先週まで、宅建の勉強の為にしばしばTACの自習室に行ってたんですが


 夏上級を受講している先輩にたまたま会った


 そんとき聞いたのだが


 TACがレジュメ禁止になったらしい!

 というのは誇大表現ですが、基本的に講師はレジュメをきらないで授業を進めるように指示があったらしい


 僕が「え?塩川先生とか小飯塚先生とかどうしてんですか?」と尋ねると


 先輩は「基本的にテキストベースになっちゃった、商法のテキストは阿部先生が作ってるから、コイちゃんは阿部レジュメで授業やってるようなもんだよ」


 との事


 レジュメを大量にきる鏡先生とかも気になるところですが


 経費節減とはいえTACは削るとこ間違えてないか?


 と思う瞬間でした

 今日、宅建の試験を受けてきました


 宅建てどんな資格なの?と聞かれると


 監査ってどんな仕事なの?と聞かれるくらい困るわけですが


 まぁ不動産業を営むにあたって持っておいた方がよろしい資格です


 将来不動産関係の仕事をしたいなぁ


 というポジティブな動機と


 暇すぎてやることないなぁ


 というネガティブな動機(こっちの方が大きい)が相俟って受けることにしました


 会計士にとっての宅建の価値というものは全然わからないんですけどね


 試験の形式は4択、50問と短答にそっくり


 内容は、民法、借地借家法、宅建業法、国土利用法、都市計画法、建築基準法、税法、等々


 まぁほぼ暗記ですな


 合格基準は上位から約17%の水準で決定されており、近年は7割以上取らないと合格できません


 こんなとこも短答にそっくり


 9月の下旬から勉強を始めたんですが、久しぶりの勉強って事もあって全然頭に入らない


 テキスト1週させても過去問ボロボロ


 まぁでも1週させると、短答の勘みたいのが戻ってきて、2週後の過去問はコンスタントに8割を超える位とれるようになった


 過去問に飽きたので、前日は予想問題みたいなのを解くことに


 そしたら6割も取れねーでやんの…


 結局過去問の答えだけ覚えてるという、短答で最もはまりがちな罠にはまってしまって居ただけなのです


 それを「短答の勘」が戻ってきたとかいいながら…


 


 そんなこんなで受けてきたわけですが


 家に帰ってきて採点してびっくり





 35点





 び、びみょうすぎる…


 こんなのも短答にそっくり…

 村上ファンドが阪神電鉄の株を大量取得してからというもの


 テレビはその話題で持ちきりですな


 村上さんは高校生の時の文集まで持ち出されちゃったりして、本人にとっては良い迷惑だろうと思います


 俺の中学校の卒業文集なんて、俳句だしな、しかもパクリ


 そんなのでもテレビで紹介されちゃったりするのだろうか


 それにしてもファンドってのはすごい


 当たり前かもしれないけど、ちゃんと企業について調べるんですね


 村上ファンドは今回、阪神電鉄の不動産の含み益に目を付けたわけですが


 これが、正に取得原価主義の弊害が顕著に表れた結果じゃないでしょうか


 取得原価…900万円 時価…164億円


 なんじゃこりゃ、って感じの乖離現象ですよね


 しかし、ここに目を付けるか付けないかが、儲けるか、儲けないかの差になってしまうのですね


 取得原価主義の弊害なんて、会計士受験生なら入門生でも知ってる事ですからね


 知識も、「知っている」のと「使える」のじゃ全然違うんだな


 と思される一件でした

 就職活動のラストを飾ったのはあずさ監査法人


 面倒くさいし、もう行かなくていいかなーなんて直前まで思っていたけど、結局行くことにした


 あずさの説明会は会議室に200人位入って、スライドはあまり使わないで、人が話していく形式


 初めに人事担当パートナーから挨拶と法人概要説明


 次にあずさが採用している業種別事業部制についての説明


 他の法人では、旧○○会計事務所のクライアントは監査○部ってな感じらしい


 そうすると、派閥みたいのができるし、帰属意識が法人ではなく自分の部署ってな感じになってしまうので、あずさでは1回バラバラにして業種別で再編成しているようで、それが特徴でもあるみたいです


 その次は、パネルディスカッション


 マネージャーの人とJ1の人が出てきて、司会者の質問に答えていくという形式


 司会が「こんなんありか?」って感じの丸坊主、しかもカミカミ


 ぐだぐだになってしまうかと思われたパネルディスカッションも結構質問の内容が充実しており、良い感触でした


 パネルディスカッションが終わると今度は隣のビルに移り、リクルーター1人に対して志望者2人のディスカッション


 入り口でどの部署が希望か聞かれる


 「どの部署がご希望ですか?」  「あ、えーと、金融で」


 「国際金融と国内金融がありますが、どちらになさいますか?」   「は?へ?ふ、2つあるんですか?え、えーと、じゃあ国際で」


 ここはマクドナルドか?って感じの質疑応答を終え席に付く


 リクルーターの人の話はとても面白く、質問した事に対して的確に、柔らかな感じで回答してくれた


 あずさの金融部は国際と国内できっちり別れているらしく、国際金融は外資系金融機関の監査をするみたいです


 人数が足らなくて1年目からバンバン仕事を与えられるようです


 そのディスカッションで隣の席だった人となんか意気投合してちょっと話したのだが


 会計士受験生には監査法人選びにあたって、2つの傾向があるって話になりました


 まったり派とバリバリ派


 まったり派はバリバリ派に対して「なんでそんな仕事したいの?」って思ってるだろうし


 バリバリ派はまったり派に対して「なんでそんな安穏としてるの?」って思ってるだろうし


 僕の友達はまったり派が多いですね~、だからバリバリ派の人の話あんまり聞けなかったんですよね


 でも一緒に話した人はバリバリ派、1年目からどんどん仕事をして自分のキャリアプランに向けて力を付けたいらしい


 そういった人と話をするのは初めてだったので、中々いい話ができました


 さーて、就活も全部終わったことだし、今度は法人選びだなー


 この際さいころで決めっかな

 特に何もやらず、相変わらず廃人の様にすごしています


 さて、法人説明会のレビューを続けなければ


 今日は、東京共同会計事務所 についてお話ししたいと思います


 説明会の形式は会議室に20人くらいが入り、授業を受けるような感じ


 最初に代表から挨拶と法人についての説明があり、それが終わると、各事業部から1人ずつ出てきて事業について説明、最後にオフィスツアー


 この事務所に来て驚いたのは、入り口が豪華な事、HPそのまんまの入り口にまず圧倒されました


 さて、説明会の内容はというと、代表の話はなかなか興味深かったんですが、その後に出てきた人たちは話をするのに慣れてないせいか、めちゃくちゃつまらん…


 この事務所は監査はやらず、不動産証券化、M&A、プライベートバンキング、それらに関わる税務等を主な業務としてやっているのですが


 証券化に関しては国内でも有数の実績を誇るそうです


 この事務所の「売り」は専門的な知識、経験を身につけられる事


 確かに専門的な知識は早い内に付けられそうです


 会計士補の教育にもこれから力を入れていく様な事を仰ってました


 最後のオフィスツアーでは、実際業務をしている所も見せていただきましたが


 入所1年目の会計士補にもL字型のスペースが1人1つ与えられるみたいです


 なにより驚いたのが、窓から見える景色、窓からは大パノラマで皇居が見渡せました


 ちょっと気になったのは、新しい会計事務所の為、生え抜きの所員ってのがあんまりいないこと


 ほとんどが、4大監査法人で5年から10年やってきて、この事務所に来たって人みたい


 やっぱその流れが一般的なのかなぁなんて思ってしまいました

 今日は中央青山監査法人の法人説明会について


 この日は奇しくも会計士が逮捕された日


 家でテレビ見てたらニュース速報で流れたもんなー


 なんと、逮捕だけじゃなく、家宅捜索までされてるじゃないですか


 まさか、説明会中止になったりするんじゃねぇか?


 と思いながらも会場に向かうことに


 ビルの前に陣取っている報道陣がなんとも物々しい


 説明会はちゃーんとやってました


 席についてまず驚く


 パスネット~!?しかも1000円!?


 こんな金掛けていーんかい?それとも消える前に燃えさかる蝋燭の炎みたいなもんですか?


 それはさておき、中央青山の説明会はプロジェクターを使って進めていく形式


 まずJ1主演のVTRから始まる


 が、これが、見ているこっちが恥ずかしくなる代物


 全然スタイリッシュじゃない


 その後は奥山理事長のお話


 え?出てくるの!?と思ってたらやっぱりVTRだった


 そりゃ、今家宅捜索されてたら出てこられないか


 説明会が終わると、上の階の喫茶店、というかホールに連れて行かれてそこでリクルーターとのディスカッション


 ここでも驚き


 座っていると、ボーイさんが


 「お飲み物何に致しましょうか?」


 と聞いてくるではないですか


 キョロキョロと辺りを見回すといたる所で同じ事が行われている


 あ、アイスティーで


 とどもりながら注文


 よく見るとテーブルにもクッキーが置いてある


 たかが受験生に、どんな接待ぶりですか!?


 その後は普通のディスカッション


 カネボウ問題には箝口令が敷かれているのか


 「他の部門だからわからない」


 「テレビで見る情報しか入ってこない」


 とはぐらかされる


 なーんかみんなのんびりしてますね、会社潰れるかもしんないのに


 例年ある、オフィスツアーがなかったんですが


 僕の先輩がなんで無いのか、理由を聞いたところ


 「予定ではあって、リハーサルもしたんですけどね、今日来てみたら急遽キャンセルになっちゃったんですよ」


 とのこと


 そりゃそうか


 こんな金かけて大丈夫なの?


 と感じさせる説明会でした

 2番目にお届けするのは新日本監査法人 の法人説明会


 新日本はあまりスライドを使わず、スピーチが多いのが特徴


 今回はグルーブ毎に机を囲んで座る形式で行われた


 お陰で壇上が見えにくいったらありゃしない


 最初は壇上の方を見ていたが、首が疲れるので


 途中からずっと目の前のレジュメを読んでいた


 J1のスピーチがあったがどの4大監査法人でも言うことは決まっている


 ・風通しがいい

 ・フラットな組織

 ・部門異動がしやすい

 ・気さくな上司


 大抵こんな内容ですね


 どこも一緒やんけ!と突っ込みたい内容です


 何人かスピーチをしたが


 全員新日本礼賛形式のつまらないスピーチ


 ひどいのになると


 「こいつ何がいいたいの?」


 ってな感じの支離滅裂スピーチをしてくる


 僕の周りには、幸か不幸か、社員、代表社員と見受けられるお偉いさんたちが座っていた為


 寝るわけにもいかず、眠気と闘いながらスピーチを聞く、のはあまりにもつまらないのでレジュメを読む


 新日本は相変わらずやる気のない感じでした


 一頻り説明が終わると、オフィスツアーへ


 僕は去年行った為、今年はオフィスツアーには行かず、部門別の質問コーナーで話を聞いていました


 金融部の方とお話をしたんですが、みなさんとても感じがよく


 あぁ、こんな人たちと仕事できるならいいな


 と思う程でした


 金融部の方が仰っていたいたことの中から、なるほどーと思ったことを1つ


 「国際部って外資の支店を監査するでしょ?そうするとEYの本部の方から、あーしろ、こーしろ、指示がくるんだよね、結構無茶苦茶なのが。これは結構ストレス溜まりますよ。でも金融部の場合、逆に現地のEYの人にこっちから指示するんですよ。これはですね、結構気持ちいいんですよ」


 とのこと。そんなこと考えもしなかったです。

 先週で就職活動が全部終わったので


 これからは何回かに分けて就職活動について書きたいと思います


 まず今回はトーマツについて


 僕の就活初めはトーマツでした


 去年と同様、有楽町にある国際フォーラムで行われ、プロジェクターを使う形式で進められていく


 ホールは薄暗く、説明会が始まると真っ暗になる


 バイトの疲れもあったせいか、開始直後から爆睡


 辺りが明るくなると目を覚まし、暗くなると目を閉じる


 そんな感じなので、トーマツについて覚えていることは特にありません


 さ、参考にならなくてすんません!m(_ _)m


 只、一つ、トーマツの場合、映画館の様に参加者がスクリーンを見ている感じなのですが


 リクルーターとのディスカッションは、ディスカッションの時間になると


 どばーっとリクルーターがやってきて、前後2列4人に1人の割合で定位置につく


 そこからディスカッションスタート


 そして時間になるとサーっと波が引くように帰って行く


 それが2回


 初めて経験したときは


 な、なんだったんだ、今のは


 って感じで呆然とするばかりでした


 質問考えとかないと、何もできずに終わるって感じですかね


 でも、ご心配なく、説明会終了後にちゃんと個別に話を聞くことができます


 トーマツは株式公開を中心に扱っているTS部が人気みたいですね


 担当者が足りなくなって、担当者が空くのを待っている人が結構いました


 入所時に希望しても入れない人もいるみたいだし


 僕は金融の人に話を聞きましたが


 銀行の監査したいならトーマツが一番いいと言われました


 クライアントが優良だからとの事


 ちなみに、トーマツは休憩時間に、ウーロン茶とオレンジジュースが飲み放題でした


 

 選挙のボランティアと就活


 で全然更新できませんでしたが


 今日から復活したいと思います


 心配してくれた皆様どうもすみませんでした


 さて、選挙ですが、僕が応援していた候補は残念ながら落ちました


 いやぁ、でもですねぇ、いろんな経験できましたよ


 経営学の実証研究してきたようなもんです


 組織作りの大切さ、スタッフのモチベーション維持の大切さ、評価の大切さ等々


 さて、組織ですが


 僕の通っていた選挙事務所には組織というものがありませんでした


 指揮命令系統もめちゃくちゃ


 僕がビラを折る仕事をAさんに指示されてやっていると


 Bさんが来て、「それ今やる仕事じゃないから、今はこれやって」と違う仕事を指示する


 僕が「いや、今Aさんにビラ折るように言われたんですけど」と言っても


 「でも、今はこれやって」と押し切られる


 そして自分の指示と違うことをやっているスタッフに気づいたBさんがキレる


 こんな事の繰り返し、朝令暮改は当たり前で予定は5分前にならないと決まらない


 そしてその予定が3分前に変更になる


 スタッフはおろおろするばかり


 朝と夜にたまにミーティングがあるんですが


 とにかくスタッフは怒られるんです「全然仕事が出来てない」と


 でも「じゃあ具体的に何をすればいいんですか?」と言っても答えてはくれない


 そして、挙げ句の果てに裏で「スタッフは使えない」みたいな事を言われる始末


 最後までこんな感じでした


 いやぁ、これだとやる気なくしますよ、ホント


 普段温厚でキレることは全くない僕ですが(自分で言ってりゃ世話ないけど)


 その僕がキレそうになりましたからね~


 この仕事で学んだのは


 「やりすごし」の重要さ


 指示された仕事でも、無視してると、結構指示した方が忘れるもんなんですね


 向こうも思いつきで指示してるもんだからすぐ忘れちゃう


 経営学で「やりすごし」を習ったときは


 「そんなことできんのか?」って思ったけど


 できるもんですね~、かなり使えた、それで怒られた事はなかったし


 みなさんも是非選挙ボランティアしてみてください


 ホント勉強になりますよ


 

 今日は従姉妹の結婚式に行ってきた


 ホテルのチャペルではなくて、本物の教会で行われた結婚式は厳粛でなかなか良かった


 厳粛になればなるほど


 牧師の片言の日本語に笑いそうになり


 賛美歌を歌う女性の必死の顔に笑いそうになり


 誰か花嫁を奪いに来ないかなと期待したり


 とりあえず不謹慎な事ばっか考えていた


 あんな大人数が自分だけを祝ってくれるのはもう結婚式しかないかな


 でもやっぱり合格したときの喜びの方が大きいのかしら


 こればっかりは経験してみないとわからないねぇ