前回夕食を紹介した湯河原「富士屋旅館」。
古き良きを残しつつ、必要最低限の機能だけを付け加えた旅館はとても居心地がよくて落ち着きます。
昔ながらの和朝食、ガラスと木組の引き戸、伝統的な間取りの和室。
幼いころの実家の風景が蘇るような建物の中に身をおくのも、私なりのリフレッシュ方法です。
湯河原駅から路線バスにのり「藤木橋」で下車すると、別世界へいざなうような橋が目の前に。
藤木川沿いに建てられた旧館を眺めながら橋を渡ると、
レトロモダンなエントランスが現れます。
堂々たる絵画に出迎えられて、
ラウンジでチェックイン。
アンティークのインテリアがとても素敵な空間です。
富士屋旅館から道を渡ったところにある「小梅堂」のきび餅でほっと一息。
神奈川県の指定銘菓だそうです。
16時前ですが、お昼過ぎまでの東京での出来事は遥か彼方へ(笑)
洛味荘のお部屋を選びました。
旧館を通り抜けると洛味荘。
お庭が見えるライブラリーエリアは滝の音が聞こえて癒されます。
宿泊したのは洛味荘の2階にある「香栄草」。
床の間もある純和室です。
大浴場もありますが、温泉をひいた檜風呂もついています。
浴室のドアを開けると心落ち着く檜の香りがほんのりと。
木の香りが心地よい洗面エリアには、
アメニティーも完備。
窓から見える梅を眺めながら、
コーヒーで一休み。
荷物を解いて大浴場でひと風呂浴びたら、もう夕食の時間になっていました。
富士屋旅館の夕食と夜の風景はこちら☟
夕食後はお部屋で二次会。
宮崎県都城の蔵元柳田酒造の千本桜。
ハマコマチにワイン酵母を使ったとてもフルーティーな芋焼酎がお供です。
日付が変わる前に就寝し、翌朝はすっきりと目覚めました。
朝風呂をあびて浴衣のまま朝食です。
色鮮やかな自家製ぬか漬けで朝から一杯・・・・は我慢して、淹れたてのほうじ茶で。
チェックイン時に選んでおいた焼き魚と卵料理。
私は魳の一夜干しと江戸前卵焼き。
他は、鱸のなめろう、湯河原「十二庵」の汲み豆腐、高野豆腐とかぼちゃの煮物、とろろ。
昨晩は満腹だったはずなのに、相模湾と湯河原の恵みを堪能できる朝食は難なくお腹に収まりました。
富士屋旅館、今は桜が見ごろだそうです。
少人数で気分転換に一泊、お薦めですよ!
住所: 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上557
電話: 0465-60-0361
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