村上ファンドが阪神電鉄の株を大量取得してからというもの


 テレビはその話題で持ちきりですな


 村上さんは高校生の時の文集まで持ち出されちゃったりして、本人にとっては良い迷惑だろうと思います


 俺の中学校の卒業文集なんて、俳句だしな、しかもパクリ


 そんなのでもテレビで紹介されちゃったりするのだろうか


 それにしてもファンドってのはすごい


 当たり前かもしれないけど、ちゃんと企業について調べるんですね


 村上ファンドは今回、阪神電鉄の不動産の含み益に目を付けたわけですが


 これが、正に取得原価主義の弊害が顕著に表れた結果じゃないでしょうか


 取得原価…900万円 時価…164億円


 なんじゃこりゃ、って感じの乖離現象ですよね


 しかし、ここに目を付けるか付けないかが、儲けるか、儲けないかの差になってしまうのですね


 取得原価主義の弊害なんて、会計士受験生なら入門生でも知ってる事ですからね


 知識も、「知っている」のと「使える」のじゃ全然違うんだな


 と思される一件でした