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放射線科と費用感 [乳がん]
乳がんの手術を受けてから３週間経ったワーママです。おかげさまで、傷の方は順調に回復しております
先週、病理検査の結果を受け、治療方針が決まりました。
■病理検査結果
・浸潤性乳管癌（メイン） ＋ 非浸潤癌
・メインのしこりの大きさ： 22x15x20mm(浸潤径)
・断片：非浸潤癌で陽性
・リンパ節転移の個数：０個
・ホルモン感受性：ER８点陽性、PgR８点陽性
・HER2：0陰性
・Ki-67：20%
・グレード：1
・サブタイプ：ルミナールA
■治療方針
・ホルモン療法：タモキシフェンを５～１０年服用
・放射線治療：２０回（ブースト含む）
結果を聞いた後、放射線科に行き、先生とご挨拶～問診を経て、スケジュールを決めました
私としてはお仕事を休んでいる間にでも開始したかったのですが、先生曰く、高額医療費って月ごとで申請になるらしく、２ヶ月にまたいで治療するよりは、１ヶ月間で治療をやり切ったほうが、『料金的にはお得』ですよ、というプチ情報をくださったので、翌月１日から開始することにしました
先生、有益な情報、ありがとうございます
年齢や所得によっても変わるらしいので、、、詳細は、こちら。
とりあえず、初日は、再度CTで位置の確認をし、二日目から照射開始します。
なるべく朝の早い時間に予約が取れたので、フレックス制度を活用して、仕事をしながら、頑張りたいと思います
ちなみに先生が費用感も説明してくださいました。
【３割負担の場合】
・初回：\25,000
・２回目以降（照射）：\8,000 x16回
・初回ブースト（照射）：\12,000
・２回目以降ブースト（照射）：\3,000 x 3回
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
合計 \174,000 ＋初回CTの治療費
で２０万円弱というところでしょうか。
治療回数が減ったとはいえ、なかなかの出費
入院費用も２０万弱だったし、術前検査もなんだかんだで７～８万？はかかっているかな？？
タモキシフェンは3ヶ月で1,000円くらいだった（ジェネリック）と思うので、5年服用で2万円、10年服用で4万円くらい？
落ち着いたら、かかった医療費もまとめてみたいと思います。
幸いにも、癌保険には入っていたので、保険会社に申請すれば戻ってくるお金もあり、とーーーーーっても助かっています。
１０年以上前に入った医療保険。加入時にどうしてかは覚えていないが、癌特約を追加した、過去の自分をめちゃくちゃほめてあげたい
放射線科で今後の予定を決めた後は、病院に、保険会社の申請書類を提出して帰りました。
私が入っている保険だと、以下の3つが対象のようでした。
①癌確定診断時の一時金
②手術一時金
③癌通院特約
保険会社の説明だと、癌と告知されたら①を申請、手術が終わったら②を申請、放射線など通院治療が終わったら③を申請、と3段階に分けて申請する人が多い、ということだったので、私もそうしています。
でも、診断書を依頼するごとに、6,000円とかかるので、②と③は一緒でもよかったかな～～～と思う今日この頃です・・・
病気になって気を付けていること ～食事編～ [不整脈＆乳がん]
昨年から一気にいろいろな病気が発覚したワーママです。
不整脈の悪化で心室頻拍、そしてセルフチェックで胸のしこりを発見し、乳がんが発覚
は～～～。もう溜息しか出ない
でも、一通り、手術が終わり、不整脈は経過観察中、乳がんは服薬治療とこれから放射線治療を開始します。
そこそこ健康だと思っていたのに、ショック。何がいけなかったのか？と自問自答する日々。
とりあえず、回復せねばと思い、心がけていること（食事編）をメモします。
食べ物は白いものより黒いものがよいというのと、調味料は原材料を見るなど、食品を見直しました
・白米→五穀米、雑穀米をまぜて炊飯
・パン→おからパンや全粒粉のものを購入。ないときは、ベーカリーで買う。スーパーやコンビニの食品棚にある○○ザキパンなどは添加物が多そうなので買わない
・調味料→なるべくシンプルかつ国産の素材を使っているもの。醤油なら脱脂加工大豆ではなく、国産大豆をつかっているもの。
・白砂糖→黒糖、我が家では、素焚糖（さとうきび糖）に変えました。優しい味で好きです。
以前、よく使っていたお肉や加工品、お酒はなるべく我慢
・お肉→量は少なく、なるべく鶏肉を買うようにしています。
・加工品→ハムやベーコンは、なるべく買わない
・お酒→極力飲まないけど、週に一度、グラス1~2杯くらいならOKとする。
・ノンアルコール飲料→前はお酒の代わりに飲んでいたが、糖分がすごいと聞いたので、飲まない
和食と、地中海料理が良いと聞いたので、自炊するときは、以下の食材を使うように意識しています。
・新鮮なお野菜（じゃがいもは糖分が多いので、あまり使わない）
・魚介類（特に白身魚、タコ、イカ、エビ、貝）
・新鮮な季節のフルーツ
・卵
・ヨーグルトやチーズ
・豆類
・オリーブ
・アーモンドなどナッツ類
腸内環境を整えるためには以下も積極的にとってます。
・ヤクルト
・ごぼう
・レンコン
・こんにゃく
あとは、癌には、ふきのとう、なまこ、ゴーヤが良いと聞きまして、見かけたら買うようにしています。が、なかなか調理が大変なので、母が買ってきてくれた、ふきのとうのお味噌をごはんのお供にしています。とっても美味です
やっぱり、和食っていいんですよねぇ～～～。
肥満は心臓や癌によくないということなので、食事を気を付けてゆるゆると、ぜい肉を落としていこうと思います。
これらを３食がっつり食べて＋おやつも食べて３か月で３kg減りましたが、今も毎日、数gずつ順調に減っています
おやつは、ヨーグルトにナッツを混ぜてはちみつをかける、おからクッキーやフルーツ、高カカオチョコレートを食べるようにして、スナック菓子は食べないようにしています。ついでに子供おやつも見直してます～～～
たまに外食すると、おしゃれなカフェで糖分たっぷりのスィーツ食べちゃいますがね・・・
時折なら許そう（自分にはどこまでも甘い）
Tiffany Wonder展で、免疫力アップ(^^♪
前回のブログがアメトピに紹介されて、たくさん「いいね」をいただいて、ビックリ
お読みくださった皆さん、拙いブログを読んでいただきありがとうございます～～～
乳がんの手術後、約3週間経ちました。
センチネルリンパ節のために切ったわきの下の傷はだいぶ痛みが引いて、通常の家事をする分には問題ないです！
腫瘍摘出をした胸の傷はまだ痛むときもありますが、普段の生活にだいぶ戻ってきました
来週から、職場復帰なので、今週は最後のお休みを堪能しています。
今週のテーマは、『自分が好きなことを思う存分、堪能する』にしてまして、今日は、Tiffanyが、虎ノ門ヒルズで開催中の『Tiffany Wonder展』に行ってきました。
（そんなにTiffanyの作品は持っていませんが、キラキラ光るものには興味はあります。興味だけ）
虎ノ門ヒルズの45階で、どでかいTiffanyバードさんがお出迎え。右下は10カラットのダイヤリング
展示会はなんと、写真OKということで、たくさんの人が美しいジュエリーを撮影しまくってました
私も思う存分、目で見て、カメラに収めて、何度も見返しています はぁ～～～～、美しい！！キラキラ光るたくさんの展示品を見て、体の中の細胞が、ウキウキ、ワクワクと踊っていました やっぱり、好きなことをしたり、好きなものを見たりって、体にいいんですよねぇ～～～ 今まで子育て中で、好きなところに行ったりできなかったので、この貴重なお休み期間は、神様がくれた休暇だよ～～～と思って、楽しんでいます
個人的に好きな『バードオンアロック』の鳥さんシリーズと、ひときわ目立ってた大きな石たち
ライラックピンクの色のクンツァイト（右真ん中）は、なんと７１５カラット 最後の大トリは、『伝説的な128.54カラットのザ ティファニー ダイヤモンド』（右下の写真）
すご～い、すご～い
キラキラです！まばゆいです！癒されます～～～！
入場料2000円ですが、思っていたより見ごたえがあってよかったです（←失礼）
心がウキウキして、免疫力も一気にアップした気がする今日の展示会。
たまには、心が喜ぶことをするのって大事ですね！
6/23までやっているようなので、ジュエリーやキラキラしたものが好きな方には、おすすめの展示会でした。
病理検査結果 [乳がん]
昨日は、子供を寝かしつけた後、リビングルームにお布団を敷いて、一人で寝ました（旦那のいびき対策）。結果、、、
朝、快適に起きられた～～～
久しぶりに「寝た」って感じ、でした。
いつもは、朝起きると一言目が「は～、疲れた、、、」で朝からダル重～～～でしたが、今朝は、そんなこともなく自然に目が覚めて、気のせいか目のあたりのどよーーーんという疲れも軽減されているような感じです。
夜中に延々と続く、子供のキック攻撃や、旦那のいびき攻撃、起きないくせに週末も朝早くから目覚ましを鳴らす旦那の攻撃から解放されて、今までの体調不良って、睡眠障害だったんじゃないの！？？？って本気で思えるくらいでした。
やはり睡眠って大事。基本、子供と寝るので、『睡眠時間』は十分に取れていましたが、『睡眠の質』は低かったんだなぁ～。
さらに『睡眠の質』を上げるためにこんな本を買いました。今更って感じですが、、もっと、睡眠の質を高めて、栄養もきちんと取って、病気を克服したいわ
さて、今週は、乳がん手術後の初外来でした。
そして、病理検査の結果を聞くというドキドキの時間でした
久々に会う先生。「先日は（手術）お疲れさまでした」「傷は大丈夫そうですね～」とあいさつを交わしている間に、妙な緊張感が漂わないので、あんまり悪い結果ではないのかな～～～と思っていると、、、
「検査結果を説明するので、こっちの方に座ってくれる？」
とモニターが見やすい席に移動させられ、まずは、切り取った腫瘍の写真、ホルマリン漬けになた腫瘍の写真、さらにスライスされた腫瘍の写真を写しながら、説明をしてもらいました。
「この白いのが癌ですね～。2cmちょい位の大きさで、全体的に５cmくらい切り取ってます。ギリ2cm超えたのでステージ2Aになっちゃいます。メインの癌の下に小さい非浸潤癌もあったんですが、浸潤していなかったので取り切れていると思います。あとは、放射線治療にも念のためブースト照射を追加しておけば、大丈夫でしょう！」とのことでした。
「MRIで気になっていた小さな点はどうなったんですか？」と質問。
「そっちは、組織検査の結果、癌ではなかったので、今回の手術では手を付けていません。放射線治療で残りをたたけば大丈夫だと思いますよ」という回答でした。まぁ、そうなりますよね
結果と治療計画の説明用紙を印刷してもらい、次は、放射線科と、予定をすり合わせすることになりました。
一応、病理検査の結果はこんな感じでした。
- しこりの大きさ： 22x15x20mm(浸潤径)
- 断片：非浸潤癌で陽性
- リンパ節転移の個数：０個
- ホルモン感受性：ER８点陽性、PgR８点陽性
- HER2：0陰性
- Ki-67：20%
- グレード：1
- サブタイプ：ルミナールA
断片陽性は気になるけど、非浸潤癌だし、取り切ったと先生が言うから信用しよう。。。
あとは、私の場合は完全にホルモン療法が中心のようで、化学療法は無しになりました。これはありがたい
放射線治療も最初は25回と言われていましたが、治療計画を見たら20回に減っていました。これは良いサインだと思うことにしよう 追加の手術も今のところは不要とのことで、ほっとしました～～～。
あとは放射線治療で20回毎日通院だけど、がんばるぞっっ
病院に付き添ってくれた母と一緒に帰りに和食ランチ
「手術お疲れ様会と、検査結果がそこまで悪くなく、お祝いの会」として、鯛めし御膳をいただきました。
おめで鯛～～～
毎日生きているだけで、ご褒美に値すると思うことにする
今日も、旦那のいびきで寝れなくて、とうとうリビングに逃げてきて、寝れない悶々とした夜を過ごしているワーママです
旦那のことは愛しているけれども、栄養と睡眠はたっぷりと取らなきゃ行けない、癌患者なので、この睡眠問題は、大きな危機です
旦那さんも、いびき対策はしてくれていて、私も耳栓は枕元にあるものの、一度起きてしまうとなかなか寝れない、、、そして万年睡眠不足
明日、旦那にもう一度、相談しよう。などと、思う早朝4時
昨年からいろいろな病気が立て続けに発覚して、変わってきた考え方。それは、やりたい事は先延ばしせずに今、やれ！！と言うこと。
林先生はよく言った👩🏫
今でしょ！ってね。古っ。笑
2人目が生まれてから、ご無沙汰の旅行。
欲しくても我慢していた自分の欲しいもの。
子供がもう少し大きくなったら〜、といつも考えていたけど、そんな時間的な余裕はあるのか？
体が元気なうちに、行きたいところに行って、欲しいもの買って使い倒さないとさ、、、お金は天国には持っていけないんだよ、、、
もちろん子供を育て上げるためのお金は必要だけど。
自分へのご褒美！？
良いじゃない👍👍👍
毎日、生きてるだけで、十分頑張ってるじゃないか！！それだけでもご褒美に値するよね🥰
大きなことを成し遂げなくてもね。
って思うようになった。
そして、今年2回目の入院、癌の手術の前日に、家族との沖縄旅行の予約を入れました。笑
旅行に行くために、良くなろう！
リハビリ頑張ろう！
と思えるように😆
自分に甘すぎる！？
良いんです‼️
人生は思っていたよりも、あっという間！
今できることを、今、やろう〜。
カテーテルアブレーション4ヶ月後の検診 [心室頻拍]
今週は、カテーテルアブレーション4ヶ月後の検診があり、久々に循環器内科のクリニックへ。
まずは、心電図を取ってもらい、問診。
体重測定、血圧測定、酸素濃度を図ってもらったら、なんと、前回から体重が3Kgも減ってた わーい
え！？なに？もしや、心労？？
なんて考えつつ、、、
心臓も乳がんも、肥満はよくないので、今年は、食べる物を結構、気を付けていました。基本的には和食中心にして、肉は控えめ、お魚多め、お酒もほぼ飲まない。という健康的な食事を続けていたからかな？3食しっかり食べて、（なんならおやつもしっかり食べて）、運動らしい運動はまだできていないのですが、それでも体重減少ってなんか嬉しい。目標体重まで、あと、7Kgくらい減らしたいので、食事には気を付けて、気長に頑張ります～。
最近の調子は、、、
・アブレーション後、階段を上ったり、歩いていて息切れがなくなった。息苦しい感じも無し。
・基本的にめまいもなくなった。（一度だけ座っていて、ぐわんぐわんと体が揺れるようなのを感じましたが、スマートウォッチで見た限り心拍数に異常はなかった）
・脈が飛ぶ感じは無い
・心拍数はまだ早いように感じる
あとは、乳がんの関係かもしれませんが、3月の告知以降、体のだるさや疲れやすさが、、、乳がん手術後は、何かすると疲れて横になる、という感じ。いつになれば体力が戻るのか、心配。気持ちの問題なのでしょうか？
最後に、先生の診察がありましたが、心電図の結果、異常は無し
乳がんの話は前回、言ってあったので、乳がんの手術や治療の話を少しして、次は、4ヶ月後にホルター心電図と、エコーで心臓の様子をチェックしましょう！という話になりました。
「心臓は、今のところ、問題はなさそうだから、乳がんの方も落ち着くとよいね。早期発見でよかったですよ」
とのお言葉をいただき、次の予約を入れてクリニックを後にしました
明日はいよいよ、乳がんの病理検査結果を聞きに行く日。
不安だけど、良い結果でありますように。。。
病気のことを誰にどこまで伝えるか②~仕事関係~ [乳がん]
病気のことを誰にどこまで伝えるか？
特に仕事関係は悩みました。
他の方のブログを拝見すると、職場で病名もお伝えしている方も結構いるようでしたが、私は悩んだ挙句、上司以外には病名を開示しないことにしました。
私は、あるプロジェクトの責任者をしています。
プロジェクトを進めるか止めるか、どこまで取り組むのか、今後の方針など、ある程度決めることができます。
2月の心臓の手術が決まった際は、３月までは仕事は抑えようと決めていて、４月以降は全力で推進する予定でした。しかし、３月に乳がんが発覚し、再び手術＋入院が決まったため、また仕事を抑える必要が出てきてしまい
病理検査の結果を聞くまでは、治療方針や休みの調整も確定しないし、どうなるかもわからないため、何とも言えないですが、病名をチームメンバーに伝えると、新たな不安の種をまくことになると思いまして・・・
上司には、以下４点を伝えました。
１．乳がんに罹患したため、再度、入院＋手術が決まった
２．組織検査の結果では、手術＋放射線治療＋服薬治療の見込み（抗がん剤は現時点では不要の見込みだが、病理検査結果による）
３．有給休暇や場合によっては傷病休暇、フレックス制度を活用して、仕事は続けたい。
４．チームメンバーなど上司以外には病名は開示せずに仕事を続けたい。（今年２回目の入院＋手術だし、病名がショッキングなので、余計な心配をかけたくないため）
上司からは、まずは体調第一、そして、治療と家族を優先せよ、という話があり、その上で、私の希望はすべてOK。会社としても上司個人としても、できるサポートは何でもするから、遠慮なく言ってくれ、そんなに体がボロボロになるまで負担をかけて申し訳なかった。反省している、とまで言ってくださいました
私、この上司の言葉を聞いて、泣きました
なんてすばらしい上司なんだと。この人の下で働けて、私は本当に恵まれていると思いました
クリニックで告知された時ですら、涙は出なかったのに、上司とのやり取りでは、だーーーーーーっと涙が。。。
優しくされるとダメね・・・
2月の手術の時は、病名など周りにも伝えていたのですが、今回は詳細の説明をせずに、『体調不良で再入院』とだけ伝えていたので、逆に心配させている節があり、ちょっと失敗したかな～と思う今日この頃
でも、病名を伝えて必要以上に心配されるのもやりにくい。。。なかなか難しいですね。。。
病気のことを誰にどこまで伝えるか①～家族～ [乳がん]
3月にいきなりの乳がんの告知。
最初はものすごく、ショックで落ち込んでいましたが、1ヶ月ほどたって、ようやく受け入れることができるようになりました。
そんな中、夫以外の近しい人にどこまで病気のことを伝えるのか？と考えるようになりました。
入院して手術するので、仕事だって結構休まないといけない、子供たちの世話もあるから、親にも相談しないといけない、、、、
まずは、両親に伝えることにしました。
①両親に乳がんになったことを伝える
今、住んでいるところから2時間ほどの距離に実家があります。毎年、3月の子供たちの春休みに帰省していたのですが、いろいろあって今年はキャンセル。でも、病気の件を伝えないといけないので、あらかじめ電話して、「話したいことがあるから週末にお邪魔する」と伝えてから、4月に帰省しました。この時点では、子供達にはまだ伝えていなかったので、実家で、子供たちがお風呂に入っている間に、両親に話をしました。
・乳がんと告知されたこと
・翌月には手術＋入院すること
・仕事もしばらく休むこと
話を聞いた両親は、「やっぱり、、話があるってわざわざ来るくらいだから、悪いニュースだと思ったよ。心臓じゃないって言ってたから、乳がんか子宮がんかとうすうす感じていたよ、、、あなたが療養している間はお母さんが子供たちのお世話をしに行くから心配しないで！安心して治療してきなさいね」と言ってくれました。
涙もろい母のことだから、泣いちゃうかな、と思っていましたが、あらかじめ、電話で、におわせていたので、少し心の準備をしてくれていたようです。年老いた両親にまた心配をかけてしまうのは心苦しいですが、泣き顔を見ないですんで少しだけほっとしました。いつも私のことを優先しして、行動してくれる両親には本当に感謝です。
②子供に乳がんになったことを伝える
私には子供が二人います。中学生と保育園児。さすがに、上の子にはきちんと話さないとな～とは思いつつ、なかなか言い出せませんでした。2月に心臓の手術で入院していたので、まずは、「お母さんは、来月あたりにもう一回入院するかもしれない」とは言えたのですが、病名は口に出せませんでした。きっと、ショックを受けるだろうから
きちんと話ができたのは、転院して手術日が決まってから。入院する2週間前です。
「お母さんは、再来週から入院をして手術をすることになりました。だから、ばあばがしばらくお世話をしに来てくれるんだけど、お父さんやばあばのお手伝いをしてね。そして、病名は、乳がんという病気です。幸いにも初期で見つかったから、心配しなくて大丈夫、今は乳がんは治る病気だし、10年後の生存率も90%以上だし、ママの職場の人が10年前に癌になったけど、今も元気に仕事してるし」と一気に言いました じっと聞いていた息子の顔がだんだん険しくなって、「えーーー！！！」って言った後、少し考えて「本当に大丈夫なの？こないだは心臓だったじゃない！心臓は大丈夫なの？？死なないよね？おっぱいなくなっちゃうの？？どの辺に病気があるの？右？左？どうやって治療するの？」といろいろと質問され、一つ一つ回答をしました。すると息子は、「そうか。。。。でも仕方がないよね、今って2人に一人が癌になる時代なんでしょ？だからママがそうなっちゃったのもしょうがないんだよね。治るんだよね？お手伝いするから何でも言って」と言ってくれました 「きっと、退院してきたら、腕があがらないし、重いものは持てないからお手伝いしてね」とお願いをしました。いろいろと質問攻めでしたが、きちんと回答することで少し不安が柔らいだようでした。。。
実は私のほうも息子から言われた「今って2人に一人が癌になる時代なんでしょ？だからママがそうなっちゃったのもしょうがないんだよね。 という言葉を聞いてちょっとだけ心がすっとしたんです。
告知依頼、「何が悪かったんだろう？」と原因を考えても、もちろん、確実にはわからずで、モヤモヤしてましたが、息子に「しょうがない」といわれたことでなんだか心が軽くなったんですよね・・・ だってもうなっちゃったものはしょうがない。過去の原因をあれこれ悩むよりも、今は全力で治そう そう思えました。
そのあとも入院するまで、「体調は大丈夫？」「何か手伝おうか？」と気にかけてくれ、自分の子供とはいえ、頼もしい存在でした。本当に、こんな病気ばかりのママで、ごめんよ～～
長くなったので、②につづく。。。
乳がん手術、退院後の体調(ホルモン療法中) [乳がん]
先週、乳がんの部分切除＋センチネルリンパ節生検を完了し、退院して自宅療養中のワーママです。
自宅でのんびりできるか？というと、やはりそうはいかず、子供たちの世話と家事があるのでやってしまいますね
手がかかる保育園児がいるため、母が泊りがけでお手伝いに来てくれているので、簡単な家事は手伝ってくれて、本当に感謝。
比較的、元気ではあるものの、やはり、手術した右側は手を伸ばすと痛いですし、ホルモン療法が始まっているので、薬の影響か疲れやすく、夕方ごろになると体力の限界で、横になったり仮眠をとりたくなります
タモキシフェンを飲み始めて7日経ちます。
もしかしたら生理が止まるかな～と思いましたが、予定の２日遅れで生理が来て、２日目は、体のだるさとひどい頭痛でダウン あまりの頭の痛さに、傷用にもらっていた痛み止め（ロキソプロフェン）に手を出す
上の子がお弁当の日だったので、朝６時半に起きて、お弁当と朝食を作り、下の子を保育園に送り出して、薬を飲んでソファに横になり、そのまま入眠。１時間後に起きたら、頭痛はよくなっていたので、安心しましたが、ちょうど、乳がんを告知された３月くらいから、頭の右後ろの下側がズキンズキンと痛むことがあります。。。今までこんな頭痛とは無縁だったので、体のどこかが痛むたびに、まさか転移じゃないよね！？ と不安になる日々 これから先はずっとこんな感じなんだろか？と心配になります。。。
手術した胸と脇の傷は、怖くてあまりちゃんと見れていません。
まだテープがついているので、シャワーで優しく洗うだけ。
退院後すぐは、マヒしていたのか、痛みはほぼ感じませんでしたが、術後４日目くらいから、傷の周りに痛みが出てきました。皮膚や筋肉が修復中なのでしょうか！？あまり無理せず、栄養と睡眠をしっかりとって、療養したいと思います。
仕事復帰まであと２週間ほどあるのですが、この疲れやすさだと、かなり心配だな～～～。
入院4日目 退院の日 [乳がん]
いよいよ、退院の朝。
早く家に帰りたい私は、この日も5時半起き
この病院での最後の朝ごはんをいただき、身支度を整え、パッキング開始。
夫は10時に迎えにくるので、それまでに会計とか全部済ませようと思い、ナースステーションに、「先にお会計してきていいですかー？」と聞いたら、「あ、これから最後の回診があると思うので、お会計は回診後にお願いしますー」と言われしまい、すごすごと病室に戻ったら、入り口で先生と鉢合わせし、すっかり帰る気満々の私を見て、先生は「あ、すっかりお元気そうでー。笑」と苦笑い😅
完全なるフライング
痛みや、傷跡のチェック、今後の生活について、ヒアリングされて、問題もないので、めでたく、帰宅許可が出ました
結局、術後すぐの点滴に痛み止めを入れてもらって以来、痛み止めは、一度も内服はしていませんが、一応、お守り代わりにロキソプロフェンを8回分と、次回外来までのタモキシフェンを日数分もらうことにしました。毎日忘れずに飲めるか、不安なので、入院中にAmazonでこちらを購入しました 最近、物忘れひどくて、、、薬を飲んだかどうか思い出せなさそうなので
看護婦さんたちにも、お礼とご挨拶をして、会計に行ったら、計算に時間がかかるから次回の外来の際にお支払いくださいと言われました。今回はいくらになるんだろう
「高額療養費」は申請していますが、ドキドキです。。。
迎えに来てくれた夫と合流して、タクシーに乗ろうと思ったら、まったく車がいなくて、結局地下鉄で帰宅。
わ～、本当に元気な癌患者だな、と自分でも思う
帰宅して、おうちで、子供たちを見てくれていた母や、子供たちと顔を合わせて、ホッとしました
入院中に長男の塾から、テストの申し込みのメールが来ていたので、さっそく息子に「テスト申し込んでおくから勉強しなさ～～～い」と言っていたら、「もう、退院してきて、さっそくいつもと同じじゃんー。もっと、やせ細って、弱々しい感じで帰ってくるのかと思ってたのに～～～（照れ笑い）」と言いつつもうれしそうな息子さん。いつもは自分の部屋にすぐに戻るのに、この日は珍しくずっとリビングで一緒に過ごしてくれました 私が動いていると「そんなに動いて大丈夫なの？痛くないの？」と聞いてくれて、それだけで、母はうれしいよ
４日間とはいえ、家を空けて、母にも来てもらい、夫も仕事を休んで子供たちの世話をしてくれて、みんなにも心配と迷惑かけたけどおかげ様で安心して入院できて家族にとっても感謝です
病理検査の結果を聞くまでは不安ですが、治療頑張って、治すぞーーー
って毎回、張り切るところがダメって家族にも今回ばかりは怒られたので、休職中は、のんびりダラダラできるよう努めます。。動いていないと逆にストレスがたまる性分。。。