは?
※この物語はフィクションです。登場人物は架空であり、出来事は実際とは関係ありません。
アロク「や、やっと、休める~。」
サーラ「でも、何だか静かじゃない。」
アロク「そんなんどうでもいいよ。早く休もう。」
ぺぺ「うん、宿を探すか。」
一行は、宿を探し歩き始めました。
しかし、人の気配が感じられません。
宿を見つけ、中に入りました。
ぺぺ「すみませ~ん。」
カウンターに、人が座っていました。
ぺぺ「すみません、泊まり……、あっ!」
宿の人「…………。」
ぺぺ「大変だ!座ったまま、白眼をむいている。」
ゼルベルグ「脈はある。まだ、死んでないぞ!とりあえず、街の診療所を見つけて連れていかないと。」
サーラ「私、見てくる。」
サーラは、街の診療所を探しに行きました。
しかし、すぐに帰ってきました。
サーラ「た、大変よ!街の人みんな、ここの人と同じ状態よ。」
ぺぺ「え?」
街の家や店の中を覗いてみると、みんな宿の人と同じ状態でした。
しかし、ある家に子供が2人いました。
ぺぺ「君達、何があったの?」
子供1「分からない、分からないよぉ~~
うぇ~~~ん。」
子供2「とうちゃん、かあちゃん、どうしたの?眠たいの?」
小さい子供は、ずっと父母の体を揺すっていました。
ゼルベルグ「どうなってんだ?」
一行は、外へ出てみました。そして、周囲へ気を張り巡らせました。
「ジリッ。」
何か、物音が聞こえました。
一行は、そちらへ走っていきました。
ゼルベルグ「な、なんだ?
ん?人もいるではないか。
しかし、何かおかしい。
何だ、その黒いやつは。邪悪なものと人が一緒に、いるのか?」
かげ「それは、違うな。私は、かげの中でも上級なんだよ。だから、人間そっくりになれるんだよ。」
言い終わるのと同時に、ゼルベルグに襲いかかりました。
ゼルベルグは、とっさに腰元の剣を抜きました。
上級かげ「やるじゃないか。
おい、やっちまうぞ!」
ぺぺ「気合い、入れるか。」
かげたちは、見渡す限り、20体はいるでしょうか。
アロク「数には、呪文で対抗するしかないな。」
ぺぺ「いくか。」
アロク&ぺぺ「火の力を司るものよ。我にその力を与えたまえ。」
二人は、そう呪文を唱えると、巨大な火の玉を作り出し、かげたちに投げつけました。
下級のかげたちは逃げ切れず、燃えてしまいました。しかし、それと同時に街の方から、音が聞こえてきました。
サーラ「な、なに?さっきの音。
いっぱい、何かが倒れるような音が…。」
上級かげ「クックック、なんだと思う?
クックック、見てきてみろ。悲鳴あげるぞ。」
ゼルベルグ「ま、まさか。」
一行は、いくつかの建物の中を見てみました。
ぺぺ「あ、あぁ、こ、これは、どういうことなんだ?」
街のいくつかの人は、燃えていました。まるで、かげたちが燃えたのと同じように。
上級かげ「クックック、理解できたか。
かげを殺せば、かげを抜かれた人間も死ぬ。しかも、おなじように傷つく。
クックック、手も足も出まい。俺たちのやりたい放題だよ。
俺たちの完全なる勝利だーー!
ぐ、ぐうぅ、何でこんなこと……出来る………お、お前、
非情な……にんげん………か。」
ゼルベルグは、自分が手にしてた剣をとっさに、上級かげに投げました。そして、その剣が上級かげの胸を貫きました。
しかし、街の誰にもそんな傷を負った人は、いませんでした。
ゼルベルグ「あいつが、この街の人たちから、かげを引き出したんだ。」
ぺぺ「………。」
アロク「他のも、倒すしかないのか。」
アロクは、下級かげに囲まれていました。
ぺぺ「い、い、嫌だーーー!」
ぺぺは、その場から走って去っていきました。
ゼルベルグ「まて、ぺぺ。」
サーラ「………。」
ゼルベルグ「アロク。迷うな!倒せ!殺らなきゃ、俺たちが殺られる。
俺たちがいなくなると、誰も世界を救うやつがいなくなる。そうなると、みんなかげを抜かれて、“人”がいなくなるぞ!」
アロク「うおあああぁ~、火の力を司るものよ。我にその力を与えたまえ。」
四方八方に、火の玉を散らしました。
アロク「ああああぁ~、チキショーーーー!
こんなこと……
絶対許さん!」
ゼルベルグ「もちろんだ。
それより、ぺぺを探さないと。
勇士の剣を持つのは、あいつだ。あいつがいないと……。」
アロク「…あんた、何をしってるんだ?」
ゼルベルグ「いや、何も知らない。ただ、伝説を聞いたことがあるだけで、勇士の剣を抜くときは、世界が混乱に陥ったときだって。そして、その剣で世界を救うものが現れると。」
アロク「それが、ぺぺだと。」
ゼルベルグ「そうだ。この街の人たちみたいな犠牲者を出さないためにも、急ぐ必要がある。」
アロク「しかし、手掛りが…。それに、ぺぺも。」
ゼルベルグ「1つのある場所に俺は、目をつけているだがな。邪悪なものたちが、そこにいるのではないかとな。」
サーラ「え?」
ぺぺは、どこへ行ったのか?ゼルベルグが、目星を付けた場所とは?
※この物語はフィクションです。登場人物は架空であり、出来事は実際とは関係ありません。
昨日、久しぶりに脚のトレーニングしました。普段、脚を使う仕事なので、なかなか難しいです。脚が疲れているので、ほどほどにしないとオーバーワークになり、怪我の原因になります。
なので、週1でほどほどにやります。
昨日の夜は、久しぶりに炭水化物を沢山取りました(笑)。
白米、茶碗1杯強、スパゲティを食べました。
久しぶりに、取りすぎたかな(笑)。
そして、今朝も久しぶりに。
バナナは久しぶりにやめて、パンをムシャムシャ。
久しぶりに食べると、いいですね。
こうやって久しぶりに食べると、息抜きみたいに感じます。
ずっと、朝はバナナと水1杯だけだったので、久しぶりに息抜きになりました。
だけど、これが楽だからといって、油断しちゃうとまた脂肪がついてくるので、ほどほどにします。
なので、週1でほどほどにやります。
昨日の夜は、久しぶりに炭水化物を沢山取りました(笑)。
白米、茶碗1杯強、スパゲティを食べました。
久しぶりに、取りすぎたかな(笑)。
そして、今朝も久しぶりに。
バナナは久しぶりにやめて、パンをムシャムシャ。
久しぶりに食べると、いいですね。
こうやって久しぶりに食べると、息抜きみたいに感じます。
ずっと、朝はバナナと水1杯だけだったので、久しぶりに息抜きになりました。
だけど、これが楽だからといって、油断しちゃうとまた脂肪がついてくるので、ほどほどにします。
気付いたら、最近ほとんど、妄想劇場ですね(笑)。たぶん、そっちの方を中心に考えてるからでしょう。
ネタとか、あまり浮かびません(笑)。
ブログに仕事持ち込みたくないし。
まあ、ネタになるようなもん、ありぁしませんけど。
けど、話終わらせるまでは、妄想劇場中心になると思います。
みんな、ごめんなさいね。
ネタとか、あまり浮かびません(笑)。
ブログに仕事持ち込みたくないし。
まあ、ネタになるようなもん、ありぁしませんけど。
けど、話終わらせるまでは、妄想劇場中心になると思います。
みんな、ごめんなさいね。
部下1「手筈が整いました。」
?「よし、早速、実験といくぞ。」
部下1「ははっ。」
とある、薄暗い場所で、ある実験が行われようとしています。
?「おう、悪そうなやつだな。上等だ。」
捕えられたもの「離せ!離せ!コノヤロー!チキショー!」
?「おい、そいつをもっと動かないようにしろ。」
部下2「ははっ。」
そう言うと、捕えた人間の胴体まで縛り付け、動けなくしました。
捕えられたもの「離せ!コノヤロー!ぶっ殺してやる!」
?「いくぞ。」
そういうと、捕えられたものに掌を向け、何やら訳の分からない言葉を唱え始めました。
唱え終わると、捕えられたものは、ピクリとも動きません。
すると、捕えられたものから、“黒いもの”が出てきました。
?「よし、やっと成功だな。
フフフ、やっとこの呪文が完成したぞ!」
部下3「クックック、これで世界征服に前進しましたね。クロウド様。」
クロウド「よし、もっと汚れた人間を集めよ。汚れた人間ほど、邪悪な“かげ”が出るからな。」
クロウドは、人間から“かげ”というものを、引き出していました。
クロウド「“かげ”よ。人間から、同志をどんどん増やせ。」
クロウドは、とんでもないことを、行い始めました。人間から、“かげ”を引き出し、黒に染めようとしています。
“かげ”とは、人間が持っている“汚い”部分を実体化したものです。“かげ”は、上級になると、人間になりすまし、人間から“かげ”を引き出そうとします。
しかし、赤子、純粋な子供からは、“かげ”は引き出されません。
一方、そんなことがあるとも知らない、ぺぺ一行は洞窟をあとにし、旅を始めました。
邪悪なものを倒しながら、とにかく進みました。
アロク「なあ、ぺぺ。いい加減、疲れてきたよなあ。」
ぺぺ「アロク、そんなこと言うなよ。
邪悪なものたちを倒さないと、街や村は愚か、城までも壊されかねないし。」
アロク「分かってるよ。ちょっと言ってみただけだよ。」
ゼルベルグ「でも、次の街で休むか。もう洞窟を出てから、5日も経つしな。」
ぺぺ「そうだね、次のところで休もう。」
しかし、このあと、ぺぺたちにとんでもない敵が立ちはだかりました。
※この物語はフィクションです。登場人物は架空であり、出来事は実際とは関係ありません。
?「よし、早速、実験といくぞ。」
部下1「ははっ。」
とある、薄暗い場所で、ある実験が行われようとしています。
?「おう、悪そうなやつだな。上等だ。」
捕えられたもの「離せ!離せ!コノヤロー!チキショー!」
?「おい、そいつをもっと動かないようにしろ。」
部下2「ははっ。」
そう言うと、捕えた人間の胴体まで縛り付け、動けなくしました。
捕えられたもの「離せ!コノヤロー!ぶっ殺してやる!」
?「いくぞ。」
そういうと、捕えられたものに掌を向け、何やら訳の分からない言葉を唱え始めました。
唱え終わると、捕えられたものは、ピクリとも動きません。
すると、捕えられたものから、“黒いもの”が出てきました。
?「よし、やっと成功だな。
フフフ、やっとこの呪文が完成したぞ!」
部下3「クックック、これで世界征服に前進しましたね。クロウド様。」
クロウド「よし、もっと汚れた人間を集めよ。汚れた人間ほど、邪悪な“かげ”が出るからな。」
クロウドは、人間から“かげ”というものを、引き出していました。
クロウド「“かげ”よ。人間から、同志をどんどん増やせ。」
クロウドは、とんでもないことを、行い始めました。人間から、“かげ”を引き出し、黒に染めようとしています。
“かげ”とは、人間が持っている“汚い”部分を実体化したものです。“かげ”は、上級になると、人間になりすまし、人間から“かげ”を引き出そうとします。
しかし、赤子、純粋な子供からは、“かげ”は引き出されません。
一方、そんなことがあるとも知らない、ぺぺ一行は洞窟をあとにし、旅を始めました。
邪悪なものを倒しながら、とにかく進みました。
アロク「なあ、ぺぺ。いい加減、疲れてきたよなあ。」
ぺぺ「アロク、そんなこと言うなよ。
邪悪なものたちを倒さないと、街や村は愚か、城までも壊されかねないし。」
アロク「分かってるよ。ちょっと言ってみただけだよ。」
ゼルベルグ「でも、次の街で休むか。もう洞窟を出てから、5日も経つしな。」
ぺぺ「そうだね、次のところで休もう。」
しかし、このあと、ぺぺたちにとんでもない敵が立ちはだかりました。
※この物語はフィクションです。登場人物は架空であり、出来事は実際とは関係ありません。
オスモロス・タートルは、ゼルベルグに気付き、足で踏み潰そうとしてきました。
ゼルベルグは、間一髪、背中に背負っていた、棒をつっかえ棒にし脱しました。
ゼルベルグ「これは、厳しいな。」
ゼルベルグは一度、みんなのところまで、退却しました。
ゼルベルグ「どうすればいいんだ。」
アロク「じゃあ、次は俺が行くぜ。」
そう言うと、勢いよく飛び出していきました。
ぺぺ「呪文は使っても、殺すなよー。」
アロク「分かってらぁ。」
アロクは、右に左に動きながら、オスモロス・タートルの足の間をすり抜け、剣らしきものに一直線で向かっていきました。
ぺぺ「あ、危ない!」
オスモロス・タートルは、ゆっくりと座ろうとしてきました。
アロクは、慌ててオスモロス・タートルの脇まで、逃げました。
アロク「ふう~、間一髪だぜ。」
しかし、今度はアロクのいる脇のほうに体を寄せてきました。
アロク「お、お、おい…。」
アロクは、洞窟の壁に出っ張りがあったので、それに飛び付きました。
アロク「あ、あぁ~。」
洞窟の壁の出っ張りが崩れ、オスモロス・タートルの甲羅の上に、アロクは落ちました。
しかし、その甲羅はすごく滑りました。
アロク「わぁ、わぁ、わああぁ~。」
アロクは、甲羅を滑り落ち、オスモロス・タートルの顔の辺りの地面に落ちました。
アロク「ひ、ひいぃ~。」
すぐに、みんなのところまで、退却しました。
アロク「だ、駄目だあ~。」
ゼルベルグ「アロクも、駄目か。」
ぺぺ「どうすれば、取れるんだ。」
アロク「てか、何で“あれ”にこだわっているんだ、俺たち。」
ゼルベルグ「仕方ない。諦め……。」
ぺぺ「諦めないよ。」
ゼルベルグ「え?」
ぺぺ「予言書だよ。」
ゼルベルグ「分かった。」
ぺぺの予言書には、こう記してありました。
「3人目を仲間にしたあと、洞窟に向かうだろう。そこで、伝説の生き物の後ろにある、剣を抜くことになるだろう。」
ぺぺは、覚悟を決め、オスモロス・タートルに向かっていきました。
オスモロス・タートルは、口を大きく開け、息を吐きました。
ぺぺ「お、おえぇ。」
とんでもなく凄い異臭を、放ちました。
ぺぺは、鼻がひんまがりそうなほどの臭いを堪えながら、それでも向かっていきました。
ぺぺは、「そうだ!」と、あることを閃きました。
ぺぺ「火を司るものよ。我にその力を与えたまえ。」
そう唱えると、ぺぺは自分がいる反対側の壁に向けて、火の玉を放ちました。
壁がガラガラと崩れると、オスモロス・タートルも、そちらに目をやりました。
ぺぺは、「今だ!」と思い、剣に向かって一目散に走り出しました。
しかし、そう簡単には取れません。
「バチーン!」
オスモロス・タートルは、尻尾を使い、ぺぺを弾き飛ばしました。
ぺぺ「うわあ~。」
激しく壁に体を打ちつけました。
ぺぺ「ゴホゴホッ。」
サーラ「ぺぺ!」
アロク「ぺぺ、大丈夫か。」
ぺぺ「あ、ああ、なんとか。」
ぺぺ「ごめんなさい、オスモロス・タートル。」
ぺぺは、そう言うと、もう一度火の呪文を唱え、オスモロス・タートルの頭上の洞窟の壁を狙い、崩しました。
オスモロス・タートルは、奇声を発し、床に崩れ落ちました。
アロク「死んだのか。」
ぺぺ「いいや、気を失ってるだけだ。」
ぺぺは、ようやく剣にまでたどり着きました。
ぺぺ「ついに、たどり着いた。
みんな、剣を抜くぞ。」
そういい、ぺぺは、剣の柄に手をかけました。
そして、ゆっくりと抜き始めました。
ぺぺ「おおおおぉぉ~。」
抜かれたその剣は、錆び付いてはいませんでした。むしろ、抜くことによって輝きを増してるようにも、見えました。
ゼルベルグ「勇士の剣だ。
その剣は、選ばれたものにしか抜けないと、言い伝えられてる。」
アロク「じゃ、じゃあ、ぺぺが勇ましきものなのか。」
ゼルベルグ「そういうことになるな。」
サーラ「凄い!ついにやったね。」
ぺぺ「ああ。」
それから、一行は洞窟の入り口付近まで戻り、一夜を過ごしました。
※この物語はフィクションです。登場人物は架空であり、出来事は実際とは関係ありません。
ゼルベルグは、間一髪、背中に背負っていた、棒をつっかえ棒にし脱しました。
ゼルベルグ「これは、厳しいな。」
ゼルベルグは一度、みんなのところまで、退却しました。
ゼルベルグ「どうすればいいんだ。」
アロク「じゃあ、次は俺が行くぜ。」
そう言うと、勢いよく飛び出していきました。
ぺぺ「呪文は使っても、殺すなよー。」
アロク「分かってらぁ。」
アロクは、右に左に動きながら、オスモロス・タートルの足の間をすり抜け、剣らしきものに一直線で向かっていきました。
ぺぺ「あ、危ない!」
オスモロス・タートルは、ゆっくりと座ろうとしてきました。
アロクは、慌ててオスモロス・タートルの脇まで、逃げました。
アロク「ふう~、間一髪だぜ。」
しかし、今度はアロクのいる脇のほうに体を寄せてきました。
アロク「お、お、おい…。」
アロクは、洞窟の壁に出っ張りがあったので、それに飛び付きました。
アロク「あ、あぁ~。」
洞窟の壁の出っ張りが崩れ、オスモロス・タートルの甲羅の上に、アロクは落ちました。
しかし、その甲羅はすごく滑りました。
アロク「わぁ、わぁ、わああぁ~。」
アロクは、甲羅を滑り落ち、オスモロス・タートルの顔の辺りの地面に落ちました。
アロク「ひ、ひいぃ~。」
すぐに、みんなのところまで、退却しました。
アロク「だ、駄目だあ~。」
ゼルベルグ「アロクも、駄目か。」
ぺぺ「どうすれば、取れるんだ。」
アロク「てか、何で“あれ”にこだわっているんだ、俺たち。」
ゼルベルグ「仕方ない。諦め……。」
ぺぺ「諦めないよ。」
ゼルベルグ「え?」
ぺぺ「予言書だよ。」
ゼルベルグ「分かった。」
ぺぺの予言書には、こう記してありました。
「3人目を仲間にしたあと、洞窟に向かうだろう。そこで、伝説の生き物の後ろにある、剣を抜くことになるだろう。」
ぺぺは、覚悟を決め、オスモロス・タートルに向かっていきました。
オスモロス・タートルは、口を大きく開け、息を吐きました。
ぺぺ「お、おえぇ。」
とんでもなく凄い異臭を、放ちました。
ぺぺは、鼻がひんまがりそうなほどの臭いを堪えながら、それでも向かっていきました。
ぺぺは、「そうだ!」と、あることを閃きました。
ぺぺ「火を司るものよ。我にその力を与えたまえ。」
そう唱えると、ぺぺは自分がいる反対側の壁に向けて、火の玉を放ちました。
壁がガラガラと崩れると、オスモロス・タートルも、そちらに目をやりました。
ぺぺは、「今だ!」と思い、剣に向かって一目散に走り出しました。
しかし、そう簡単には取れません。
「バチーン!」
オスモロス・タートルは、尻尾を使い、ぺぺを弾き飛ばしました。
ぺぺ「うわあ~。」
激しく壁に体を打ちつけました。
ぺぺ「ゴホゴホッ。」
サーラ「ぺぺ!」
アロク「ぺぺ、大丈夫か。」
ぺぺ「あ、ああ、なんとか。」
ぺぺ「ごめんなさい、オスモロス・タートル。」
ぺぺは、そう言うと、もう一度火の呪文を唱え、オスモロス・タートルの頭上の洞窟の壁を狙い、崩しました。
オスモロス・タートルは、奇声を発し、床に崩れ落ちました。
アロク「死んだのか。」
ぺぺ「いいや、気を失ってるだけだ。」
ぺぺは、ようやく剣にまでたどり着きました。
ぺぺ「ついに、たどり着いた。
みんな、剣を抜くぞ。」
そういい、ぺぺは、剣の柄に手をかけました。
そして、ゆっくりと抜き始めました。
ぺぺ「おおおおぉぉ~。」
抜かれたその剣は、錆び付いてはいませんでした。むしろ、抜くことによって輝きを増してるようにも、見えました。
ゼルベルグ「勇士の剣だ。
その剣は、選ばれたものにしか抜けないと、言い伝えられてる。」
アロク「じゃ、じゃあ、ぺぺが勇ましきものなのか。」
ゼルベルグ「そういうことになるな。」
サーラ「凄い!ついにやったね。」
ぺぺ「ああ。」
それから、一行は洞窟の入り口付近まで戻り、一夜を過ごしました。
※この物語はフィクションです。登場人物は架空であり、出来事は実際とは関係ありません。
しばらく休み、サーラも回復し、一行は再び旅を始めました。
しかし、もう辺りは薄暗くなってきました。
ぺぺ「どうしよう、今日はまた、野宿にしますか。」
サーラ「えっ?またなの。この前、変な動物に襲われそうになったし、やだな。」
アロク「じゃあ、どうするんだよ。」
ゼルベルグ「見ろ、あそこ。洞窟らしきものがないか?」
ゼルベルグが指差す方へ、一同は目をやった。
ぺぺ「確かに、それらしいね。もっと近くに行かないと、分からないけど。」
アロク「どうする?行くのか。
洞窟で過ごしたとしても、野宿にはかわりないぞ。」
サーラ「分かってるわよ。
とりあえず、行ってみましょ。」
一行は、洞窟らしきものを目指し、歩み始めました。
段々、近づくと、やはりそれは洞窟でした。
しかしそれは、かなり深いようでした。
ゼルベルグ「かなり奥までありそうだな。ついでに、探検でもするか。」
サーラ「さっきの戦いで、疲れてるから、私はいい。」
アロク「じゃあ、一人でいるか。」
アロクは、少しいたずら顔でニヤニヤしながら言いました。
サーラ「まあ、女性を一人で置き去りにしようなんて。意地悪だわ。」
アロク「冗談だよ、冗談。」
ぺぺ「それより、行くの、行かないの?」
サーラ「まあ、少しくらいなら。」
アロク「じゃあ、決まりだな。」
ぺぺは、荷物の入ったリュックからランタンを取り出し、火をともしました。
足下は少しヌルッとしていて、滑りやすくなっていました。50m程進むと、二手に道が分かれてました。
アロク「早速かよ。面倒だなあ。」
ぺぺ「みんな、どうする?」
アロク「面倒だから、とりあえず左に行ってみようぜ。」
と、アロクは、一人で先に進もうとしました。
ぺぺ「灯りは、僕がもってるんだぞ。
全く、勝手なんだから。」
アロク「まあまあ、いいじゃないの。」
そうして、しばらく進みましたが、道は途中でとまりました。
アロク「何だよ、何もないのかよ。」
ぺぺ「で、どうするの。引き返して、もう一つの方に行くの?」
ゼルベルグ「この際だ。行ってみるか。」
一行は来た道を引き返し、もう一つの道を行くことにしました。
アロク「しかし、この洞窟不気味だよな。コウモリ、1匹も飛んでこないよか、生き物がいる気配すらないぜ。」
ぺぺ「たしかに、言われてみればそうだ。
まさか、邪悪なものの仕業?」
ゼルベルグ「かもしれないな。」
アロク「ちょっとだけ、やってみっか。
火の力を司るものよ。我にその力を与えたまえ。」
そう唱えると、両手に1つずつ火の玉を持ち、左側の道の方に1つずつ、投げつけました。
「ドゴォ~ン!」
激しい音とともに、壁が崩れましたが、それ以外は何の反応もありません。
アロク「本物の洞窟みたいだぜ。に、しても、あまりにも気味が悪いぜ。」
ぺぺ「うん、でも、右側の道を進んでみよう。」
一行は、右側の道を進みました。
ずっと、ずっと、どのぐらい歩いたのでしょうか。かなり奥まで、来ました。
アロク「お、おい、まだ、奥に着かないのかよ。」
サーラ「私、もうだめ…。」
ぺぺ「2人とも、もう少しだけ、頑張って。それで駄目なら、一度休むから。」
そして、暫くまた歩きました。
すると、ようやくひらけました。が、一行は、驚愕しました。
アロク「な、なんだ、こいつは…。何で、こんなところにいられるんだ。」
ゼルベルグ「こいつは。オスモロス・タートルだ。
伝説の生き物だと聞いていたが、まさか、本当にいたとは。」
アロク「てか、見たこともないのに、何で分かるんだよ。」
ゼルベルグ「あの甲羅を見てみろ。所々、ちょっと赤く見えるだろ。それが、伝説でうたわれているんだ。」
ぺぺ「このまま、静かに引き返そう。」
ゼルベルグ「待て。オスモロス・タートルの後ろ、見てみろ。
何かある。」
サーラ「あ、何か剣みたいに見えるよ。」
ぺぺ「本当だ。
でも、殺すわけには行かないしな。
どうやって取るか。」
ゼルベルグ「そのまま行っても、大丈夫だろう。」
ゼルベルグはそう言うと、7mも8mもあるオスモロス・タートルの側を、すり抜けようとしました。
すると、今まで動かなかったオスモロス・タートルが、動き出しました。
ぺぺ「危ない!ゼルベルグ!」
ゼルベルグは、ハッとしましたが、既に目の前にオスモロス・タートルの足が、迫っていました。
※この物語はフィクションです。登場人物は架空であり、出来事は実際とは関係ありません。
しかし、もう辺りは薄暗くなってきました。
ぺぺ「どうしよう、今日はまた、野宿にしますか。」
サーラ「えっ?またなの。この前、変な動物に襲われそうになったし、やだな。」
アロク「じゃあ、どうするんだよ。」
ゼルベルグ「見ろ、あそこ。洞窟らしきものがないか?」
ゼルベルグが指差す方へ、一同は目をやった。
ぺぺ「確かに、それらしいね。もっと近くに行かないと、分からないけど。」
アロク「どうする?行くのか。
洞窟で過ごしたとしても、野宿にはかわりないぞ。」
サーラ「分かってるわよ。
とりあえず、行ってみましょ。」
一行は、洞窟らしきものを目指し、歩み始めました。
段々、近づくと、やはりそれは洞窟でした。
しかしそれは、かなり深いようでした。
ゼルベルグ「かなり奥までありそうだな。ついでに、探検でもするか。」
サーラ「さっきの戦いで、疲れてるから、私はいい。」
アロク「じゃあ、一人でいるか。」
アロクは、少しいたずら顔でニヤニヤしながら言いました。
サーラ「まあ、女性を一人で置き去りにしようなんて。意地悪だわ。」
アロク「冗談だよ、冗談。」
ぺぺ「それより、行くの、行かないの?」
サーラ「まあ、少しくらいなら。」
アロク「じゃあ、決まりだな。」
ぺぺは、荷物の入ったリュックからランタンを取り出し、火をともしました。
足下は少しヌルッとしていて、滑りやすくなっていました。50m程進むと、二手に道が分かれてました。
アロク「早速かよ。面倒だなあ。」
ぺぺ「みんな、どうする?」
アロク「面倒だから、とりあえず左に行ってみようぜ。」
と、アロクは、一人で先に進もうとしました。
ぺぺ「灯りは、僕がもってるんだぞ。
全く、勝手なんだから。」
アロク「まあまあ、いいじゃないの。」
そうして、しばらく進みましたが、道は途中でとまりました。
アロク「何だよ、何もないのかよ。」
ぺぺ「で、どうするの。引き返して、もう一つの方に行くの?」
ゼルベルグ「この際だ。行ってみるか。」
一行は来た道を引き返し、もう一つの道を行くことにしました。
アロク「しかし、この洞窟不気味だよな。コウモリ、1匹も飛んでこないよか、生き物がいる気配すらないぜ。」
ぺぺ「たしかに、言われてみればそうだ。
まさか、邪悪なものの仕業?」
ゼルベルグ「かもしれないな。」
アロク「ちょっとだけ、やってみっか。
火の力を司るものよ。我にその力を与えたまえ。」
そう唱えると、両手に1つずつ火の玉を持ち、左側の道の方に1つずつ、投げつけました。
「ドゴォ~ン!」
激しい音とともに、壁が崩れましたが、それ以外は何の反応もありません。
アロク「本物の洞窟みたいだぜ。に、しても、あまりにも気味が悪いぜ。」
ぺぺ「うん、でも、右側の道を進んでみよう。」
一行は、右側の道を進みました。
ずっと、ずっと、どのぐらい歩いたのでしょうか。かなり奥まで、来ました。
アロク「お、おい、まだ、奥に着かないのかよ。」
サーラ「私、もうだめ…。」
ぺぺ「2人とも、もう少しだけ、頑張って。それで駄目なら、一度休むから。」
そして、暫くまた歩きました。
すると、ようやくひらけました。が、一行は、驚愕しました。
アロク「な、なんだ、こいつは…。何で、こんなところにいられるんだ。」
ゼルベルグ「こいつは。オスモロス・タートルだ。
伝説の生き物だと聞いていたが、まさか、本当にいたとは。」
アロク「てか、見たこともないのに、何で分かるんだよ。」
ゼルベルグ「あの甲羅を見てみろ。所々、ちょっと赤く見えるだろ。それが、伝説でうたわれているんだ。」
ぺぺ「このまま、静かに引き返そう。」
ゼルベルグ「待て。オスモロス・タートルの後ろ、見てみろ。
何かある。」
サーラ「あ、何か剣みたいに見えるよ。」
ぺぺ「本当だ。
でも、殺すわけには行かないしな。
どうやって取るか。」
ゼルベルグ「そのまま行っても、大丈夫だろう。」
ゼルベルグはそう言うと、7mも8mもあるオスモロス・タートルの側を、すり抜けようとしました。
すると、今まで動かなかったオスモロス・タートルが、動き出しました。
ぺぺ「危ない!ゼルベルグ!」
ゼルベルグは、ハッとしましたが、既に目の前にオスモロス・タートルの足が、迫っていました。
※この物語はフィクションです。登場人物は架空であり、出来事は実際とは関係ありません。
