深い悩みの場合、
いろいろな悩みが重なって、
「どうしたらいいのだろう」と思い、
動けなくなってしまう。
そんなこともあります。
誰に、何を相談したらいいのか
わからない。
混沌としている頭の中を
どう整理したらいいのかわからない。
そんな時は、まず悩みを
整理していきましょう。
1.頭の中にある悩みをすべて書き出してみる
混沌としている頭の中にある悩みや、
思い浮かべた言葉など、
頭の中にある悩み、
思い、すべてをA4の紙や
ノートなどに書き出してみましょう。
書き出してみると、
たくさんの悩みが入り組んでいたことに
気づくかもしれません。
あるいは、悩みだけではなく、
やるべきことや、
できていないことなど
いろいろなことが
気になっているのだなと
気づくかもしれません。
頭の中を書きながら
わいてきた感情なども
言葉にして書いていきましょう。
2.悩みの関連度と解決困難度を分けてみる
悩みは1つだけではなく、
複数個ある場合が多いです。
1で書き出した言葉の中から、
特に気になる悩みを3つ選んで、
3枚の付箋を使って、
一つずつ書いてみましょう。
そしてそれぞれについて、
「関連度が高•低い」
「解決困難度が高い・低い」
で分けてみましょう。
一言で悩みといっても、
とても解決しにくい自分の悩みから、
自分とは直接関係ない
ちょっとした悩みまで、
いろいろあります。
分類してみるとこで、
まずどの悩みに取り組んだら
いいのかがわかってきます。
3.悩みの内容をさらに詳しくみてみる
悩んでいる時は、
悩みの全体像ではなく、
一部だけを見続けていることが
あります。
悩みの内容を整理してみましょう。
【時系列で並べてみる】
例えば
1年前に今の上司が異動してきてから
たくさんの仕事を
丸投げされるようになった。
半年ほど前からは、
いろいろな報告書を出しても
いつもダメ出しばかり。
それでいてどこを直したらいいという
指摘はいっさいなし。
何度直しても、受け取ってもらえない。
ここ1ヶ月ほどは
残業続きで疲れ果てて
心に余裕がなくなってきた。
など。
悩みを時系列で整理して書いてみます。
【細かい状況】
例えば
会社に行くと、パワハラ気味の
上司がいる。
周りには、同僚や年上の人や
年下の人がいるけれど、
自分だけ明らかに任される仕事の量が
多い。
みんな冷たくて、
挨拶をしてもかえってこないなど。
悩みが発生する場所や
周りの人について
考えて書いてみます。
【感情】
悩みのことを考えると、
怒りや恐れ、悲しみなど
いろいろな感情が
わいてくることでしょう。
その感情を思いつくまま
メモしていきましょう。
そして、眺めてみて、
一番強く持っている感情に
まるをつけます。
感情を書く時に、
感情の程度についても
考えてみます。
何もてにつかないほど悲しい。
仕事しながら涙が出るほど悲しい。
など。
4.悩みの全貌が見えたら相談してみる
自分の最大の理解者は自分。
悩みの全貌が見えたら、
まずは自分に相談してみましょう。
「この悩み、どうしたら解決すると思う?」
冷静に自分に問いかけてみると、
解決するためのアイデアや
行動の方針が浮かんでくるかも
しれません。
この問題は、
自分では解決できないから
専門家に相談しよう。
この問題は、
インターネットで調べたら
なんとかなるかもしれない。
など。
深く悩んでいる時は、
悩みそのものを見続けて、
さらに悩んでしまいます。
まずは、悩みを整理して、
「どうしたらいいと思う?」
と自分に聞いてみたらいい。
そう思い出していただけたら、
心がゆるんで、
解決のアイデアが
見えてくることでしょう。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
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